説明

Fターム[4K042DA03]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 熱処理の種類 (3,501) | 焼鈍 (265)

Fターム[4K042DA03]に分類される特許

1 - 20 / 265


【課題】高価なショットピーニングを施さなくても疲労特性の向上を図ることが可能な窒化部品、その製造方法を提供する。
【解決手段】窒化部品は、脱炭層と窒化層とを含む表面硬化層を有する。部品内部の化学成分は、質量%で、C:0.15%以上0.5%未満を含有し、Cr:6.0%以下、V:2.5%以下、Mo:3.0%以下及びAl:1.5%以下から選択される1種又は2種以上を含有し、N含有量が0.03%以下であり、(0.08×[%Cr]+0.29×[%V]+0.15×[%Mo]+0.65×[%Al])/[%C]による窒化係数N1が1.0以上であり、表面硬化層は、その表面の炭素濃度をCとした場合、(C−C)/Cによる脱炭率が0.30以上であり、かつ、その表面の窒素濃度をN2とした場合、N2/(C−C+0.2)による表面窒素濃度係数Nsが1.0以上である。 (もっと読む)


【課題】板厚4〜15mmの熱延鋼板を素材とするせん断加工部品の疲労特性を安定して改善する。
【解決手段】質量%で、C:0.30〜0.50%、Si:0.10〜1.00%、Mn:0.20〜1.50%、P:0.020%以下、S:0.020%以下、Cr:0.50〜2.00%、Mo:0.10〜1.00%、V:0.10〜1.00%、T.Al:0.005〜0.100%、残部がFeおよび不可避的不純物からなる化学組成を有し、ベイナイト組織またはフェライト結晶粒の面積率が5%以下であるフェライト+パーライト組織を有する板厚4〜15mmのせん断加工部品用熱延鋼板を使用する。 (もっと読む)


【課題】接合部信頼性、エネルギーコスト、表面性状、製品形状の各点で有利に製造できる、車両補強用中空部材を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20質量%、Si:0.5〜2.0質量%、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.1質量%以下、S:0.01質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物であり、フェライト相とマルテンサイト相との2相組織又は該2相と残留オーステナイト相との3相組織をなし、引張強度が980MPa以上である電縫鋼管を素管に用い、該素管の管長さ方向の一部分における管周方向の全域若しくは一部に対し500〜750℃に加熱後室温まで冷却する熱処理を施してなり、該熱処理部3(若しくは3A)の引張強度が未熱処理部4に比し200MPa以上低く、且つ、前記熱処理部の引張強度と伸びの積が14000MPa・%以上である。 (もっと読む)


【課題】最大板厚が80mmの厚肉で、D/t=10〜20のような強曲げ加工時に、780MPa以上の高強度と90%以下の低降伏比を両立すると共に、鋼管加工後にも良好な靭性を安定して達成することができる円形鋼管用鋼板を提案する。
【解決手段】所定の化学成分組成を満たし、所定の関係式で規定される焼入れ性指数DIが8inch以上であると共に、下記(A)、(B)および(C)の要件を満足する。
(A)板厚1/4部位におけるミクロ組織において、ベイナイトが90面積%以上である、
(B)板厚1/4部位におけるミクロ組織において、方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた領域の平均円相当直径が4μm以下である、
(C)板厚1/4部位におけるミクロ組織において、平均円相当直径が0.5〜3μmで、ビッカース硬さHvが700以上の島状マルテンサイトを3〜10面積%で含んでいる。 (もっと読む)


【課題】 蒸着マスクの弛みをより確実に防止することが可能なマスクフレームと、該マスクフレームを用いた蒸着マスク組立体を提供する。
【解決手段】 相対する高熱膨張合金の桟と、相対する低熱膨張合金の桟とで構成される矩形状の枠体であって、前記高熱膨張合金の桟は、30〜100℃の線膨張率(αFh(30〜100℃))が(4〜20)×10−6/℃であり、前記低熱膨張合金の桟は、蒸着マスクを接合支持する支持部材となるものであって、30〜100℃の線膨張率(αFl(30〜100℃))が5×10−6/℃以下であり、且つ、αFh>αFlを満足するマスクフレーム。 (もっと読む)


【課題】接合部信頼性、エネルギーコスト、表面性状、製品形状の各点で有利に製造できる、差強度鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20質量%、Si:0.5〜2.0質量%、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.1質量%以下、S:0.01質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物であり、フェライト相とマルテンサイト相との2相組織又は該2相と残留オーステナイト相との3相組織をなし、引張強度が980MPa以上である電縫鋼管を素管に用い、複数の相異なる管長さ部分を500〜750℃に加熱後室温まで冷却する熱処理を施して、該熱処理部3に、引張強度が未熱処理部4に比し200MPa以上低く、且つ、引張強度と伸びの積が15000MPa・%以上である機械的特性を付与する。 (もっと読む)


