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Fターム[4K030LA23]の内容

CVD (106,390) | 膜特性、用途 (8,967) | 用途 (7,779) | 摺動部材 (130)

Fターム[4K030LA23]に分類される特許

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【課題】剥離耐性等に優れた保護膜を有する耐磨耗性部材を提供する。
【解決手段】支持体上の平坦面に被膜形成部材を保持して該部材の非保持面に保護膜を形成するプラズマCVD法において、前記平坦面による前記被膜形成部材の保持を、前記平坦面表面に形成された粘着層を用いて行うこととする。 (もっと読む)


【課題】密封式油圧ダンパのダイヤフラムゴム膜の放熱性を改良したガスバリヤ構造およびその作製方法を提供する。
【解決手段】密封式油圧ダンパのダイヤフラムを構成するゴム膜10のガスバリヤ構造であって、上記ゴム膜10の表面に形成されたアルミニウム薄膜14と、該アルミニウム薄膜14上に形成されたフレキシブルDLC膜18とを備え、上記アルミニウム薄膜14と上記フレキシブルDLC膜18とが両者間に介在するアルミニウム・シリコン共晶層16により相互に接合されていることを特徴とするガスバリヤ構造。 (もっと読む)


【課題】生産コストを低くできるプラズマ処理装置及び基材の表面処理方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るプラズマ処理装置は、チャンバー1と、前記チャンバー内に配置され、基材2を保持する基材ホルダー3と、前記チャンバー1に繋げられ、前記チャンバー内に処理ガスを導入するガス導入経路と、前記チャンバー内に50〜500kHzの高周波出力を供給する高周波電源4と、を具備し、前記高周波電源4から供給された高周波出力により前記チャンバー内に前記処理ガスのプラズマを発生させて前記基材2にプラズマ処理を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】基材の表面に、珪素を含有したダイヤモンドライクカーボン膜を形成するに際して、耐摩耗性等の摺動特性はもとより、耐食性をも好適に確保することができる摺動部材の表面処理方法、摺動部材、メカニカルキー及び携帯機を提供する。
【解決手段】摺動部材10の表面には、次工程で積層されるDLC−Si膜13との密着性を確保するための窒化層12aを形成し、その後、当該窒化層12aの表面にDLC−Si膜13をプラズマCVDにより形成するようにした。そして、そのときの処理温度を350℃〜430℃とした。このため、耐食性を確保する上で障害となる化合物であるクロム、窒素及び炭素の複合化合物の形成が抑制される。この複合化合物が形成されることにより、耐食性が著しく低下することが一般に知られている。したがって、低摩擦性及び耐摩耗性等の摺動特性はもとより、耐食性をも好適に確保することができる。 (もっと読む)


【課題】比較的低温度によりダイヤモンドライクカーボン(DLC)皮膜を形成することで、基材強度の低下を抑制することができ、更に、基材へのDLC皮膜の成膜法を工夫することにより、疲労強度を高め、かつ皮膜密着性、摩擦摩耗特性を良好にする。
【解決手段】アルミニウム、マグネシウム又はチタンの各合金等から成る基材1の表面に中間層2と、中間層2の表面に積層3を成膜形成したDLC積層皮膜部材であって、積層3は、DLC皮膜4と、金属を含有した金属含有DLC皮膜5とを交互に重ねた構造にする。 (もっと読む)


既にコーティングされていてもよい金属表面に、多層耐摩耗性コーティングを適用する方法において、該コーティングは少なくとも2つの耐摩耗性層(5)及び各対の耐摩耗性層(5)の間に配置されている中間層(10)を含む。該中間層(10)は、耐摩耗性層(5)の材料及び追加材料を含有する材料組成物を含み、しかも該中間層(10)の第1遷移領域(a)上で耐摩耗性層(5)の材料の減少していく含有量で、そして第2遷移領域(b)上で耐摩耗性層(5)の材料の増大していく含有量で適用され、中間層(10)においての耐摩耗性層(5)の材料の含有量はあらゆる点で少なくとも5重量%であるように選ばれる。
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本発明は、金属基板への気相における化学的蒸着による、炭化クロム、チッ化クロム、または炭チッ化クロムあるいは化学的特性がクロムの化学的特性に近い金属元素を基材とする非酸化物セラミックタイプの被覆の蒸着方法であって、主として、a) ビス(アレン)群に属し分解温度が300℃から550℃の間に含まれる、蒸着すべき金属の前駆分子化合物であって酸素原子のない溶媒に溶解された化合物を含む溶液を用意するステップと、b) エアロゾルの形態の前記前駆体溶液を、溶媒の沸騰温度と前駆体の分解温度との間に含まれる温度に熱せられた蒸発装置(3)内に投入するステップと、c)蒸発装置(3)およびCVD反応装置(10)に大気圧がかかっている状態で、蒸発装置(3)の中性ガス束により、前駆体および気化エアロゾルを、被覆すべき基板を支持し前駆体の分解温度より高い温度であって最高でも550℃までの温度に熱せされたサセプタ(13)を備える冷壁CVD反応装置(10)側に移動させるステップとを含むことを特徴とする方法を対象とする。 (もっと読む)


