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Fターム[4L037PS02]の内容

無機繊維 (8,808) | 耐炎化;焼成;不融化 (815) | 気体酸化剤 (407)

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【課題】炭素繊維束の製造方法において、単繊維の構造的欠陥が少ない炭素繊維束を提供することが可能な耐炎化繊維束を製造する製造方法を得ること。また、炭素繊維束の生産時の強度安定化、特に生産スタート時強度安定化を図ることができる炭素繊維束の製造方法を提供すること。
【解決手段】糸条繊度100〜30000dtex、フィラメント数500〜70000のポリアクリロニトリル系繊維束を、酸化性気体を循環する熱処理炉内で酸化性雰囲気下で200〜300℃で加熱する耐炎化繊維束の製造方法であって、前記熱処理炉内及び/または前記熱処理炉の循環ダクト部に体積基準で97〜100%が粒径2mm〜80mmであるセラミック粒又は金属粒の集合体をその内部に充填した濾材ユニットを有する濾過装置が設置され、該濾過装置を通して酸化性気体を循環させる耐炎化繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】低コストでエコに優れたポリアクリロニトリル系繊維束を耐炎化する熱処理炉および耐炎化繊維の製造方法並びに炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】炉本体部が、前記被処理物の走行方向に対して交差方向に熱風を吹き込む熱風導入部と、同熱風を排出する熱風排出部を有する熱処理室と、前記被処理物の走行方向に対して交差方向に熱風の循環機構を有するシール室と、室内の気体を排出する排出部と前記気体を排ガス処理設備へ排出する排出手段を有するシール排気室から構成され、前記熱処理室の熱風排出部と熱風導入部は加熱手段と送風手段を有する熱風循環路により連結され、前記熱風循環路の途中には、排ガス処理設備へ分岐する枝路と新鮮熱風を導入する枝路を有し、前記シール排気室の排出部から排出された気体の少なくとも一部を還送する岐路を有し、前記熱風循環路、または、前記新鮮熱風を導入する枝路につながる導入路に接続される熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】繊維径が小さく、高温環境下に曝されても元の形状を保ち、かつ、水に対して十分な分解性を有すとともに、製造時の環境も安全な無機繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】SiO、CaO、およびMgOを必須成分とする無機繊維であって、ケイ素の含有率が5モル%以上80モル%以下、カルシウムの含有率が5モル%以上80モル%以下、マグネシウムの含有率が2モル%以上80モル%以下(ただし、上記の含有率は、該無機繊維における酸素以外の元素の存在量の総和に対する各元素のモル%である)であり、実質的にアルミニウムを含まず、平均繊維径が100nm以上2000nm以下であり、瘤状の部分を有しないことを特徴とする無機繊維。 (もっと読む)


