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Fターム[5G321DB37]の内容

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Fターム[5G321DB37]に分類される特許

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【課題】高いJおよび高いI等の優れた特性と、低コスト化の実現とを両立することが可能な超電導薄膜材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】超電導薄膜材料1は、金属配向基板10と、金属配向基板10上に形成された酸化物超電導膜30とを備え、酸化物超電導膜30は、物理蒸着法により形成された物理蒸着HoBCO層31と、物理蒸着HoBCO層31上に有機金属堆積法により形成された有機金属堆積HoBCO層32とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】高温超伝導体層又はフィルムの製造において、実用のための充分に高い電流容量を達成すること。
【解決手段】本発明は、基板、高温超伝導体層及び少なくとも1つのバッファー層を含む被覆された伝導体であって、前記バッファー層の少なくとも1つが高温超伝導体層を二軸配向するためのテンプレートであり、このテンプレートは公称化学式A2-x2+x7(ここで、BはZr、Hf、Sn、Pb及びTiから選択される少なくとも1種であり;AはLa、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Y、Tm、Yb及びLuから選択される少なくとも1種であり;xは0以外である)を有する不定比材料から成る多結晶質フィルムから構成され、前記基板が組織化されている、前記の被覆された伝導体に関する。 (もっと読む)


【課題】元素拡散反応を防止して良好な超電導特性を得る超電導薄膜材料および超電導薄膜材料の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導薄膜材料10は、基板11と、基板11上に形成された1層または2層以上の中間層12と、中間層12上に形成された超電導層13とを備えている。中間層12の厚みは、0.4μm以上である。中間層12を構成する材料は、岩塩型、蛍石型、ペロブスカイト型、およびパイロクロア型の少なくともいずれか1つの結晶構造を有する酸化物であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】熱膨張係数が酸化物超電導体に近い値であり、Moに富む化合物の析出の少ない基材を用い、優れた超電導特性を有する酸化物超電導導体を提供する。
【解決手段】Mo含有量が2〜13質量%であるNi−Cr−Mo系合金からなる金属基材上に多結晶中間薄膜が設けられ、該多結晶中間薄膜上に酸化物超電導体薄膜が設けられてなることを特徴とする酸化物超電導導体。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の超電導層と金属基材とを電気的に接続し、基材の電位を固定することにより、安定性の向上した超電導装置を提供する。
【解決手段】超電導装置は、金属基材の片面に中間層を介して超電導層及び導電性金属層を順に積層形成してなる超電導線材と、前記超電導線材の少なくとも一箇所において前記超電導線材の前記金属基材と前記導電性金属層を接続する接続部とを有する。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値を向上することのできる超電導薄膜材料の製造方法、超電導機器、および超電導薄膜材料を提供する。
【解決手段】超電導薄膜材料の製造方法は、気相法により超電導層3を形成する気相工程と、超電導層3に接するように、液相法により超電導層4を形成する液相工程とを備えている。超電導層3と金属基板1との間に中間層2を形成する工程がさらに備えられていることが好ましい。金属基板1は金属よりなっており、かつ中間層2は岩石型、ペロブスカイト型、またはパイロクロア型のいずれかの結晶構造を有する酸化物よりなっており、かつ超電導層3および超電導層4はいずれもRE123系の組成を有していることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】超電導体用基材および該基材の製造方法であって、特に酸化物超電導体等のセラミック超電導体、その他の配向制御が必要となる超電導体用の基材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】

