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溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理剤、添加剤それ自体 (1,656) | 金属を含むもの (609)

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【課題】 転炉での脱炭精錬によって得た溶鋼を、真空脱ガス設備の大気圧よりも低い減圧下において脱炭精錬して極低炭素鋼を溶製するに当たり、減圧下での脱炭精錬を迅速に行うことができると同時に、炭素濃度の極めて低い溶鋼を溶製することのできる極低炭素鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 転炉における脱炭精錬によって得た溶鋼を、真空脱ガス設備の大気圧よりも低い減圧下において脱炭精錬して極低炭素鋼を溶製するに際し、前記真空脱ガス設備における脱炭精錬開始前の溶鋼の炭素濃度が0.02〜0.06質量%の範囲で、溶鋼の溶存酸素濃度が0.04質量%以上であり、且つ、該溶存酸素濃度と前記炭素濃度との比(溶存酸素濃度/炭素濃度)が1.34以上になるように予め溶鋼の成分を調整するとともに、真空脱ガス設備では減圧下の溶鋼に酸素ガスを供給せずに脱炭精錬する。 (もっと読む)


【課題】 鉛快削鋼などの溶鋼の連続鋳造において、モールドへ注湯する際にモールドへの浸漬ノズルがAl23の生成により閉塞することを減少するための溶製方法を提供する。
【解決手段】 連続鋳造用の溶鋼の精錬工程において、快削鋼とする機械構造溶鋼の鋼種のSi含有量を、質量%で、0.30〜0.80%とすることで、アルミナ系介在物を抑制してAl23−CaO−SiO2系の介在物として低融点化を図り、精錬最終工程のバブリングにより快削成分として必要量のPbを溶鋼中に添加して目的とする鋼種の鉛快削鋼に溶製し、連続鋳造時の浸漬ノズルの閉塞を軽減する鉛快削鋼の溶製方法である。 (もっと読む)


【課題】球状黒鉛鋳鉄用又はコンパクト・バーミキュラー鋳鉄を得るための溶融鋳鉄を溶製するにあたり、黒鉛球状化剤の添加に先だって脱硫処理を施すと共に脱酸処理をも施すことにより、黒鉛球状化剤の添加歩留まりを向上することができる溶融鋳鉄の溶製方法を提供する。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄又はコンパクト・バーミキュラー鋳鉄を得るための溶融鋳鉄の溶製方法である。鉄源原料を溶解させて得られる溶湯1に、脱硫作用と脱酸作用とを併せ持つ脱酸・脱硫剤2を添加した後、金属Mg及びMg合金のうち少なくとも一種を含む黒鉛球状化剤を添加する。これにより、脱酸・脱硫剤2を添加することで硫黄含有量及び酸素含有量が低減された溶湯1中に、黒鉛球状化剤を添加すると、黒鉛球状化剤におけるマグネシウムと硫黄との結合が抑制される共に酸素との結合も抑制される。また黒鉛球状化剤の添加時にMgの攪拌力により脱硫効率が更に助長される。 (もっと読む)


本発明は、鋼塊中の介在物サイズの微細化を図るものであり、溶鋼中に混濁する酸化物の組成をMgO主体とするに十分な量のMgを有する溶湯に調整するMg酸化物形成工程と、該Mg酸化物形成工程よりも雰囲気の真空度を減圧として、溶湯中のMg酸化物をMgと酸素に解離させ、Mg含有量をMg酸化物形成工程の50%以下とする解離工程を経る鋼塊の製造方法である。Mg酸化物形成工程において、一旦凝固させる工程を採用することが好ましい。すなわち、Mg酸化物形成工程を一次溶解とし、該一次溶解時の溶鋼中に混濁する酸化物の組成をMgO主体とするに十分な量のMgを有する溶湯に調整した後、凝固させ、解離工程を一次溶解時よりも真空度を減圧として再溶解し、Mg酸化物をMgと酸素に解離させ、Mg含有量を再溶解前の50%以下とすることが好ましい。
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【課題】被削性向上のために、高S化成分にさらにCaおよびMgを併添した鋼であって、さらに強度特性を維持するために、MnSが微細に分散して球状化され、さらに結晶粒の微細化のためにAlを含有している鋼を、ノズルを少しも閉塞することなく製造すること。
【解決手段】 所定の基本成分を含有する鋼であって、とくにSを0.02%以下に調製した溶鋼に、CaおよびMgを添加してCaO−Al−MgOの酸化物に転化制御し、あるいはさらに、Li、Na、K、Sr、Ba、La、Ce、Nd、Pr、Ti、ZrまたはHfの1種もしくは2種以上を添加してこれらの複合酸化物に転化制御したのち、所定量のSを追添し、Al:0.1%以下(0を含む。)、S:0.02〜0.2%、Ca:0.01%以下、Mg:0.01%以下を含有する鋼を溶製することを特徴とする被削性と強度特性にすぐれた機械構造用鋼の製造法。 (もっと読む)


