説明

Fターム[4K042DC05]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 加熱条件 (2,857) | その他の加熱条件 (161)

Fターム[4K042DC05]に分類される特許

101 - 120 / 161


【課題】耐食性を有し、耐水素脆化特性に優れた1200MPa以上の強度を有する高強度亜鉛めっきボルト及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.7〜1.1%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.2〜2.0%を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、金属組織が面積率90%以上のパーライトからなり、軸部の表層のビッカース硬さと中心のビッカース硬さとの差が30以下であり、引張強さが1200MPa以上であり、遅れ破壊限界拡散性水素量が0.2ppm以上であることを特徴とする耐水素脆化特性に優れた高強度亜鉛めっきボルト。 (もっと読む)


【課題】金属バリなどの異物や泥水が混入して潤滑条件が劣化やすい環境で使用された場合の寿命を長くする。
【解決手段】軌道輪をなす鋼のクロム含有率を通常より高くし、転動体の転動面の表層部にSi・Mn系窒化物を特定の範囲で存在させる。また、軌道輪と転動体の接触面における残留オーステナイト量の差を特定の範囲に設定する。 (もっと読む)


【課題】 クランクシャフトのジャーナル部やピン部の中心の位置決めを正確に行うことができ、ジャーナル部やピン部を均一に高周波誘導加熱して焼入硬化層の均一化を図ることができると共に、比較的簡便、安価に実施できる高周波誘導加熱コイル用ガイドチップの配設構造を提供する。
【解決手段】 上方側の高周波誘導加熱コイル用ガイドチップ21aを側板7に固定状態で取付けると共に、左右両側の高周波誘導加熱コイル用ガイドチップ21b,21cのうちの少なくとも一方を側板7にジャーナル部2又はピン部4の径方向に沿って変動可能に配設し、3個の高周波誘導加熱コイル用ガイドチップ21a,21b,21cがジャーナル部2又はピン部4に当接されていない自由状態の下では、左右両側の高周波誘導加熱コイル用ガイドチップ21b,21cの間の寸法をジャーナル部2又はピン部3の外径寸法よりも小さくなるように設定する。 (もっと読む)


【課題】高い強度と高い靭性を備え、軽量なゴルフシャフトを提供する。
【解決手段】中空パイプ形状のスチール製ゴルフシャフトにおいて、その厚み方向における残留オーステナイトの含有量分布を外側表面に向かって増大する傾斜構造とする。また、長手方向の残留オーステナイトの分布および/または結晶粒度を調整し、曲げた際に最も大きな応力が加わるゴルフシャフト部位における強度と靱性を確保する。こうすることで、肉薄で軽量化を追及したスチール製ゴルフシャフトを得る。 (もっと読む)


【課題】大型機器(例えば蒸発器)に管台を溶接した溶接部分を、均一な温度で確実に焼鈍して熱応力歪を無くす。
【解決手段】原子力プラントの蒸発器の胴11には、ドレイン孔50が形成されており、このドレイン孔50の外壁側には、管台60が溶接されて溶接部70が形成されている。溶接部70及びその周辺領域を焼鈍して熱応力歪を無くすために、外壁側から外側ヒータ80により加熱すると共に、ドレイン孔50内に棒状の焼鈍用ヒータ装置100を挿入し、焼鈍用ヒータ装置100により内部側からも加熱する。焼鈍用ヒータ装置100は、加熱部であるヒータ部101と、先端の閉塞部材102とで構成される。閉塞部材102は、空気対流により加熱した熱が放散するのを防止して、加熱効率を向上する。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器の仮閉鎖を必要とせずに原子力発電プラントにおける配管の残留応力改善作業を行えるようにする。
【解決手段】残留応力改善処理の対象とする配管2に高周波加熱装置10の高周波加熱コイル16を装着し、この高周波加熱コイルで配管を外周面から加熱する。その一方で、加熱部位に対応する部位で配管を内周面から冷却する。その冷却は、配管の内部に開口部29から挿入した冷却水噴射手段14の噴射ノズル27から噴射水28を配管の内周面に噴射することで行う。 (もっと読む)


【課題】製造ライン上で調質加工を施すことができる調質装置を提供する。
【解決手段】調質装置34は、移載装置35と、モータM1によって回転駆動されるターンテーブル37と、調質加工用の加熱装置39とを備えている。矢印Rの方向に回転されるターンテーブル37上には支持具46,47,48,49が設けられている。移載装置35は、鉛直線の周りに回転されるボディ351と、ボディ351に支持された移載アーム352と、移載アーム352の先端側に設けられたロボットハンド36とを備えている。ロボットハンド36は、供給コンベア50によって搬送されてきた軸形状の素材180を2本単位で把持して、出入りステージ371にある支持具46,47,48,49へ移載する。 (もっと読む)


