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Fターム[4K032BA02]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 特定な物品の製造 (1,777) | 線、棒 (532)

Fターム[4K032BA02]に分類される特許

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【課題】SUS304並の耐食性を確保しながら、ピアノ線並の疲労強度を兼ね備える高強度ステンレス鋼線を安価に提供することにある。
【解決手段】複相のステンレス鋼線を表面から窒素吸収処理を施し、表層から断面径の8分の1までの化学組成が、質量%で、C:0.005〜0.05%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.2〜5.0%、Ni:0.2〜4.0%、Cr:18〜30%、Mo:3.0%以下、Cu:2.0%以下、N:0.35超〜1.0%で残部Feおよび不可避的不純物からなり、表層から断面径の8分の1までのCr炭窒化物の平均含有率が3.0〜10.0質量%で、引張強さが1800MPa〜3000MPaであることを特徴とする疲労強度に優れた高強度複相ステンレス鋼線である。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造性に優れるだけでなく、浸炭時の粗粒化抑制能にも優れることから高い耐疲労強度を有する肌焼鋼を製造するための方法について提案する。
【解決手段】C:0.10〜0.35質量%、Si:0.01〜0.50質量%、Mn:0.40〜1.50質量%、P:0.02質量%以下、S:0.03質量%以下、Al:0.04〜0.10質量%、Cr:0.5〜2.5質量%、B:0.0005〜0.0050質量%、Nb:0.003〜0.050質量%、Ti:0.003質量%以下およびN:0.0080質量%未満を含有し、残部はFe及び不可避不純物からなる鋼素材を、一旦、1150℃以上の温度に加熱した後に500℃以下まで冷却し、その後に1000℃以下に加熱後、850℃以上の温度にて加工を終了したのち、800〜500℃の温度域を0.1〜1.0℃/sの冷却速度で冷却する。 (もっと読む)


【課題】特に水素環境下での白色組織の生成を抑制することによって、転動疲労寿命特性に優れた軸受鋼を低コストの下に提供する。
【解決手段】C:0.6%超0.9%以下、Si:0.15%以上1.0%未満、Mn:0.2%以上1.2%以下、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.05%以下、Cr:6.0以上10.5%未満、N:0.0100%以下およびO:0.0030%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる成分組成を有し、かつパーライト単層もしくはパーライトおよび初析炭化物の組織からなる鋼を、780℃以上980℃以下の温度に加熱後、10時間以上均熱保持し、その後、少なくともオーステナイトからフェライトが生成し始める温度からオーステナイトからフェライトへの変態が終了する温度までの温度範囲において、1℃/h以上20℃/h以下の冷却速度にて冷却する。 (もっと読む)


【課題】YS:785MPa以上で延性のばらつきが小さく、低温靭性に優れ、コンクリートとの付着力にも優れた高強度鉄筋用鋼材の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.30%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.2〜2.5%、Al:0.01〜1.0%、Nb:0.001〜0.3%、Ti:0.003%未満、P:0.03%以下、S:0.03%以下、N:0.0060%未満、さらに、Cr:0.1〜2.0%、Mo:0.01〜1.0%、V:0.01〜1.0%、W:0.01〜1.0%、Ni:0.01〜1.0%、Cu:0.01〜1.0%、Co:0.01〜1.0%およびSb:0.0010〜0.0050%のうちから選ばれる1種または2種以上を含有する鋼組成で、鋼組織が、80%以上がベイナイトで、残部がフェライト、パーライトまたはマルテンサイトの組織からなり、リブおよび節の形状を適切に調整した高強度鉄筋用鋼材1。 (もっと読む)


