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Fターム[4K042CA13]の内容

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Fターム[4K042CA13]に分類される特許

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【課題】亜鉛系めっき鋼材を熱処理しても、所定のめっき層を残存させ、自動車用部材としての塗装後の耐食性および塗膜密着性が確保された亜鉛系めっき熱処理鋼材を提供する。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼材に、塑性変形が可能な温度域または焼入れが可能な温度域への加熱を行って得られ、表面に存在するめっき層の付着量が片面当たり20〜100g/mであり、めっき層のFe濃度が10〜35%であり、かつ当該めっき層にη相が存在し、さらに、めっき層の表面の中心線平均粗さRaが1.5〜5μmである亜鉛系めっき熱処理鋼材である。めっき層の付着量が片面当たり30〜150g/mであるとともにめっき層中に20%以下のFeを含有する亜鉛系めっき鋼材に、30℃/秒以上の昇温速度で前記温度域への加熱を行ってから30℃/秒以上の冷却速度での冷却を行った後、亜鉛系めっき鋼材の表面に当接する加圧ロールによって亜鉛系めっき鋼材の表面に残存するめっき層の表面粗度を調整することにより、製造される。 (もっと読む)


【課題】板厚が20mm〜40mm程度で地盤変動の激しい地震地帯や凍土地帯で用いる天然ガス及び原油の輸送用鋼管に好適な耐座屈性能及び溶接熱影響部靭性に優れたAPIX100級の強度を有する高強度鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の成分組成を有し、引張特性が、760MPa以上930MPa以下の引張強度と5%以上の一様伸びで、降伏比が85%以下であり、かつ試験温度−40℃でのシャルピー吸収エネルギーが板厚25mm未満の場合には210J以上であり、板厚25mm以上の場合には150J以上である母材部と、特定組成を有するシーム溶接の溶接金属で、鋼管のシーム溶接部における溶融線近傍で旧オーステナイト粒径が50μm以上となる溶接熱影響部のミクロ組織が、下部ベイナイト、または、面積率で少なくとも50%以上の下部ベイナイトと、上部ベイナイトおよび/またはマルテンサイトを備えた混合組織である鋼管。 (もっと読む)


【課題】簡単な熱処理を施すことによって、変形特性に優れる鋼管を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.10%、Mn:1.00〜2.50%を含有し、 Si:0.80%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.10%以下、 N:0.01%以下に制限し、更に、Ni:1.00%以下、Mo:0.60%以下、Cr:1.00%以下、Cu:1.00%以下の1種又は2種以上を含有し、Mnの含有量と、Cr、Ni、Mo、Cuの1種又は2種以上の含有量とが、Mn+Cr+Ni+2Mo+Cu≧2.20を満足し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、ミクロ組織が、面積率で2〜10%のマルテンサイト−オーステナイト混成物と軟質相とからなる二相組織であることを特徴とする変形特性に優れた鋼管。 (もっと読む)


【課題】静捩り破壊強度と捩り疲労強度が要求されるシャフト類に使用される鋼材と、その鋼材を用いて製造された部品を提供する。
【解決手段】特定量のC、Si、Mn、P、S、Cr、Mo、B、Ti、Nを含有し、必要に応じてV,Nbの一種または二種を添加し、特定成分で構成されるパラメータ式を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる成分組成と、初析フェライト体積率が15%未満のパーライト主体のミクロ組織を備える鋼。上記鋼を素材とし、圧延、鍛造若しくは機械加工またはそれらの組み合わせにより軸部を有する部品形状とした後、前記軸部を高周波焼入れ・焼戻しにより有効硬化層深さ/半径の比が0.4〜0.6、焼入れ部の結晶粒度は粒度7.0以上、必要に応じて高周波焼入れ・焼戻しをした後の硬さ分布を特定した部品。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトの製造において、フェライトの生成を極力抑制して窒化時の時効硬化を円滑に進行させる。
【解決手段】熱間鍛造後に冷却され、金属組織におけるベイナイトの面積率が70%以上であり、下記数1〜数3において、4.76<Kf、Hf<19.5、Hg>25.8を満たす。[数1]Kf=5[C%]−0.168[Si%]+1.8[Mn%]+0.4[Cr%]+2.5[Mo%]+1.5[V%]−1[数2]Hf=24.96×([C%]−(1/18)[Si%]+(1/12)[Mn%]+(1/6)[Cr%]+0.01+(1/7)[Mo%]+(4/5)[V%])[数3]Hg=32.16×([C%]+(3/13)[Si%]+(1/22)[Mn%]+(1/18)[Cr%]+(3/10)[Mo%]+(5/7)[V%]) (もっと読む)


