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Fターム[4K042DC05]の内容

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Fターム[4K042DC05]に分類される特許

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【課題】 耐衝撃性に優れた真空浸炭処理部品を提供する。また、他の目的は、こうした真空浸炭処理部品の製法を提供する。
【解決手段】 真空浸炭処理部品は、該部品表面から深さ50μm位置までの領域における平均窒素量(表面N量)と、部品内部のN量との比(表面N量/内部N量)が、0.8以上であり、耐衝撃性に優れている。前記真空浸炭処理部品の表面から深さ50μm位置までの領域について、光学顕微鏡を用いて倍率200倍で観察したとき、観察視野面積に占める結晶粒度番号が4番以下の面積率は、例えば5%未満程度になっている。 (もっと読む)


【課題】円筒部を有し、その円筒部の一端側と他端側の肉厚が異なる機械部品の前記円筒部の肉厚大側の端面を、円筒部の一端側の内径と他端側の内径の縮み量に大きな差を発生させずに熱処理できるようにすることを課題としている。
【解決手段】機械部品1に設けられた円筒部2の肉厚小側の端面Bを、その面Bの熱処理が要求されないときにも加熱し、その後、焼き入れなどが要求される円筒部2の肉厚大側の端面Aを加熱する。この方法を採ると、円筒部2の一端側と他端側の穴寸法精度の悪化が抑えられ、機械加工なしで要求される穴寸法精度を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 耐遅れ破壊特性に優れた引張強さ1400MPa以上の高強度ボルトおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明ボルトは、質量%で、C:0.15〜0.6%、Si:0.05〜2%、Mn:0.1〜2%、Al:0.002〜0.1%を含有し、更にCr:0.05〜2%、Mo:0.05〜3%、V:0.05〜1%、Ti:0.01〜0.1%、Nb:0.01〜0.1%の1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、引張強さが1400MPa以上で、圧縮残留応力が引張強さの20〜95%であり、表面の十点平均粗さが10μm以下であることを特徴とする。また、その製造方法は、所定強度に調整されたボルトを液体中に浸漬し、または該ボルト表面に液体の膜を形成し、該ボルト表面にパルスレーザービームを集光、照射して、該ボルト表面に引張強さの20〜95%の圧縮残留応力を発生させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】焼結部品の外周に設けられる歯部などを、内周側の非焼き入れ部の薄肉部に割れを発生させずに高周波焼き入れすることを可能にして部品製造の歩留まりを向上させ、併せて焼き入れ後の部品の全品検査を不要となす方法を提供する。
【解決手段】外周に歯部2などの焼き入れ必要部を有し、さらに、その焼き入れ必要部よりも内径側にボス部3などの非焼き入れ部を有し、この非焼き入れ部に径方向厚み寸法の小さい薄肉部6が含まれている焼結スプロケットなどの焼結部品を高周波誘導加熱コイルの内側に配置し、この部品の焼き入れ必要部の高周波焼き入れを、加熱時間:2.5秒以下、焼き入れ必要部の最高到達温度:850℃〜950℃、高周波加熱時間をt(秒)、加熱中の焼結部品の回転数をr(rpm)とし、A=t×r/60とした場合、2≦A≦6、周波数:160KHz以上の条件下で行うようにした。 (もっと読む)


少なくとも歯表皮部が高分子系複合材料製のウォームホイールと、該ウォームホイールと噛合するウォームとからなる減速装置であって、ウォームの歯面は、高周波焼入れにより熱処理されている。
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【課題】 高周波焼入後のスケールの発生を抑制し、転動溝表面を焼入れのままで使用可能とし、曲げの発生を抑制できる転動溝付き機械部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 この転動溝付き機械部品であるねじ軸2は、転動体3が転動する断面円弧状の転動溝5を有し、少なくとも転動溝5の内面が高周波焼入れされたものである。転動溝5の内面は液中で高周波焼入れされる。これにより、転動溝5の内面における高周波焼入れ後には黒色状の酸化スケールの生成がなく、前記高周波焼入れされた転動溝5の内面がそのまま転動面として使用される。 (もっと読む)


【解決手段】 シュー4の摺動面4Aに所定のピッチPで多数の平行線Aを描くようにレーザを照射して焼入れを施し、多数の膨出部6と凹部7を形成する。上記膨出部6は凹部7の箇所よりも硬度が高くなる。良好な耐焼付性を得るためにはピッチPとレーザ照射による焼入れ幅Bとの比率を2〜3に設定する。
上記レーザ焼入れの後に、摺動面4Aに想像線15の位置までラップ加工を施して凹凸を削除して平滑な面としてから最後に摺動面4Aに対してバフ加工を施す。これにより、硬度が低い部分が硬度の高い部分よりも大きく削り取られて、摺動面4Aに多数の微小な凹凸が均一に形成される。
【効果】 シュー4の摺動面4Aに多数の微小な凹凸が形成され、そこに潤滑油が導入されることになるので、耐焼付性に優れたシュー4を提供できる。 (もっと読む)


