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Fターム[5E049AC05]の内容

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Fターム[5E049AC05]に分類される特許

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【課題】高い飽和磁束密度を有し、かつ優れた軟磁気特性、広い膜厚範囲を有する交換結合により磁気異方性が制御された軟磁性材料を提供する。
【解決手段】Mna1-a/M’(ここで、0.4≦a≦0.95、MはFe、Ir、Pt、Cr、Rh、Ru、Pd、Ni、Co、Au、CuおよびAgからなる群より選択される少なくとも1種、M’はAg、Al、Au、Co、Cr、Cu、Fe、Ir、Mo、Nb、Ni、Pd、Pt、Rh、Ru、Ta、Ti、V、W、Zrからなる群より選択される少なくとも1種)で表されるMn系合金下地膜と金属下地膜からなる複合下地膜と、(FexCo1-xy(A)1-y(ここで、0.6≦x≦0.8、0<1−y≦0.05、AはMg、Al、Si、Ti、V、CrおよびMnの酸化物および窒化物からなる群より選択される少なくとも1種)で表される膜とを含む、軟磁性材料。 (もっと読む)


島状磁性結晶粒(32)は第1分離層(33)に覆われる。島状磁性結晶粒(36、38)は結晶層(35、41)上に形成される。結晶層(35、41)の働きで磁性結晶粒(36、38)の配向は揃えられる。結晶層(35)および磁性結晶粒(32)の間や結晶層(41)および磁性結晶粒(36)の間には非晶質層(34、39)が介在する。非晶質層(34、39)によれば、製造過程で磁性結晶粒(32、36)および結晶層(35、41)の間で界面反応は十分に抑制される。磁性結晶粒(32、36)の配向は確実に維持される。
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【課題】 フリー層およびリファレンス層が渦磁化状態を有し、高密度用途および高速用途に適用することが可能なMRAMを提供する。
【解決手段】 自由な回転方向を伴う渦磁化状態を有する強磁性フリー層27に交換結合定数を低下させるためのドーパントが含まれていると共に、固定された回転方向を伴う渦磁化状態を有する強磁性ピンド層25(リファレンス層)に交換結合定数を低下させるためのドーパントが含まれている。磁化状態を切り換えるために形状異方性を利用していた従来の場合とは異なり、交換結合定数やMst(飽和磁束密度×厚さ)などに代表される磁性膜に固有な膜特性を利用して磁化状態が切り換えられるため、大きな保磁力が得られる。 (もっと読む)


【課題】 IrMnからなる反強磁性層とCoFeからなる固定磁性層(強磁性層)が積層された交換結合膜の交換結合磁界を高くして、固定磁性層の磁化反転の発生頻度を低減することのできる交換結合膜と前記交換結合膜を用いた磁気検出素子を提供する。
【解決手段】第1の磁性層13を形成するCoFe合金中のFeのat%を30(at%)以上にする。これにより、反強磁性層4と第1の磁性層13間の交換結合磁界を上昇させることができる。また、Feの含有量が多すぎると逆に交換結合磁界が減少するのでCoFe合金中のFeのat%は90(at%)以下に設定する。 (もっと読む)


【課題】高周波帯域で用いる量産性に優れた小型低背型のインダクタンス部品およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】コイル1と、少なくとも基材3の片面に第1の金属層4と第1の金属磁性体層5と銅酸化物を含む中間層6と第2の金属磁性体層7を積層した多層磁性体層2とからなるインダクタンス部品であり、前記第1および第2の金属磁性体層5,7にFe、Ni、Coからなる群のうちの少なくとも一つを含むとともに前記中間層6を第1および第2の金属磁性体層5,7より比抵抗の大きい材料で構成する。 (もっと読む)


【課題】外部磁界による着磁外れの発生が抑制され、かつ媒体ノイズを低減した垂直磁気記録媒体を得る。
【解決手段】基板上に、面内硬磁性層、中間層、面内軟磁性層、及び磁気記録層を積層した磁気記録媒体であって、中間層として、面内硬磁性層よりも小さい飽和磁化を有する磁性層、コバルトを主に含むか、ルテニウムを主に含むか、あるいは0.5nm以下の厚さを有する非磁性層、または面内硬磁性層の酸化層を用いる。 (もっと読む)