【課題】素材自体の耐食性を向上させ、かつ引張強度が1100MPa以上の高強度で、耐食性と低温靭性に優れた車両用スタビライザ用鋼、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.20%、Si:0.6%超え1.5%以下、Mn:1〜3%、Cr:0.1〜1.0%、sol.Al:0.005〜0.080%、Ti:0.005〜0.060%、Nb:0.005〜0.060%、Ti+Nb≦0.070%、N:150ppm以下、P:0.035%以下、S:0.035%以下、Cu:0.01〜1.00%、Ni:0.01〜1.00%を含み、残部がFe及び不可避不純物からなり、スタビライザ成形前の組織がベイナイト又はマルテンサイト又はベイナイト/マルテンサイトの混合組織のいずれかからなり、かつスタビライザの熱処理後の旧オーステナイト結晶粒度が粒度番号で9以上であることを特徴とする耐食性と低温靭性に優れた車両用高強度スタビライザ用鋼。 (もっと読む)


【課題】重荷重鉄道で使用される高炭素含有のパーライト組織のレールにおいて、高硬度のパーライト組織を得て、頭部の耐表面損傷性を安定的に向上させたレールを安定的に提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.85〜1.40%、V:0.05〜0.50%、N:0.0060〜0.0300、Si:0.10〜2.00%、Mn:0.10〜2.00%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる熱間圧延用鋼片を用いてレールを製造するに際して、熱間圧延工程における仕上圧延工程後、前記レールの頭部を頭部表面温度が700℃以上のオーステナイト域温度から、5〜30℃/secの冷却速度で加速冷却を施し、レール頭部の表面温度が550〜650℃に達した時点で加速冷却を停止し、引き続き550〜650℃の温度範囲内で5〜180sec保定する。 (もっと読む)


【課題】漏れ電流に晒される環境で使用される転がり軸受の異物混入潤滑下での寿命を向上させる。
【解決手段】炭素含有率0.10〜1.2質量%、珪素含有率0.10〜1.0質量%、マンガン含有率0.40〜1.4質量%、クロム含有率0.5〜2.0質量%、モリブデン含有率0.50〜2.0質量%、バナジウム含有率2.0質量%以下の合金鋼を用い、窒化または浸炭窒化処理、焼入れ処理、および焼戻し処理をして内輪および外輪を得る。表層部の炭素含有率0.80〜1.2質量%、表層部の窒素含有率0.01〜1.00質量%、表層部の残留オーステナイト量20〜45体積%とする。内輪の外周面の軌道面以外の面を、セラミックス皮膜で被覆する。 (もっと読む)


【課題】1300〜1450MPaのTSと10.0〜14%程度のElを有する延性に優れたホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.18〜0.21%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、組織全体に占めるマルテンサイト相の面積率が90〜100%であり、かつ旧オーステナイト粒の平均粒径が8μm以下であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れたホットプレス部材。 (もっと読む)


