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Fターム[4K018AD07]の内容

Fターム[4K018AD07]に分類される特許

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【課題】超硬合金に比べてWの使用量を削減でき、超硬合金の代替となり得る強度と靭性を備えた硬質材料とその製造方法、並びにその硬質材料を用いた切削工具を提供する。
【解決手段】この硬質材料は、第一硬質相(第一硬質相粒子10A)と、鉄族金属を含む結合相20とを備える。この第一硬質相は、Tiの炭化物及びTiの炭窒化物の少なくとも一方からなるコア11と、WCで構成されて、コア11を覆うシェル12とを含む。さらに、第二硬質相(第二硬質相粒子10B)として、WCを含有しても良い。WCの第一硬質相により高熱伝導率の硬質材料とできる。 (もっと読む)


【課題】高い強度、破壊靭性及び耐磨耗性を有し、別の特性を高めるためにこれらの特性の1つを有意に傷つけることのない複合材料を提供する。
【解決手段】隣接率が0.48に等しいかそれよりも小さい焼結炭化物合金分散相と、焼結炭化物合金連続相とを含んでなるハイブリッド複合材料は、連続相の硬さよりも大きい分散相の硬さを有してもよい。分散相の体積分率が50体積%未満である第一焼結炭化物合金分散相と、第二焼結炭化物合金連続相とを含んでなり、該連続相の隣接率が該複合材料における該連続相の体積分率の1.5倍に等しいかそれよりも小さい。分散される焼結炭化物合金グレードの部分的に及び/又は完全に焼結された粒を、連続する焼結炭化物合金グレードの未加工及び/又は未焼結の粒とブレンドして、ハイブリッド焼結炭化物合金複合材料を製造する。 (もっと読む)


【課題】硬度が向上しそして塑性変形に対する抵抗性が増したTiC系サーメット本体を提供する。
【解決手段】本発明は、TiC及びWCを含み、原子比Ti/Wが2〜5であり、バインダー相としてのコバルトを5〜25vol%の量でさらに含むTiC系サーメット本体に関する。サーメット本体は、周期表の第5族からの少なくとも1つの元素Mxをさらに含み、原子比Ti/Mxは4〜20であり、原子比W/Mxは1〜6である。サーメット本体はまた、Crを原子比Cr/Coが0.025〜0.14となる量において含む。サーメット本体は、溶解していないTiCコアと、(Ti,W,Mx)C合金の縁部並びに焼結の際に形成される(Ti,W,Mx)C粒子の両方を含む。本発明はまた、サーメット本体の製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】例えばすくい面から突出するチップブレーカを有する縦刃式スローアウェイチップに製造される圧粉体を、チップ本体の厚さ方向に対応する方向にパンチを離接させて成形する。
【解決手段】互いに対向して相対的に離接させられるパンチ21,22と、これらパンチ21,22の周囲を取り囲んでキャビティー23を画成するダイ24とを備えたプレス成形金型を用いて、キャビティー23に投入した原料粉末をパンチ21,22によって圧縮して圧粉体をプレス成形するに際し、ダイ24にキャビティー23の外側に向けて後退する凹部26を形成して、この凹部26にパンチ21,22によって圧縮される原料粉末を充密させることにより、圧粉体のダイ24により成形される部分に、パンチ21,22が離間する方向側に隣接する部分に対して相対的に凸となる突出部を成形する。 (もっと読む)


【課題】導電成分と耐弧成分の組成のバラツキを抑え、遮断特性を向上し得る接点材料を提供する。
【解決手段】Ag、Cuの少なくとも1種類からなる導電成分と、炭化物の耐弧成分と、必要により補助成分を添加した接離自在の一対の接点5、6を有する真空バルブに用いられる接点材料において、接点5、6を構成する接点材料は、導電成分、耐弧成分、補助成分のそれぞれの平均粒径の差が50%以内で同等であるとともに、合金中において、耐弧成分と化合していないカーボン、所謂、非金属カーボン化合物が0.05mass%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】従来よりも耐欠損性を高め、切削工具の寿命を長くすることができるサーメットを提供することを目的とする。
【解決手段】表面から内部に向って2〜200μmの厚さで、板状炭化タングステンを主成分とする炭化タングステン相と、鉄族金属を主成分とする結合相とからなる表面領域が形成され、表面領域よりも内部に、粒状炭化タングステンを主成分とする炭化タングステン相と、Ti、Wの炭化物、窒化物、炭窒化物およびこれらの相互固溶体の中から選ばれた少なくとも1種からなる硬質相と、鉄族金属を主成分とする結合相とからなる内部領域が形成されたサーメット。 (もっと読む)