【課題】 大型の熱処理炉を必要とせず、ラック歯に浸炭焼入れを施すことができるラック・アンド・ピニオン式ステアリング装置のラックとその製造方法を提供する。
【解決手段】 ラック母材から冷間鍛造により成型されたラック歯に浸炭焼入れを施して構成された円形断面の柱状体であるラック歯成型部材14aに、ラック母材から成型された円形断面の筒状体であるラック軸部材14bを接合面14cで摩擦圧接して接合する。断面円形に成型されたラック歯成型部材14aとラック軸部材14bとを接合面14cで突き合わせて加圧し、相対回転運動させ、突き合わせ面が摩擦熱により溶接温度に達して溶接が完了する直前にアプセット圧力を増して溶接し、ラック14が完成する。接合前のラック歯成型部材はラック軸部材の分だけ長さが短くなるから、ラック歯に浸炭焼入れを施すために大型の熱処理炉を必要としない。 (もっと読む)


【課題】高強度かつCVTのプーリの摩耗を低減可能なCVTエレメントを提供する。
【解決手段】サドル部11、ネック部12およびヘッド部13からなり、リング5と係合する本体部と、プーリ2・3に当接する当接部15と、を具備し、当接部15の硬度を本体部の硬度よりも低く設定したCVTエレメント10・10・・・を用いてCVTベルト4を構成することにより、本体部を高強度化してエンジンの高トルク化に対応するとともに、プーリ2・3におけるCVTエレメント10・10・・・との当接部分(溝の表面)の摩耗を低減する。 (もっと読む)


【課題】 肉厚に変動のある筒状部材の薄肉部端部の過熱を防止する焼戻し加熱用支持治具。
【解決手段】 焼入れされた肉厚に変動のある筒状部材の誘導加熱焼戻し熱処理において、被焼戻し筒状部2の薄肉部4に対応する部分のコイル内面に加熱温度制御するコア6が設けられた複巻円筒状コイル5を使用して、該被焼戻し筒状部を外周から誘導加熱して焼戻し熱処理する際に、被焼戻し筒状部の薄肉部端部の過熱を防止するように、該薄肉部端部に当接する当て金12が設けられた肉厚に変動のある筒状部材の焼戻し加熱用支持治具。 (もっと読む)


【課題】 クランクシャフトのフィレットR部の焼戻を良好に行うことができる上に、大型のクランクシャフトにも対応することができ、取扱性が良く、しかも安価に実施することができるようなクランクシャフトの高周波焼戻方法及びこの高周波焼戻方法に使用する高周波誘導加熱コイル体を提供する。
【解決手段】 クランクシャフト1の主構成部であるジャーナル部2及びピン部4のフィレットR部8を高周波焼入して成るクランクシャフト1の高周波焼戻方法において、クランクシャフト1のジャーナル部2及びこのジャーナル部2に隣接して連なるピン部4を高周波誘導加熱コイル体10により焼戻加熱し、クランクシャフト1をその軸線方向に移動して次のジャーナル部2及びこれに隣接して連なるピン部4を順次に焼戻加熱する。 (もっと読む)


【課題】浸炭窒化温度を上昇させることなく、処理効率を向上させることが可能な浸炭窒化方法を提供する。
【解決手段】浸炭窒化方法は、0.8質量%以上の炭素を含有する鋼からなる被処理物を浸炭窒化するための浸炭窒化方法であって、熱処理炉内の雰囲気が制御される雰囲気制御工程と、熱処理炉内において被処理物に付与される温度履歴が制御される加熱パターン制御工程とを備えている。そして、雰囲気制御工程においては、熱処理炉内の温度が、被処理物を浸炭窒化するために熱処理炉内の温度が保持される温度である本加熱温度に到達する前に、被処理物に対して窒素を供給するための窒素供給物質としてのアンモニアが熱処理炉内に導入される。 (もっと読む)


【課題】長寿命化を図ることができるとともに、静的負荷容量が増大して静止時および低速回転時の塑性変形による圧痕に対する耐圧痕性が向上した転がり、摺動部品を提供する。
【解決手段】転がり、摺動部品を、C:0.7〜0.9wt%およびCr:3.2〜5.0wt%を含み、かつ表面に浸炭処理が施された表層部を有する鋼により形成する。表層部の全析出炭化物の面積率を15〜25%とする。表層部に存在する全析出炭化物のうち、面積率で50%以上の炭化物をM型および/またはM23型とする。表層部の炭化物の平均粒径を0.3〜0.6μmとするとともに最大粒径を4μmとする。表面硬さをロックウェルC硬さで62以上とする。表層部の残留オーステナイト中の固溶炭素量を0.95〜1.15wt%とする。 (もっと読む)


