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Fターム[5D061CC04]の内容

防音、遮音、音の減衰 (3,684) | 板、パネル、シート状以外の形状 (263) | ブロック体 (124) | 共振型吸音器 (87)

Fターム[5D061CC04]に分類される特許

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【課題】粒状部材を用いた吸音材の空隙率を大きくして吸音性能を大幅に高める。
【解決手段】複数の開口部3を有する粒状の中空ビーズ4を多数用いて吸音材1を設ける。複数の開口部3より音をビーズ内(空気室2)に導くことができるため、吸音材1の有効空隙率を大きくでき、吸音性能を大幅に高めることができる。また、開口部3から空気室2に侵入した音が空気室2内で急激に拡張した後、分岐し、曲がり、その後開口部3で急激に縮小されることで音エネルギーが低下するため、吸音材1の吸音性能を高めることができる。さらに、各中空ビーズ4は、中空であり、且つ開口部3を備えるため、音エネルギーによって各中空ビーズ4が容易に変形して、吸音性能を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】建築施工面や意匠面での要求に適合しつつ、低周波数範囲の吸音を行う吸音構造体を提供する。
【解決手段】吸音構造体1は、複数の開口部30を有した板状部材10と、剛体壁40と、板状部材と剛体壁との間に設けられた背後空気層20と、を備える。吸音構造体1は、開口部30に接続された延長部材50をさらに備え、かつ、延長部材50の少なくとも延長部50が背後空気層20内に収容されていることを特徴とする。開口部30が孔形状又はスリット形状を成すことが好ましい。延長部50は、背後空気層20の厚さLよりも長いことが好ましく、また、延長部50の少なくとも一部に折り返し部が形成されていることが好ましい。また、延長部材50と、これに隣接する延長部材50と、を連結する連結部材50をさらに備えることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】車両の走行時には音を吸収するとともに、車両に事故が発生したときには乗員を衝撃から保護する。
【解決手段】車両に急激な加速度が発生した場合には、まず、筐体12において質量部が慣性の法則に基づく慣性力により大きく揺すられることになり、これにより、脆弱部25が破壊されやすい状態になるか又は一部破壊される。ここで例えば脆弱部25が破壊されやすい状態になった後、慣性の法則に基づく慣性力により乗員の体も揺すられて吸音体10に接触し、この接触時に乗員の体から吸音体10に加わえられる力により、筐体12は脆弱部25において容易に破壊されて潰れる。つまり、乗員の体が吸音体10に当たったときの衝撃は、筐体12が脆弱部25で直ちに破壊されて潰れることで吸収され、乗員の体に与えられる衝撃の大きさは小さくなる。 (もっと読む)


【課題】低コストの車両用吸音構造体を提供することを目的とする。
【解決手段】一端に開口部24を有する凹状のセル12と、該セル12内に設けられ、開口部24から該セル12内に侵入した音波を2つに分岐させる分岐部14と、該分岐部14で分岐した一方の音波32及び他方の音波34を開口部24側に反射させると共に、該一方の音波32と該他方の音波34との間に、位相差を生じさせる反射部16,18と、セル12内に設けられ、反射部16,18で反射した一方の音波32と他方の音波34とを干渉させる干渉部22と、を有している。 (もっと読む)


【課題】エリアごとに適切な音環境を提供することができるサウンドマスキングシステムを提供する。
【解決手段】マスキング音を室内へ出力するサウンドマスキングシステム1であって、天井12と、天井裏の空間に配置されマスキング音を出力するスピーカ10と、を備え、ミーティングエリアA及び執務エリアBに区画された室内エリアのうちミーティングエリアAの天井裏の空間にはマスキング音を遮音する遮音層14が配置されることを特徴として構成することで、マスキング音を出力する領域を選択的に設定することができる。 (もっと読む)


【課題】車両用シートにレゾネータを簡易に設定できるようにする。
【解決手段】シート本体1(シートクッション3)のクッション構造を成すパッド3Pと、パッド3Pをクッションフレーム3Fに対して裏面側から弾性的に支持するSばね3Sと、を有する車両用シートである。パッド3Pの裏面部には、パッド3Pと共にシートクッション3にかかる使用荷重により撓むことのできる可撓性を備えたフェルト3Bが積層状に一体接着されて設けられ、フェルト3Bには開口孔3B1が厚さ方向に貫通して形成され、パッド3Pの裏面(凹部形成層3A)には上記開口孔3B1と連通してパッド3Pの内部に開口孔3B1よりも広い空間容積を形成する凹部3P1が形成され、開口孔3B1と凹部3P1とが互いに連通された構成によりレゾネータ10が形成されている。 (もっと読む)