【目的】 従来では、積層フェリ構造の固定磁性層において、反強磁性層との界面と接する側の第1の磁性層には、CoFe合金の単層などを使用していたが、前記固定磁性層の一方向性交換バイアス磁界(Hex*)と、抵抗変化率(ΔR/R)の双方を同時に向上させることはできなかった。
【構成】 第1の磁性層13には、元素X(例えばCr)を含有する領域Aが、反強磁性層4との界面4aから非磁性中間層12側にかけて存在するとともに、前記非磁性中間層12との界面12aから前記反強磁性層4側にかけての領域の一部に、前記元素Xを含まない領域Bが存在する。これによって固定磁性層3の一方向性交換バイアス磁界(Hex*)と抵抗変化率(ΔR/R)とを同時に向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 記録ヘッドが発熱した際の磁極の突き出しを抑え、かつ強い記録磁界を発生でき高密度記録が可能なハードディスクドライブの記録再生ヘッド等に利用できる磁性膜を提供する。
【解決手段】 Fe(鉄)とPt(白金)の合金、またはFeとPtを含む三元以上の合金からなる第一の合金膜と、Fe、Ni(ニッケル)、 Co(コバルト)のうちの少なくとも2種を含む合金からなる第二の合金膜とを直接接して積層した磁性膜であって、前記第一の合金膜におけるFeの含有モル量の割合が63%乃至74%の範囲にあることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】スピンバルブ素子の反強磁性層と第1強磁性層の結合エネルギー及び、Ru反強磁性結合層を通した第1強磁性層と第2強磁性層の反強磁性的結合エネルギーを大きくし、スピンバルブ膜の抵抗変化率を大きくし、自由層の保磁力を小さくする。
【解決手段】基板上に下地層、MnPtからなる反強磁性層、CoFeからなる第1強磁性層、Ruからなる反強磁性結合層、CoFeからなる第2強磁性層、Cuからなる中間非磁性層、CoFe及びNiFeの積層膜からなる自由層及び保護層を積層したMnPt反強磁性ボトム型の積層フェリ型スピンバルブ膜において、第1強磁性層のCoFexのFe組成xを20 < x <= 50at%とする。
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【課題】 フリー層の磁化状態の熱的安定化と磁化方向を変化させるために要する電流の低電流化とを両立させることにより、動作性能を向上させることが可能な磁気トンネル接合型磁気ランダムアクセスメモリセルアレイを提供する。
【解決手段】 複合ビット線30が隣接軟磁性層32を含み、その複合ビット線30のうちの隣接軟磁性層32とMTJ素子10のうちの強磁性フリー層70とが互いに近接されることにより静磁気的に結合されている。この静磁気的結合を利用して強磁性フリー層70の磁化状態が熱的に安定化する。しかも、複合ビット線30中に発生した磁界が隣接軟磁性層32により集中されることにより、スイッチング時においてスイッチング用の磁界が効果的に増強されるため、強磁性フリー層70の磁化方向を変化させるために要する電流が低電流化する。 (もっと読む)


【課題】高飽和磁束密度でキュリー温度が常温(25℃)で使用するのには問題ない温度の、希土類金属合金層を有する強磁性積層薄膜を提供することにある。
【解決手段】希土類金属合金層を有する強磁性積層薄膜において、該強磁性積層薄膜は、Ni元素が80%付近からなる組成のパーマロイ層と、該パーマロイ層との界面で強磁性的に交換相互作用する、Mn元素を主成分とする反強磁性合金層と、該Mn元素を主成分とする反強磁性合金層との界面で反強磁性的に交換相互作用するGdZn合金層と、該GdZn合金層との界面で反強磁性的に交換相互作用する、該Mn元素を主成分とする反強磁性合金層と、該Mn元素を主成分とする反強磁性合金層との界面で強磁性的に交換相互作用する前記パーマロイ層を順次積層した薄膜または前者4層からなる1周期の積層を単位積層として該単位積層を多層に積層し、最後に前記パーマロイ層を積層した薄膜である。 (もっと読む)


【課題】 より高い抵抗変化率を発現する磁気トンネル接合素子を備えた磁気メモリ構造を提供する。
【解決手段】
磁気メモリ構造36におけるMTJ素子37は、フリー層50の側から順に内部拡散バリア層511と酸素吸着層512と上部金属層513とが積層されてなるキャップ層51を有している。酸化吸着層512がフリー層50に含まれる酸素原子を吸着することにより、MTJ素子37の抵抗変化率が向上する。また内部拡散バリア層511によって、酸素吸着層512を構成する材料の、フリー層50への拡散が抑制されるので、磁歪定数が減少し、ねじれ(kink)や渦(vortex)のない良好な磁化曲線(R−H曲線)が確保される。したがって、高集積化した場合であっても高精度かつ高感度なスイッチング特性を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】1000〜4000エルステッドの間の保磁力値を持ち、低ノイズの磁気記録媒体を得るためのスパッタリングターゲットを提供する。
【解決手段】スパッタターゲットは、Co、0より多く24原子パーセント以下のCr、0より多く20原子パーセント以下のPt、0より多く20原子パーセント以下のB及び0より多く10原子パーセント以下のX1を含み、前記X1が、Ag,Ce,Cu,Dy,Er,Eu,Gd,Ho,In,La,Lu,Mo,Nd,Pr,Sm,Tl,W及びYbからなるグループから選択された1つの元素である。このスパッタターゲットは、更にX2を含み、前記X2が、W,Y,Mn及びMoからなるグループから選択された1つの元素である。スパッタターゲットは、更に0〜7原子パーセントまでのX3を含み、前記X3が、Ti,V,Zr,Nb,Ru,Rh,Pd,Hf,Ta及びIrからなるグループから選択された1つの元素である。 (もっと読む)


