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Fターム[5D112DD09]の内容

磁気記録媒体の製造 (17,949) | 磁界の印加、印加による配向 (85) | 配向装置 (31) | 直流磁界 (20)

Fターム[5D112DD09]に分類される特許

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【課題】短時間にサーボ特性を最適にする垂直磁気記録媒体の初期化方法を提供する。
【解決手段】保磁力がHcであり、かつ核発生磁界がHnの垂直磁気記録媒体を初期化するための垂直磁気記録媒体の初期化方法であって、前記垂直磁気記録媒体を所定の位置に配置する配置ステップと、電磁石または永久磁石を有する磁界印加手段が、前記垂直磁気記録媒体に直流磁界Haを印加する磁界印加ステップと、を備え、前記磁界印加ステップでは、前記直流磁界Haの成分のうち、前記垂直磁気記録媒体の表面に平行な成分である水平方向磁界成分をHah、垂直な成分である垂直方向磁界成分をHazとしたとき、Haz/Hn≦1.17かつHah/Hc≧1.3になるように、前記直流磁界Haを前記垂直磁気記録媒体に印加する垂直磁気記録媒体の初期化方法。 (もっと読む)


【課題】磁気記録媒体の保護層をCVD法等で作製する場合において、磁気転写に用いられるパターン形成体の繰り返し使用回数が減少するのを抑制する。
【解決手段】基板上に、スパッタ法を用いて、密着層、軟磁性下地層、配向制御層、非磁性下地層、および垂直記録層を順次積層し(ステップ201〜205)、得られた積層体に対し、垂直記録層の磁化の向きを一方向に揃えるために第1の向きの直流磁界を印加する初期磁化を行い(ステップ206)、初期磁化が施された積層体に、予めサーボ・パターンに対応した凹凸が形成されたマスタ情報記録体を密着させ、第1の向きとは逆となる第2の向きに直流磁界を印加することによってサーボ・パターンを積層体に磁気転写し(ステップ207)、サーボ・パターンが磁気転写された積層体の垂直記録層上に、プラズマCVD法を用いて保護層を積層する(ステップ208)。 (もっと読む)


【課題】1枚のマスター情報担体によって繰り返し転写できる合計の回数を大幅に向上させた磁気記録媒体の製造方法を提供する。
【解決手段】非磁性基板の上に少なくとも磁性層が形成された磁気記録媒体と、情報信号に対応する転写パターンが形成されたマスター情報担体Mとを重ね合わせた後、マスター情報担体M側から外部磁界を印加しながら、マスター情報担体Mから磁気記録媒体へと情報信号を磁気転写する工程を含む磁気記録媒体の製造方法であって、磁気転写を行う際に繰り返し使用可能なマスター情報担体Mを用いると共に、このマスター情報担体Mをアルカリ洗浄剤を含む洗浄液を用いて洗浄する工程を設ける。 (もっと読む)


【課題】磁気転写後の磁気記録媒体に誤情報が残存するのを抑制する。
【解決手段】基板の両面に垂直記録層150を形成した磁気記録媒体1に対し、まず、交流磁界を印加して垂直記録層150の消磁を行った後、一方向に直流磁界を印加して垂直記録層150の磁化の向きを一方向に揃える。次いで、垂直記録層150の磁化の向きを一方向に揃えた磁気記録媒体1に、サーボ・パターンに対応する凹凸が形成されたマスタ情報記録体を密着させ、一方向とは逆方向の直流磁界を印加して垂直記録層150の磁化の向きを局所的に反転させることで、磁気記録媒体1に磁化の向きの配列からなるサーボ・パターンを形成させる。 (もっと読む)


【課題】磁気転写を行う前の磁気記録媒体に対する異物の付着を抑制する。
【解決手段】磁気情報を記録する磁気記録媒体を移載部17によって磁気転写部14側に供給し、供給される磁気記録媒体を、サーボ・パターンが形成されたマスタ情報記録体のパターンの形成面と対峙した位置に位置決めし、マスタ情報記録体に吸着により磁気記録媒体を接触させて固定し、マスタ情報記録体に形成されたサーボ・パターンを、マスタ情報記録体に接触させた磁気記録媒体に、第1磁石部材50および第2磁石部材60を用いて磁気的に転写する。このとき、磁気記録媒体の供給、位置決め、マスタ情報記録体への吸着および接触、そして第1磁石部材50および第2磁石部材60の回転を行わせる各駆動部71〜78を、マスタ情報記録体および磁気記録媒体よりも下方に配置する。 (もっと読む)