【課題】焼入れ及び焼戻しを含む鉄含有金属材料の表面改質方法において、炭素質被膜を強固に且つ効率よく密着させる。
【解決手段】鉄含有金属材料に、焼入れ工程前に、焼入れ温度±200℃の範囲において、炭化水素含有ガスを用いる化学蒸着法により炭素質被膜を形成し、その後に焼入れ・焼戻しを施し、必要により、焼戻し前、中、又は後に、(焼戻し温度−300℃)〜(焼戻し温度+100℃)の範囲において、炭化水素含有ガスを用いる化学蒸着法によりさらに第2段の炭素質被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】簡便かつ廉価なプロセスで設けられる中間層により、基材との密着性に優れると共に耐剥離性、耐摩耗性および低摩擦性に優れた炭素膜を工業的に有利に製造できる方法を提供する。
【解決手段】金属基材側ほど金属成分濃度が高く、炭素膜側ほど非金属成分濃度が高くなるような濃度勾配を有する中間層を介して、金属基材上に設けられた炭素膜の製造方法において、該中間層を物理的気相成長法と化学的気相成長法との組み合わせにより調製する。 (もっと読む)


【課題】低摩擦特性を持ち耐摩耗性や耐剥離性に優れる硬質膜の被覆方法とこのような硬質膜の被覆部材を提供する。
【解決手段】基材1の表面に粗面化処理を行い、該粗面にDLC膜2のコーティングを施し、該DLC膜2を研磨する。基材1の表面を粗くすることで、DLC膜2と基材1との接触面積が増大して耐剥離性が増し、更にDLC膜2を研磨することで、低摩擦特性を持つ硬質膜が得られる。また、基材1の表面にダイヤモンド膜をコーティングした後、該ダイヤモンド膜の表面を研磨してからダイヤモンド膜の表面にDLC膜2をコーティングし、該DLC膜2の表面を研磨しても、高強度で耐剥離性と低摩擦特性を持つ硬質膜が得られる。 (もっと読む)


【課題】例えばカムに代表される内燃機関に用いられる部品の耐磨耗特性を向上させる。
【解決手段】表面保護膜としてDCL薄膜を含んだ膜を用い、該DLC薄膜を部品の表面側に形成される第一DLC層と、該第一のDLC層の表面上に形成されて前記他の部品との当接面を構成する第二のDLC層からなるものとし、第一のDLC層の厚さが前記第二のDLC層の厚さよりも厚いこととする。 (もっと読む)


オーブン、炉等(CVI/CVDオーブン等)へ、更に具体的には、オーブン内側の反応室(16)へ、ガスを供給するためのパイプ(12)であって、パイプの外側で半径方向に伸長しかつパイプに沿った実質的気密な通路を形成する気密管状封止装置を有する。前記管状封止装置は、好適には、軸方向かつ/または横切る方向において少なくとも一部が可撓性であって、反応室内の場所とオーブンへガス供給パイプが侵入する場所間の位置決めの欠陥(例えば非対称の熱膨張/収縮による欠陥)に対応する。 (もっと読む)


【課題】 表面保護膜として各種用途に有用な表面エネルギーが低く、離型性、摺動性に優れ、かつ硬度の高いダイヤモンドライクカーボン薄膜を大面積に均一な膜厚で効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】 フッ素化炭化水素化合物を含むガスを、イオン化電流によりプラズマ化し、それにより生じた各イオンを、被成膜部材上に吸引衝突、付着させて、フッ素化ダイヤモンドライクカーボン薄膜を形成させることを特徴とするフッ素化ダイヤモンドライクカーボン薄膜の製造方法である。 (もっと読む)