金属からなるコア層と、 前記コア層の一面または両表面に形成されたNiを90at.%以上含む合金層であって、該合金層を形成する結晶粒の{1,0,0}面が前記表面に平行で、かつ該結晶粒の<0,0,1>軸が所定の方向を向いて配向した合金層と、を備える超電導体用基材である。 また、製造方法は、上記超電導基材を、加工率90%以上の圧延をする圧延工程と、前記圧延工程で圧延した基材を、温度900〜1200℃、アルゴンと水素との混合気体であってアルゴンに対して水素の割合が2〜5 vol%の雰囲気中で30分〜10時間保持し、熱処理工程を行う超電導体用基材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】接続箇所の抵抗を低減することができる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】心材(フォーマ21)と、その上に巻回した超電導薄膜線材3で構成される導体層22とを具備する超電導ケーブルである。この超電導薄膜線材3は、金属基板と、この基板の片面上のみに形成されたRE系超電導薄膜とを有する。そして、この線材3は、RE系超電導薄膜の形成された面が心材に対して外向きとなるように巻回されている。抵抗の小さい超電導薄膜側の面がケーブルの外周側に位置するようにできるため、接続部材を超電導薄膜線材3の外周にはめ込んで接続を行った場合、接続箇所の接続抵抗を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】配向中間層の形成による基材の反りかえりを低コストで防止し得る酸化物超電導導体とその製造方法の提供。
【解決手段】テープ状の基材と、この基材の一方の面上に形成されて多数の結晶粒が配向を制御した状態で結合されてなる配向中間層と、該配向中間層上に形成された酸化物超電導層とを有する酸化物超電導導体において、前記基材と前記配向中間層との間に、引っ張り応力を有する薄膜からなる引っ張り応力膜が設けられたことを特徴とする酸化物超電導導体。 (もっと読む)


【課題】Moを含むNi基合金からなり、表面の平滑度が極めて小さく、その上に多結晶配向中間薄膜上に酸化物超電導薄膜を成膜した場合に、良好な超電導特性を持つ酸化物超電導導体を製造可能な酸化物超電導導体用金属基材の製造方法及び該金属基材を用いた酸化物超電導導体の製造方法の提供。
【解決手段】Moを含むNi基合金からなる母材に、1100℃以上の温度で少なくとも1回の焼鈍しと、少なくとも1回の圧延とを行い、最終圧延の後に電解研磨を行う酸化物超電導導体用金属基材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高いQ値の高温超伝導フィルタを実現可能とするNdBa2Cu37やLaBa2Cu37などの薄膜が、MgO基板の上に形成できるようにする。
【解決手段】酸化マグネシウム(MgO)基板101を用意する。MgO基板101は、主表面が(100)面とされたものであり、また、一辺が20mm程度の矩形の基板である。次に、MgO基板101を、分子線エピタキシー装置の処理室内に搬入し、MgO基板101が600℃〜640℃の範囲に加熱された状態とし、例えば、ネオジウム(Nd),バリウム(Ba),及び銅(Cu)を蒸発源(蒸着源)とする分子線エピタキシー法により、MgO基板101の主表面にNd1Ba2Cu37-d(0≦d≦0.3)からなる高温超伝導体薄膜102が膜厚500nm程度に形成された状態とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、分断した個々のフィラメント導体どうしの絶縁性を高めることができ、低交流損失の酸化物超電導体を得ることができる技術の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、基体1上に酸化物超電導層6が設けられてなる低交流損失超電導導体Aにおいて、前記酸化物超電導層6が、前記基体1の長さ方向に沿って前記基体の幅方向に複数形成された細線化溝3により複数のフィラメント導体2に分離されてなり、前記細線化溝3に高抵抗酸化物8が形成されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】PLD法により、長尺の金属基材上に、バッファ層を介し、RE―Ba―Cu系酸化物からなる超電導層を形成した臨界電流密度特性に優れたRE―Ba―Cu系酸化物超電導長尺体と、その製造方法を提供する。
【解決手段】金属基材上に、バッファ層を介して、RE―Ba―Cu系酸化物からなる超電導層が形成されたRE―Ba―Cu系酸化物超電導長尺体であって、該RE―Ba―Cu系酸化物のBa組成が化学量論組成より小さいことを特徴とする臨界電流密度特性に優れたRE―Ba―Cu系酸化物超電導長尺体。ここで、REは、Y、La、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho、Erのいずれか1種又は2種以上の元素。 (もっと読む)


【課題】表面平滑性及び配向性に優れた基板を用いて特性の優れた希土類系テープ状酸化物超電導体を製造する。
【解決手段】冷間加工により所定の厚さに成形したNi―W合金に900〜1300℃の温度で配向化熱処理を施して2軸配向させたテープを製造し、このテープに電解研磨を施して表面平滑性を5nm以下としたテープ状基板1の表面に、Ce―Zr―O膜からなる中間層2及びCe―Gd−O膜からなる中間層3を順次形成した後、その上に酸化物超電導層4を形成することにより希土類系テープ状酸化物超電導体10を製造する。 (もっと読む)