【課題】電縫溶接部の耐HIC性および低温靭性に優れた、引張強さ434MPa以上を有する電縫鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】電縫溶接部に存在し、かつ円相当径で20μm以上の介在物に含まれる、Si、Mn、Al、Ca、Crの合計量が、質量%で、20ppm以下する。C、Si、Mn、Al、あるいはさらに、Ca、Crを所定量含有する電縫鋼管とする。酸素含有量を(1000/foxy)ppm以下に調整した雰囲気中で電縫溶接を行うか、あるいは、鋼帯の端部に、管内表面または管外表面から肉厚方向に肉厚の10〜60%の位置まで、10×log(foxy)〜40×log(foxy)を満足する傾斜平均角からなるテーパ部を有する開先を付与するロール成形を行うか、あるいはこれらの両方を組み合わせて行うことにより、達成できる。なお、foxy=Mn+10(Si+Cr)+100Al+1000Caで定義される。 (もっと読む)


【課題】鋼部品に成形するときの冷間鍛造性が良好で、しかも高周波焼入れ後における鋼部品のねじり強度を高くできる高周波焼入れ用鋼、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.4〜0.65%(質量%の意味。化学成分について以下同じ)、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.65%超、2%以下、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.002〜0.1%、Cr:0.30〜3.0%、Al:0.06〜0.50%、B:0.0005〜0.010%、N:0.02%以下(0%を含まない)を含有し、残部は鉄および不可避不純物からなる鋼であり、該鋼は球状化組織を有するものとする。 (もっと読む)


【課題】ローラライン上に加熱炉及び冷却ゾーンを設置して連続的な熱処理を行うローラハース連続炉ローラライン上に、加熱炉及び冷却ゾーンを設置して連続的に熱処理を行うようにした熱処理装置において、ワークの加熱もしくは冷却により生じる熱変形を最小限に抑制することができる。
【解決手段】回転するローラ上にワークHEを載置して搬送するローララインを設け、該ローラライン上に搬送方向上流側から加熱炉及び冷却ゾーンを配設し、加熱炉内の高温雰囲気温度でワークHEを一定時間保持した後に、冷却ゾーンで冷却することで熱処理を行う熱処理装置において、加熱炉内の炉内空間21もしくは冷却ゾーンの冷却空間でワークHEを搬送方向及び逆方向へオシレートしながら加熱もしくは冷却する。 (もっと読む)


【課題】汎用性が高く、搬送時及び加熱時に載せ替えることなくワークを支持できる簡素な構成の熱処理装置用治具と、その治具を用いた加熱装置、熱処理装置及び加熱方法を提供する。
【解決手段】環形状のワークWを搬送時及び加熱時に支持するための加熱装置用治具100が、中央構造部130と、中央構造部130と連結して配置し、ワークWが中央構造部130を囲んで端面を下向きの状態でワークWを載置するワーク支持部110とを備え、ワーク支持部110は中央構造部130の周囲に周方向に配列した複数の回転ローラ112を有し、中央構造部130は、ワーク支持部110にワークWを載置した状態で吊り下げる搬送用接続手段132と、回転ローラ112を回転駆動する回転駆動機構150と、回転駆動機構150に駆動力を入力するための駆動用接続手段133と、を備え、回転駆動機構150に入力し駆動力により回転ローラ112を回転駆動することでワークWが環形状に沿って回転する。 (もっと読む)


【課題】水素が侵入する環境化においてもWEAの生成を効果的に抑制して、転動疲労寿命を向上させるだけでなく、素材の切削性や鍛造性などの加工性も併せて改善した、球状化焼鈍後の加工性に優れ、かつ焼入れ・焼戻し後の耐水素疲労特性に優れる軸受鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.85〜1.10%、Si:0.30〜0.80%、Mn:0.90〜2.00%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.05%以下、Cr:1.8〜2.5%、Mo:0.15〜0.4%、N:0.0080%以下およびO:0.0020%以下を含み、さらにSb:0.0015%超0.0050%以下を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる鋼組成とする。 (もっと読む)


【課題】クラッド材料よりも高強度の基材とのクラッド材の製造方法に関する。
【解決手段】クラッド材料14の端縁は基材12に形成された枠材16による凹部に収容されて、かつ基材の辺縁部と同一平面とされ、クラッド材と基材とが溶着されてアセンブリ10として用意される。圧延中にクラッド材が基材に広がることを阻止しながら、当該アセンブリの熱間圧延が行われる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、板厚方向の温度差を管理することが可能な熱処理方法を提供することにある。
【解決手段】直径が200mm以下、板厚が15mm以下の小口径配管の溶接部近傍を加熱した後、配管内面を冷却する熱処理方法において、施工時に施工部の配管外面の温度低下速度と当該速度測定位置の配管肉厚を測定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は変形抵抗の低減と共に変形能の向上を図り、優れた冷間鍛造性を発揮できる鋼材、およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の鋼材は、C:0.15〜0.6%、Si:0.05〜0.6%、Mn:0.1〜1.5%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.001〜0.05%、Cr:0.01〜0.5%、Al:0.01〜0.1%、N:0.01%以下(0%を含まない)を含有し、残部は鉄、及び不可避的不純物からなると共に、鋼の金属組織が、セメンタイトとフェライトを有し、全組織に対するセメンタイトとフェライトの合計面積率は95面積%以上であると共に、前記セメンタイトの90%以上のアスペクト比が3以下であって、且つ前記セメンタイトの平均重心間距離が1.5μm以上であり、更に前記フェライトの平均結晶粒径が5〜20μmであること。 (もっと読む)