【課題】降伏強さYS95ksi級(665〜758MPa)の高強度と優れた低温靭性とを兼備する油井管用継目無鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.020%以下、Cr:10〜14%、Ni:3%以下、N:0.05%以下、Nb:0.03〜0.2%を含み、あるいはさらにSi:1.0%以下、Mn:0.1〜2.0%、Al:0.10%以下、を含む組成を有するステンレス継目無鋼管に、Ac3変態点以上の焼入れ温度に加熱したのち、空冷以上の冷却速度で100℃以下の温度域まで冷却する焼入れ処理と、該焼入れ処理に引続き、550℃以上の焼戻温度に加熱し、冷却する焼戻処理とを施す。析出Nb量が0.020%以上の焼戻マルテンサイト組織を有し、降伏強さ95ksi級の高強度とvTrs:−40℃以下の優れた低温靭性とを兼備し、温間矯正処理が可能な油井管用マルテンサイト系ステンレス継目無鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】600℃でのクリープ破断強度を向上させた耐熱鋳鋼を提供する。
【解決手段】0.10質量%≦C≦0.14質量%、0.20質量%≦Si≦0.40質量%、0.4質量%≦Mn≦1.0質量%、P≦0.02質量%、S≦0.01質量%、0.50質量%≦Ni≦0.80質量%、9.5質量%≦Cr≦10.2質量%、0.92質量%≦Mo≦1.07質量%、0.92質量%≦W≦1.07質量%、0.18質量%≦V≦0.25質量%、0.05質量%≦Nb≦0.10質量%、Al≦0.020質量%、0.03質量%≦N≦0.06質量%、残部が鉄および不可避不純物からなる耐熱鋳鋼とした。 (もっと読む)


【課題】素材となる鋼板の成分や組織に厳しい規制をすることなく、成形加工後の遅れ破壊特性に優れる高強度部材を提供する。
【解決手段】引張強さTSが1180MPa以上の鋼板1を、目的の形状に成形した後に塗装を施す高強度部材TWの製造方法である。上記塗装の後に、100℃〜400℃の温度範囲で且つ1秒〜60分の熱処理時間で熱処理を施す。 (もっと読む)


本発明は、熱間成形技術を用いた、機械的特性が極めて高い被覆部品の製造方法に関する。本発明による方法は、1−鋼帯を用意する工程と、2−鋼帯を亜鉛または亜鉛合金の層で被覆する工程と、3−被覆鋼を300℃〜該鋼のAc1温度の温度に加熱する工程と、4−被覆鋼を冷却する工程と、5−工程1、2、3または4の後に鋼帯からブランクを切り取る工程と、6−ブランクを鋼のAc1温度を超える温度に加熱する工程と、7−ブランクを部品に熱間成形する工程と、8−熱間成形した部品を硬化させる工程とを含む。本発明は工程4無しで行うこともできる。本発明は間接的な熱間成形方法においても使用可能である。本発明は、被覆鋼帯の製造方法、被覆鋼帯、ブランクまたは部品、ならびに熱間成形された部品にも関する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、熱処理されて861MPa(125ksi)以上の降伏強さを生成することができ、それとともに上記の降伏強さにおいてとりわけ優れたSSC抵抗性を有し、かつ、ベイナイト焼入れのための工業的設備を必要とせず、したがって継ぎ目無し管の製造コストが低い低合金鋼組成物を製造することである。
【解決手段】鋼が、重量基準でC:0.2%〜0.5%、Si:0.1%〜0.5%、Mn:0.1%〜1%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cr:0.3%〜1.5%、Mo:0.3%〜1%、Al:0.01%〜0.1%、V:0.1%〜0.5%、Nb:0.01%〜0.05%、Ti:0〜0.01%、W:0.3%〜1%、N:0.01%以下を含有し、当該鋼の化学組成の残部は、Fe、ならびに製鋼工程および鋳造工程から生じる、もしくは当該工程に必要な不純物または残留物によって構成される。当該鋼は、861MPa以上の熱処理後降伏強さを有する継ぎ目なし管を製造するために用いられることができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、シャシ構成要素の製造を簡略化し、それと同時に耐用年数の長いシャシ構成要素を獲得することにある。
【解決手段】 半製品が冷間成形によって成形されるというシャシ構成要素の製造方法であって、冷間成形後の成形済み半製品に窒化処理を施すことを特徴とする方法である。 (もっと読む)


【課題】冷間加工に続いて、焼入れ+焼き戻しを施し、縮径部を含むエアバッグアキュムレータ部品としても優れた低温バースト性能を有する、引張強度1000MPa以上のエアバッグシステム用継目無鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si:0.10〜0.50%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.025%以下、S:0.005%以下、Al:0.005〜0.10%、Ca:0.0005〜0.005%、Nb:0.005〜0.050%、Ti:0.005〜0.050%、Cu:0.01〜0.50%、Ni:0.01〜0.50%、Cr:0.01〜0.50%、Mo:0.01%以上0.1%以下、B:0.0005〜0.0050%、残部がFeおよび不可避不純物からなり、且つ下式(1)を満たす鋼組成とする。Cu+Ni≧(Cr+Mo)+0.3・・・(1) (もっと読む)