【課題】芯線にステンレス鋼線を用いてコイルスプリング体を芯線と接合する際、芯線への熱影響による機械的強度特性を低下させることなく、これを向上させる技術課題である接合法を開示するものである。
【解決手段】芯線に固溶化処理したオーステナイトステンレス鋼線を用いて、総減面率が90%から97.6%の強加工の伸線加工を行い、芯線とコイルスプリング体とを接合する際に接合部材として溶融温度が180℃から495℃の共晶合金を用いて接合して機械的強度特性を向上させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 一般構造用圧延鋼を用いて安定した組織や硬さが得られるようにした鋼製ナットを提供する。
【解決手段】 一般構造用圧延鋼(SS400)製の棒材を1200°C以上1300°C以下の範囲内の温度に加熱して固溶熱処理を行い、このオーステナイト状態においてナットブランクに熱間鍛造するとともに、鍛造終止時のナットブランクの表面温度を760°C以上900°C以下の範囲内の温度にコントロールし、次いで、50°C以下の温度に水冷することによりHRC32〜44の硬さに焼入れし、その後の焼戻しを行って調質することによりJIS B1181附属書2に規定する強度分布5T〜10Tの硬さを有するナットを製造する。 (もっと読む)


【課題】Vを含有させなくても、高い引張強度及び優れた靱性を熱間圧延後に冷却したままの状態で得られる直接切削用熱間圧延鋼材。
【解決手段】C:0.35〜0.55%、Si:0.15〜1.0%、Mn:1.0〜2.0%、P≦0.035%、S:0.008〜0.050%、Cr:0.05〜1.5%、Al:0.010〜0.10%及びN:0.004〜0.03%を含有し、残部はFeと不純物からなり、〔C+(1/10)Si+(1/5)Mn+(5/22)Cr−(5/7)S〕が0.80〜1.20の化学成分を有し、ミクロ組織がフェライト、パーライトおよび球状セメンタイトからなり、フェライトの平均結晶粒径≦10μm、パーライトのミクロ組織に占める面積割合が20%超〜85%、かつ、単位面積あたりの球状セメンタイトの個数を所定値とした。更に、特定量のCu、Ni、Mo、Ti及びNbのうちの1種以上の元素を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】時効処理や冷間コイニングに頼ることなく、高強度を確保しつつ、優れた被削性と破断分離性を確保できる熱間鍛造非調質鋼部品を提供すること
【解決手段】化学成分が、質量%でC:0.35〜0.55%、Si:0.15〜0.40%、Mn:0.50〜1.00%、P:0.100%以下、S:0.040〜0.100%、Cr:1.00%以下、V:0.20〜0.50%、Ca:0.0005〜0.0100%、N:0.0150%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなり、2Mn+5Mo+Cr≦3.1であり、C+Si/5+Mn/10+10P+5V≧1.8であり、Ceq=C+Si/7+Mn/5+Cr/9+Vが0.90〜1.10である。硬さがHV330以上であり、降伏比が0.73以上であり、組織が、ベイナイトが10%以下のフェライト・パーライト組織である。 (もっと読む)


【課題】通電加熱性と温間潤滑性に優れるステンレス鋼線材および塑性加工方法を提供し、安定して高生産性の温間鍛造を実施することで冷間鍛造部品,非磁性部品,高強度部品,切削加工部品等のステンレス鋼部品の製造コストを大幅に下げる。
【解決手段】 グラファイトを含有する潤滑被膜を表面に有し、前記潤滑皮膜の300℃における摩擦係数が0.3以下であり、且つ体積抵抗率が1×10-4Ω・m以下であることを特徴とする温間鍛造用ステンレス鋼線材および塑性加工方法。
M=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn
−29(Ni+Cu)−13.7Cr−18.5Mo・・・・・・・(a)
ここに、C,N,Mn,Ni,Cu,Cr,Moは各成分の質量%を示す。 (もっと読む)


