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Fターム[4K031AB03]の内容

溶射又は鋳込みによる被覆 (8,522) | 溶射被膜 (1,526) | 層の数 (730) | 二層 (206)

Fターム[4K031AB03]に分類される特許

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【課題】 ターボ機械のブレードやベーンなどにおける、砂塵に関連した疲労に耐久できるように設計されたサーマルバリアコーティングを提供する。
【解決手段】 ターボ機械の物品をコーティングする方法が、物品に任意選択的にボンディングコート層を適用し(ステップ10)、物品にセラミックベースの化合物層を適用し(ステップ12)、この上に保護層を形成するように少なくとも一つの不活性化合物を適用し(ステップ14)、任意選択的にコーティングされた物品を硬化処理し(ステップ16)、任意選択的にこの物品を乾燥させる(ステップ18)ステップを備える。本発明のコーティング組成により、ターボ機械の運転時に砂塵が浸入してコーティング表面に溶融付着しても、この溶融砂粒のうち少なくとも一つの成分と反応して新たにシーラント層を形成し、磨耗や破損から物品を効果的に保護する。 (もっと読む)


【課題】エロージョンが発生した場合に耐食皮膜の除去範囲を最小限にとどめて部分的に補修することができるタービン翼の補修方法及びタービン翼を提供する。
【解決手段】蒸気タービンのタービン翼の耐食皮膜11でコーティングした部分にエロージョン12が発生した場合のタービン翼の補修方法において、エロージョン発生部位13の耐食皮膜11を除去する工程と、タービン翼の母材10のエロージョン発生部位13を除去する工程と、タービン翼の母材10の形状を復元する工程と、既存の耐食皮膜11aの新たな耐食皮膜27との接合面に母材10よりも硬質な材質のボンディングコート26を製膜する工程と、母材10の復元部分15に新たな耐食皮膜27を溶射して製膜するとともにボンディングコート26を介して既存の耐食皮膜11aと新たな耐食皮膜27とを接合する工程とを実施する。 (もっと読む)


【課題】 耐久性及び空力性能の向上したガスタービンエンジン用ノズルセグメント及びその製造方法の提供。
【解決手段】 本発明の方法では、一対のプラットフォーム(14,16)の間でそれらを連結する1以上の静翼(12)を備えるノズルセグメント(10)を製造する。ノズルセグメント(10)はγ′強化ニッケル基超合金から鋳造され、その表面に、MCrAlX型皮膜材料からなる耐環境性皮膜(22)を溶射する。耐環境性皮膜(22)の表面を、皮膜(22)の表面仕上げがRa2.0μm未満となるように加工する。ノズルセグメント(10)に冷却孔を穿孔した後、ノズルセグメント(10)のの平滑化表面の上に、Ra2.0μm未満の表面仕上げを有する最外表面が維持されるように耐酸化性皮膜(24)を施工する。 (もっと読む)


【課題】 ハロゲン化合物を含む環境などの腐食作用による損傷が少なく、かつ、その腐食生成物が環境汚染原因となって、半導体加工装置の品質低下、生産コストの増大を招くことのない各種半導体装置用溶射皮膜被覆部材を得る。
【解決手段】 基材の表面に形成したAl23、Y23またはAl23−Y23複酸化物などからなる溶射皮膜の表面を、電子ビーム照射処理によって、パーティクル等の付着、堆積特性に優れ、その再飛散を有効に防止できる耐プラズマエロージョン性に優れた部材とその製造方法。 (もっと読む)


【課題】ハロゲン化合物を含む環境などの腐食作用による損傷が少なく、かつ、その腐食生成物が環境汚染原因となって、半導体加工装置の品質低下、生産コストの増大を招くことのない各種半導体装置用溶射皮膜被覆部材を得る。
【解決手段】基材の表面に形成したAl23、Y23またはAl23−Y23複酸化物などからなる溶射皮膜の表面を、電子ビーム照射処理によって、パーティクル等の付着、堆積特性に優れ、その再飛散を有効に防止できる耐プラズマエロージョン性に優れた部材とその製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐プラズマエロージョン性等に優れるプラズマ処理容器内部材と、その有利な製造方法とを提案する。
【解決手段】プラズマ使用環境におけるハロゲンガス雰囲気下での化学的腐食による損傷ならびにプラズマエロージョンによる損傷の両方に対する大きな抵抗力が求められる基材の表面が、純度:95mass%以上の高純度Y溶射皮膜によって被覆されているプラズマ処理容器内部品。 (もっと読む)