【課題】磁気記録媒体にかかる圧力のむらに起因する磁気記録媒体へのパターンの転写不良を低減する。
【解決手段】磁気転写部14は、サーボ・パターンが記録されたマスタ情報記録体200を上方に固定した状態で保持する固定ホルダ30と、固定ホルダ30よりも上部(Z方向側)において固定ホルダ30に対向して配置され、サーボ・パターンが記録されたマスタ情報記録体200を下方に固定した状態で保持する可動ホルダ40とを備える。そして、固定ホルダ30に取り付けられたマスタ情報記録体200と可動ホルダ40に取り付けられたマスタ情報記録体200との間に磁気記録媒体1を挟み込み、Z方向に沿った転写磁界を供給することにより、各マスタ情報記録体200に記録されたサーボ・パターンを、磁気記録媒体1の両面に磁気的に転写する。 (もっと読む)


【課題】磁気記録媒体の表面を損傷させることなくサーボ信号を迅速、且つ、確実に記録できる磁気記録媒体の着磁装置及び磁気記録媒体の着磁方法を提供する。
【解決手段】磁気記録媒体の着磁装置10は、ディスク状の磁気記録媒体12の両側の表面14に接触し磁気記録媒体12を挟むように配置されるバーニッシュ用部材16とバーニッシュ用部材16を介して磁気記録媒体12を挟むように配置される一対の磁石部18とを有し、バーニッシュ用部材16で磁気記録媒体12の表面14をバーニッシュ加工しつつ表面14に対して垂直な方向の直流磁界を一対の磁石部18の間に形成して直流磁界を磁気記録媒体12に印加可能である。 (もっと読む)


【課題】
DC消去のイレーズヘッドを交換することなく、逆極性でも磁気ディスクの書込信号をDC消去することができ、それによる磁化によりDTM等に対しても“0”あるいは“1”のサーボ情報を選択的に設定することが容易にできる磁気ディスクの信号イレーズ装置を提供することにある。
【解決手段】
この発明は、第3および第6のヨークブロックを第1および第2の磁気ヘッドブロックの外側からそれぞれ第2および第5のヨークブロックあるいは第1および第4のヨークブロックのいずれかに装着することで、装着されたヨークブロックの端面に着磁される磁極を分散させて磁気ディスクを磁化を阻止し、第3および第6のヨークブロックが装着されていないヨークブロックの端面は強い磁極のままとして磁気ディスクを磁化する。これにより、イレーズヘッドを交換することなく、相互に反対方向の磁化磁極が選択できる。 (もっと読む)


【課題】 磁性層表面が平滑で出力が大きく、十分に垂直配向がなされている垂直磁気記録媒体を製造するのに好適な磁場配向装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
磁性粉末と結合剤と有機溶媒とを含む磁性塗料を搬送される帯状の非磁性支持体上に連続的に塗布して形成された磁性塗膜中の前記磁性粉末の磁化容易軸を配向手段により磁性塗膜面に垂直に連続的に配向させる磁場配向装置であって、前記配向手段は非磁性支持体の搬送面を挟む両側に磁石の異極を対向配置して構成され、前記搬送面に対して垂直な磁場を形成し、前記磁性塗膜位置が二つの対向磁石間の中央より非磁性支持体側に偏るように搬送され、前記配向手段内部は熱風吹き出し口を含まず構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】スパイクノイズを抑制できる垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】ディスク状基板の上に、磁化容易軸が半径方向に配向するように磁性膜を形成する工程を含む垂直磁気記録媒体の製造方法において、前記マグネトロンスパッタ工程を、前記基板に、中心部に第1の磁極を周辺部に第2の磁極を有する第1の磁石が形成する磁界を前記第1の側から印加し、さらに前記基板に、中心部に前記第1の磁極を周辺部に前記第2の磁極を有する第2の磁石が形成する磁界を第2の側から印加することにより実行し、前記マグネトロンスパッタ工程において前記第1および第2の磁石を、前記ディスク状基板の中心線に対して偏倚した位置に形成し、さらに前記マグネトロンスパッタ工程を、前記第1および第2の磁石を、前記中心線の周りで同時に周回させながら実行し、その際、前記中心線周りでの前記第1の磁石と第2の磁石の位相角のずれを−90°から+90°の範囲に設定する。 (もっと読む)