超硬合金基材に結合されたPCD構造を備える多結晶ダイヤモンド(PCD)複合成形体要素であって、基材の少なくとも周辺領域が、少なくとも約0.1ミクロン、かつ、多くとも約0.7ミクロンの平均自由行程(MFP)特性および少なくとも約1.9GPaの弾性限界を有する超硬合金材料を備える、多結晶ダイヤモンド複合成形体要素。 (もっと読む)


【課題】超硬合金層とサーメット層とが積層された複合焼結体、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】原料に超硬合金層を構成する超硬粉末と、サーメット層を構成するサーメット粉末とを用意し、これらの粉末を積層した成形体を作製し、この成形体を焼結して超硬合金層12とサーメット層11とが積層された複合焼結体10を製造する。サーメット粉末には、Ti及びWを含み、有芯構造である固溶体の粉末を10質量%以上用いる。原料に、特定の組成からなる有芯構造の固溶体の粉末を利用することで、有芯構造となっていない固溶体の粉末や固溶体となっていない粉末を利用する場合と比較して、結合相との濡れ性を高められ、焼結性を向上することができる。その結果、超硬合金とサーメットとにおける焼結時の収縮挙動の差による変形を抑制して、適正な形状の複合焼結体を得易い。 (もっと読む)


【課題】 銀色の色調を有し、高級感,美的満足感および精神的安らぎが得られるとともに、硬度,靱性等の機械的特性が高く、しかも色差の小さい装飾部品用セラミックスを提供する。
【解決手段】 炭化チタン質焼結体からなる装飾部品用セラミックスであって、ジルコニアが9質量%以上30質量%以下、コバルトおよびニッケルの少なくとも1種が5質量%以上25質量%以下、クロムが1質量%以上10質量%以下、ジルコニア、コバルト、ニッケルおよびクロムの合計が50質量%未満の含有量で含まれており、クロムがコバルトまたはニッケルと固溶していることを特徴とする装飾部品用セラミックスである。 (もっと読む)


本発明は、PCD又はPCBNの層、及びPCD又はPCBNの層が中間層を介して結合された焼結炭化物基材を含む研摩インサートであって、中間層は、結合した塊の超硬質研磨粒子及び耐火性粒子を含み、超硬質研磨粒子の平均サイズは、耐火性粒子の平均サイズと同じか又は未満である研摩インサート、並びに当該インサートの製造の方法に関する。 (もっと読む)


【課題】超硬合金組成物、その製造方法を提供する。
【解決手段】各々が、第一材料を含有する硬質粒子とレニウムもしくはNiベース超合金を含む第二の異なる材料を含有する結合剤マトリックスとを含有する超硬金属組成物。2ステップ焼結法を利用して、比較的低い焼結温度にして固体相で上記超硬合金を製造し、実質的に完全に緻密化した超硬合金を生産することができる。 (もっと読む)


本発明は、マトリックス材料中に分散させた、第1の超硬質又は硬質粒子材料と、少なくとも1つの第2の超硬質又は硬質粒子材料とを含む超硬質又は硬質複合材料を提供する。第1の超硬質又は硬質粒子材料の熱膨張率は、マトリックス材料の熱膨張率よりも低く、少なくとも1つの第2の超硬質又は硬質粒子材料の熱膨張率は、マトリックス材料の熱膨張率よりも高い。 (もっと読む)


【課題】気孔率を低減させた飽和密度(full density)(訳注:現実の焼結で到達する最高密度)の焼結部材を提供する。また、先に開示された利益を有するサーメット部材の製造方法を提供する。さらに、原材料の選択により、焼結したままのTiC平均粒度を制御可能にする、サーメット部材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、窒素を基本的に含まず、バインダー相が5〜25vol%Coの量のCoであり、Ti:W原子比が2.5〜10になる量でTiCおよびWCを更に含むサーメット部材に関する。サーメット部材は、Cr:Co原子比が0.025〜0.14になる量で更にCrを含む。サーメット部材は、Ti−W−C核の生成を含まない。本発明は、サーメット部材を製造する方法にも関する。 (もっと読む)


