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Fターム[5G321CA48]の内容

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Fターム[5G321CA48]に分類される特許

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【課題】 コイルの製作や運転によって超電導部材に生じる応力から超電導部材を構成す
る層を補強し、かつ補強手段によって超電導部材に生じる長手方向の応力を低減すること
ができる超電導線を提供することを目的とする。
【解決手段】 超電導線1は、可撓性を有する基板5上に、酸化物超電導層7が中間層6
を介して形成され、酸化物超電導層7上に保護層8が形成されることによりなる超電導部
材2と、超電導部材2の酸化物超電導層7が形成される側の面に摺接され、超電導部材2
を構成する層の補強を行う補強板3と、超電導部材2と補強板3とを長手方向に相互に摺
動可能に包囲して拘束する絶縁テープ4とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】交流損失の少ない可撓性酸化物超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】安定化金属で被覆したテープ状超電導線を可撓性フォーマ13に巻き付ける。前記超電導線は、曲げひずみが0.2%を越えないように前記フォーマに配置することが好ましい。フォーマに配置する際、数本のテープ状超電導線を心材に並列配置することにより、第1層を形成する。所定数のテープ状超電導線を前記第1層上に並列配置することにより、第2層を形成する。前記フォーマは、金属、プラスチック、強化プラスチック、重合体、または複合体から製造でき、前記超電導線およびケーブルに可撓性を備える。 (もっと読む)


【課題】多心コアの搬送に伴う超電導線材の損傷を抑制できる超電導ケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、第一超電導層と、この第一超電導層の外側に形成される絶縁層と、絶縁層の外側に形成される第二超電導層とを有するケーブルコア10を複数本撚り合せてなる多心コア10Aを搬送する超電導ケーブルの製造方法である。この多心コア10Aを一対のボールローラ40で挟んで搬送する。ゴムなどの弾性材料で構成された袋体41をボール状に膨らませてなるボールローラ40は、多心コア10Aの外形に相当程度追従して変形するため、袋体41と多心コア10Aとの接触面積を格段に増大できる。ボールローラ40と多心コア10Aとが面接触することで、超電導線材の座屈を抑制できる。 (もっと読む)


ELR材料からなる極めて低い抵抗(「ELR」)フィルムの動作特性は、ELRフィルムの適切な表面上に変性材料を堆積して、変性ELRフィルムを生成することによって改善することができる。本発明のいくつかの実施態様では、ELRフィルムは、「c−フィルム」の形をとることができる。そのような動作特性は、高温でのELR状態での動作、追加の電荷の保持、改善された磁気的性質による動作、改善された機械的性質による動作、またはその他の改善された動作特性を含むことができる。本発明のいくつかの実施態様では、ELR材料は、YBCOなどであるがこれに限定されない混合原子価酸化銅ペロブスカイトである。本発明のいくつかの実施態様では、変性材料は、クロムなどであるがこれに限定することのない、酸素に容易に結合する伝導性材料である。
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本発明は、レーベル導体の形式を有する高温超伝導(HTS)複合体の少なくとも1つの個別導体(10)にプラスチック材料を塗布する方法に関する。更に、この方法で製作される高温超伝導(HTS)複合体が記載されている。少なくとも1つの個別導体(10)は、少なくとも1つの支持体(11)と少なくとも1つの超伝導層とを備えている。前記個別導体に粒子(12)が塗布される(2,6)。これに引き続いて、熱処理(3,7,8)が行なわれ、その結果、前記粒子(12)の部分的又は全面的な溶融が起こり、冷却後に前記個別導体(10)の上にプラスチック材料層(13)が形成される。 (もっと読む)