本発明は、一つの反復単位が、炭素、ケイ素および水素を主成分とする2〜100層(A、B)からなる1〜1000の反復単位と、任意に機能性表面層(FSL)を含む、低摩耗率かつ低摩擦係数の耐食性薄膜多層構造体に係わる。本発明は、そのような薄膜多層構造体を含む構成要素、およびそのような薄膜多層構造体を堆積する方法にも係わる。
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【課題】 不安定な陽極グローの発生によって、真空槽内の構成要素が損傷したり、被膜の品質が不安定になったりするのを、防止する。
【解決手段】 この発明に係るプラズマCVD装置10によれば、真空槽10内に適宜のガスが導入された状態で、被処理物であるパイプ20,20,…に接地電位を基準とする非対称パルス電力Wpが供給されると、真空槽10内にプラズマが発生する。このとき、接地電位に接続された真空槽10が陽極として作用するため、当該真空槽10内に陽極グローが発生する。ただし、真空槽10内には、当該真空槽10よりも高電位とされた高融点金属製の補助アノード40が設けられているので、陽極グローはこの補助アノード40に集中する。つまり、陽極グローの発生位置が、補助アノード40に固定される。これによって、陽極グローが安定化され、当該陽極グローによる影響が排除される。 (もっと読む)


【課題】シリンダ内周面との摺動において初期に焼付の発生がなく、長時間にわたってシリンダ内周面との間で低フリクションを実現できるピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリング1は外周摺動面にダイヤモンドライクカーボン皮膜2を有し、更にその皮膜上にSi、Cr、Ti、Zr、V、W及びBの群から選ばれた1種又は2種以上の元素の窒化物からなる皮膜3を有する。窒化物皮膜3は窒化物形成元素単体を含む場合や酸素又は炭素が固溶されている場合もある。ダイヤモンドライクカーボン皮膜2と窒化物皮膜3との間に、Si、Cr、Ti、Zr、V、W、B及びNbの群から選ばれた元素からなる単体皮膜を形成することもある。 (もっと読む)


【課題】耐アルミ凝着性や耐スカッフ性、耐摩耗性を向上することができ、その効果が長期にわたり保持することが可能なピストンリングを提供する。
【解決手段】Si,Cr,Tiの群から選ばれた1種又は2種以上の元素を0.5原子%以上5.0原子%未満含有し、且つ、前記硬質炭素皮膜中に分散された前記元素の金属又はその炭化物の最大粒径が10nm以下の硬質炭素皮膜をピストンリング上下側面の少なくとも一方の側面に形成することで、優れた耐アルミ凝着性を備え、さらに硬質炭素皮膜の機械的強度が向上して耐摩耗性やカケ等の皮膜欠陥の発生を防止し、摺動中に欠落した粒子によるアルミ合金製ピストン溝のアブレッシブ摩耗を防止し、長期間にわたり耐アルミ凝着性を維持する。 (もっと読む)


【課題】コストと複雑性を最小限に押さえた上で急速に且つ均一に多孔質構造物を緻密化するCVI/CVD法およびその方法を実行するための装置を提案する。
【解決手段】多孔質構造物22の第1部分が多孔質構造物の第2部分よりも大きな圧力に掛けられ、さらにその第1部分が第2部分よりも大きな嵩密度増量を有する圧力勾配CVI/CVD法を用いて、多孔質構造物の内部に第1マトリックスを析出させることによってCVI/CVD加熱炉の内部において多孔質構造物を部分的に緻密化すること、そして、その第2部分が第1部分よりも大きな嵩密度増量を有する少なくとも1つの付加的緻密化工程を用いることによって、多孔質構造物の内部に第2マトリックスを析出することによって多孔質構造物を引き続いて緻密化する、という工程を有するCVI/CVD法。 (もっと読む)


【課題】 水分の存在下でも劣化しない高温酸化耐性を示すBN/Si34多層コーティングの形成方法およびその装置を提供する。
【解決手段】 炭化ケイ素繊維が織り込まれた織物の複数の層から形成されたプリフォームなどの基材17が反応室15内に配置され、窒素雰囲気中で加熱される。窒素はチューブ102を経て反応室15に入り、続いてハロゲン化ホウ素前駆体が通流される。その後ハロゲン化ホウ素前駆体の流れが停止され、アンモニアおよび窒素がチューブ102,106を経て供給される。所定の時間が経過した後、ハロゲン化ケイ素前駆体が反応室15へと通流されて基材17上に所望の厚さのBN/Si34コーティングが形成される。この工程を複数回繰り返すことにより、基材17上に改良された機械的特性や化学的特性をもつBN/Si34の多層コーティングが形成される。 (もっと読む)


【課題】高面圧に耐えると共に、耐摩耗性に優れ、摩擦係数が小さく、優れた摺動特性を長期に亘って発揮することができる摺動部材を安価に提供する。
【解決手段】摺動部材を構成する基材表面における少なくとも相手部材との摺接面に、望ましくは窒化層、浸硫層を介して、カーボンナノコイル、カーボンナノチューブ及びカーボンナノフィラメントから成る群から選ばれる少なくとも1種のナノカーボン類を含む炭素膜を被覆する。 (もっと読む)


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