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【課題】有機発光素子の製造装置において、長時間の蒸着においても膜厚の均一性を失うことなく高い材料利用効率を実現する。
【解決手段】電極を有する基板1上に有機化合物層を備えた有機発光素子を製造する蒸着装置において、蒸着源20と基板1の間に配置した膜厚補正板23を蒸着源20とともに基板1に対してX方向に相対的に移動させる。膜厚補正板23の開口23aが、X方向と直交するY方向に沿って開口幅が変化する太鼓形状を有することで、開口端部における蒸着材料の斜入射成分の蒸着時間を増大させて膜厚を均一化する。また、膜厚補正板23の開口23aの周縁に傾斜面23bを備えることにより、蒸発物が開口23aの周縁に付着することによる開口寸法の変化を抑制する。これにより安定して所定の膜厚分布を得ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】フィラメントと融着することなく、フィラメントを十分に固定することのできるフィラメント固定機構を提供する。
【解決手段】フィラメントの端部4ATを挟んで対向配置された第1および第2の部材20,30と、フィラメントの端部4ATと共に第1および第2の部材20,30の間に挟まれた押さえ板40と、第2の部材30を第1の部材20に締結するボルト50とを備える。第1の部材20は、ボルト50の締め付け方向と交差する方向に支柱部21から突き出した腕部22,23を有する。第2の部材30は、平板部31の両端部に立設する鉤部32,33を有する。ボルト50を締め付け方向に回転させることで、腕部22,23と鉤部32,33とが当接したのち、押さえ板40と支柱部21の接触領域21Sとによってフィラメントの端部4ATが十分強固に把持される。 (もっと読む)


【課題】高精度な蒸着処理が可能であり、かつ、安全性および量産性に優れた蒸着装置を提供する。
【解決手段】蒸着用物質20を収容する坩堝2と、被蒸着基板21を保持する基板ホルダ9と、坩堝2と被蒸着基板21との間に位置し坩堝2から被蒸着基板21へ向かう蒸着用物質20の通過を制御するシャッター5と、シャッター5によって坩堝2から遮られることのない位置に設けられ、蒸着用物質20の蒸発レートを観測する第1のモニタ6と、第1のモニタ6によって観測された蒸着用物質20の蒸発レートが蒸着用物質20の放出開始から所定時間内に目標値に達した場合にシャッター5を開状態として蒸着用物質20を透過させる一方、所定時間内に目標値に達しなかった場合には蒸着用物質20の放出を停止させる機能を有する制御回路系13とを備えた電子ビーム蒸着装置である。 (もっと読む)


【課題】有機化合物を保持する互いに種類の異なる複数個の蒸着源の内の一個、または二個を同時に開放することを可能とすると共に、複数個の蒸着源の相互間での汚染の発生を防止した真空蒸着装置を提供する。
【解決手段】真空蒸着装置100は、真空チャンバ110の底面壁上に、互いに種類の異なるそれぞれの有機蒸着材料121,131,141が保持された3個の蒸着源120,130,140が、シャッタ180を回転する回転軸181の回転中心Oに対して略等角度の配設角度θに配設され、シャッタ180が蒸着源120,130,140の配設角度θの1/2の角度単位毎に回転して、3個の蒸着源120,130,140の内の一個、または二個を同時に開放すると共に、開放された蒸着源を除く他の蒸着源を遮蔽して、基板ホルダに保持された基板上に有機化合物よりなる薄膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】成膜効率の高い成膜装置を実現する。
【解決手段】板状の反転治具57に基板Wを複数保持し、基板を保持する4枚の反転治具57を保持する基板ホルダ50を、真空チャンバー内に基板Wと蒸着源とが対向するように配置し、真空蒸着を開始する。蒸着源と対向する基板Wが成膜された場合、基板ホルダ50を90度回転させる。1面が成膜された反転治具57を、反転治具57と一体になったゼネバ581を回転させることで反転させる。全ての反転治具57の両面が成膜されるまで、真空蒸着を継続する。 (もっと読む)