【課題】 回転する攪拌子を有する機械式攪拌装置を用いて溶融金属を精錬するに当たり、精錬剤を効率良く溶融金属中へ添加・分散させることができ、効率良く精錬を実施することのできる精錬方法を提供する。
【解決手段】 攪拌子4を有する機械式攪拌装置を用いて溶融金属3を精錬するに際し、前記攪拌子の回転角速度を精錬処理中に周期的に変更して溶融金属を攪拌する。この場合に、前記攪拌子の回転数Rに対する角速度の変化振動数Fの比である変速振動数比F/Rを、1以上とすること、前記攪拌子の回転制御をインバーターにより行うこと、及び、前記攪拌子の回転制御を、カムを用いて機械的に行うことなどが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、溶鋼中に殆ど介在物を生成させることなく、凝固時に酸化物を微細に析出させることにより、確実に表面疵を防止した上で、加工性と成形性にも優れた極低炭素鋼板とその製造方法を提示することを目的とする。
【解決手段】溶鋼の炭素濃度を0.005質量%以下まで脱炭した後、該溶鋼にCu、NbおよびBを添加し、さらに、溶鋼中の溶存酸素濃度を0.01質量%以上、0.06質量%以下に調整した溶鋼を鋳造することを特徴とする極低炭素鋼鋳片の製造方法。また、C:0.005質量%以下、酸可溶Al:0.005質量%以下、さらに、Cu、NbおよびBを含有する鋼であって、その鋼中には直径0.5μmから30μmの微細酸化物が1000個/cm以上、1000000個/cm以下分散していることを特徴とする極低炭素鋼板。 (もっと読む)


【課題】 上蓋の設置された保持容器に収容される溶融金属に、上蓋を外すことなく且つ熱エネルギーロスを最小限に抑えて原材料を投入するこののできる投入装置を提供する。
【解決手段】 上記課題は、その上部に吊り手5を備え、その下部に原材料を吊るための回転フック6を備える外ケース2と、外ケースの内側に外ケースに対して移動可能に配置される中子3と、中子と一体的に構成される防熱板4と、を具備した原材料投入装置1であって、原材料投入装置を、吊り手を介して上蓋21の開口部に向けて下降させたとき、防熱板4が上蓋21に接触して下降を停止した後も外ケースのみ下降を継続し、これによって回転フックと中子との接触が絶たれ、中子との接触が絶たれた回転フックが原材料の重力によって回転して回転フックから原材料が外れ、回転フックから外れた原材料が溶融金属に投入されることを特徴とする原材料投入装置によって解決される。 (もっと読む)


溶融金属精錬ワイヤ(11)は、純粋なカルシウム粉体などの精錬材料からなるコア(14)を封入する金属シース(12)を含む。ここで、コア(14)はシース(12)内に流体密に封止される。対応する溶融金属精錬ワイヤ(11)を製造する方法や、精錬ワイヤ(11)を溶融金属の中へ注入することにより溶融金属を精錬する方法を開示する。
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【課題】 転炉からの出鋼時及び取鍋からタンディッシュへの溶鋼注入時に、安価で特段の設備を必要とせず、効率的にスラグの流出を防止することのできる方法を提供する。
【解決手段】 転炉1からの溶鋼5の出鋼時または取鍋からタンディッシュへの溶鋼の注入時におけるスラグの流出防止方法であって、溶鋼上のスラグ6にプラスチック7を添加してプラスチックをスラグの有する熱によって分解させ、プラスチック分解時の吸熱反応を利用してスラグを冷却し、スラグを固化させる或いはスラグの流出が妨げられるようにスラグの粘性を高める。この場合にプラスチックを、金属または金属酸化物との成形体とすることで、スラグの流出がより一層防止される。 (もっと読む)