【課題】機械的強度及び配向性に優れた複合基板を用いて特性の優れた希土類系テープ状酸化物超電導体を製造する。
【解決手段】、耐熱性及び耐酸化性を有するハステロイ1とNi―W合金2とを冷間加工により貼り合わせ、900〜1300℃の温度で配向化熱処理を施して複合基板3を製造し、この複合基板3上に、Ce―Zr―O膜からなる中間層4及びCe―Gd−O膜からなる中間層5を順次形成した後、その上に酸化物超電導層6を形成して希土類系テープ状酸化物超電導体10を製造する。 (もっと読む)


【課題】 長尺な線材と同様の効果を有する超電導テープ線材の製造方法、超電導テープ線材、および超電導機器を提供する。
【解決手段】 超電導テープ線材10の製造方法は、テープ状基板11を準備する工程(S10)と、テープ状基板11上に中間薄膜層12を形成する工程(S20)と、中間薄膜層12上に超電導層13を形成する工程(S30)と、超電導層13は一方端部13cから他方端部13dまで伸び、超電導層13に一方端部13cから他方端部13dまで延在する少なくとも1つの分割領域13aを形成する加工工程とを備えている。分割領域13aは、超電導層13の臨界温度では超電導状態とならない領域であることを特徴とする。 (もっと読む)


超伝導性フィルム構造体に対する臨界電流容量の改良が開示され、個々の耐高温バリウム−銅酸化物層がCeO2等の如き金属酸化物材料の薄層によって分離された、例えば多層耐高温バリウム−銅酸化物構造体の使用が包含される。
(もっと読む)


【課題】高強度と高い2軸配向性を両立する酸化物超電導用金属基板。
【解決手段】 Ni、Co、Fe、Cuのいずれかの合金からなる合金層と、前記合金層の外層として設けられたNi層とから構成するテープ状複合材料において、前記Ni層表面の{100}面が前記テープ状複合材料の圧延面にほぼ平行で<001>軸が前記テープ状複合材料の圧延方向にほぼ平行であり、かつ、前記Ni層が純度99.9%を超えたNiからなり、その厚さが1〜50μmであることを特徴とする2軸配向多結晶金属基板。前記Ni層を形成するNiの純度は99.95%以上の2軸配向多結晶金属基板。前記合金層がNi、Co、Fe、Cuのいずれかに、Mo、W、Cr、V、Mn、Alのいずれかの一元素、または複数の元素を添加して形成し、かつ、その添加濃度が1〜15at%であることを特徴とする2軸配向多結晶金属基板。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性が長手方向で均一な酸化物超電導線材を製造することができる製造装置の提供。
【解決手段】 長尺基材12を収容する処理容器11と、該処理容器内に配置され前記長尺基材を囲んで保温する開口付きヒータボックス13と、該ヒータボックスの開口に隣接して設けられたターゲットホルダ16と、該ターゲットホルダに保持されるターゲット15にレーザ光18を照射するレーザ光発光手段17とを備え、前記レーザ光を前記ターゲットの表面に照射し、該ターゲットから叩き出され若しくは蒸発した蒸着粒子を前記ヒータボックス内の長尺基材表面に堆積させることを特徴とする薄膜形成装置10。 (もっと読む)


【課題】 長時間の連続成膜により長尺の酸化物超電導線材を製造する際に超電導特性の劣化を防いで高品質の長尺酸化物超電導線材を製造することができる製造装置の提供。
【解決手段】 長尺基材3を収容する処理容器と、長尺基材を巻回する巻回部材を複数個同軸的に配列してなる少なくとも一対の巻回部材群5と、これらの巻回部材群に巻回された長尺基材に近接して設けられたターゲットホルダと、該ターゲットホルダに保持されるターゲット9にレーザ光を照射するレーザ光発光手段とを備え、レーザ光をターゲットの表面に照射して生じた蒸着粒子を、巻回部材群に巻回されこれらの巻回部材群を周回することによって複数列が接近した状態で平行に並べられた長尺基材の表面に堆積させる装置において、巻回部材群に、それぞれの巻回部材の外周部に堆積される蒸着粒子を削り落とす研磨部材23が取り付けられたことを特徴とする薄膜形成装置。 (もっと読む)


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