【課題】大幅なコストアップを伴うことなく摺動面の耐摩耗性を向上させたCVTシーブ及びこれの半製品であるCVTシーブ用鋼材を提供すること。
【解決手段】C:0.10〜0.30%、Si:0.50〜2.00%、Mn:0.30〜1.50%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、Cr:0.30〜2.00%、Mo:0.80%以下、Al:0.020〜0.060%、N:0.0080〜0.0200%、Nb:0.04〜0.12%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなる。1150℃以上に加熱後1000℃以上の温度で熱間鍛造した後500℃までを25℃/分以上の冷却速度で冷却し、浸炭処理を行い、仕上げ加工を行って作製されている。浸炭処理直前のNb固溶量が0.01%以上である。摺動面21は浸炭異常層がなく最表面からの深さ50μmにおける組織のトルースタイト面積率が1%以下である。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造などの冷間加工性や被削性とともに、疲労強度、衝撃強度などの部品特性を向上させた、摩擦圧接に適した機械構造用の低炭素鋼材および摩擦圧接部品を提供することを目的とする。
【解決手段】素材低炭素鋼材の鋼中のNを化合物Nとして予め存在させるとともに、固溶Nとしての存在量を規制し、一定のサイズの伸長した形状のMnSを増加させることによって、冷間加工性や被削性を向上させると同時に、摩擦圧接の際の摩擦熱によって、前記低炭素鋼材における熱影響部の鋼中の化合物Nを分解させて固溶N量を増量させ、この固溶Nによる動的ひずみ時効によって、前記熱影響部のフェライトあるいはオーステナイト(セメンタイト)を固溶強化するとともに、MnSを細かく分断し、摩擦圧接後の接合強度を向上させる。 (もっと読む)


【課題】高い強度と延性を優れたバランスの下に有し、しかも溶接した際に母材と同等レベルの引張強さや延性を有する高強度の鉄筋用鋼材を、高価な合金元素を添加することなく低コストにて製造するための方法について提案する。
【解決手段】所定の成分組成になる鋼素材に、加熱温度:Ac点以上1100℃以下および終了温度:Ar点以上950℃以下にて熱間圧延を施し、その後800℃以下300℃以上の温度範囲を2℃/s以上20℃/s以下にて冷却を行って、その際のベイナイト変態開始温度を500℃以下かつ変態完了温度を300℃超に調整する。 (もっと読む)


【課題】 環境に悪影響を与える重金属(Pb、Bi、Se、Te)を使用しないで、介在物の制御により、鍛造性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼を提供することで、これまで切削加工のみで行われてきた部品加工の歩留を鍛造加工との組み合わせにより向上させる。
【解決手段】質量%で、C≦0.150%、Si:0.1〜2.0%、Mn0.1〜3.0%、P≦0.05%、S:0.01%〜0.15%、Ni:6.0〜25.0%、Cr:14.0〜26.0%、N≦0.250%、Al:0.002〜0.010%、Ca:0.001〜0.010%、O:0.001%〜0.025%、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼で、かつ質量比で0.25≦Ca/Al≦2.50および0.10≦Ca/O≦0.30の条件を満たすことにより、低軟化点を有するCaO−SiO2−Al23系の酸化物と(Mn,Cr)Sの硫化物との複合介在物を形成することを特徴とする鍛造性に優れるオーステナイト系ステンレス快削鋼線材。 (もっと読む)


【課題】 加工性が良好で、機械的強度が高く、熱膨張係数が小さい高強度低熱膨張合金、及びこれを使用した精密機器を提供することにある。
【解決手段】Ni30〜38%、Co1〜7%とMg、Ca、Sr、BaのIIa族元素のフッ素化合物のそれぞれ1%以下、合計で0.0001〜3%、及び残部Feからなる合金を、900℃以上融点未満の温度で焼鈍した後冷却し、ついで加工率60%以上の線引加工を施して所望の太さの棒又は線になすか、または、さらに当該棒又は線を70〜500℃の温度で加熱する。高強度低熱膨張合金の引張強さは1000MPa以上、-50〜100℃における熱膨張係数は(-1〜+1)×10−6-1である。 (もっと読む)


【課題】重荷重鉄道で使用されるレールにおいて、頭部の耐摩耗性と延性を同時に向上させることを目的としたパーライトレールを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.65〜1.20%、Cu:0.3〜2.0%を含有し残部はFe及び不可避的不純物からなる鋼レールにおいて、パーライト組織のフェライト相中の固溶Cu量が0.25%以下であり、頭頂部の硬度が340Hv以上であることを特徴とする耐磨耗性及び延性に優れたパーライトレール。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトの製造において、フェライトの生成を極力抑制して窒化時の時効硬化を円滑に進行させる。
【解決手段】熱間鍛造後に冷却され、金属組織におけるベイナイトの面積率が70%以上であり、下記数1〜数3において、3.80<Kf、Hf<19.5、Hg>18.8を満たす。
[数1]
Kf=5[C%]−0.168[Si%]+1.8[Mn%]+0.4[Cr%]+2.5[Mo%]+1.5[V%]−1
[数2]
Hf=24.96×([C%]−(1/18)[Si%]+(1/12)[Mn%]+(1/6)[Cr%]+0.01+(1/7)[Mo%]+(4/5)[V%])
[数3]
Hg=32.16×([C%]+(3/13)[Si%]+(1/22)[Mn%]+(1/18)[Cr%]+(3/10)[Mo%]+(5/7)[V%]) (もっと読む)