【課題】放出されるプラズマ粒子の純度を高め、不純物の混入を防止し、イオン濃度の制御性を良くした薄膜形成装置とこれを用いたZnO系薄膜を提供する。
【解決手段】中空の放電管1の外側周囲を高周波コイル2で巻き回されており、高周波コイル2の端子は、高周波電源に接続されている。また、放電管1の上部には放出孔4が、下部にはガス導入孔5が形成されている。ガス導入孔5にはガス供給管12が接続され、ここから薄膜構成元素となる気体が供給される。放出孔4と所定の距離を隔てて阻止体3が、放出孔4を遮るように設けられている。薄膜形成時には、中空の放電管1内部からプラズマ粒子が放出されるが、気体元素以外の粒子が阻止体3に阻止され基板へ到達できない。 (もっと読む)


【課題】基板を保持する保持具における付着物の剥離を十分に抑制することができる積層膜形成システム、そのような積層膜形成システムで使用されるスパッタ装置、および、上記の積層膜形成システムで実行される積層膜形成方法を提供する。
【解決手段】基板上にスパッタ法によって磁性膜を形成するスパッタ装置と、この磁性膜の表面にカーボン保護膜を形成するCVD装置とを有し、基板上に磁性膜とカーボン保護膜とからなる積層膜を形成する積層膜形成システムにおいて、スパッタ装置が、磁性膜の形成に際して基板保持具220と磁性物質ターゲット230との間に位置し、基板保持具220において基板Pを囲む枠221のうち、この基板保持具220が立てられるときに基板Pの上に位置する部分を除いた部分に限って、磁性物質ターゲット230からの磁性物質を遮るシールド240を備えた。 (もっと読む)


【課題】被処理基板に対して複数の蒸着エリアで順次、蒸着を行うインライン式蒸着装置、および成膜方法において、特定の蒸着エリアで成膜される薄膜の膜厚のみを容易かつ確実に調整することのできる構成を提供すること。
【解決手段】インライン式蒸着装置100において成膜を行なった際、各蒸着エリア51〜53で被処理基板20に形成される薄膜の膜厚バランスがずれている場合、被処理基板20の搬送速度、および坩堝45での蒸着材料の加熱温度は変更せずに、蒸気流供給量制御用シャッタ11、12、13のスリット状開口部14の幅寸法を調整する。 (もっと読む)


【課題】複雑な外形を有する加工物の全面に所望通りに被覆材料を付着させる装置を提供する。
【解決手段】加工物に真空めっきを施す装置10は、被覆材料を内包し、高温かつ準大気圧で作用しうるめっきチャンバと;めっきチャンバ内および被覆材料上に電子ビームを照射し、被覆材料を溶解させ溶融被覆材料を気化させるよう作用しうる電子ビーム銃と;めっきチャンバ14内における加工物12の支持および操作を行う機構34とを含む。支持機構34は、加工物を保持する結合装置58と;加工物の全方向の移動を可能にする継手と;結合装置58と継手とを接続する中間部材と;加工物を所定の垂直面66内において移動させる装置とをさらに含む。支持機構34は、中間部材に接続し加工物を所定の水平面において移動させる装置92を含みうる。 (もっと読む)


【課題】プラズマCVDによる成膜と、蒸発源を用いる成膜とを、成膜空間を大気圧に開放することなく、連続して行うことのできる成膜装置を提供する。
【解決手段】蒸発材料8aが充填される坩堝8bの開口には、開閉可能な遮蔽部材8cが配置され、遮蔽部材8cは、プラズマ源2の陽極を兼用する。これにより、プラズマCVD工程では、陽極を兼用する遮蔽部材8cによって蒸発材料8aを遮蔽することができるため、蒸発材料8aに膜が付着しない。また、遮蔽部材8cを陽極とすることにより、遮蔽部材8cがプラズマの放電に影響を与えない。また、遮蔽部材8cを開放し、蒸発材料8aを蒸発させて蒸着工程を行うことができる。遮蔽部材8cがプラズマ5aで加熱されるため、遮蔽部材8cの内側に付着する蒸発物を蒸発させて除去することも可能である。 (もっと読む)


