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Fターム[5G321DA99]の内容

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Fターム[5G321DA99]に分類される特許

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【課題】全長にわたり均一かつ高い臨界電流を得ることが可能な酸化物超電導線材の製造方法および酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】酸化物超電導線材の製造方法は、酸化物超電導材料の前駆体粉末が金属で被覆された形態の線材が伸線される1次伸線加工工程と、1次伸線加工工程において伸線された当該線材が複数本束ねられることにより多芯化される多芯化工程とを備えている。多芯化工程は、複数の上記線材が金属管内に挿入される挿入工程と、線材が挿入された金属管が密封される密封工程とを含んでいる。そして、密封工程では、圧力10Pa以下、温度80℃以上250℃以下の条件下で、線材が挿入された金属管が封止される。 (もっと読む)


【解決課題】従来以上の配向性を有し、かつ高強度のエピタキシャル薄膜形成用の配向基板、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、金属層と、前記金属層の少なくとも一方の面に接合された銀層とからなるエピタキシャル薄膜形成用のクラッド配向金属基板であって、前記銀層は、結晶軸のずれ角Δφが、Δφ≦9°である{100}〈001〉立方体集合組織を有するエピタキシャル薄膜形成用のクラッド配向金属基板である。この配向金属基板は、含有酸素濃度が30〜200ppmの銀板を、熱間加工・熱処理する配向化処理を行い、金属板と配向化処理した銀板とを表面活性化接合することにより製造できる。 (もっと読む)


【解決課題】従来以上の配向性を有し、かつ、高い強度を有するエピタキシャル薄膜形成用の配向基板、及び、その製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、金属層と、前記金属層の少なくとも一方の面に接合された銅層とからなるエピタキシャル薄膜形成用のクラッド配向金属基板であって、前記銅層は、結晶軸のずれ角ΔφがΔφ≦6°である{100}〈001〉立方体集合組織を有するエピタキシャル薄膜形成用のクラッド配向金属基板である。この配向金属基板は、銅層の表面上に、形成されるエピタキシャル薄膜に対する中間層を備え、前記中間層は、ニッケル、酸化ニッケル、酸化ジルコニウム、希土類酸化物、酸化マグネシウム、チタン酸ストロンチウム(STO)、チタン酸ストロンチウム・バリウム(SBTO)、窒化チタン、銀、パラジウム、金、イリジウム、ルテニウム、ロジウム、白金からなる層を少なくとも1層備えるものとすることがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの端部を支持するケーブル支持部が上下方向及び水平方向に移動可能な超電導ケーブル用支持治具を提供する。
【解決手段】支持治具1は、上下位置調整部30、水平位置調整部31及び軸方向位置調整部32を有する架台部3を備えており、架台部3のケーブル支持台34を上下方向、水平方向(左右方向やケーブル軸方向)に移動させることができる。したがって、支持治具1を地面やマンホールの床面に設置(固定)した後であっても、ケーブル支持部2を支持するケーブル支持台34の位置を上下方向及び水平方向に調整することができる。また、超電導ケーブル10の端部をケーブル支持部2に支持させた状態で超電導ケーブル10の端部の位置や向きを調整することができる。 (もっと読む)


【課題】臨界電流を向上できる超電導層の製造方法、この超電導層を具える超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導相を具える線材100を芯材にギャップ巻きして超電導層を形成する。線材100に曲げを与えて、その前後の超電導特性を測定し、特性が変化するときの曲げ半径rcrを求め、rcrを用いて、超電導相において引張歪みが加わる歪領域内の最大歪点での限界歪みεcrを求める。半径rfの芯材にスパイラルピッチPで線材100を巻回した際、歪領域内の任意点での引張歪みεtを求める。芯材に線材100を巻回した状態で半径Rの曲げを加えた際、引張歪みεt、角θ,θRに基づく値(X',Y',Z')を用いて、スパイラルピッチPの所定の範囲での引張歪みεfを求める。この範囲内の線材に対してθを固定してθRを微小変化させて、εf≦εcrとなる線材100の移動量を求め、この移動量からギャップを求める。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブル同士を接続する際、接続部においてサイズをできるだけ小さくできる超電導ケーブルをおよびその接続部を提供する。
【解決手段】中心側からフォーマ11と、超電導導体層12と、絶縁層13とを有する超電導ケーブル100であって、フォーマ11は、中心側に設けられ、ステンレス鋼からなる中心側フォーマ11aと、この中心側フォーマ11aの外周に設けられ、銅、アルミニウム、銅合金、およびアルミニウム合金から選ばれる1種以上の金属からなる外側フォーマ11bとを備える。中心側フォーマ11a同士が、互いの外径が等しくなるように突き合わされて固定され、外側フォーマ11b同士も互いの外径が等しくなるように突き合わされて接合されて、超電導導体層12同士が接続される。 (もっと読む)