【課題】高引張強度かつ高引張弾性率の炭素繊維を製造することができる前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】(1)ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、及びジメチルスルホキシドからなる群から選択される少なくとも一種の有機溶剤にカーボンナノチューブとポリアクリロニトリル系ポリマーを分散・溶解させてカーボンナノチューブ分散液を調製する工程;(2)このカーボンナノチューブ分散液を濃縮する工程;(3)この濃縮したカーボンナノチューブ分散液を貧溶媒中で凝固し、ろ別、乾燥して、カーボンナノチューブを含有するポリアクリロニトリル系ポリマーを調製する工程;(4)このカーボンナノチューブを含有するポリアクリロニトリル系ポリマーをロダン塩の水溶液に溶解させ、紡糸原液を調製する工程;(5)この紡糸原液から、湿式又は乾湿式紡糸法によって凝固糸を得る工程;そして(6)この凝固糸を延伸して炭素繊維の前駆体繊維を得る工程を含む炭素繊維の前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、優れた炭素繊維強度が得られる炭素繊維製造用アクリル繊維油剤と、それを用いた炭素繊維の製造方法とを提供することにある。
【解決手段】 本発明の炭素繊維製造用アクリル繊維油剤は、アマイドポリエーテル変性シリコーンおよび界面活性剤を必須に含有し、油剤の不揮発分全体に占める前記アマイドポリエーテル変性シリコーンの重量割合が1〜95重量%であり、前記界面活性剤の重量割合が5〜50重量%である。また、本発明の炭素繊維の製造方法は、上記油剤を炭素繊維製造用アクリル繊維に付着させる付着処理工程と、付着処理後のアクリル繊維を200〜300℃の酸化性雰囲気中で耐炎化繊維に転換する耐炎化処理工程と、前記耐炎化繊維をさらに300〜2000℃の不活性雰囲気中で炭化させる炭素化処理工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、優れた炭素繊維強度が得られる炭素繊維製造用アクリル繊維油剤と、それを用いた炭素繊維の製造方法とを提供することにある。
【解決手段】 本発明の炭素繊維製造用アクリル繊維油剤は、界面活性剤とシリコーン化合物を必須に含有し、前記界面活性剤が、ベンゼン環またはナフタレン環を1つのみ有し、かつそのベンゼン環またはナフタレン環が、オキシアルキレン基の繰り返し単位を持つ置換基と脂肪族炭化水基を含む置換基とをそれぞれ一つ以上有する化合物であり、油剤の不揮発分全体に占める前記界面活性剤の重量割合が5〜50重量%である。 (もっと読む)


【課題】カーボンナノファイバーが均一に分散した炭素繊維前駆体繊維用ポリアクリロニトリル系重合体の分散体を簡便に製造する方法を提供する。
【解決手段】カーボンナノファイバーとアクリロニトリルとラジカル重合開始剤と溶剤とを含有する混合体中において、前記カーボンナノファイバーの存在下にラジカル重合を惹起せしめ、前記混合体中でアクリロニトリル系重合体を形成してカーボンナノファイバーとポリアクリロニトリル系重合体を含有する混合物を得る工程と、ラジカル重合後に前記混合物中でカーボンナノファイバーを分散させる工程とを経て得られる炭素繊維前駆体繊維用ポリアクリロニトリル系重合体の分散体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
高引張強度かつ高引張弾性率の炭素繊維を製造することができる前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
以下の工程を含むことを特徴とする、炭素繊維の前駆体繊維の製造方法:(1)カルボキシメチルセルロースの水溶液を調製する工程;(2)このカルボキシメチルセルロースの水溶液にカーボンナノチューブを添加し、超音波を照射してカーボンナノチューブを分散させ、カーボンナノチューブ分散液を調製する工程;(3)このカーボンナノチューブ分散液とポリアクリロニトリル系ポリマーとロダン塩とを含む紡糸原液を調製する工程;(4)この紡糸原液から湿式又は乾湿式紡糸法によって凝固糸を得る工程;そして(5)この凝固糸を延伸して炭素繊維の前駆体繊維を得る工程。 (もっと読む)


【課題】
高引張強度かつ高引張弾性率の炭素繊維を製造することができる前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
以下の工程を含むことを特徴とする、炭素繊維の前駆体繊維の製造方法:(1)水溶性キシランの水溶液を調製する工程;(2)この水溶性キシランの水溶液にカーボンナノチューブを添加し、超音波を照射してカーボンナノチューブを分散させ、カーボンナノチューブ分散液を調製する工程;(3)このカーボンナノチューブ分散液とポリアクリロニトリル系ポリマーとロダン塩とを含む紡糸原液を調製する工程;(4)この紡糸原液から湿式又は乾湿式紡糸法によって凝固糸を得る工程;そして(5)この凝固糸を延伸して炭素繊維の前駆体繊維を得る工程。 (もっと読む)