【課題】長時間クリープ破断寿命の向上、クリープ破断延性や靭性の向上および高温長期間運用後の経年劣化の抑制のそれぞれを両立させることができる耐熱鋳鋼およびその製造方法、この耐熱鋳鋼を用いて構成された蒸気タービンの鋳造部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】耐熱鋳鋼は、質量%で、C:0.05〜0.15、Si:0.03〜0.2、Mn:0.1〜1.5、Ni:0.1〜1、Cr:8〜10.5、Mo:0.2〜1.5、V:0.1〜0.3、Co:0.1〜5、W:0.1〜5、N:0.005〜0.03、Nb:0.01〜0.2、B:0.002〜0.015、Ti:0.01〜0.1を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】リンクチェーンの高強度化、特殊環境下或いは屋外環境下における突発的な破壊を防止するリンクチェーンの耐遅れ破壊向上、更に寒冷地などの低温環境下における脆性破壊を防止できる高強度、高靭性リンクチェーンとその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.8%,Si:0.2〜2.0%,Mn:0.6〜2.5%,Al:0〜0.005%,P:0.05%以下、S:0.05%以下,Cr:0.4〜2.0%,Mo:0.5%以下,B:0.0005〜0.005%を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなり、鋼組織として鋼中に、体積率で、残留オーステナイトを5〜15%、ベイニティックフェライトとポリゴナルフェライトを10%以下、炭素濃化処理マルテンサイトを90%以上を含み、動的靭性値が80J/cm以上、静的靭性値が120MPa−m1/2以上を有する高強度、高靭性リンクチェーン。 (もっと読む)


【課題】成形が容易な素材を使用し、表面の硬度が高く、かつ内部の靱性に優れた高周波焼き入れ方法の開発を課題とする。
【解決手段】歯車1は、切削性を考慮して鉄鋼製部品材料が球状化処理されている。最初に歯車1を第一高周波加熱工程にかける。第一高周波加熱工程では、高周波発振機10の発振周波数を高く設定する。次に誘導加熱コイル7に前回よりも低い周波数の高周波交流を通電し、歯車1を第二高周波加熱工程にかける。その結果、先に第一高周波加熱工程で昇温された表面領域は、残っていた球状炭化物が消失し、球状炭化物が略完全に消失したオーステナイト組織となる。一方、それよりも深い領域は、球状炭化物を含むオーステナイト組織となる。歯車1を急冷すると、表面の再加熱領域は、球状炭化物が残存しないマルテンサイト組織に変態する。第二高周波加熱工程で初めて加熱された領域は、球状炭化物を含むマルテンサイト組織に変態する。 (もっと読む)


【課題】 素管の2倍以上の拡管加工での溶接部あるいは溶接部近傍に発生する拡管加工割れの無い、拡管加工性に優れるフェライト系ステンレス鋼溶接管を提供するものである。
【解決手段】 Ti,Nbの1種または2種を、質量%で各々0.1〜0.5%含有するフェライト単相のフェライト系ステンレス鋼溶接管において、溶接部のビッカース硬さHVWと母材部のビッカース硬さHVMとの硬度差ΔHV(=HVW−HVM)が10〜40の範囲で、溶接部のビード厚さTWと母材部の肉厚TMとの比RT(=TW/TM)が1.05〜1.3である。また、成形、溶接後に周長で0.5〜2.0%の矯正をする。さらに、成形、溶接、矯正後に700〜850℃で焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】配管の溶接または加工によって発生する引張残留応力を低減する熱処理方法を提供する。
【解決手段】直径が200mm以下、板厚が15mm以下の小口径配管を、より大口径の配管と接合する接合継ぎ手を用いて、前記小口径配管と前記接合継ぎ手との溶接後に、溶接部近傍を加熱した後、配管内面を冷媒で冷却する熱処理方法において、加熱範囲と大口径配管との距離が70mm以上であることを特徴とする熱処理方法。 (もっと読む)


【課題】旧オーステナイト結晶粒度を11番以上とし、ベアリングレースの長寿命化を図ることができるようにする。
【解決手段】ベアリングレースの製造方法において、熱間圧延された軸受鋼を焼鈍して加工素材6とする素材製造工程1と、素材製造工程1で製造された加工素材6を冷間鍛造しリング素材7を成形する冷間鍛造工程2と、冷間鍛造工程2で成形されたリング素材7に冷間でリング圧延を施すことでベアリングレース素材を成形する冷間リング圧延工程4と、冷間リング圧延工程4で成形されたベアリングレース素材8に熱処理を施しベアリングレースを製造する熱処理工程5とを備えている。冷間鍛造工程2における加工度F1が0.5以上0.8以下となるように冷間鍛造を行う。 (もっと読む)


1 - 20 / 265