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Fターム[5G321CA99]の内容

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【課題】本発明は、フォーマに生じる渦電流損失を抑制し、交流損失の低減と過電流時の温度上昇抑制を図ることができる超電導ケーブルを提供することが可能な技術の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、フォーマとその外周に設けられる超電導層と該超電導層の外周に形成される電気絶縁層とを有する超電導ケーブルであり、超電導層が複数本の超電導線材をフォーマの外周に螺旋状に巻き付けた構造であり、フォーマが抵抗皮膜で被覆された常電導材料からなる金属線を複数本撚り合わせた構造の超電導ケーブルに適用されるフォーマであって、抵抗皮膜の77Kにおける体積抵抗率の値が金属線の体積抵抗率の値の10倍以上であり、かつ、この抵抗皮膜の体積抵抗率値が10Ω・cm以下であって、隣接素線の接触長の中心角θが、5゜≦θ≦30゜の範囲であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】2軸結晶配向したCu層上にNi又はNi合金を成膜する方法として、めっきによる方法が知られている。結晶配向性の高いNi層を生成するには、一般に低電流密度(1〜4A/dm)でめっきを行う必要があるが、低電流密度ではめっき処理に要する時間が長くなって生産性が低下し、特に、長尺の金属基板をリールtoリールで生産する場合には、積層材である金属基板の過熱が起こり得るという問題点があった。そのため、結晶配向性を保持しつつ、電流密度を上げて生産効率を向上させることができる作製条件の確立が望まれていた。
【解決手段】上記課題を解決するため、本発明のエピタキシャル成長用基板は、2軸結晶配向したCu層と、前記Cu層上に設けられた保護層とを有するエピタキシャル成長用基板であって、前記保護層のめっき歪εが15×10−6以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の技術的課題は、異種結晶(超伝導特性を示さない結晶)の析出量が少なく、短時間の処理でBi系超伝導結晶を析出させ得る超伝導材料の製造方法を創案することである。
【解決手段】本発明の超伝導材料の製造方法は、組成として、モル%表記で、Bi 7〜35%、SrO 25〜65%、CuO 25〜65%を含有する非晶質材料を、Ca含有化合物を含む融液に接触させる工程を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導層を基材で覆って密閉構造とした酸化物超電導線材およびその製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、基材と中間層と酸化物超電導層と導電性の保護層をこの順に積層してなる酸化物超電導積層体が、保護層から基材まで達する溝加工部を介し前記保護層を内側にして二つ折りに折り曲げられ、2つの酸化物超電導積層体がそれらの折り曲げ部分を帯状の導体の幅方向端部側に位置させてこれら2つの酸化物超電導積層体により前記導体の全周がはんだ層を介し囲まれてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブル用いた送電システムに関し、ケーブルコアの温度に応じてケーブルコアに流れる送電電流を調整する送電システムを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル用いた送電システムは、ケーブルコアに沿って配置された光ファイバと、ケーブルコアの温度を測定する温度測定手段と、ケーブルコアに過電流が流れたことを検知する過電流検知手段と、ケーブルコアの温度に応じた臨界電流値データを格納する記憶手段と、測定されたケーブルコアの温度に応じた臨界電流を求める臨界電流算出手段と、ケーブルコアに過電流が流れたことを検知した後、ケーブルコアの臨界電流と過電流通過後にケーブルコアに流れる送電電流とを比較する第一比較手段と、比較の結果、送電電流が臨界電流を超える場合にケーブルコアに流れる送電電流を臨界電流以下に調整する電流調整手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】ドラムに巻き取った状態でケーブルコアを冷却した際、ケーブルコアの冷却に伴う熱収縮時の応力を緩和することができるドラムを提供する。
【解決手段】 このドラム10Aは、超電導ケーブルの構成部材を巻き取る巻胴11と、巻胴11の両端部に設けられる鍔部12Aとを有する。超電導ケーブルの構成部材は、超電導導体層を備えるケーブルコア100である。巻胴11は、ケーブルコア100の冷却に伴う熱収縮時の応力を緩和する緩和構造を備える。例えば、巻胴11を、鍔部12Aに対して着脱自在に取り付けられた複数の長尺材11Lで構成する。緩和構造は、長尺材11Lを鍔部12Aに対して異なる位置に付け替えることで構成される。 (もっと読む)


【課題】フォーマ上にラップ巻きしても、フォーマ上における巻回当初の状態を維持し易い超電導薄膜線材、およびこの超電導薄膜線材を用いた超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】表面段差1SCと、表面薄肉部1SAと、裏面段差1RCと、裏面薄肉部1RAと、を備える。表面段差1SCは、超電導薄膜線材1の表面側で、かつ線材1の幅方向の一端側で、線材1の長手方向に沿って形成される。表面薄肉部1SAは、表面段差1SCから線材1の幅方向の一端にわたる領域であり、表面段差1SCよりも低い領域である。裏面段差1RCは、線材1の裏面側で、かつ線材1の幅方向の他端側で、線材1の長手方向に沿って形成される。裏面薄肉部1RAは、裏面段差1RCから線材1の幅方向の他端にわたる領域であり、裏面段差1RCよりも低い領域である。 (もっと読む)