【課題】表面性状の良好な軸受鋼熱間圧延材を、各圧延機群における圧延機に大きな負荷をかけず、しかも効率よく製造することができる製造方法の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.95〜1.10%を含有する高炭素クロム軸受鋼鋼材を加熱炉1で加熱した後に、粗圧延機群2、中間圧延機群3及び仕上圧延機群4を備えるとともに前記中間圧延機群3と仕上圧延機群4との間に水冷帯5とガイド8を備える圧延設備を用いて圧延する軸受鋼熱間圧延材の製造方法であって、加熱温度を1050〜1250℃、前記水冷帯5から被圧延材に供給する水量を被圧延材の単位表面積(mm2)あたり0.9×10-5〜3.5×10-53/secとし、かつ仕上圧延機群4の入側の温度を970〜1030℃として圧延する。 (もっと読む)


【課題】大径の部分(12)と小径の部分(11)とをもつ金属の段付き材(1)の、大径の部分だけを局部加熱する装置であって、多数本を同時に処理でき、温度上昇が速やかであって均一な温度に加熱でき、かつ、操作性が良好で熱効率が高いものを提供する。
【解決手段】内部が長い小判型の横断面を有する炉壁(2)、水平な炉床(3)、千鳥配列で配置した複数の台(4)、台に対応する位置に段付き材の装入・取出孔(25)を複数個備えた天井(5)からなる、耐火物で内張りした炉体に、天井の上に、段付き材の小径の部分に合致した大きさの切り欠き(61)を有するスライド蓋(6)と、そのスライド手段(7)と、炉体の両端に対向して設けたバーナー(8)とを加える。バーナーから吹き出す火焔と燃焼ガスが炉内で渦巻き状に流れる。 (もっと読む)


【課題】曲げ疲労特性に極めて優れた浸炭部品を提供する。他の目的は、こうした浸炭部品を製造できる方法を提供する。
【解決手段】母材が、質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.35%を超え、2%以下、Mn:3%以下(0%を含まない)、Cr:2%以下(0%を含まない)、Al:0.1%以下(0%を含まない)、N:0.03%以下(0%を含まない)を含有し、P:0.03%以下、S:0.03%以下、O:0.002%以下を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、浸炭硬化層のC濃度が0.9%以上で、その組織はベイナイトとセメンタイトを含んでおり、且つ最大硬さが650Hv以上である浸炭部品である。 (もっと読む)


【課題】 高靱性と高耐摩耗性および経年変化特性を要求される廃棄物破砕機の破砕刃用鋼およびそれを使用した破砕刃を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.3〜0.5%、Si:0.2〜0.5%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:4.0〜6.0%、MoおよびWの内の1種または2種をMo+1/2W:0.8〜2.5%、VおよびNbの内の1種または2種をV+1/2Nb:0.3〜1.0%、を基本成分として含有し、残部をFeと不可避的不純物からなることを特徴とする耐摩耗性に優れ、かつ経年変化を抑制した破砕用刃物用鋼。 (もっと読む)


【課題】 高性能のワーク移動機構を必要としない簡素な構成でありながら、不等肉厚部を有する部材(有底碗状体又は無底筒状体)の内周面を理想的な無酸素状態の下で高周波焼入することができるような高周波焼入装置を提供する。
【解決手段】 有底碗状体又は一端の開放口が蓋状治具にて閉塞された無底筒状体を所定位置に保持するワーク保持治具13と、有底碗状体の内周面又は無底筒状体の内周面に対応配置されてこの内周面を高周波誘導加熱する高周波誘導加熱コイル14と、有底碗状体の底部又は無底筒状体の一端の蓋状治具に不活性ガス、又は還元性ガス、或いは不活性ガス及び還元性ガスの混合ガスを導入するガス導入管15と、ワーク保持治具13に保持された有底碗状体又は無底筒状体の開放口に対応して配設されるハウジング16と、ハウジング16内に充満されるガスをハウジング16の外部へ排出するガス排出管17と、有底碗状体又は無底筒状体の加熱部に冷却液を噴射する冷却液噴射管18とを具備する。 (もっと読む)


方向性凝固超合金は、熱処理が再結晶を生じるので、しばしば熱処理できない。熱処理中に揺動式に形成される本発明に係る温度推移によって、析出物の溶解と析出との経過を繰り返すことによって機械的応力が低減されるので、熱処理時の再結晶は避けることができる。本方法はγ’析出物を有するニッケル基超合金に応用することができる。周期的熱処理後、温度を完全溶解熱処理温度に等しい温度またはそれより高い温度に調整し、その温度に保つことができる。同様に、完全溶解熱処理温度より上で揺動運動を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】窒素侵入速度を向上させ、浸炭窒化処理の効率化を図ることが可能な浸炭窒化方法を提供する。
【解決手段】浸炭窒化方法は、雰囲気制御工程50と、加熱パターン制御工程60とを備えている。雰囲気制御工程50は、未分解NH分圧制御工程51と、CO/CO分圧制御工程53とを含んでいる。そして、雰囲気制御工程50においては、定義されるaの値が0.88以上1.27以下、定義されるαの値が0.012以上0.020以下となるように、未分解NH分圧制御工程51およびCO/CO分圧制御工程53が実施される。 (もっと読む)


101 - 120 / 161