【課題】ドラムに巻き取られたテープ線材を一つのリールから異なる一つのリール側へ效果的に移送させることができる超電導テープ線材の連続製造装置を提供する。
【解決手段】本発明の超電導テープ線材の連続製造装置は、超電導物質蒸着のためのチャンバと、前記チャンバ内に設置され、超電導テープ線材を外周に巻付けて加熱するための中空の円筒形ドラムと、前記円筒形ドラムの一端部に設置され、超電導物質を蒸着する超電導テープ線材を供給するリリースリールと、前記円筒形ドラムの他端部に設置され、超電導物質の蒸着が完了した超電導テープ線材を回収する巻取りリールと、前記超電導テープ線材を前記リリースリールから前記巻取りリールまで移送させるための移送手段と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導体の高い臨界電流を得るためには、下地となるテープ状金属基材の表面を数ナノメートル以下で仕上げ、かつ、結晶配向性が良くなるように形成する。
【解決手段】超電導体用テープ状基材Tを製造する方法は、圧延処理によりテープ状基材を製造する工程と、所定の速度で連続走行させながら、テープ状基材を電解研磨処理する工程と、テープ状基材の被研磨面を研磨テープ12を使用してテープバニッシュする工程と、から成り、被研磨面の表面平均粗さRaが2ナノメートル以下となることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導体用テープ基材の製造において、テープ状金属基材の表面を数ナノメートル以下で仕上げ、かつ、結晶配向性が良くなるような研磨方法を提供する。
【解決手段】超電導体用テープ基材の製造方法であって、圧延処理によりテープ状基材を製造する工程と、テープ状基材を鏡面ロールにより加工する工程と、遊離砥粒を使用してテープ状基材Tをテープ研磨する工程と、から成り、テープ状基材の平均表面粗さRaが最終的に2nm以下となることを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】バインダの熱分解による問題点の解決を図り、交流損失を低減することができる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】この酸化物超電導線材120の製造方法は、セラミックス体112の原料となるバインダとセラミックス粉末とを準備する工程と、バインダとセラミックス粉末とを、押出加工を施すことにより複数の酸化物超電導体117の周囲に被覆する工程とを備える。バインダは無機バインダを含む。無機バインダは熱分解しないので、熱処理を行なうときに酸化物超電導線材120の内部に空隙が生じることがなく、セラミックス体112の密度が低下して不均一になることがないため、交流損失が低減される。セラミックス体112の密度低下がないので、酸化物超電導体117も均一に加工され、臨界電流の低下が起こらない。 (もっと読む)


【課題】加工が容易な超伝導体がYBCOベースで得られる方法を提供する。
【解決手段】まず、長く延びる金属製支持体(1)の周りに、金属材料からなる中間層(3)が被覆される。この金属材料は、YBCOの結晶構造と、またはYBCOで被覆されるに適した緩衝層の組織構造と、共存性を持つ。それに続いて、中間層によって被覆された支持体を処理して、中間層に、YBCO材料からなる層または緩衝層(9)の下地として、所定の配向組織化を施す。つぎに、超伝導性のYBCO材料からなる層(6)で、配向組織化された中間層の周りを直接に、または該中間層の上を前もって緩衝層で被覆したその周りを被覆する。そして最後に熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 短絡電流の電路を確保できる超電導導体を提供する。
【解決手段】 超電導層2の外周に短絡電流を流すための金属層(金属パイプ3)を設ける。金属層は金属テープの巻回により構成してもよい。これら超電導層2と金属層とが交互に積層され、超電導層2と金属層との間が絶縁されている。この構成により、定格運転時は電流の大半は超電導層に流れ、短絡時には短絡電流は金属層を流れるため、短絡電流による発熱を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】超伝導薄膜の臨界電流を向上させるべく、テープ状金属基材の表面の結晶配向性を高めるための表面研磨方法を提供する。
【解決手段】テープ状基材110と、テープ状基材110の上に形成された中間層と、中間層の上に形成された酸化物超伝導薄膜層とから成る酸化物超伝導体において、テープ状基材の被研磨面を研磨する方法は、テープ状基材110を連続走行させながら、被研磨面を研磨する工程であって、研磨工程は、初期研磨103及び仕上げ研磨104を含むところの工程から成り、最終的に、被研磨面の表面平均粗さRaが2ナノメートル以下となり、中間層の面内配向性Δφが5°以下となることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 意図した長さとおり線材を採取できるよう、全体に均一な性能を有する酸化物超電導線材の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 (Bi,Pb)2223超電導体の前駆体粉末を金属シース材で被覆した形態の線材を伸線する伸線工程と、伸線工程後の線材を圧延する第一の圧延工程と、第一の圧延工程後の線材を熱処理する第一の熱処理工程と、第一の熱処理工程後に線材を圧延する第二の圧延工程と、第二の圧延工程後に線材を熱処理する第二の熱処理工程を備える酸化物超電導線材の製造方法において、第一の圧延工程と第二の熱処理工程の間に、シース材の外表面において、シース材の欠落箇所を銀を主成分とする材料で塞ぐ工程を備えることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】超伝導薄膜の臨界電流を向上させるべく、テープ状金属基材の表面の結晶配向性を高めるための表面研磨方法を提供する。
【解決手段】テープ状基材110と、テープ状基材110の上に形成された中間層と、中間層の上に形成された酸化物超伝導薄膜層とから成る酸化物超伝導体において、テープ状基材の被研磨面を研磨する方法は、テープ状基材110を連続走行させながら、被研磨面を研磨する工程であって、研磨工程は、初期研磨103及び仕上げ研磨104を含むところの工程から成り、最終的に、被研磨面の表面平均粗さRaが2ナノメートル以下となり、中間層の面内配向性Δφが5°以下となることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導線の製造を容易に行うことのできる超電導線製造用ダイスを得ること及びこの超電導線製造用ダイスを用いた超電導線の製造方法を提供すること。
【解決手段】NbTi系超電導棒9と板状のNb系金属薄板6を同時にアプローチ角2α=15°のダイス1に通すことでNb系金属薄板6が筒状に変形されてNbTi系超電導棒9の周囲にNb系金属筒状体7を形成しながら銅系金属管8中に挿入することにより、図6(b)に示す銅系金属管8の内側にNb系金属筒状体7及びNbTi系超電導棒9が配設された超電導組み立て体4を製作し、超電導組み立て体4を伸線加工してかつ熱処理してNbTi系の超電導線を製造する。Nb系金属薄板6をダイス1に通すことにより筒状に成形してNb系金属筒状体7を形成するので、超電導組み立て体4を容易に製作できる。 (もっと読む)