【課題】常温絶縁型超電導ケーブルに適した端末構造を提供する。
【解決手段】常温絶縁型超電導ケーブル200は、超電導導体層212を有する導体部210と、導体部210を収納し、超電導導体層212を冷却する冷媒が流通する冷媒配管213と、冷媒配管213の外周に形成される電気絶縁層215と、を備える。そして、常温絶縁型超電導ケーブルの端末構造100は、超電導ケーブル200の端末の外周を覆うと共に、当該端末の先端部における導体部210が外部に露出した状態で配置される碍管120と、碍管120から外部に露出した導体部210(超電導導体層212)と引出導体110とを電気的に接続する接続部130と、接続部130の外周を覆うように冷媒配管213に接合され、接続部130を収納する冷媒槽140と、を備える。 (もっと読む)


【課題】RE−Ba−Cu−O(REはY又は希土類元素から選ばれる1種又は2種以上の元素)の組成からなる希土類系酸化物超電導バルク材料において、パルス着磁性能に優れた酸化物超電導バルク材料を提供する。
【解決手段】単結晶状のRE1Ba2Cu3y(REはY又は希土類元素から選ばれる1種又は2種以上の元素、6.8≦y≦7.2)中にRE2BaCuO5が微細分散した酸化物超電導バルク材料であって、前記酸化物超電導バルク材料が結晶の(001)方向の±10度以内の方向に開けられた複数の細孔を有すると共に、前記複数の細孔が前記酸化物超電導バルク材料の外周部から中心に向かって動径方向に並んで配置されていることを特徴とする酸化物超電導バルク材料である。 (もっと読む)


【課題】BSCCOをベースとする超伝導電気導体の製造方法を、欠陥箇所におけるBSCCO帯状体の必要な電流容量を簡単なやり方で調整することができるように改良する。
【解決手段】多数のあらかじめ製造されたBSCCOフィラメントを、銀または銀の合金からなる、共通の、管状の閉じた覆いへ入れ、該フィラメントを備えた、該覆いを帯状体に変形し、該帯状体の厚さを所定の厚さへ減少させ、製造中に連続的に該帯状体の電流容量を測定し、連続製造中に、低下した電流容量の領域に、少なくとも、欠陥個所として目印を付ける。欠陥個所の該領域において、該帯状体(2)の少なくとも一方の面に、HTSL材料で被覆した、帯状の担体からなり、該帯状体(2)と実質的に同じ幅を有し、0.1mmの最大厚さを有するストリップ(7)を固着するように付ける。該ストリップ(7)の該HTSL材料を該帯状体(2)の方に向ける。 (もっと読む)


【課題】 バルク体全体の臨界電流密度の向上および制御により疑似永久磁石等の性能を大幅に改善でき、また、現存の加速器により実施可能で、しかも、複数のバルク体の臨界電流密度のばらつきを抑制してアンジュレータの性能向上も図れるバルク超伝導体の臨界電流密度制御方法、及びアンジュレータ用バルク超伝導体の製造方法を提供すること。
【解決手段】 バルク状の第二種超伝導体に対し、エネルギーが前記バルク体を透過可能な大きさで、かつ、柱状欠損の生成閾値よりも低い粒子ビームを照射して臨界電流密度の制御を行った。 (もっと読む)


【課題】従来よりも手間と時間を短縮することができる常電導リードの製造方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの超電導導体と電気的に接続される常電導リードの製造方法であって、以下の工程を備える。線状の導体と、その外周を覆う絶縁被覆とを有する素線を複数撚り合わせたストランドを、所定長の常電導リードに対応する長さに切断する準備工程。ストランドの両端部において、各素線の絶縁被覆を除去する端部処理工程。端部処理した複数のストランドを撚り合せた状態で束ねて、プレス金型により断面扇状のセグメントにプレス成形する成形工程。
複数のセグメントを集合して常電導リードを形成する集合工程。 (もっと読む)