【課題】 CPP型磁気検出素子において、特に固定磁性層自体の一軸異方性によって固定磁性層の磁化をCIP型磁気検出素子では成し得なかった構造で強固に固定できる磁気検出素子を提供することを目的としている。
【解決手段】 CPP型磁気検出素子において、人工フェリ構造の固定磁性層23の上下を非磁性金属製の磁歪増強層22と、Cuよりも格子定数の大きい非磁性材料層24で挟む。CPP型磁気検出素子であるため、前記固定磁性層23とフリー磁性層25との間に位置する非磁性材料層24をCuと異なる材質で形成しても、単位面積当たりの抵抗変化(ΔR・A)の低下は小さい。従って本発明では、単位面積当たりの抵抗変化(ΔR・A)を低下させることなく前記固定磁性層23の磁歪定数を上下方向から大きくすることが可能になり、前記固定磁性層23を、より強固に磁化固定することが出来る。 (もっと読む)


磁気抵抗読取りヘッドは、スペーサにより少なくとも一つのピン層から離間させた少なくとも一つのフリー層を有するスピンバルブを含む。フリー層はCo−XとCoFe−XとCoNi−Xのうちの少なくとも一つを含む薄膜としてのコバルト成分を含み、ここでXはランタノイド族(4f電子軌道元素)からの元素である。Co成分は80パーセントを上回り、ランタノイド元素成分は10%未満である。薄膜はフリー層全体で構成するか、或いは1以上の従来のフリー層薄膜に隣接配置することができる。ピン層は、従来の単層か又は副層間にスペーサを有する合成多層構造である。スピンバルブ構造が高い交換スティフネスと減衰率を有するため、スピン転移効果は減り、高速動的応答がもたらされる。
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高密度配列が可能なナノ粒子デバイス及びナノ粒子デバイスの製造方法を提供する。基板(1)上に非エピタキシャル成長により下地微結晶膜(2)を形成し、この下地微結晶膜(2)の材料とナノ粒子材料(4)の格子定数を適合させ、前記下地微結晶膜(2)の個々の下地微結晶の表面を微小空間として用い、前記下地微結晶にローカルにエピタキシャル成長させ、前記微小空間毎にナノ粒子を生成する。 (もっと読む)


【課題】 下部シールド層と上部シールド層間にギャップ層を介して磁気抵抗効果素子が形成された再生用の薄膜磁気ヘッドに係り、特に前記下部シールド層と上部シールド層との耐腐食性を向上させることができ、再生特性を良好に保つことが可能な薄膜磁気ヘッド及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 下部シールド層23と上部シールド層32間を導電層31によって導通接続させる。これによって前記下部シールド層23と上部シールド層32を同電位にでき、製造工程中に使用される溶剤や空気中の水分が保護層47内を浸透して前記下部シールド層23及び上部シールド層32にまで到達しても電池効果によって前記下部シールド層23及び上部シールド層32が腐食するのを適切に抑制することができる (もっと読む)


【課題】 磁気抵抗素子を構成する、磁性体/非磁性体界面の物性が、素子特性を劣化させている。例えば、TMR素子では、スピン分極率が100%近いと予想されているハ−フメタルを磁性体として用いた場合でも、室温で、高々10数%程度のMRしか報告されていない。
【解決手段】 少なくとも1種からなる磁性体中に、磁化方向が略揃った磁化領域Aと磁化方向が略揃った磁化領域Bと、前記磁化領域Aと前記磁化領域Bに挟まれた磁化接合領域Mがあり、前記磁化領域Aの少なくとも一部、または前記磁化領域Bの少なくとも一部のうち少なくとも一方が、外部から導入された磁気的エネルギ−に対し、磁気的に略固定され、前記磁化接合領域Mまたは前記磁化領域Aまたは前記磁化領域Bの磁化状態の変化を、電気抵抗の変化として検知する磁気抵抗素子である。 (もっと読む)


【課題】 磁気抵抗効果素子の再生フリンジやバルクハウゼンノイズを抑制した上で、接触抵抗の低減、絶縁不良の抑制、良好な線形応答性等を実現する。
【解決手段】 基板(11)の主表面上に、順に積層された第1の反強磁性膜(15))、第1の強磁性膜(16)、非磁性膜(17)および第2の強磁性膜(18)を少なくとも含む巨大磁気抵抗効果を示す磁性多層膜を有し、かつ前記第2の強磁性膜が磁界検出部と前記磁界検出部の両端にそれぞれ設けられ前記磁界検出部より薄い膜厚(t)を有する外側部とを有する磁気抵抗効果膜と、前記第2の強磁性膜の外側部の上にそれぞれ積層された一対のバイアス磁界付与膜(37)と、前記磁気抵抗効果膜に電流を供給する一対の電極(21)と、を備えたことを特徴とする磁気抵抗効果素子を提供する。 (もっと読む)


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