【課題】
高引張強度かつ高引張弾性率の炭素繊維を製造することができる前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
以下の工程を含むことを特徴とする、炭素繊維の前駆体繊維の製造方法:
(1)ジメチルスルホキシドにカーボンナノチューブを添加し、超音波を照射してカーボンナノチューブを分散させ、カーボンナノチューブ分散液を調製する工程;
(2)このカーボンナノチューブ分散液とポリアクリロニトリル系ポリマーのジメチルスルホキシド溶液とを合わせて、紡糸原液を調製する工程;
(3)この紡糸原液を、紡糸口金を経て凝固浴中に吐出して、凝固糸を得る工程;そして
(4)この凝固糸を延伸して炭素繊維の前駆体繊維を得る工程。 (もっと読む)


【課題】複数の小トウを容易に1本に集束可能で焼成時に自然に元の小トウに分割可能な分割能を備え、生産性や品質に優れる炭素繊維を得るに好適な炭素繊維前駆体繊維束、優れた炭素繊維とその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の製造方法で得られる、単繊維繊度0.7〜1.3dtex、小トウ単繊維数5〜15万、集合トウ総単繊維数10〜60万の炭素繊維前駆体繊維束であり、複数の小トウ間の交絡度が1m-1以下で、捲縮が付与されない実質的にストレートな繊維からなり、容器への収納時及び容器から引き出し焼成工程に導入する際に1本の集合トウの形態を保持し焼成工程にて同工程で発生する張力により複数の小トウに分割可能な幅方向の分割能を有す。この繊維束を耐炎化工程で発生する張力により小トウに分割しつつ焼成する炭素繊維の製法。この方法で製造されストランド強度4100Mpa以上の炭素繊維。 (もっと読む)


実験式 L(OH)z [式中、Lはヒドロキシル基のないリグニンを意味し、OHはLに結合された遊離ヒドロキシル基を意味し、且つzは、Lに結合された遊離ヒドロキシル基の100%を意味する] のリグニンから製造されるリグニン誘導体であって、該リグニン誘導体において、Lに結合された遊離ヒドロキシル基のx≧0.1%が、二価の残基Rxと共に誘導体化され、前記二価の残基Rxはエステル基、エーテル基またはウレタン基を介してLと連結しており、
Lに結合された遊離ヒドロキシル基のy≧0.1%が、一価の残基Ryと共に誘導体化され、前記一価の残基Ryはエステル基、エーテル基またはウレタン基を介してLと連結しており、x+y=100%であり、且つ、z=0%であることを特徴とする、リグニン誘導体が発表される。さらに、該リグニン誘導体を含む成形体が発表される。該成形体は、繊維の形態、例えば、炭素繊維の製造のための前駆体繊維として存在できる。最終的に、先述の前駆体繊維から製造される炭素繊維が発表される。
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【課題】炭素繊維の製造において、高い生産性でありながら、安定した品質を維持することか可能な炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】以下の条件(1)及び(2)を満足する、アクリル繊維を溝ロールで折り返しながら耐炎化処理する炭素繊維の製造方法。
(1)前記溝ロールの上流側にコームを配置し、前記溝ロールと前記コームとの間隔を100〜200mmとする。
(2)前記溝ロールの溝間隔をA、前記溝ロール上の繊維束の幅をBとしたとき、
1.8≦A/B≦3.0とする。 (もっと読む)