【課題】磁性体試料の磁場中熱処理を効果的に実行することが可能な磁気回路を提供すること。
【解決手段】軟磁性裏打ち層12の面内径方向に磁気的異方性を付与する磁気回路においては、磁場印加部20AのS極およびN極側にそれぞれ、磁場印加部20Aaおよび20Abを設ける。このような構成の磁気回路を多段に重ねると個々の磁気回路同士の空隙に形成される磁場(空隙磁場)は、水平磁化(面内磁化)磁石(20A)による磁場に加え、垂直磁化磁石(20Aaおよび20Ab)からの磁場が重畳されて形成される。このうち垂直磁化磁石の磁極面は磁気回路同士間の空隙により近く位置するため、この空隙に、より強い磁場を形成することができる。また、垂直磁化磁石(20Aaおよび20Ab)は水平磁化磁石(20A)のN極とS極の両方に配置されているので、何れか一方にのみ垂直磁化磁石を設ける場合に比較して、磁場重畳効果はより強くなる。 (もっと読む)


【課題】磁気ディスク装置の製造に関して、複数の基板の同時成膜工程や同時熱処理工程などにおいて必要な径方向磁場を発生させ、基板全体に径方向に向いた放射状磁場を発生することができる磁気回路を提供する。
【解決手段】処理対象となるリング状基板の配置面の両側に設けられた一対のリング状永久磁石を備え、該リング状基板が配置された際に該配置面において該リング状基板の径方向に磁場を発生させる磁気回路ユニットを少なくとも二つ、全ての磁気回路ユニットのリング状基板の配置面が同一平面となるように組み合わせてなり、上記一対のリング状永久磁石が、隣り合う磁気回路ユニットに近い部分と遠い部分で異なる体積を持つ形状である径方向磁場発生用磁気回路を提供する。また、この径方向磁場発生用磁気回路を用いて得られた磁気記録媒体を提供する。 (もっと読む)


【課題】低ノイズで良好な信号再生特性を有する垂直磁気記録媒体の製造に適する基板およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】非磁性基板11上に無電解メッキ法で軟磁性裏打ち層12を形成する。メッキ成膜された軟磁性裏打ち層には、熱処理温度が150℃以上350℃以下、基板への印加磁場強度が50エルステッド(Oe)以上、処理時間が5分乃至10時間の範囲で条件選択されて磁場中熱処理が施される。この磁場中熱処理により、軟磁性膜の面内径方向の磁化飽和磁場強度(Hd)と面内周方向の磁化飽和磁場強度(Hc)との差(δH=Hd−Hc)が絶対値で5エルステッド(Oe)以上の磁気的異方性であって、基板中心軸に対する対称性を有する磁気的異方性が付与される。このような磁気的異方性をもつ軟磁性裏打ち層はノイズ低減に効果的であり、しかも、磁気的異方性の程度の制御性や再現性が高い。 (もっと読む)


【課題】磁気ディスクなどの垂直磁気記録層を効率よくランダム磁化状態とするのに適した磁界印加装置を提供すること。
【解決手段】本発明の磁界印加装置X1は、垂直磁気記録層を有する記録媒体Dにおける当該垂直磁気記録層をランダム磁化状態とするためのものであって、垂直磁気記録層に垂直磁界を印加するための複数の電磁石15を備え、各電磁石15は例えば公転動可能に設けられている。好ましくは、各電磁石15は極性反転可能に設けられている。また、好ましくは、各電磁石15は自転動可能に設けられている。 (もっと読む)