【課題】高い通電特性を有する超電導線材の接続部、及び超電導マグネットなどの超電導機器を提供することにある。
【解決手段】複数本の超電導線材と、複数の超電導線材を一体化する焼結体を備える超電導接続部であって、前記超電導線材の少なくともいずれかがMgB2超電導線材であり、前記焼結体にMgB2を含み、前記焼結体が超電導線材の突出方向と異なる方向から加圧されたものである。またこのような接続部を形成するため、焼結体を構成するための原料粉末を導入するための開口部と、超電導線材を挿入するための開口部を備えた加圧容器を用い、これらの開口部が異なる方向に向いていることを特徴とする。その結果、焼結体にMgB2が高密度に充填され、粒間結合性が良好な接続構造となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸素富化過程を含む酸化物超電導バルク材料の製造方法において、十分に高い超電導特性を得ることのできる酸化物超電導バルク材料の製造方法を提供する。
【解決手段】単結晶状のRE1+xBa2-xCu3y(REはY又は希土類元素から選ばれる1種又は2種以上の元素、−0.1≦x≦0.1、6.8≦y≦7.2)中にRE2BaCuO5が微細分散した酸化物超電導バルク材料の製造方法であって、溶融状態から徐冷中に結晶成長させた酸化物超電導バルク材料の酸素量を酸素富化過程において富化する前に、1000K以上、1250K以下の温度で前記結晶成長させた酸化物超電導バルク材料を熱処理する酸素富化前熱処理過程を有することを特徴とする酸化物超電導バルク材料の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】超電導スプライス線材がフォーマの外周面に螺旋状に巻回された状態で、フォーマからの浮き上がりが抑制された超電導スプライス線材の巻回方法及び巻回構造を提供する。
【解決手段】2本のテープ状の超電導線材の双方の端末部を重ね合わせて接続して形成される長尺の超電導スプライス線材を、円柱状のフォーマの外周面に螺旋状に巻回する超電導スプライス線材の巻回方法であって、端末部は、線材幅方向に対して所定の角度で傾斜させた端縁を有し、双方の端末部を、端縁同士が平行となるように重ね合わせ、かつ端縁がフォーマの中心軸と略平行となるように、フォーマの外周面に、超電導スプライス線材を螺旋状に巻回する超電導スプライス線材の巻回方法。および前記巻回方法を用いて形成された超電導スプライス線材の巻回構造。 (もっと読む)


【課題】良好な中心磁場の超電導コイル、及び該超電導コイルを良好な効率で製造可能な超電導コイルの製造方法の提供。
【解決手段】超電導コイル30の製造方法は、長尺の超電導線材を長手方向に沿って幅方向に分断して、3本以上の超電導細線とする工程と、前記超電導細線を巻回して複数のコイル体とする工程と、前記複数のコイル体を同軸的に積層して超電導コイルとする工程と、を備え、積層方向中央部のコイル体より積層方向端部側のコイル体の方が、臨界電流が大きくなる前記分断方向中央側の超電導細線からなるコイル体を積層する。 (もっと読む)


【課題】交流損失の発生が充分に抑制されたテープ形状多芯超電導線を提供する。
【解決手段】金属シース内に複数本の超電導フィラメントを配置して構成されているテープ形状多芯超電導線であって、金属シース内の中央部に高抵抗材料または絶縁材料よりなる結合電流抑制層が配置されており、結合電流抑制層の周囲に、各々が金属で保護された複数本の超電導フィラメントが配置されているテープ形状多芯超電導線。結合電流抑制層は幅方向に偏平な形状であり、超電導フィラメントにツイストが施されている。 (もっと読む)


【課題】超電導体の温度変化を容易に検知可能な超電導線材、超電導コイル、及び超電導保護装置の提供。
【解決手段】本発明の超電導線材1Aは、第1超電導線材1aと、温度検知用の第2超電導線材10とを備え、第1超電導線材1aの臨界温度Tc、第2超電導線材10の臨界温度Txが、Tx<Tcの関係を満たすことを特徴とする。本発明の超電導線材1Aにおいて、第1超電導線材1aを超電導状態とする運転温度Top、前記臨界温度Tc、前記臨界温度Txが、Top<Tx<Tcの関係を満たすことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】3個の相導体(1,2,3)を含む超伝導ケーブルと、上記3個の相導体を囲むクライオスタット(KR)とを有する伝送システムが提供される。
【解決手段】ここで、上記クライオスタット(KR)は、冷媒が通る空間を取り囲むものである。上記の3個の相導体(1,2,3)に対して1つの共通の中性導体(11)が設けられており、該中性導体は、常伝導材料から成っており、絶縁の施された円形導体として構成されており、上記クライオスタット(KR)の外側に、かつ、その傍らに配置されている。上記クライオスタット(KR)は、周面側が閉じている断熱されたカバーから成っている。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の端部における相手側の超電導線材の劣化が抑制された、また巻回作業中に絶縁紙を破る恐れのない超電導線材の接続方法および接続構造を提供する。
【解決手段】2本のテープ形状の超電導線材の双方の端末部を、半田層を介してオーバーラップさせて接続する超電導線材の接続方法であって、端末部が先端に近いほど薄くなるように双方の端末部の片面を超電導線材の厚さ方向に対して傾斜させ、傾斜面を外側にして、双方の端末部をオーバーラップさせて接続することを特徴とする超電導線材の接続方法。および、前記接続方法により接続された接続構造。 (もっと読む)


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