【課題】
耐炎化工程中においても蓄熱による糸切れを防止しできる糸繋ぎ接合部および糸繋ぎ接合部を有する炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
焼成工程通過中の前駆体繊維束の終端部と、次に焼成工程を通過させようとするボビンに巻き取られた前駆体繊維束の始端部ないしは接続媒体となる繊維束とを長手方向に相互に重ね合わせ接合されてなる糸繋ぎ接合部において、糸繋ぎ接合部は2つの繊維束が開繊されてなる放熱部と、放熱部の両端に繊維束の幅方向に複数の部分絡合をもつ絡合部を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】圧縮強度などの圧縮特性に優れた炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】前駆体繊維を大気雰囲気中で200〜280℃で繊維比重を増加させつつ酸化させる耐炎化処理を行うに際し、繊維比重が1.185〜1.195の延伸倍率切替繊維比重に達するまでの耐炎化処理前期段階における延伸倍率を1〜1.2倍にし、前記延伸倍率切替繊維比重を超えた以降の耐炎化処理後期段階における延伸倍率を前記耐炎化処理前期段階における延伸倍率よりも降下させることにより、耐炎化処理前期段階延伸倍率/耐炎化処理後期段階延伸倍率を1より大きくして繊維比重が1.35以下の耐炎化繊維を得、次いで前記耐炎化繊維を不活性雰囲気中で800〜1800℃で炭素化することを特徴とするクリップ強度/ストランド引張強度が74%以上である炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】耐炎化炉の稼働率向上、及びメンテナンス費用低減を図りつつ、高品質の炭素繊維を生産するための耐炎化炉と、これを用いた炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】その内部で、炭素繊維前駆体繊維束を複数回走行させ、かつ熱風を吹き付けて耐炎化処理する熱処理室と、前記熱処理室内の熱風を循環させる熱風循環路と、初期走行域の熱風の風速を、その他走行域の風速の10〜50%に調整する調整機構と、前記初期走行域を通過した熱風を、前記熱処理室と前記熱風循環路からなる熱風循環系の外に排出する排出路と、を備えた耐炎化炉。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維とマトリクス樹脂との接着性(界面接着性)を適度で適正なものとすることによって、特に耐衝撃性に優れた複合材料を製造するための炭素繊維を提供すること。
【解決手段】炭素繊維の繊維軸方向において、表面酸素濃度(O/C)の相対的に高い部分と低い部分が、規則性を持って繰返された表面特性を有する複合材料用炭素繊維である。
O/Cが相対的に高い部分と低い部分の差が少なくとも3%で、繰返しの数(ピッチ数)が炭素繊維10mm当たり1〜10回の範囲にあるものが好ましい。かかる炭素繊維は、好ましくは、第1の表面処理工程、例えば、電解処理で炭素繊維の表面を均一に処理し、次いで、第2の表面処理工程、例えば、パルス波を用いる電解処理で表面を繊維軸方向に不連続に処理することによって得られる。 (もっと読む)


【課題】
PAN系の炭素繊維前駆体繊維を乾湿式紡糸するに際し、生産性およびプロセス性を高めつつ、その製造エネルギーを減じ、高品質で高品位な、かつ、炭素繊維の製造工程においても通過安定性に優れた炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%以下の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を乾湿式紡糸するに際し、該紡糸溶液を凝固価が17〜40gである凝固浴条件の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】樹脂と複合化させて炭素繊維強化複合材料とした場合に複合材料が高い強度等を示すと共に、複合材料製造時の毛羽発生を抑制し且つ得られる複合材料の剥離を抑制する炭素繊維を提供する。
【解決手段】ストランド弾性率が290〜350GPa、表面酸素濃度比O/Cが10〜25%、サイズ剤付着量が0.4〜1.7質量%、張力下のストランド幅広がり性が135tex/mm以下であり、動的測定による初期濡れ性A(mN/tex)が、−1.3×10-4≧A≧−6.5×10-4の範囲である炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】結晶子サイズが小さいにも拘らず結晶配向度が高い炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】不活性雰囲気中で耐炎化繊維を500〜700℃の終了温度で熱処理して第一炭素化処理繊維を得、第一炭素化処理繊維を750〜900℃の終了温度まで昇温速度100〜400℃/分、延伸倍率1.0〜1.2倍で熱処理して第二炭素化処理繊維を得、第二炭素化処理繊維を1000〜1300℃の終了温度まで昇温速度100〜400℃/分、延伸倍率0.95〜1.1倍で熱処理して第三炭素化する炭素繊維の製造方法において、第二炭素化処理時の延伸倍率が第三炭素化処理時の延伸倍率よりも大きいことを特徴とする結晶配向度(%)/結晶子サイズLc(nm)≧50で、235≦弾性率(GPa)≦295の炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


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