【課題】曲げ特性を改善できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】本発明超電導ケーブル100は、第一超電導線材で構成される第一超電導層(超電導導体層12)と、この第一超電導層の外側に形成される絶縁層13と、絶縁層の外側に第二超電導線材で構成される第二超電導層(超電導シールド層14)とを有する。この第二超電導線材の引張強度を第一超電導線材の引張強度よりも高くする。内周側に配置される第一超電導線材よりも、外周側に配置される第二超電導線材の引張強度を高く構成することで、ケーブル曲げ時により大きな歪の作用する第二超電導線材に対する抗張力性を高め、超電導ケーブルの曲げ特性を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】小径でありながら、事故時の温度上昇を抑制することができる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル100は、中心から順にフォーマ11、超電導導体層12、電気絶縁層13、超電導シールド層14、保護層15を有するケーブルコア10を具える。超電導シールド層14は、シールド用超電導線材1sから構成され、その内周側及び外周側の双方に、銅などからなる常電導シールド層を具えていない。シールド用超電導線材1sにおける常電導相が占める割合が、超電導導体層12を構成する導体用超電導線材1cにおける常電導相が占める割合よりも小さい。超電導ケーブル100は、常電導シールド層を具えていないことで小径である。超電導シールド層14は、常電導相が少ないシールド用超電導線材1sからなることで、事故時に誘導電流が流れ難く、当該常電導相への誘導電流による発熱に伴う温度上昇を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】高温超伝導体(HTS)、特に被覆導体として知られる高温超伝導体、及び該被覆導体の形状の自由度を改善することを可能にする被覆導体の製造プロセスを提供する。
【解決手段】第1の予め製造されたテープ形状の被覆導体1の最上層上に第2の基板2層を備え、第1の予め製造された被覆導体のHTS層を、中立軸位置の領域とするステップと、第2の基板層で覆われた第1の予め製造された被覆導体をその長手方向軸の周りに曲げて、内側の基板層と外側の基板層との間に挟まれたHTS層を備えた、本質的に丸い断面を備えた被覆導体を得るステップと、を含む方法 (もっと読む)


【課題】接続時の作業性に優れ、通電に伴う損失を低減することができる超電導ケーブルの中間接続構造を提供する。
【解決手段】中間接続構造1Aは、超電導導体202の外周に順に電気絶縁層203、超電導シールド層204、常電導層205を具える一対の超電導ケーブル同士を接続する。この中間接続構造1Aは、超電導線材から構成されて、超電導シールド層204同士を接続する超電導接続部20と、超電導接続部20が接合され、常電導層205に接合されない銅製の支持部材21Aと、銅から構成されて常電導層205同士を接続する常電導接続部3とを具える。超電導シールド層204同士の接続部材と、常電導層205同士の接続部材とを別個に具えることで、接続作業が行い易い。支持部材21Aの内周側に超電導接続部20を具えることで、大電流を流しても、銅からなる支持部材21Aに分流が生じ難い。 (もっと読む)


【課題】曲げ特性を改善できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】本発明超電導ケーブル100は、第一超電導線材で構成される第一超電導層(超電導導体層12)と、この第一超電導層の外側に形成される絶縁層13と、絶縁層の外側に第二超電導線材で構成される第二超電導層(超電導シールド層14)とを有する。この第二超電導線材の引張強度を第一超電導線材の引張強度よりも高くする。内周側に配置される第一超電導線材よりも、外周側に配置される第二超電導線材の引張強度を高く構成することで、ケーブル曲げ時により大きな歪の作用する第二超電導線材に対する抗張力性を高め、超電導ケーブルの曲げ特性を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】磁束揺らぎに対して敏感な超伝導回路に使用される超伝導配線では、磁束雑音を抑制することが必要であり、超伝導磁気センサの測定雑音限界の改善や超伝導量子ビット回路における磁束雑音を抑制し、超伝導量子ビット回路の量子コヒーレンス向上に寄与する超伝導配線、磁束雑音の抑制方法、磁束センサ及び超伝導量子ビット回路を提供する。
【解決手段】超伝導配線の超伝導体層101の上下表面及び端面を磁気秩序層として機能する反強磁性絶縁体層102または強磁性絶縁体層で被覆した。 (もっと読む)


【課題】従来の欠点を克服した超電導素子及び超電導素子を作成するプロセスを提供する。
【解決手段】理論密度の値の少なくとも85%に等しい密度を有する超電導材料を含む溝によって形成された少なくとも1つの超電導軌道を含む、非超電導材料で作られた剛体の支持材を含む超電導素子、及び該素子を作成するプロセスについて説明する。本発明はまた、超電導素子の考えられる用途にも関し、上記超電導素子を含む超電導デバイスにも関する。 (もっと読む)


