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Fターム[4L055AH24]の内容

 (82,557) | 製紙用薬品の特性(蒸解、漂白、脱墨剤を除く) (8,926) | 耐油剤 (72)

Fターム[4L055AH24]に分類される特許

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【課題】バリア性、耐溶剤性および耐水性のいずれにおいても優れたバリア層を形成できる、新規なバリア剤を提供すること。
【解決手段】スチレン類(a1)、α,β不飽和ジカルボン酸類(a2)、および多官能ビニルモノマー(a3)を含む単量体群を重合してなる共重合体中和塩(A)を含有させ、樹脂コート紙用バリア剤とする。当該共重合体中和塩(A)およびカルボキシメチルセルロース中和塩(B)を含有する樹脂コート紙用バリア剤は、バリア性が更に向上する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、特に炭素繊維等強化繊維のプリプレグ用途に使用される剥離用工程紙基材において、基材上に設けられた防浸層に特定の天然層状顔料と有機フッ素化合物を含有することにより、特に剥離剤の耐溶剤性と繰り返し使用時の寸法安定性が良好で、更に加熱成型時の耐熱性に優れているという剥離用工程紙基材を提供するものである。
【解決手段】 基材の少なくとも片面に防浸層を設けた剥離用工程紙基材において、該防浸層がアスペクト比90以上の天然層状顔料と特定の有機フッ素化合物を含有することを特徴とする剥離用工程紙基材。該防浸層の固形分塗工量が1.0〜5.0g/m2であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、前記した従来技術の状態に鑑み、塗工層中に無機顔料を最適な比率で配合することにより印刷適性及び鉛筆筆記性が良好である積層耐水シートを提供することを目的とする。
【解決手段】 シート状支持体からなる基材層の少なくとも片面に、熱可塑性樹脂からなる2以上の層を積し、その最外層の表面に無機顔料とバインダーとを含有し、塗工量が0.1〜5.0g/mの塗工層を設けたことを特徴とする印刷適性及び鉛筆筆記性良好な積層耐水シート。 (もっと読む)


【課題】パーフロロオクタン酸を含まない環境対応型フッ素系撥水撥油剤が開発されているが、このフッ素系撥水撥油剤は、撥油性能が低下し、脱酸素剤の包装紙等で新たな問題となっている。パーフロロオクタン酸を含まない環境対応型フッ素系撥水撥油剤を使用し、キット法による撥油度試験でキットナンバー10以上の撥油性能を有する撥水撥油紙を提供する。
【解決手段】紙基材の表面に、イソシアネート系の硬化剤を原液に対して1〜8重量%添加したウレタン系又は塩化酢酸ビニール系のインキをグラビア印刷、フレキソ印刷又はオフセット印刷の何れかを適用してコーティングし、次いで、パーフロロオクタン酸を含まない環境対応型フッ素系撥水撥油剤を、グラビア印刷を適用してコーティングし、二層コーティングすることで解決した。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、環境問題の懸念されない炭素鎖長が6以下のパーフルオロアルキル基のフッ素系耐油剤を使用して、耐油性、耐水性、透気性などの特性が食品用耐水耐油紙として実用上に耐え得る耐水耐油紙を得ることである。
【解決手段】本発明に係る耐水耐油紙は、多孔質繊維を主成分とした基紙に、パーフルオロアルキル化合物を含有するフッ素系耐油剤を浸透させて付着させた耐水耐油紙において、パーフルオロアルキル化合物は、炭素鎖長が6以下のパーフルオロアルキル基を有する化合物であり、かつ、フッ素系耐油剤の付着量が固形分として0.3g/m以上であり、かつ、フッ素系耐油剤を浸透させて付着させた基紙を乾燥させた後にさらに温度エージング処理がなされたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ペルフルオロアルキル基の炭素鎖長が6以下であるカチオン性含フッ素共重合体を用いて耐油性を付与する際に、該カチオン性含フッ素共重合体の使用量を多くする方法によらずに、良好な耐油性を有する耐油紙を製造できるようにする。
【解決手段】耐油紙を製造する際、炭素数1〜6のペルフルオロアルキル基を有する単量体(a)に基づく重合単位(a’)を有するカチオン性含フッ素共重合体(A)を含有する組成物(I)と、両性ポリアクリルアミド系樹脂(B)を含有する組成物(II)とからなる耐油処理剤を、紙の構成材料に添加する。 (もっと読む)


【課題】ペルフルオロアルキル基が短鎖である含フッ素重合体を用いて、良好な耐油性を有する耐油紙を製造できるようにする。
【解決手段】耐油紙を製造する際、炭素数1〜6のペルフルオロアルキル基を有する単量体(a)に基づく重合単位(a’)を有するカチオン性含フッ素共重合体(A)を含有する組成物(I)と、N−ビニルホルムアミドに基づく重合単位を含む重合体(B)を含有する組成物(II)とからなる耐油処理剤を、紙の構成材料に添加する。 (もっと読む)