【課題】ノズル閉塞を招くことなく鋳造できるTi含有極低炭素冷延鋼板を溶製する方法を提案する。
【解決手段】Cが0.020wt%以下で、Tiを0.010wt%以上含有する極低炭素Ti脱酸鋼を溶製するに当たり、脱炭処理後の溶鋼中に、Ti含有合金を添加して脱酸することにより、Al≦(wt%Ti)/5を満足する組成の脱酸溶鋼とし、その後、該脱酸溶鋼中にCa≧10wt%および/またはREM≧5wt%とFe,Al,SiおよびTiのうちから選ばれる1種または2種以上とを含有する介在物組成調整用合金を添加することにより、該溶鋼中の酸化物組成を、Ti酸化物:90wt%以下、CaO、REM酸化物のいずれか少なくとも1種:10wt%以上50wt%以下、Al:70wt%以下に調整する。 (もっと読む)


【課題】 大入熱溶接を施した場合でも溶接継手靭性(HAZ靭性)に優れた、590〜780MPa級の高強度厚鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】 特定成分の厚鋼板の、更に、C、Mn、Cu、Niの合計含有量を特定パラメータで制御するとともに、平均粒径が0.05〜1μmの微細Ti含有酸化物の平均個数を10000個/cm2 以上とするとともに、平均粒径2μm以上の粗大Ti含有酸化物の平均個数を2000個/cm2 以下とし、高強度な590〜780MPa級の厚鋼板の場合でも、特に靱性が低下しやすい、前記した溶融線から3〜5mm近傍の溶接熱影響部を含めて、大入熱溶接時のHAZ全域の靭性を大幅に改善する。 (もっと読む)


【課題】 還元剤のコストを高くせずにノズル詰まりの発生とパウダー巻き込みによる表面欠陥の発生を効果的に防止する。
【解決手段】 Tiが0.01〜0.8質量%、Siが0.1〜1.0質量%、Sが20ppm以下を含有する含Cr鋼の溶製において、真空下または大気圧下で、Nが150ppm以下となるように脱Nおよび脱炭処理を行った後、Siを用いた還元処理により還元処理後のスラグ塩基度(CaO/(SiO2+Al23))を1.8以上に制御する。その後、更にAlの含有量が0.02質量%以上となるようにAlを添加するとともに所定量のTiを投入し、かつ、鋳込み前の鍋中及び/又は鋳込み中のタンディッシュ内にCaSiを投入し、連続鋳造する。
【効果】 ノズル閉塞を防止し、かつ、良好な表面品質が得られる。 (もっと読む)


【課題】 連続鋳造時のノズル閉塞に対して有効で,クラスター状介在物による表面欠陥が発生しにくく,大型介在物に起因するプレス割れが生じにくい,表面性状,内質ともに良好な薄鋼板および鋳片とその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で鋼中のS:0.05%以下,REM:0.001%以上,Ca:0.0004%以下とし,内部に存在する非金属介在物の平均組成が下記の範囲にあることを特徴とする薄鋼板又は鋳片である。Ti酸化物:10%以上95%未満,REM酸化物:5%以上90%未満(うちLa23:40%未満),Al23:50%未満,CaO:5%未満,S:5%未満。さらにREM酸化物とTi酸化物の質量比(REM酸化物/Ti酸化物)が0.1以上5.0未満とする。 (もっと読む)