【課題】セルシャッタに蒸着材料が分厚く堆積することを防止することにより、セルシャッタからの蒸着材料の剥離を防止することのできる蒸着装置を提供すること。
【解決手段】真空蒸着装置100は、蒸着材料の蒸気流を放出する開口部12aを備えた蒸着源12と、開口部12aを上方で覆って蒸気流の被処理基板20への供給を停止する遮断面154を備えたセルシャッタ15と、セルシャッタ15が開口部12aを開閉するようにセルシャッタ15を駆動するセルシャッタ駆動装置とを有している。シャッタ板153は、下方に向けて開口する半球状に形成され、遮断面154は、被処理基板20側に向けて凹む凹球面になっている。従って、同一体積の蒸着材料が堆積した場合でも、遮断面154への蒸着材料の堆積層17の厚さが薄く、堆積層17が剥離しにくい。 (もっと読む)


【課題】被処理基板以外に堆積する蒸着材料を減らすとともに、被処理基板以外に堆積した蒸着材料を容易に回収、再利用することのできる蒸着装置および蒸着方法を提供すること。
【解決手段】真空蒸着装置100では、蒸着源12における蒸気出口12aの開口方向の周りを囲む遮断壁171、およびこの遮断壁171において蒸気出口12aと対向する位置で開口する貫通穴からなる蒸気流放出口170を備えた蒸着材料回収具17を蒸気出口12aを覆うように配置した状態で蒸着を行う。遮断壁171の内面は凹球面になっており、その天頂部に蒸気流放出口170が形成されている。真空蒸着後、蒸着材料回収具17を蒸着室11から外部に取り出して、遮断壁171に堆積している蒸着材料を回収し、再利用する。 (もっと読む)


【課題】基板の成膜処理により成膜される付着膜を容易に剥離・除去することができる成膜装置用部品、成膜装置、成膜装置用部品の製造方法、成膜装置用部品の再生方法を提案する。
【解決手段】基板P類への成膜処理中に不要な付着膜30が成膜される成膜装置用部品20は、成膜装置用部品本体21と、成膜装置用部品本体21の表面に形成されて付着膜30と共に剥離可能な保護膜22と、を有する。保護膜22は、ジメチルシリコーン重合膜である。成膜装置用部品としては、例えば、防着板20がある。 (もっと読む)


【課題】1回の蒸着工程により、被成膜領域毎に異なる膜厚の薄膜を形成することのできる蒸着用マスク、マスク蒸着法、および有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】素子基板2に蒸着用マスク31を重ねて蒸着を行い、素子基板2において、蒸着用マスク31に形成されているマスク開口部32に対応する領域に薄膜を形成する。その際、マスク開口部32(R)、32(G)、32(B)では、出側開口322の面積に対する入側開口321の面積の比率を相違させてあるので、1回の蒸着工程を行なうだけで、比率が大きいマスク開口部32(R)に対応する領域には膜厚の厚い電子注入輸送層7を形成でき、比率が小さいマスク開口部32(B)に対応する領域には膜厚の薄い電子注入輸送層7を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】装置の大型化を抑制しつつ、フィルム走行方向に沿って連続成膜が可能なステッピングロール方式の成膜装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る成膜装置(巻取式プラズマCVD装置)20は、成膜部21と、成膜部21にフィルムFを供給する巻出しローラ22と、成膜部21で成膜したフィルムを巻き取る巻取りローラ23とを備えたステッピングロール方式の成膜装置であって、成膜部21は、フィルム走行方向に関して直列的に配置された複数の成膜室24A,24Bからなり、各成膜室の間には、当該成膜室で成膜されるフィルム長の自然数倍に相当する長さのフィルムを待機させる予備室25が設けられている。これにより、成膜室24A,24Bの設置間隔が任意に設定できるようになり、装置の大型化抑制と設計自由度の向上を図れるようになるとともに、製品の使用効率の向上を図ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】蒸着マスクを介して被処理基板に成膜する際にスプラッシュが発生した場合でも、粒子状欠陥のない薄膜を成膜することのでき、かつ、マスク開口部に目詰まりの発生しないマスク蒸着法、有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法、およびマスク蒸着装置を提供する。
【解決手段】被処理基板20に対する成膜パターンに対応するマスク開口部310が形成された蒸着用マスク31を被処理基板20の被成膜面側に重ね、蒸着源12の側から供給された成膜材料流をマスク開口部310を介して被成膜面に供給する。その際、蒸着用マスク31と蒸着源12との間には、成膜材料流が通過可能かつマスク開口部310より開口幅の狭いフィルタ開口部410を備えたスプラッシュ粒子捕捉用フィルタ41を配置する。 (もっと読む)


