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Fターム[4K032BA02]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 特定な物品の製造 (1,777) | 線、棒 (532)

Fターム[4K032BA02]に分類される特許

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【課題】低〜中サイクル域における疲労強度を大幅に向上させた差動歯車の提供。
【解決手段】生地の鋼が、C:0.35〜0.45%、Si≦0.10%、Mn:0.50〜1.0%、P≦0.015%、S≦0.030%、Cr:0.05〜0.15%、Mo:0.15〜0.25%、Al:0.01〜0.05%、N≦0.010%、O≦0.0020%、B:0.0010〜0.0030%及びTi:0.010〜0.045%を含み、残部はFeと不純物からなる化学組成を有する鋼であり、かつ、硬化層深さ:0.80〜1.50mm、硬化層の旧オーステナイト平均粒径≦12μm、歯元部の表面から50μm位置での残留応力≦−700MPa、〔(表層部のビッカース硬さ)−(芯部のビッカース硬さ)〕で表されるΔHVの値:10〜40を満たす差動歯車。さらに表層部の全脱炭層深さ≦0.015mm、表層部のC量:0.35〜0.50%を満たしてもよい。 (もっと読む)


【課題】製造性と疲労特性に優れ、自動車、建設機械用として好ましい軟窒化歯車を提供する。
【解決手段】質量%で、C≦0.15%、Si≦0.5%、Mn≦2.5%、Ti:0.03〜0.35%、Mo:0.03〜0.8%、必要に応じて、Nb≦0.08%、V≦0.3%、W≦1.5%の一種または二種以上を含み、且つ下記式を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる、軟窒化後において、ベイナイト面積率50%以上の組織を有し、ベイナイト相中に粒径が10nm未満の微細析出物が全析出物の90%以上、分散析出した歯車。0.5≦(C/12)/{(Ti/48)+(Mo/96)+(Nb/93)+(V/51)+(W/184)}≦1.5、各元素は含有量(mass%)で含有しない元素は0とする。 (もっと読む)


【課題】製造性に優れ、且つ、耐食性と切削時の表面性状に優れたPbレスのフェライト
系快削ステンレス鋼棒線を安価に提供することにある。
【解決手段】質量%で、C:0.030%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.5%以
下、P:0.02〜0.10%,S:0.15〜0.50%,Cr:15.0〜20.0
%,Cu:0.10〜3.0%,Sn:0.03〜0.50%,N:0.030%以下を
含有し、残部Feおよび不可避的不純物から構成され、Mn/S≦2.0であり、ビッカ
ース硬さが140Hv以上であることを特徴とする耐食性に優れるフェライト系快削ステ
ンレス鋼棒線である。Sn添加と低Mn/S比の相乗効果により耐食性が向上するととも
に、Cu添加及び棒線の硬さをHv≧140に制御することで飛躍的に表面精度を向上で
きる。 (もっと読む)


【課題】球状化焼鈍後に実施される冷間加工において良好な冷間加工性を発揮することができ、必要により、良好な転動疲労寿命をも確保できる軸受用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.8〜1.3%、Si:0.05〜0.8%、Mn:0.1〜2%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Cr:1〜2%、Al:0.01〜0.1%、N:0.015%以下、Ti:0.015%以下およびO:0.0025%以下を夫々含む他、固溶N量が0.003%以下(0%を含む)であり、残部が鉄および不可避不純物からなり、初析セメンタイトのアスペクト比が10以下、平均長径が1.5〜5μmであると共に、長径が1.5〜5μmである初析セメンタイトの面積率が0.6%以上である。 (もっと読む)


【課題】製造性を悪化させることなく、転動疲労寿命を更に向上させることのできる鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.65〜1.3%(質量%の意味、以下同じ)、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.10〜1.5%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.001〜0.015%、Cr:1.0〜2.0%、Al:0.5%以下(0%を含まない)、N:0.020%以下(0%を含まない)、Ti:0.005%以下(0%を含まない)およびO:0.0025%以下(0%を含まない)を夫々含む他、固溶N量が0.001%以下(0%を含む)であり、残部が鉄および不可避不純物からなり、鋼中に分散する最大直径:10〜50nmのAl系窒素化合物が100μm2当り100個以上存在する。 (もっと読む)