【課題】耐プラズマエロージョン性に優れるプラズマ処理容器内用高純度溶射皮膜被覆部材を提供する。
【解決手段】基材の表面に直接、または金属溶射皮膜からなるアンダーコートを介し、Arガスの気圧が50〜200hPaの減圧下での溶射によって、純度:95amss%以上のYからなる減圧プラズマ溶射皮膜を被覆形成してなるプラズマ処理容器内用高純度溶射皮膜被覆部材と、この部材の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、ジルコニア系成分、例えば、イットリア安定化ジルコニア、及び(アルミナ+シリカ)系成分、例えば、ムライトを含むセラミック粉末に関する。このセラミック粉末は、溶射装置で堆積することにより、同じ組成を有する耐熱衝撃性被覆を形成するのに有用である。本発明は、ガスタービンエンジンの熱的環境のような高温環境に曝される部品を保護するのに適した熱障壁被覆組織にも関する。本発明は、更に、自立した固体セラミック物品を形成することにも関する。 (もっと読む)


【課題】耐プラズマエロージョン性に優れるプラズマ処理容器内複合膜被覆部材と、その製造方法とを提案する。
【解決手段】基材の表面に、金属皮膜のアンダーコートと、その上に形成されたAlまたはAlとYとの混合物からなる中間層を介在させてから、その上にトップコートとして形成されるY溶射皮膜を設けてなる複合皮膜によって被覆されているプラズマ処理容器内複合膜被覆部材とその製造。 (もっと読む)


【課題】 腐食作用による損傷が少なく、かつ、その腐食生成物が環境汚染原因となって、半導体加工装置の品質低下、生産コストの増大を招くことのないプラズマ処理装置用部材を得る。
【解決手段】 プラズマ処理装置用部材の表面に、Al23、Y23またはAl23−Y23複酸化物からなる溶射皮膜を、平均粗さRa3.30〜28.0μm、かつスキューネス値(Rsk)を正の値を示すような表面形状とすることによって、パーティクル等の付着、堆積特性に優れ、かつ再飛散防止特性に優れる他、耐プラズマエロージョン性に優れた部材とその製造方法。 (もっと読む)


【課題】 この発明は、防汚皮膜を形成する金属溶射法において、溶射作業性が良好であり、なおかつ、防汚性能が非常に優れている方法を提供するとともに、異種金属腐食を防ぐ処理を簡便、安価そして環境対策も同時に実現できる方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 基材に粗面形成材を塗布し、アーク式溶射機を用いて、ボンディング材料として、錫または錫合金の溶射を行い、重ねて銅または銅合金溶射を行えば、溶射作業性が良好であり、なおかつ、防汚性能が非常に優れた防汚皮膜が得られる。さらに、下地に絶縁塗装を行ってから粗面形成材を塗布することにより、鋼材等と電位が大きく異なる錫合金や銅合金との間に起こる異種金属腐食を防ぐことも可能となる。安全性の高い錫と銅を使用することにより環境対策も実現できる。 (もっと読む)


【課題】セラミックコーティングの質を向上させるため、コーティング内部に垂直方向の微細亀裂を増加させる。
【解決手段】蒸着されたボンディングコート層30と、セラミックコーティング層36を備えた基体34が矢印40の方向へ移動するに従い、熱源42が低温度勾配エリア50の表面温度を上昇させて表面加熱エリア52を形成し、この表面を膨張させて亀裂を閉じるように働く温度勾配を誘導する。蒸着装置44が新たにセラミックコーティング層38を蒸着した後、基体34が引き続き矢印40の方向へ移動して熱源42と蒸着装置44から離れるに従い、コーティング層30,36,38は冷却され始め、収縮する。新たなコーティング層38と、既存のコーティング層30,36との温度が平衡に達するに従い、引張応力を解放するように表面に向かって垂直方向に亀裂が伸張する。 (もっと読む)