【課題】真空中での伝熱による冷却が可能であるとともに、巻線作業がし易く、剥離して超電導特性が劣化しない補強高温超電導線、およびそれを巻線した高温超電導コイルを提供することを目的とする。
【解決手段】金属基板4上に中間層5および酸化物超電導層6を形成してなるテープ形状の高温超電導線2と補強テープ線3から構成される補強高温超電導線1において、補強テープ線3は、高温超電導線2を覆うように幅方向の両端が折り曲げられかつこの両端部が接触せずに配置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】交流損失の低減効果が高い超電導線材の提供。
【解決手段】金属基材11上に金属酸化物からなる中間層12、超電導層13及び金属安定化層14をこの順に積層し、金属安定化層14に、長手方向に沿って第一の溝18を形成して超電導層13を露出させ、露出させた超電導層13に、長手方向に沿って第二の溝19を形成して中間層12を露出させ、この時、金属基材11の中間層12積層面(表面11a)に対して略平行な方向において、第二の溝19の幅を第一の溝18の幅よりも狭くして、超電導線材1とする。 (もっと読む)


【課題】超電導層の安定化と交流損失の低減が可能で、且つ簡便に製造できる超電導線材の提供。
【解決手段】金属基材11上に金属酸化物からなる中間層12、超電導層13、第一の金属安定化層14、絶縁層15及び第二の金属安定化層16がこの順に積層され、中間層12に達して第一の金属安定化層14及び超電導層13を幅方向に分割する第一の溝18及び第二の溝19が、第一の金属安定化層14及び超電導層13に、長手方向に沿って一体に形成され、第一の金属安定化層14及び第二の金属安定化層16が、電気的に接続されていることを特徴とする超電導線材1。 (もっと読む)


【課題】発電システムの低コスト化や高寿命化、設備の簡素化を図る。
【解決手段】発電システムとしての太陽電池ファーム100は、複数の発電要素である太陽電池パネルグループ1と、太陽電池パネルグループ1から出力される直流の電流を集約する集約機2と、集約機2に直接接続された超電導ケーブル20と、集約機2で集約された電流を直流から交流に変換する変換器3とを備える。変換器3にはサイリスタを含むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】短絡電流対策に適すると共に、小径化が可能な超電導ケーブル線路を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル線路1aは、フォーマ11の外周に超電導線材をスパイラル巻きして形成された超電導導体層12を有するケーブルコア10と、ケーブルコア10を収納すると共にケーブルコア10との空間が冷媒の流通経路となる断熱管5とを備える。そして、短絡電流をバイパスするための常電導体からなるバイパス導体21がケーブルコア10の外部に設けられている。超電導ケーブル線路1aは、断熱管5内の冷媒を循環させるための循環管6を断熱管5の外部に備え、バイパス導体21が循環管6内に収納されている。 (もっと読む)


【課題】ケーブルコアに他の部材を複合することなく熱収縮を吸収できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】断熱管1内で複数のケーブルコア2が撚り合わされた超電導ケーブルである。超電導ケーブルは、冷却時の熱収縮分を吸収できる弛みをもって各ケーブルコア2がコア間に介在物を介在させることなく断熱管1内で撚り合わされ、その状態でドラムに巻き取られてなる。ケーブルコア2の撚り合わせに弛みを形成することで、冷却時の熱収縮を吸収することができる。 (もっと読む)


【課題】剥離しやすい高温超電導層を有する高温超電導線材を用いて作製した場合でも、超電導特性が劣化しない高温超電導パンケーキコイルおよびこのパンケーキコイルを用いた高温超電導コイルを提供すること。
【解決手段】本発明に係る高温超電導パンケーキコイル1は、金属基板21の表面に中間層22および酸化物超電導層23を順次形成してなるテープ状の高温超電導線材20を用い、この高温超電導線材が巻回されることにより軸方向中心を貫通する空間を有するパンケーキ状に形成されたパンケーキコイル1において、軸方向の1対の端面を構成する巻線側面部12A、12Bの少なくとも一部が、樹脂層30で被覆される。 (もっと読む)


【課題】高温超電導線材に働く剥離力が十分に低減され、安定した超電導特性を得ることができる離形材付き高温超電導線材およびこの高温超電導線材を用いた超電導コイルを提供すること。
【解決手段】本発明に係る離形材付き高温超電導線材1は、テープ状の高温超電導線材10の表面の少なくとも一部に離形材層20が形成されたものである。本発明に係る超電導コイル7は、離形材付き高温超電導線材1を用いたものである。 (もっと読む)


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