【課題】冷間加工性に優れると共に、冷間加工によって部品とした後、使用環境の温度が増加するような雰囲気での使用において、強度特性が低下しにくい耐時効軟化性に優れた冷間加工用鋼材およびその製造方法、ならびにその冷間加工用鋼材を用いた冷間加工部品を提供する。
【解決手段】冷間加工用鋼材は、C:0.03〜0.06質量%、Si:0.01〜0.06質量%、Mn:0.4〜1質量%、P:0.05質量%以下、S:0.005〜0.05質量%、Al:0.005〜0.03質量%、N:0.008〜0.015質量%、残部はFe及び不可避的不純物からなる成分組成を有し、固溶C量が0.01〜0.02質量%、かつ、固溶N量が0.008〜0.015質量%であり、組織中のセメンタイト相分率が2%以下(0%を含む)で残部がフェライト相であり、前記フェライト相の平均結晶粒径が20〜100μmであることを特徴とする。 (もっと読む)


重量%で、C:0.8〜1.0%、Mn:0.3〜0.7%、Cr:0.2〜0.6%、残部Fe及びその他不可避な不純物を含む、伸線加工性に優れた線材である。また、上記鋼組成を有する線材を加熱して1100〜1200℃で保持する第1熱処理段階と、上記加熱された線材を900〜1000℃で保持する第2熱処理段階と、上記第2熱処理段階の保持された線材を540〜640℃で鉛パテンティングする段階と、上記鉛パテンティングした線材を伸線する段階とを含む、超高強度鋼線の製造方法である。
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【課題】 医療用処置具の操作用ロープと連結部材とを接合部材を用いて接合する際、操作用ロープへの熱影響による機械的強度特性を低下させることなく、これを向上させる技術課題である接合法を用いた医療用処置具を開示するものである。
【解決手段】 操作用ロープにオーステナイトステンレス鋼線の強加工の伸線加工を行った金属素線を用いて撚合構成し、強加工のオーステナイト系ステンレス鋼線の温度と引張破断強度特性に着目して、引張破断力が向上する温度と合致した溶融温度をもつ接合部材を用いて接合することにより、接合部の操作用ロープの引張破断力をより向上させて接合した医療用処置具であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】各種の構造物や自動車の部品等として温間加工に供される温間加工用鋼とその温間加工方法、ならびにこの温間加工方法により得られる鋼材および鋼部品を提供する。
【解決手段】温間加工により基地内に粒子分散型繊維組織が生成される鋼であって、350℃以上Ac1点以下の所定の温度域において下記式(1)で表されるパラメーターλλ=T(logt+20)(T;温度(K)、t;時間(hr))・・・(1)が1.4×10以上となる条件で無加工のままで焼鈍、焼戻し、時効処理のいずれかを施した場合の室温における第2相分散粒子の総量が室温における体積率として7×10−3以上であり、ビッカース硬さ(HV)が下記式(2)の硬さHH=(5.2−1.2×10−4λ)×10・・・(2)以上の硬さを示すことを特徴とする鋼を温間加工用鋼とする。 (もっと読む)


【課題】フェライト・パーライト型の非調質鋼からなり、優れた機械強度と、クラッキングコンロッドとしての優れたクラッキング性能とを具有するコンロッド部材を得るためのクラッキングコンロッドの製造方法を提供する。
【解決手段】鋼材を用意するステップと、この鋼材を1200℃〜1300℃の温度範囲まで加熱するステップと、1000℃以上の温度で鋼材の少なくとも所定部位に50%以上の加工率となるような圧縮加工を与えて粗鍛造体に熱間鍛造するステップと、この粗鍛造体を少なくとも5℃/s以下で冷却してフェライト・パーライト組織を与えるステップと、を含む。ここで、必須元素として、質量%で、0.16〜0.35%の範囲内のCと、0.1〜1.0%の範囲内のSiと、0.3〜1.0%の範囲内のMnと、0.040〜0.070%の範囲内のPと、0.080〜0.130%の範囲内のSと、0.10〜0.35%の範囲内のVと、及び、0.08〜0.20%の範囲内のTiと、を含み、上述した所定部位において少なくとも250HV以上の硬さを有するコンロッド部材を与えるよう、鋼材が選択されている。 (もっと読む)