【課題】 磁表面に分離溝と、これより浅い凹状ピットを有する磁気ディスクの製造工程数を低減する。
【解決手段】データエリア間に形成する分離溝19とコントロール情報を記録する浅い凹状ピット23とを、スタンパ37の押圧によってディスク基板上のレジスト層63に形成する。さらにその上からエッチングをして、レジスト層63による凹凸パターンを踏襲した分離溝19と、凹状ピット23とを同時に形成する。スタンパ37の原盤は、基板上にポジ型のフォトレジスト層を形成し、これにランド部の形成部を露光し、分離溝の形成部を非露光部とし、凹状ピットの形成部を弱露光部として現像し、ランド部形成部のフォトレジスト層を除去し、凹状ピット形成部の弱露光部を一部の厚さを残存させ、分離溝19の形成部は殆ど残存させたフォトレジスト層の凹凸パターンを形成する。 (もっと読む)


【課題】 情報エリア間に分離溝を有する(Discrete Track Recording)方式による磁気ディスクにおいて、コンタクト情報の記録を直流磁化によって高い生産性をもって行うことができるようにする。
【解決手段】 同心的に配置された磁気記録トラックの上記データ情報記録領域におけるデータ書き込みがなされるデータエリア間が分離溝19によって分離され、コントロール情報記録領域のコントロール情報がランド部24の面に対して所定の深さを有する凹状ピット23として記録され、凹状ピットのランド部24の面との段差と、分離溝19との深さの差を利用して、直流磁化によってランド部24の磁化とは逆向きの磁化を凹状ピット23に形成することができるようにする。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構成でランニングコストを抑制できかつ基体上の磁性粉について所望の配向度を得ることができる、磁場発生装置を提供する。
【解決手段】 磁場発生装置10は、磁気記録媒体14の搬送路16を挟んで配置される一対の永久磁石12a,12bを備え、一対の永久磁石12a,12bの磁化方向は磁気記録媒体14の搬送方向と平行でありかつ一対の永久磁石12a,12bは相互に同極が対向するように配置される。一対の永久磁石12a,12bの側面のうち搬送路16の出口側側面にヨーク22a,22bが設けられる。ヨーク22a,22bはそれぞれ、搬送路16の出口近傍の空間が広くなるように斜面26a,26bを有し、さらに、搬送路16とは反対側の面における後端部に鍔状部30a,30bを有する。 (もっと読む)


中心に軸孔が形成された円板状の記録媒体1をチャンバー10内に挿入して、この記録媒体1を磁場中で熱処理を行うための磁場中熱処理装置であって、チャンバー内に磁場を形成するための磁気回路が設けられ、この磁気回路は、軸孔の軸方向に沿って距離をおいて配置され、磁場の向きが対向する一対の磁石4,5と、この一対の磁石4,5の間に配置される第1強磁性体6とを備え、一対の磁石4,5が向かい合う中間位置に、軸孔に第1強磁性体6が挿通された状態で処理対象である記録媒体1が配置されるように構成した。好ましくは、記録媒体1の周囲にリング状の第2強磁性体7を配置する。
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本発明は、磁気記録やデータ記憶に用いるパターン化磁気媒体、および磁気的にパターンを調整すべく利用可能な各種の調整技術を目的とする。例えば、媒体(10、106)を、パターン化領域(25)および非パターン化領域(26)により画定される表面変型(12、25、26)のパターンを示すように形成することができる。これらの技術は、パターン化領域を磁気的に調整することを旨に記述されている。これらの技術は、垂直パターン化媒体、すなわち媒体表面上にパターンが形成されていて、媒体平面に直交する磁気異方性を有する媒体に有用である。特に、垂直磁気異方性が、比較的幅が狭いパターン化特徴を効果的に調整可能にする重要な要素であることがわかっている。
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【課題】 磁気転写によって、磁気パターンの位置によらずに高品位の転写パターンを磁気転写用マスター担体からスレーブ媒体へ転写する。
【解決手段】 リング型ヘッド電磁石を、スレーブ媒体の上面あるいは下面側の少なくとも一方に配設し、スレーブ媒体あるいは電磁石をトラック方向に回転させ、スレーブ媒体面のトラック方向に磁界を印加することにより、あらかじめスレーブ媒体磁化をトラック方向に初期直流磁化した後、磁気転写用マスター担体と上記初期直流磁化したスレーブ媒体とを密着させスレーブ媒体面の初期直流磁化方向と逆向きのトラック方向に転写用磁界を印加させて、磁気転写を行う磁気転写方法。 (もっと読む)


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