【課題】PFOSとPFOAとを含まず、且つ、加熱によって環境および健康に対して有害であるフッ素化合物成分が発生しないフッ素系耐油剤を用いたプリント化粧板用紙を提供する。
【解決手段】パルプを原料とした基紙にフッ素系耐油剤が内添されており、少なくとも一方の面に艶面が形成されているプリント化粧板用紙であって、前記フッ素系耐油剤を構成する官能基を含めたフッ素系樹脂が、分子量が3000〜80000であり、前記フッ素系耐油剤を対パルプ固形分0.05〜1.0質量%含有し、GC/FID法により測定したパーフルオロオクタン酸およびパーフルオロオクタンスルホン酸の検出量が2ppb以下であるプリント化粧板用紙。 (もっと読む)


【課題】
コルゲーターでの段ボール製造工程にて、ゴミ、埃等の付着問題とパッレト輸送時のシート崩れを起こさず、リサイクル可能な、耐油板紙及び耐油段ボールを製造する。
【解決手段】
製紙工程にて、耐油剤の浸透を防止するバリアー層(顔料塗工層)を作成する。
次に、別塗工機にて、スチレン・アクリル樹脂エマルジョンとワックスエマルジョンからなる耐油塗料を塗工し、裏面より乾燥して耐油層を形成する。この場合に、スチレン・アクリル樹脂とワックス比率を調整して、耐油層表面の最低ヒートシール温度が200℃以上であり、かつ耐油層面同士の滑り角度が13以上とする。 (もっと読む)


【課題】結晶性エチレンセグメントを含有し、油、グリース、溶媒、水、及び水蒸気に対する耐性を付与するのに有用である水性系の半結晶性酢酸ビニル−エチレンポリマーエマルジョンを含む、紙などのセルロース製品のコーティング組成物を提供する。
【解決手段】エチレンと酢酸ビニルなどのコモノマーとの直接の水性系遊離基乳化重合により調製される半結晶性水性系ポリマーエマルジョンであって、該半結晶性水性系ポリマーエマルジョンは結晶溶融点と、5〜100J/gの範囲の結晶融解熱とを有する。この半結晶性水性系エマルジョンポリマーは、油、グリース、溶媒、水、及び水蒸気に対する耐性を付与するための紙又は板紙などのセルロース製品用コーティングとして直接使用する。 (もっと読む)


【課題】ペルフルオロアルキル基が短鎖であるフッ素系材料を用いて、水および油に対して高いバリア性を実現できる撥水耐油剤組成物を提供する。
【解決手段】炭素数1〜6のペルフルオロアルキル基を有する単量体(a)に基づく重合単位(a’)を有する含フッ素共重合体と、カチオン性デンプンと、水性媒体を含有する撥水耐油剤組成物。 (もっと読む)


本発明は、(i)Tgが−15〜35℃の範囲のポリマーを含有するコア(前記ポリマーは、少なくとも1の共役ジエンモノマーを含有するモノマー混合物から形成される)、及び(ii)Tgが40〜180℃の範囲のポリマーを含有するシェル(前記ポリマーは、少なくとも1の芳香族ビニルモノマーを含有するモノマー混合物から形成される)を含むコアシェルポリマーを提供し、この際コアポリマーのゲル含分は、62%未満である。 (もっと読む)


【課題】水や、蒸気等の水分を吸水・吸湿しながら、動植物油等の油分の吸収を抑制する、すなわち吸湿・耐油性を有し、さらに、印刷適性、リサイクル性に優れ、罫線割れの発生もなく、低コストで製造できる板紙(吸湿・耐油板紙)を提供する。
【解決手段】基紙が少なくとも表層及び裏層の2層以上の紙層からなる板紙であって、表層の表面及び/又は裏層の表面に、少なくともアクリル系樹脂と多孔質無機粒子とを含有する塗工液を、片面あたり固形分で2〜40g/m塗布することにより塗工層を設ける。 (もっと読む)