【課題】トラクタ等のキャビンルームの内側や、外側から、エンジンや、伝動装置等の激しい騒音、振動等が伝播されて、とくに、500Hz以下の低周波数域では十分な騒音低減が行われ難く、キャビンルームの角部においては騒音のこもり現象が著しく、騒音低減を行い難いので、それを改善する吸音装置を提供するものである。
【解決手段】車体に対して防振体を介在させて支持し取付けるキャビンに、吸音材によって一側面にスリット状の開口4部を有した吸音洞5を形成する吸音器6を設けて、この吸音器6の開口4部をキャビンフロア7部上にのぞませて設けた吸音装置の構成。 (もっと読む)


【課題】静止誘導電器から発生する騒音の特徴周波数に着目し、低周波数領域の騒音を効果的に低減できる低周波吸音部材を備えた静止誘導電器を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、静止誘導電器本体の周囲を覆うように遮音板を組合せて構成した遮音壁が配設されてなる静止誘導電器において、騒音低減の対象となる音波の周波数と共鳴するように設定された開口径および開口長さが形成された開口部25を備えた穴開き板21aと、多孔質材または連続気泡体のいずれかで構成された連続気泡硬質発泡材からなる吸音材22と、繊維状吸音材23とを重ね合わせて構成した低周波吸音部材31を遮音板24の内面に配置する。 (もっと読む)


【課題】従来の多孔質材料で形成されている吸音材と比較して薄型であり、任意の周波数域の音を吸収することができ、しかも低周波数から高周波数域の幅広い音を吸収することが可能な吸音体を提供することにある。
【解決手段】吸音体1は、膜振動層2・骨格層3・多孔質層4・遮音層5の4層が、この順序で積層された構造になっている。膜振動層2には細孔6が備えられており、骨格層3には空洞部7備えられている。膜振動層の細孔6は、積層方向に対して垂直な方向の断面の面積が、空洞部7に対して積層方向と垂直な方向の断面の面積より小さく、これら細孔6及び空洞部7がヘルムホルツ共鳴器に相当する構造を形成している。 (もっと読む)


【課題】生産効率を向上させることが可能なエンジンアンダーカバー及びその製造方法を提供する。
【解決手段】エンジンアンダーカバー10では、エンジンアンダーカバー本体11とは別個の樹脂フィルム20を用いてエンジンアンダーカバー本体11の複数の凹部15を閉塞することで、凹部15毎にエンジンの騒音を吸収可能な凹部閉塞膜23を有した吸音部屋21を構成する。これにより、フィルム製造の専用機にて均一の厚さに製造された樹脂フィルム20を用いて、複数の吸音部屋21を有したエンジンアンダーカバー10を製造する。 (もっと読む)


【課題】建物の開口部を開閉する扉等の開閉物とその開口部を構成する壁、枠材等の建材とを備えた建物開閉部において、その開閉物と建材の間に存在する隙間に起因して生じる音漏れ(遮音欠損)を的確に抑制することができる建物開閉部の遮音構造等を提供する。
【解決手段】遮音構造は、建物の開口部1を開閉する開閉物2と、開口部1を構成する建材3と、開閉物の建材との間に存在する隙間Sの少なくとも一部領域(Sa)に向き合った状態又はその一部領域と隣接する空間部分(Ed)に向き合った状態で配置される遮音器4とを有し、遮音器4として、一端の開口端から他端の閉口端までの管内の長さLが隙間Sを通過する音のうち遮音対象とする音波の波長の1/4の寸法に設定された複数の音響管41,42を、その各音響管の開口端が揃えられて隙間Sの一部領域又はその一部領域と隣接する空間部分と向き合う状態になるよう並べてなる構造物を設置している。 (もっと読む)


【課題】1つ1つの設計や製造の負担を大きくすることなく、所望の周波数においてヘルムホルツ共鳴を発生する音響装置を提供する。
【解決手段】吸音パネル20A−m(m=1〜3)の各々における孔21A−mの断面の面積S、孔21A−mと空気層25との境界面29A−mの長さL、および空気層25の容積Vを3種類のすべてについて同じにする。そして、吸音パネル20A−m(m=1〜3)のうち高い周波数で共鳴させる吸音パネル20A−mの断面を、より扁平な形状にする。 (もっと読む)