【課題】 ピルガーのロールダイスの寿命改善により、生産性向上および製品品質の安定化を図ることが出来る鋼管の冷間圧延に用いられるコールドピルガー圧延機用ロールダイスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.30〜0.60%、Si:0.3〜1.2%、Mn:0.5〜1.5%、Cr:1.0〜4.0%、かつMo+1/2W:0.5〜1.5%、残部Feおよび不可避的不純物からなり鋼を鍛造および圧延における終止温度を900〜1150℃とすることを特徴とするコールドピルガー圧延機用ロールダイスの製造方法。また、上記成分組成に加えて、Ni:0.05〜0.5%、かつV+1/2Nb:0.1〜1.2%からなることを特徴とするコールドピルガー圧延機用ロールダイスの製造方法およびその方法により製造されたコールドピルガー圧延機用ロールダイス。 (もっと読む)


【目的】耐水素脆化性および常温での耐塩害腐食性に優れ,大幅な厚肉大径化に頼ることなく,例えば40MPa程度の高圧水素の輸送に好適なオーステナイト系ステンレス鋼溶接管を提供する。
【構成】質量%で,C:0.15%以下,Si:4.0%以下,Mn:3.0%以下,P:0.10%以下,S:0.03%以下,Ni:6〜20%,Cr:14〜28%,N:0.25%以下を含有し,残部がFeおよび不可避的不純物からなり,(1)式で示されるM値が−100以下,(2)式で示されるD値が6〜10に調整されている高圧水素輸送用オーステナイト系ステンレス鋼溶接管を提供する。
M=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn−29(Ni+Cu)−13.7Cr−18.5Mo・・・(1)
D=(Cr+1.5Si+0.5Nb+Mo)−(Ni+0.5Mn+30C+30N)・・・(2)。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】高強度中空部材用として好適な、調質処理後の耐腐食疲労特性に優れた電縫溶接鋼管を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.19〜0.40%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.30〜2.00%、Cr:0.10〜1.20%、Al:0.20〜1.20%、Ti:0.001〜0.040%、B:0.0005〜0.0050%、N:0.0100%以下を含み、かつTi、Nを、Ti/47.9 > N/14 (ここで、Ti、N:各元素の含有量(質量%))を満足するように含有する組成の電縫溶接鋼管とする。これにより、高強度中空部材として、調質処理後の耐腐食疲労特性が顕著に向上する。なお、さらに、Mo、W、Ni、Cu、Nb、Vのうちから選ばれた1種または2種以上を含有してもよい。また、さらに、Caを含有してもよい。 (もっと読む)


溶接物の強度および溶接物の靱性を改善する有益なミクロ組織を有する摩擦撹拌溶接物によって接合される構造用鋼部品を含む、鋼構造体およびそのような構造体を製造する方法が提供される。本開示の一形態では、鋼構造体は、常套の溶融又は二次精錬を実施して製造された2つ以上の構造用鋼部品と、部品の接合面同士を接合した摩擦撹拌溶接物とを含み、出発構造用鋼の化学成分および粒径は、以下の基準:a)0.02重量%<Ti+Nb<0.12重量%、b)0.7<Ti/N<3.5、c)0.5重量%<Mo+W+Cr+Cu+Co+Ni<1.75重量%、d)0.01重量%<TiN+NbC+TiO/MgO<0.1重量%、e)少なくとも2ミクロンの平均粒径、の1つまたは複数を満たし、摩擦撹拌溶接物は、5ミクロン〜60ミクロンの事前のオーステナイト粒径と、50体積%未満のマルテンサイト−オーステナイト構成成分とを有し、摩擦撹拌溶接物の強度は、出発構造用鋼よりも高く、0℃以下において亀裂先端開口変位試験により測定された摩擦撹拌溶接物の靱性が0.05mm以上であるか、または0℃以下においてシャルピーVノッチ衝撃試験により測定された摩擦撹拌溶接物の靱性が40Jを超える。鋼構造体は、石油およびガスの生産用ラインパイプに適用される。
(もっと読む)


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