【課題】 伸びフランジ性と疲労特性に優れた高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】 酸可溶Al:0.005質量%以下、酸可溶Ti:0.008質量%未満、CeもしくはLaの1種または2種の合計:0.0005〜0.04質量%以上、更にNbを下記式を満足するように含有する鋼であり、
−0.25≦Nb−(93/12)×C−(93/14)×N−(93/32)×S≦0.4
その鋼中には平均の酸化物系介在物組成でCe酸化物もしくはLa酸化物の1種または2種の合計が10〜90質量%、Ti酸化物が30質量%以下、Al23が50質量%以下、SiO2が5〜60質量%の範囲の介在物を含み、10μm以上のTiNを200個/cm2以下としたことを特徴とする伸びフランジ性と疲労特性に優れた高強度熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、溶鋼中における介在物の凝集合体を極小化し鋼板中に高融点介在物を微細分散させることにより、表面疵と内部欠陥を同時に防止し、且つ浸漬ノズル、タンディッシュノズルおよび鍋ノズルの閉塞現象をも回避できる低炭素薄鋼板、低炭素鋼鋳片およびその製造方法を提示することを課題とする。
【解決手段】 低炭素鋼板中に、Ce酸化物、La酸化物とNd酸化物の合計が3質量%以上90質量%以下、Ce酸化物/La酸化物が1以上、La酸化物/Nd酸化物が2以上、Ti酸化物が95質量%以下、Al23が50質量%以下の平均組成の酸化物系介在物を含有することを特徴とする低炭素鋼板。 (もっと読む)


ハフニウム含有粒子を最大約5重量%まで含む、改善されたニッケル−クロム−鉄合金が提供される。一実施形態で、改善された耐クリープ性の鋳造可能な酸化物分散強化ニッケル−クロム−鉄合金は、ハフニウムを最大約5重量%まで含み、そのハフニウムの少なくとも一部は微細に分散された酸化粒子として存在する。改善された合金の別の実施形態は、追加として最大約15重量%までのアルミニウムを含むことができる。この合金は、例えば石油化学市場等における耐クリープ性が求められる管および鋳物の製造に特に有用である。 (もっと読む)


【課題】高強度化する油井用などの鋼管に対し、その耐食性、とくに耐SSC性および耐HIC性をより一層向上させた鋼管用鋼の提供。
【解決手段】質量%にて、C:0.2〜0.7%以下、Si:0.01〜0.8%、Mn:0.1〜1.5%、S:0.005%以下、P:0.03%以下、Al:0.0005〜0.1%、Ti:0.005〜0.8%、Ca:0.0004〜0.005%、N:0.007%以下、Cr:0.1〜1.5%、Mo:0.2〜1.0%で、さらにNb:0.005〜0.1%、Zr:0.005〜0.1、V:0.005〜0.5%およびB:0.0003〜0.005%のうちの一種以上を含有し、残部はFeおよび不純物からなる鋼であって、Ca、Al、Ti、N、OおよびSを含む非金属介在物が鋼中に存在し、その介在物中の(Ca%)/(Al%)が0.55〜1.72、かつ(Ca%)/(Ti%)が0.7〜19である鋼管用鋼。 (もっと読む)


本発明に係るコアードワイヤは、少なくとも1つの断熱層を有し、この層が、溶鋼などの溶融金属浴との接触に際して熱分解を開始する材料からなることを特徴としている。
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【課題】 介在物個数の低減と介在物サイズの微細化を安定して達成することが可能な薄板向鋼板用鋳片とその製造方法を提供すること。
【解決手段】 薄鋼板用鋳片で制約を受けるMnやSiそしてAl含有量に依存しない、介在物性欠陥の少ない鋳片とその製造方法を提供するために、C、Mn、Si、P、S、Al、Ti、Mg、N、酸素を適量含む炭素鋼溶鋼を溶製する際に、脱炭を行なった後、減圧雰囲気でC脱酸を行なって溶鋼中の酸素濃度を300ppm 以下とし、その後、Ti、Zr、またはTi、Ceの順で金属または合金として添加して脱酸し、その後必要に応じてAlを添加して介在物欠陥の少ない薄鋼板用鋳片を製造した。 (もっと読む)


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