粉状かつ/または粒状充填材料を充填されたコアードワイヤを作製する装置および方法が開示される。本発明は、たとえば、細長片幅、細長片厚さ、充填材料の流量、および充填材料の密度の変動などの、種々のプロセスの変動を反映することによって、コアードワイヤ製造で使用される充填材料の堆積を自動的に制御する。こうした自動監視および制御は、検出された細長片測定値と検出された充填材料容積を使用して、高品質の(たとえば、所望のコア比から約±0.5%変動する)管状溶接ワイヤを生成する。
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本発明は、2つの端部のうちの一方(26)が超電導素子に接続されて極低温の筐体(11)内に配置され、他方(25)が大気温度の物体に接続されるようになっている中心導体(19)と、前記中心導体の略全長にわたって前記中心導体を取り囲む電気絶縁シース(20)と、前記中心導体をその略全長にわたって取り囲むとともに前記電気絶縁シース(20)と前記中心導体(19)との間に介挿され、前記中心導体の第1の端部と称される前記2つの端部(25、26)のうちの一方の近くで、前記中心導体に対して機械的に接続され、前記中心導体の第2の端部と称される前記2つの端部のうちの他方の近くで前記中心導体に対して機械的に接続されない金属チューブ(24)と、ガスを収容する前記中心導体と前記金属チューブとの間の空間と、を備える電気ブッシング構造体(10)に関する。本発明によればチューブは導体の前記第2の端部と電気的に接触している。
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【課題】電気絶縁層や断熱材層に含有される水分が少ない超電導ケーブルを製造することができる超電導ケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】超電導導体層の外周に電気絶縁層を有するケーブルコアが、内管と外管とからなり、両管の間に断熱材層を有する断熱管に収納された超電導ケーブルの製造において、コア(撚合物1)を乾燥容器10に収納して加熱した後真空引きし、電気絶縁層中の含有水分を低減する。この乾燥容器10と同様の真空状態が維持される押出機20にて内管を形成する。また、真空室において内管の外周に断熱材層を形成して、断熱材層中の含有水分を低減する。この真空室と同様の真空状態が維持される押出機にて外管を形成する。このように内管、外管を形成することで、電気絶縁層中や断熱材層中の水分が低減された状態が維持される。 (もっと読む)


【課題】超電導線を高分子フィルムで被覆することにより、隣接超電導線間の電気絶縁性を向上させることができ、隣接超電導線間距離を大幅に短縮した小型のコイルを容易に作製することができるフィルム被覆超電導線およびその製造方法ならびにこのフィルム被覆超電導線を用いた超電導コイルを提供する。
【解決手段】超電導コイル20は、一枚のフィルム被覆超電導線10を折り重ねたものを巻回することにより構成されたものである。フィルム被覆超電導線10は、テープ状の超電導線と、この超電導線よりも広い幅を持つ二枚の高分子フィルムとから構成される。
超電導線は、超電導線の厚さ方向の両側から、この超電導線よりも広い幅を持つ二枚の高分子フィルムによりそれぞれ長手方向に平行に最も広い面どうしを重ね合わせて挟まれる。超電導線および二枚の高分子フィルムは、融着または接着されることにより一体的に成形され、一枚のフィルム被覆超電導線10を構成する。 (もっと読む)


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