【課題】鋼管柱の少なくとも一部に、残留応力の除去と靭性の回復とを図り、捩れ、曲がり、変形が殆ど生じない熱処理鋼管を採用し、大幅なコストダウンで構成した鉄骨構造物を提供する。
【解決手段】冷間成形した鋼管Aに対して、加熱とホールドとを交互に行って、加熱により段階的に昇温させるとともに、前段の加熱にて昇温させた温度状態でホールドし、最終段の加熱によりA3変態点以下に昇温させたのち、最終段のホールドを行った加熱鋼管を冷却することで得た熱処理鋼管を、鋼管柱10の少なくとも一部に使用する。 (もっと読む)


【課題】 熱処理終了時におけるスラスト軸受の軌道盤の反り・うねりを抑制し、熱処理後に研削加工を行うことなく高精度のスラスト軸受の軌道盤を製造可能なスラスト軸受の軌道盤の製造方法およびスラスト軸受の製造方法を提供する。
【解決手段】 焼入工程は(誘導加熱焼入れ)、軌道盤をAc1点より低い温度からAc1点以上の温度に加熱する加熱工程と、加熱工程によりAc1点以上の温度に加熱された軌道盤をM点以下の温度に冷却する冷却工程とを有している。加熱工程では軌道盤の転走面に転走面を圧縮する向きの応力を、少なくとも軌道盤の転走部分全体に対して負荷しながらAc1点より低い温度からAc1点以上の温度まで加熱し、冷却工程では応力を少なくとも転走部分全体に対して負荷しながらAc1点以上の温度からM点以下の温度に冷却する。 (もっと読む)


【課題】 熱処理終了時におけるスラスト軸受の軌道盤の反り・うねりを抑制することにより、スラスト軸受の軌道盤の製造コストを低減し、かつ精度を向上しうるスラスト軸受の軌道盤の製造方法およびその軌道盤を備えたスラスト軸受の製造方法を提供する。
【解決手段】 焼入工程は(誘導加熱焼入れ)、軌道盤をAc1点より低い温度からAc1点以上の温度に加熱する加熱工程と、加熱工程によりAc1点以上の温度に加熱された軌道盤をM点以下の温度に冷却する冷却工程とを有している。加熱工程では軌道盤の転走面に転走面を圧縮する向きの応力を、少なくとも軌道盤の転走部分全体に対して負荷しながらAc1点より低い温度からAc1点以上の温度まで加熱し、冷却工程では応力を少なくとも転走部分全体に対して負荷しながらAc1点以上の温度からM点以下の温度に冷却する。 (もっと読む)


【課題】 自動車、建設車両、産業機械などの構成部品に用いられる、歯面疲労強度に優れた歯車の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、
C:0.15〜0.25%、Si:1.0〜1.5%、Mn:0.3〜2.0%、S:0.005〜0.02%、Cr:1.0〜1.8%、Mo:0.8〜1.2%、V:0.10〜0.25%、Al:0.001〜0.04%、N:0.003〜0.02%を含有し、P:0.02%以下に制限し、残部が鉄と不可避的不純物であり、37Si(%)+18Mn(%)+10Cr(%)+31Mo(%)+201V(%)が100〜150の範囲である鋼材を、歯車形状に成型加工した後、加熱温度が900〜1050℃の範囲で真空浸炭処理を施すことを特徴とする歯面疲労強度に優れた歯車の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 継目無鋼管において、長尺鋼管で適切な真直度を保ちながら、かつ該長尺鋼管を切断した鋼管切断リングにおいて優れた真円度を得ることができる低残留応力継目無鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】 継目無鋼管を焼鈍する際、該継目無鋼管を中心軸回りに回転させながら該継目無鋼管の軸方向に移動させることを特徴とする真直度と真円度の優れた低残留応力継目無鋼管の製造方法。また、上記継目無鋼管が、外径と肉厚の比(D/T)が13以上の薄肉継目無鋼管であることを特徴とする真直度と真円度の優れた低残留応力継目無鋼管の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 溶接材部と母材部との境界の残留引張応力を0MPa以下とする。
【解決手段】 オーステナイト系ステンレス鋼製配管1の溶接継手部2のうち、開先角度が1°〜10°の狭開先溶接継手部の内面の残留応力を改善すべく、その溶接継手部2外周に高周波誘導コイル3をその継手部2を中心に所定幅で配置し、且つ上記配管1内に冷却水を流しながら上記高周波誘導コイル3に高周波電流を流して継手部2を加熱する高周波誘導加熱残留応力改善法において、溶接材部7と母材部8との境界の残留引張応力を0MPa以下とすべく、上記配管1の内外面温度差をΔT0、高周波誘導コイルを配置するコイル幅をLとし、
【数1】