基材を、以下の重量割合でのモノマーの重合から調製された組成物と接触させる工程を含む可撓性、線維性、不織基材に撥油性を付与する方法:
(a)約60%〜約90%の式1のモノマーまたはこれらの混合物
f−Q−CO−CR=CH2 式1
(式中、Rfは、2〜約20個の炭素原子の直鎖または分岐鎖パーフルオロアルキル基であり;Rは、HまたはCH3であり;Qは、−(Cn2npSO2NR1(Cn2nO)y−であり、式中、−(Cn2n)はRfに結合しており;および、R1はHまたはC1〜C20アルキルである)
(b)約10%〜約25%の式2のモノマーまたはこれらの混合物
CH2=C(R)COZ(CH2q(CHR)rNR23 式2
(式中、R2およびR3は、各々独立して、C1〜C4アルキル、ヒドロキシエチル、またはベンジルであるか、あるいは、R2およびR3は窒素原子と一緒になってモルホリン、ピロリジン、またはピペリジン環を形成し;ならびに、Zは、−O−または−NR4−であり、式中、R4はHまたはC1〜C4アルキルである)ならびに
(c)約1%〜約15%の式3のモノマーまたはこれらの混合物
CH2=CR(R5e−COOH 式3
(式中、R5は、CO(CH25、CO−O−(CH22、C64CHR、またはCONRR6であり;および、R6は、C64OCH2、(CH2d、またはC(CH32CH2である)。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、簡単かつ低廉に加熱加工食品に用いる食品用耐油紙の製造を可能とすることを主課題とし、特にPVA水溶液を混合の程度を高くかつ効率よく製造可能とし、下級紙に効率よく加工可能とすることを課題とする。
【解決手段】
係る課題を解決するため、水を70度乃至95度に加熱し、ポリビニールアルコール(PVA)を添加して7乃至10パーセントの濃度のPVA水溶液とし、該PVA水溶液を純白紙その他の下級紙にコートし、該コートした純白紙その他の下級紙を乾燥して形成した加熱加工食品に用いる食品用耐油紙の製造方法を提供するものであって、係る発明によって前記課題を解決できる。 (もっと読む)


【解決手段】紙基材の少なくとも一方の表面上に、撥水・撥油・剥離性を有するシリコーン樹脂層を設けた撥水・撥油紙であって、J.TAPPI紙パルプ試験方法No.41−83に従って測定した平面部の耐油度がキット値で9以上、折り曲げた際の該折り曲げ部の耐油度が8以上であり、かつJ.TAPPI紙パルプ試験方法No.68:2000に従って測定した平面部の撥水度がR8以上であり、上記折り曲げ部の撥水度がR7以上である耐折り曲げ性に優れた撥水・撥油紙。
【効果】撥水・撥油・剥離性を有するシリコーン樹脂層による良好な撥水性と撥油性を具備し、しかも、紙を折り曲げた際の折り曲げ部における撥水性と撥油性の低下も少なく、折り曲げ部においても実用上問題にならない程度に維持できることから、安全性の高い、様々な揚げ物食品や油脂含有食品等の油を含む食品の包装用又は容器用等の実用的な撥水・撥油紙として有用である。 (もっと読む)


耐脂紙を食品加工および/または食品包装用に提供するものであって、紙が含フッ素重合体で処理することによって疎油性にされている。含フッ素重合体は、含フッ素単量体をメルカプト基含有オルガノポリシロキサンの存在下で重合して製造される。含フッ素重合体は、予め成形された紙へ塗布することによって、または重合体を抄紙工程中のサイズ剤として、適用される。 (もっと読む)


【課題】収容された食品から出た油分や水分が、食品に再付着することがなく、また収容する食品から出た油分や水分が紙層内に浸透しても所定の強度を維持することができ、また、板紙を紙製容器に加工した際に、食品から出た油分や水分が容器の外面に滲み出すことがなく、また、貼合や製函などにより板紙を紙製容器へ加工する際に特殊な接着剤を必要とせず、さらにまた、再生紙用の原料としてリサイクルを可能とした多層抄き板紙及びこの板紙を用いて形成された紙製容器を提供すること。
【解決手段】少なくとも表層、裏層、及び表層と裏層との間に配置される1層又は複数層から成る中間層を有する多層抄き板紙であって、表層及び裏層は吸水・吸油性を有し、中間層は少なくとも耐油・耐水性を有する層を有する。 (もっと読む)


【課題】耐油性を有する多層抄き板紙において、多層抄き板紙の反耐油層面に油分が付着し、油染みが発生した場合においても、容器外観の見映えを悪化させることがなく、また、容器内に収容する食品のサクサクとした食感(クリスピーな食感)を良好に保つことができるようにした多層抄き板紙及びこの多層抄き板紙を用いて製函された紙製容器を提供する。
【解決手段】少なくとも表層、裏層、及び前記表層と前記裏層の間に配置される中間層か
らなり、耐油性を有する坪量が200〜530g/mの多層抄き板紙であって、前記中間
層の色調における明度(L値)が70〜85であり、前記中間層には少なくとも機械パル
プが10%含有され、透気度を10〜150秒とする多層抄き板紙を作る。 (もっと読む)


製紙用の完成紙料中に水に対するサイズ剤および油に対するサイズ剤の両方が存在することは、互いのサイジング特性に逆効果を与えるという点で有害である。本発明において、この逆効果は、完成紙料中にポリビニルアミンを存在させることによって相殺または低減が可能であることが見出された。 (もっと読む)


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