【課題】適用場面等に応じて所望の性質を有する溶射皮膜を容易に且つ安定して形成することが可能な溶射方法を提供する。
【解決手段】本発明により、気体を供給しながら溶射材を加熱溶融し、同溶融した溶射材を被溶射物に吹き付けて、前記被溶射物表面に溶射皮膜を形成する溶射方法であって、前記供給する気体の酸素濃度を調節すること、前記溶射皮膜として、前記酸素濃度を高めて酸化物の形成を促進した酸化層と、前記酸素濃度を下げて酸化物の形成を抑制した還元層とを、それぞれ所定の厚さでしかも任意の順番で層状に形成することを特徴とする溶射方法が提供される。
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本発明は、高温(700〜900℃)環境で無給油状態で高速作動する回転軸等の作動体が、ベアリングとの接触による摩擦、発熱及び摩耗に対して十分耐えることができるように、作動体にコーティングされる耐熱、耐摩耗、低摩擦特性を有するコーティング剤に関する。本発明のコーティング剤は、酸化クロム(Cr23)20〜40重量%、結合剤40〜60重量%、二硫化タングステン(WS2)10〜20重量%、及び銀(Ag)10〜20重量%を含む。結合剤は、ニッケル(Ni)60〜80重量%とクロム(Cr)20〜40重量%を含む。
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本発明は鉄ベース材料からなるシリンダースリーブを被覆する方法に関する。第1層および亜鉛合金からなる第2層を、サーモスプレー法を使用して外部表面に吹き付ける。第1層に合金されたまたは合金されていない銅を使用し、第2層に亜鉛−アルミニウム合金を使用することによりシリンダースリーブと、シリンダースリーブが注入されているシリンダークランク室の良好な金属接合が生じる。 (もっと読む)


【課題】 高い耐酸化性かつ高い遮熱性を備えることによって、作動温度を上げ、機器の性能と信頼性を向上させる遮熱コーティング、並びにこのような遮熱コーティングを施したガスタービン高温部品及びガスタービンを提供する。
【解決手段】 耐熱合金母材上に低圧プラズマ溶射によってMCrAlY皮膜を形成し、さらに該MCrAlY皮膜の表面上に、電子ビーム物理蒸着により1〜30μmの緻密なMCrAlY皮膜を形成した後、表面粗さ加工を行い、大気圧プラズマ溶射により、又は電子ビーム物理蒸着により部分安定化ジルコニアトップコートを成膜することとした。 (もっと読む)


【課題】2個の部材が互いに摺動し合う構成の摺動部材において低フリクション化及び良好な耐摩耗性を実現すること。
【解決手段】一方の部材10には、他方の部材20との摺動面に、二硫化タングステンを7〜27重量%含有する酸化クロム皮膜12を形成し、他方の部材20には、一方の部材10との摺動面にダイヤモンドライクカーボン皮膜22を形成する。 (もっと読む)


【課題】非金属製部材の表面積を拡大して、グロー放電処理によって発生する微細な粒子を堆積しやすくして、再飛散による被処理体表面の汚損を防止する。
【解決手段】非金属製部材の表面に直に、酸化物系セラミックス質を溶射法によって皮膜を形成し、溶射皮膜特有の粗い表面を利用してグロー放電現象によって発生した微細な粒子を多量に堆積させるととともに、その再飛散を防止する。また、有彩色の酸化物系セラミックス質皮膜を形成させることによって、石英ヒータや石英ランプの加熱源に赤外線を多く含むようにしてその効率を向上させ、また、多孔金属板を用いた溶射法によって、皮膜表面積の拡大をはかり、半導体製品品質の向上を図る。 (もっと読む)


電着法は、心材上でのイリジウム薄膜(212)の製造に用いられる。雰囲気制御プラズマ溶射法(CAPS)は、電着イリジウム層(212)上への、レニウム、レニウム含有合金、または耐火合金の層(210)の構築に用いられる。レニウム、レニウム含有合金、または耐火合金の析出後、この方法は第2のCAPS法を用い、ニオブのような過渡耐火材料(214、216)をロケットエンジンチャンバーの両端へつける。電着イリジウム層(212)は高純度、高延性で、均質のイリジウム層(212)を与える。 (もっと読む)


【課題】 耐剥離性、耐磨耗性のほか、特に耐ピックアップ性に優れる炉内構造物被覆用溶射被膜およびその形成方法を提案する。
【解決手段】 Cr:5〜35mass%を含み、残部がCoおよび不可避的不純物からなる合金中に、希土類酸化物を含有する安定化ZrO2もしくは部分安定化ZrO2,ZrB2およびY23のいずれか1種または2種以上を5〜80mass%分散させてなるアンダーコートと、希土類酸化物を含有する安定化ZrO2もしくは部分安定化ZrO2からなるオーバーコートとからなることを特徴とする炉内構造物被覆用溶射被膜。 (もっと読む)


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