【課題】 大型の樹脂製品の成形に使用される、Ni−Al−Cu系時効硬化型鋼からなり、鏡面性に優れた樹脂成形金型の製造方法の提供。
【解決手段】 鋼塊を温度Tに加熱してからビレットに分塊鍛造する分塊鍛造工程と、分塊鍛造工程に引き続いて、ビレットを温度Tに加熱して保持するソーキング工程と、1050℃以下の温度Tに加熱してから鍛造する低温仕上鍛造工程と、を含む。ここで、ソーキング工程と低温仕上鍛造工程との間に、500℃以上であって少なくとも温度Tよりも低い温度Tでガウジングを行う熱間ガウジング工程を更に含む。 (もっと読む)


【課題】炭素鋼からなる鍛鋼品の耐水素割れ性を、合金元素添加という手段によらずに、組織設計によって向上させること。
【解決手段】C:0.15〜0.5%、Si:0.6%以下(0%を含まない)、Mn:0.5〜1.5%、Ni:0.1〜2.5%、Cr:0.1〜2.5%、Mo:0.01〜0.7%、S:0.0002〜0.01%、O:0.002%以下(0%を含まない)、を含有し残部が鉄及び不可避的不純物からなり、深さD/4(D:鍛鋼品断面の円相当径)の位置における鋼断面は、フェライト組織またはフェライト−パーライト混合組織で構成される健全部と残部(以下、「マクロ偏析部」と記載する)で構成され、前記鋼断面に対する前記健全部の割合が90面積%以上であり、前記マクロ偏析部における(パーライトの平均粒径)/(フェライトの平均粒径)が3.0以上である鍛鋼品を製造する。 (もっと読む)


【課題】 耐へたり性、耐久性、耐腐食疲労性に優れた自動車懸架用コイルばねを製造するための技術を提供する。
【解決手段】 本発明の自動車懸架用コイルばねの製造方法は、成形後のコイルに対して熱処理を行い、熱処理後のコイルに対して温間ショットピーニングを行い、前記温間ショットピーニング後のコイルに対してホットセッチングを行う。この自動車懸架用コイルばねの製造方法では、質量比にしてC:0.35〜0.55%、Si:1.60〜3.00%、Mn:0.20〜1.50%、Cr:0.10〜1.50%を含有するとともに、Ni:0.40〜3.00%、Mo:0.05〜0.50%、V:0.05〜0.50%のうちいずれか1種類以上を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼を素材としてもよい。 (もっと読む)


【課題】細線でありながらも高強度化と剛性を高めると共に、疲労破断の抑制並びに耐食性向上による長寿命化を図り得るソーワイヤーとその製造方法を提供する。
【解決手段】金属細線でなる芯材の表面に、被覆材を介して粒子状の切断砥粒を固着した粒子固定型のソーワイヤーであって、前記芯材は、質量%で、C:0.05〜0.15、Si:≦2.0、Mn:≦3.0、Ni:6.0〜9.5、Cr:16.0〜19.0、及びN:0.005〜0.25%を含むと共に、2C+Nを0.17〜0.40%に調整され、残部Fe及び不可避不純物でなるオーステナイト系ステンレス鋼線で構成され、引張強さ(σ):2500〜3500MPaで、かつその引張試験における応力−歪線図の弾性比例域の歪量(E1)と、その破断までの全歪量(E0)との比率α=(E1/E0)×100が45%以上の特性を有するソーワイヤーである。 (もっと読む)


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