【解決課題】
鋼材のフェライト脱炭を抑制して疲労特性を確保しつつ、しかも過冷を防止して伸線時の加工性を改善するばね用鋼の製造方法を提供することを主たる解決課題とする。
【解決手段】
C:0.35〜0.65%(質量%、以下同様)、Si:1.4〜3.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜2.0%、P:0.025%以下(0を含まない)、S:0.025%以下(0を含まない)、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼材を、加熱炉抽出後、仕上前温度を1000℃未満として熱間圧延し、仕上圧延後、1000〜1150℃の範囲に5sec以下保持して巻き取った後に冷却速度2〜8℃/sで750℃以下に冷却し、その後、巻取りから150sec以上かけて600℃まで徐冷することを特徴とするばね用鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ハイス工具を用いた低速での断続切削(例えば、ホブ加工)において優れた被削性(特に、工具寿命の延長)を発揮し、しかも超硬工具を用いた高速での連続切削(例えば、旋削)においても優れた被削性(特に、工具寿命の延長)を発揮し、更に焼入れ焼戻し等の熱処理を施した後でも優れた衝撃特性を示す機械構造用鋼、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.8%、Si:0.03〜2%、Mn:0.2〜1.8%、Al:0.1〜0.5%、B:0.0005〜0.008%、およびN:0.002〜0.015%を含有し、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、およびO:0.002%以下(0%を含まない)を満足し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼について、鋼中に析出しているBNとAlNの質量比(BN/AlN)を0.020〜0.2とする。 (もっと読む)


【課題】耐水素脆性と高強度とを両立する高強度耐水素脆性Fe−Ni基合金を提供する。
【解決手段】質量で、Niを24〜27%、Crを13.5〜16%、Moを1〜1.5%、Tiを1.9〜2.35%、Vを0.1〜0.5%、Alを0.35%以下、Bを0.001〜0.010%、Cを0.08%以下、Siを1%以下、Mnを2%以下、Pを0.04%以下、Sを0.03%以下、残部をFeと不可避な元素からなり、時効熱処理によって析出物を析出させたFe−Ni基の合金において、冷間加工することで、引張強度が1000MPa以上で1350MPaを超えないように調整したことを特徴とする高強度耐水素脆性Fe−Ni基合金。 (もっと読む)


重量%で、C:0.7−1.5%、Si:0.005−2.0%、Mn:0.2−1.5%、Al:0.03%以下、P:0.02%以下、S:0.02%以下、残部Fe及びその他の不可避な不純物を含むビレットをA3超過の温度でオーステナイト化する段階と、A1〜A1+80℃の温度でビレットを仕上げ圧延する段階と、上記圧延したビレットを0.03℃/s以下の冷却速度でA1−50℃〜A1−100℃の温度範囲まで冷却する段階と、を含む、軟質化処理を必要としない高炭素軟質線材の製造方法、及びこれによって製造された線材を提供する。
(もっと読む)


【課題】引張強さが1200MPa以上の高強度ボルトでありながら延性、遅れ破壊特性に優れ、しかも従来には得られなかった優れた耐衝撃性を有するものを提供する。
【解決手段】引張強度が1.2GPa以上で、ネジ部と首下円筒部を有する高強度ボルトであって、Aoを、ネジ部よりも大径の首下円筒部の有効断面積、Hoを前記Ao測定部分の硬さ、Asをネジ部の有効断面積、Hsをネジ部の硬さとして、K=(Ao×Ho)/(As×Hs)が0.8以上とし、かつ、Ho<Hsであることとする。 (もっと読む)