【課題】特に凹曲面状の被成膜面を有する被成膜体に対して、異なる形状や寸法のものが混載されていても均一な膜厚の薄膜が形成されるように制御することが可能な成膜制御装置を提供する。
【解決手段】被成膜体Wの凹曲面状をなす被成膜面Waへの成膜を制御する成膜制御装置16であって、被成膜面Waがなす凹曲面の底部と開口部の中央部とを結ぶ中心線Cに沿って延びるように配設される軸部材17と、この軸部材17の外周に突出するように設けられて、被成膜体Wに対して着脱自在かつ中心線C方向の位置が調整可能とされる制御部材19とを備える。 (もっと読む)


【課題】蒸発により飛散した物質がポールピース上に堆積していくのを防止するとともに、真空チャンバ内、特にポールピースの周囲に余分な残骸物を残しておくような状況をつくり出さないことの可能な真空蒸着装置を提供する。
【解決手段】ポールピース51を蒸発により飛散した物質から遮蔽するポールピースカバー15と、該ポールピースカバー15を所定の支点を中心として回転駆動し及び並進駆動する駆動手段を備える。そして、前記ポールピースカバー15を被打撃体20の被打撃面に所定回数衝突させて、当該ポールピースカバー15に付着した物質を該ポールピースカバー15から剥落させるように、前記駆動手段を駆動制御する制御手段を備える。 (もっと読む)


【課題】被成膜体の形状や寸法に応じた最適な傾斜角度に自転軸線を設定することができ、しかも個々の自転ドームにモーター等の駆動手段を要したりすることのない真空成膜装置を提供する。
【解決手段】真空容器1内に収容された被成膜体Wを回転機構によって回転させながら、成膜物質の発生機構5により薄膜を形成する真空成膜装置であって、回転機構においては、公転軸線O回りに回転される公転ドーム6に、公転軸線Oに対して傾斜した自転軸線P回りに回転される自転ドーム7が取り付けられて被成膜体Wが取り付けられ、この自転ドーム7は、その自転軸線Pの公転軸線Oに対する傾斜角度と、その公転ドーム6に対する位置との少なくとも一方が調整可能とされるとともに、公転ドーム6の回転による回転力が可撓性を有する伝達部材14を介して伝達させられて回転させられる。 (もっと読む)


【課題】シャッター板の蒸着源側の面に堆積した蒸着材料を、自己清掃機能を設けることにより除去することを可能とし、シャッター板の蒸着源側の面に堆積した蒸着材料を再利用することで、蒸着材料の使用効率を高めることが可能な蒸着装置を提供することを目的とする。
【解決手段】シャッター板の蒸着源側の面が隆起したシャッター板と、シャッター板の被蒸着物側に設置したヒーターとを有する蒸着装置を用いて、シャッター板に付着した蒸着材料を加熱により融解し、シャッター板の隆起した凸部に集めることで、蒸着源に落とし込んで回収する。 (もっと読む)


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