【課題】周辺レイアウトの制約を受けること無く、異なる周波数の騒音を吸収出来、自動車の吸音材として用いて好適な吸音部材を提供する。
【解決手段】 下面側部材15の下壁面部16では、各板面16a,16b,16cによって、異なる周波数の吸音特性が得られるように、隣接する他の区画の板面に対して、異なる板厚寸法W3,W4,W5の板面を有して、異なる容量を有するように構成されている。
また、区画毎に異なる板厚寸法W3<W4<W5を有すると共に、この下壁面部16の下面側は、略全域で面一となるように構成されている。
更に、上面側部材4の上壁面部7は、これらの板厚寸法W3,W4,W5よりも厚い板厚寸法W1を有して、同一区画内の対向する板厚を異ならせている。 (もっと読む)


【課題】通気性素材の背後に空気層を配置してなる吸音システムにおいて、システム設置空間における寸法制約が有る場合にも、所望の吸音性能を得るために必要とされる大きさの空気層を確保できるようにする。
【解決手段】吸音システム10は、通気性を有する表皮層12と、表皮層12に隣接する第1の背後空気層14と、第1の背後空気層14に隣接する有孔基材16と、有孔基材16を介して第1の背後空気層14に連通する第2の背後空気層18と、第2の背後空気層18に隣接する反射層26とを備える。第1の背後空気層14が、所望の吸音性能を得るために必要とされる大きさを有さない場合であっても、第1の背後空気層14が有孔基材16の貫通孔20を通して第2の背後空気層18に連通しているから、第1の背後空気層14の寸法を増加させること無く、第2の背後空気層18の存在により、所望の吸音性能を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】両面側において互いに異なる周波数領域の吸音特性がそれぞれ高度に発揮され得る車両用外装品を提供する。
【解決手段】剛性のパネルに貫通孔20が設けられてなる外装品本体12の一方の面に、該一方の面側に位置する音源から発せられる音の周波数に共振する膜状又は板状の振動体28を振動可能に固着すると共に、該外装品本体12と該振動体28とにて囲まれた空気室32を形成し、更に、該空気室32を、前記貫通孔20を通じて外部に連通させて、構成した。 (もっと読む)


【課題】音響空間内において高周波帯域の音波が発生している場合でも、その空間内における音響障害の発生を確実に防止する。
【解決手段】音響構造体1の空洞22−i(i=1〜6)は板18の開口部21−i(i=1〜6)を介して外部空間と連通している。板18における空洞22−i(i=1〜6)の反対側の反射面refには、開口部21−i(i=1〜6)と開口部21−i(i=1〜6)の近傍とを除いた領域に、比音響インピーダンス比ζの絶対値|ζ|が1以下の素材である吸音素材30−m(m=1〜7)が貼付されている。 (もっと読む)


【課題】可搬性と収納性に優れた音響構造体を提供する。
【解決手段】音響構造体10は、4つの側面板12、14、13および15と、2つの底面板17および16とにより取り囲まれ、一方向に延在する中空の四角柱をなしている。音響構造体10は、側面板14および15を各々の折れ目xa1およびxa2において折り曲げ、かつ、底面部16および17を各々の折れ目ya1およびya2において折り曲げつつ、側面板12および13を互いに接近させ、全体として扁平な板状をなすように畳むことができる。 (もっと読む)


【課題】音響構造体の利用者がその吸音効果と散乱効果を調整できるようにする。
【解決手段】音響構造体10では、複数のパイプ20−i(i=1〜6)が、紐27L,27Rにより連結されている。音響構造体10におけるパイプ20−i(i=1〜6)間の距離は伸縮することができる。音響構造体10を音響空間内において吊り下げると、パイプ20−i(i=1〜6)が吸音効果および散乱効果を発生させる。そして、この吸音効果および散乱効果の大きさが、パイプ20−i間の距離に応じて変化する。 (もっと読む)


【課題】低周波域での吸音特性を良好にすることができると共に安定した吸音特性を有し、しかも製造が容易な吸音構造体の提供を目的とする。
【解決手段】開口部13を有する熱可塑性合成樹脂製の中空筐体11と、前記筐体11の開口部13を塞ぐシート材21とで吸音構造体10を構成し、前記シート材21を熱可塑性合成樹脂層23と金属層25が接合された二層構造とし、前記熱可塑性合成樹脂層23を筐体11側としてシート材21を筐体11に融着で固定し、これによってシート材21の厚みを抑えながら面密度を増大させて吸音性を低周波域側へシフトさせ、かつ安定した吸音特性を得ることができるようにした。 (もっと読む)


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