【課題】ニアネットシェイプ成形法を効果的に実現して工数低減、製造設備、原料等に関するコスト低減および工期の短縮を図ること。
【解決手段】原料配合→混合/造粒→原料完成の手順を踏む原料調整工程を経て、CIP成形→焼結仕上の手順を踏む成形・焼結・加工工程により焼成体からなる超硬工具を製造する方法であって、前記CIP成形時に、中空円筒状のゴム製の中子11と、この中子11の半径方向外側を取り囲むように配置され、内周面に切刃成形用の切刃型15が形成された中空円筒状の金属製の外筒12とを備えたCIP用型枠1の、前記中子11と前記外筒12との間に形成された内部空間S1内に、前記原料調整工程で得られた超硬工具原料10を投入し、前記中子11の半径方向内側に形成された空間S2内に加圧された流体を導入して、前記中子11を半径方向外側に拡径させ、前記超硬工具原料10を加圧成形した後、脱型するようにした。 (もっと読む)


【課題】高価な微粒で形成された刃部を有する半径方向外側の部分と、安価な粗粒で形成された刃部を有しない半径方向内側の部分とを確実に接合することができる超硬工具の製造方法を提供すること。
【解決手段】原料配合→混合/造粒→原料完成の手順を踏む原料調整工程を経て、CIP成形→焼結仕上の手順を踏む成形・焼結・加工工程により焼成体からなる超硬工具を製造する超硬工具の製造方法であって、前記CIP成形時に、円筒形状のCIP用型枠10内に、第1の層を形成する微粒の超硬工具原料17を投入し、この微粒の超硬工具原料17を加圧成形した後、前記第1の層の半径方向内側に第2の層を形成する粗粒の超硬工具原料17を投入し、この粗粒の超硬工具原料17を加圧成形して、その後、脱型するようにした。 (もっと読む)


【課題】高強度、高靭性、高硬度を有し、サーメット製切削工具等に用いられた場合に優れた工具特性を発揮するサーメット製造用の複合粉末及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Ti系粉末と、Co及び/又はNiを含有する水溶性塩の溶液とを混合・乾燥して原料混合物を調整し、これを不活性ガス雰囲気中で熱処理して水溶性塩の熱分解処理を行い、その後還元処理を行うことにより、Ti系粉末の表面に、5〜30重量%のCo及び/又はNiの微細粒子粉末が付着する形で複合化しており、さらに、比表面積(BET値)が2.0m/g以上であり、酸素含有量が4.0重量%以下であるサーメット製造用複合粉末を得る。 (もっと読む)


本発明は、焼結超硬合金またはサーメット切削工具インサートの寸法偏差を低減する方法に関係する。この方法により、インサートが少なくとも5分間、液相線温度より高い温度で、保護雰囲気または真空で、加熱処理される。 (もっと読む)


銅またはアルミニウムなどの金属と炭化ケイ素チタンまたは炭化アルミニウムチタンセラミック材料との高密度化された複合材料は、前記セラミック材料から物体を形成し、該物体に溶融金属を浸潤させることによって調製される。前記金属は、粒界間の隙間内、およびさらには前記セラミック粒体の結晶構造内にも迅速に浸透して、複合材料を形成することができる。出発セラミック材料は、予め高密度化されていてよく、この場合、種々のタイプの勾配構造が容易に生成され得る。このプロセスは、低圧で操作することができ、そのため、これらのセラミック材料を高密度化するのに通常は用いなければならないホットプレス法を回避できる。
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本発明によるマイクロドリルの製造方法は、穴加工のためのドリル部及びモータに固定されるシャンク部を含んでドリル部及びシャンク部がお互いに異なる材質で構成されるマイクロドリルの製造方法として、一端に溝が形成されたドリル部用粉末成形体を形成する段階と、ドリル部用粉末成形体の溝に挟まれる突起が形成されたシャンク部用粉末成形体を形成する段階と、溝及び突起を挟んで合わせることで、ドリル部用粉末成形体及びシャンク部用粉末成形体を組立てる段階と、ドリル部用粉末成形体及びシャンク部用粉末成形体の組立体を同時に焼結する段階と、を含む。
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