【数2】


としたとき、Aが1.0以上となるように配管1の内外面に温度差ΔT0を与え、且つKが2.6以上となるようにコイル幅Lを設定して高周波誘導加熱する。 (もっと読む)


【課題】 溶接材部と母材部との境界の残留応力を0MPa以下とする。
【解決手段】 オーステナイト系ステンレス鋼製配管1の溶接継手部2の内面6の残留応力を改善すべく、その溶接継手部外周に高周波誘導コイル3をその継手部2を中心に所定幅で配置し、且つ上記配管内に冷却水を流しながら上記高周波誘導コイル3に高周波電流を流して溶接継手部2を加熱する高周波誘導加熱残留応力改善法において、溶接材部7と母材部8との境界の残留引張応力を0MPa以下とすべく、上記配管1の溶接継手部2の内外面温度差をΔT0、高周波誘導コイルを配置するコイル幅をLとし、
【数1】


【数2】


としたとき、定数Aが1.7以上となるように配管の内外面に温度差ΔT0を与え、且つ定数Kが3.0以上となるようにコイル幅Lを設定して高周波誘導加熱する。 (もっと読む)


改良された耐摩耗性を有するジョイント部材が得られる方法を提供するという課題を解決するために、第1ステップでは、鋼の総量に対して約0.4〜約0.6重量%の範囲内の炭素成分を有する鋼から製造されるジョイント部材が、少なくとも部分的に、成形部材の表面から最大0.5mmの深さまでにおいて、鋼の総量に対して1.3重量%までの炭素成分まで浸炭され、第2ステップでは、浸炭されたジョイント部材が、第1ステップでの浸炭によって得られる深さよりも大きな深さまで焼入れされる方法が提案される。 (もっと読む)


【課題】比較的安価で、一般的に実施されている熱処理に加え、表面部を再度焼入れし疲労強度、降伏強度、キャンバー(曲率)などの形状精度ならびに耐食性を一層向上させることができる板ばね及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の板ばねの製造方法は、所定の熱処理が行われたばね鋼からなる板ばね基材に、その使用状態と同じ方向の荷重を加えながら引張応力が作用する側の面に高周波焼入れを施した後、所定温度まで冷却し、その後前記荷重を解除することを特徴とする。また、前記高周波焼入れの後に、高周波焼入れした面に対して所定平均粒径のショットによりショットピーニングを施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
引張強度が980MPa以上で、高い加工性及び成形性を有し、さらに水素脆化起因による遅れ破壊特性を改善した鋼板、及びそれを使用した自動車用部材とその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
質量%で、C:0.01〜0.40%、Si:2.0%以下、Mn:0.01〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜4%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、ミクロ組織がマルテンサイトを面積率で最大の相とし、引張強度が980MPa以上であり、旧オーステナイト組織が粒径3〜50μmのマルテンサイト組織又はベイナイト組織からなることを特徴とする耐水素脆化特性に優れたホットプレス用鋼板。 (もっと読む)


【課題】 T字配管の溶接部及びその近傍を効率的にレーザー加熱して、残留応力を除去する。
【解決手段】 レーザーヘッド10から出射したレーザービームを、T字配管50の溶接部に照射・加熱して残留応力を除去する。このとき、リングレール2に沿い回転走行台車3が走行することにより、レーザーヘッド10のθ方向位置が調整され、上下スライド4のスライドによりレーザーヘッド10のZ方向位置が調整され、半径スライド5がスライドすることによりレーザーヘッド10のL方向位置が調整され、円弧片スライド7が円弧片に沿いスライドすることによりレーザーヘッド10のα方向が調整され、レーザーヘッド支持部9が回動することによりレーザーヘッド10のβ方向が調整され、オシレートによりレーザーヘッド10のγ方向位置が調整される。 (もっと読む)


【課題】 加熱処理により発生する機械的残留応力を除去する。
【解決手段】 本発明は、前方領域T1と、第1中間領域T2と、スタータ用のショルダ面2が設けられている第2中間領域T3とを備えている剛質のスタータヘッドシャフト10の製造方法であって、a)3つの領域を機械加工し、b)第1中間領域T2の外側ねじ切り部(16)を形成し、c)スタータヘッドシャフト10の少なくとも一方の端部を表面加熱する処理を含んでいる。本発明は、加熱処理により発生する機械的残留応力を低下させるために、加熱処理前の追加的な処理を含むことを特徴としている。 (もっと読む)


本発明は、熱間成形可能な非焼入れの鋼板から成る半製品からプレス焼入れ部品、特に車体構造部品を製造する方法に加えて、プレス焼入れ部品に関する。本発明は、冷間成形プロセス、特に絞りプロセスによって半製品から部品ブランクを成形し、製造すべき部品の縁の外形にほぼ対応するように部品ブランクの縁を切断し、切断された部品ブランクを、熱間成形工具で加熱すると共にプレス焼入れし、続いて、被覆ステップにおいて、腐食防止被覆によって覆う各ステップを備える。 (もっと読む)


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