【課題】炭素含有量の多い高炭素鋼線について、組織崩壊や延性低下を生ずることなく伸線加工を行って、所望の高強度かつ高延性の鋼線を得ることのできる鋼線の製造方法およびそれにより得られる鋼線を提供する。
【解決手段】パーライト組織を有する炭素含有量0.70〜1.10質量%の鋼線材に対し、最終熱処理後に湿式伸線加工を施す鋼線の製造方法である。湿式伸線加工を2回に分けて行うとともに、前半の湿式伸線加工後、後半の湿式伸線加工前に、中間熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】熱処理を施すことなく、圧延のままで、靭性に優れた太径丸棒の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.35〜0.60%、Si:0.1〜0.4%、Mn:0.5〜1.0%、Cr:0.20%以下、Al:0.1%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼素材を加熱温度が900〜1200℃の範囲の温度となる加熱を施した後、粗圧延を施し、所定の温度まで空冷し、しかるのち仕上圧延を行う。仕上圧延は、850〜650℃の温度範囲で、減面率(%)={(仕上圧延開始前の断面積)−(仕上圧延終了後の断面積)}/(仕上圧延前の断面積)×100で定義される減面率が30%以上となる仕上圧延を行う。仕上圧延後は空冷する。なお前記組成に加えてさらに、Cu:0.25%以下、Ni:0.25%以下のうちから選ばれた1種または2種を含有してもよい。これにより、強度と靭性とを兼備した太径丸棒となる。 (もっと読む)


本発明は、合金から製造された半製品をサーモメカニカル処理することによる、ラーベス相及び/又はFe含有粒子及び/又はCr含有粒子及び/又はSi含有粒子及び/又は炭化物が析出した鉄クロム合金からの部品の製造法において、第一の工程において、合金を溶解焼鈍温度以上の温度で溶解焼鈍し、次いで、静止保護ガス又は空気、運動している(吹き付けられた)保護ガス又は空気中で、又は水中で冷却し、第二の工程において、半製品の機械加工を0.05〜99%の範囲で実施し、かつ後続の工程において、加工された半製品から完成された部品を0.1℃/分〜1000℃/分で加熱して550℃〜1000℃の適用温度にすることによって、ラーベス相Fe2(M,Si)又はFe7(M,Si)6及び/又はFe含有粒子及び/又はCr含有粒子及び/又はSi含有粒子及び/又は炭化物を意図的かつ微細に分布させる方法に関する。 (もっと読む)


【課題】窒化前の切削加工が容易で、しかも、高価な元素であるMoの含有量を質量%で、0.50%以下に制限しても、窒化後に高い曲げ疲労強度を有するとともに耐ピッチング性に優れた窒化用鋼の提供。
【解決手段】C:0.05〜0.09%、Si:0.10〜0.35%、Mn:1.0〜2.0%、S:0.005〜0.050%、Cr:1.0〜2.0%、Mo:0.10〜0.50%、Al:0.010〜0.10%、V:0.05〜0.40%を含有するとともに、C、Mo及びVの含有量が、〔{Mo/(2×95.94)}+(V/50.9415)≧C/12〕の式を満たし、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のP、N、Ti及びOがそれぞれ、P:0.030%以下、N:0.008%以下、Ti:0.005%以下及びO:0.0030%以下である窒化用鋼。 (もっと読む)


熱処理段階を省略しても、成分系中のMnの含量及び冷却条件を制御してCの拡散を抑制し、これにより、圧延鋼材の内部組織に不完全パーライト組織を確保することにより、鋼材の靭性を向上させた圧延鋼材、上記圧延鋼材を伸線した伸線材及びその製造方法を提供する。本発明の圧延鋼材は、重量%で、C:0.15〜0.30%、Si:0.1〜0.2%、Mn:1.8〜3.0%、P:0.035%以下、S:0.040%以下、残部Fe及びその他の不可避な不純物を含み、圧延鋼材の微細組織は厚さが150nm以下のセメンタイトを含むパーライトとフェライトから構成されることを特徴とする。 (もっと読む)


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