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国際特許分類[B23K103/04]の内容

国際特許分類[B23K103/04]に分類される特許

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【課題】ろう付け不良を低減でき、かつ、熱処理時間を短縮することができるインペラの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、少なくとも2つのインペラ構成部材の接合部分にNiを含有するAu合金からなるろう材を配した組付け体15に熱サイクルを施す際に、円筒状の第1加熱部21と、第1加熱部21と一体的に形成される円盤状の第2加熱部22とからなる加熱治具20を組付け体に配置する。加熱治具20は、カーボンなどの熱伝導率が高い材料から構成される。組付け体15の軸孔16に第1加熱部21を挿入し、組付け体15を第2加熱部の上部にスペーサを介在させて載置して熱サイクルが施される加熱炉1に挿入する。熱サイクルの昇温過程において、第1加熱部21は組付け体15を内周側から加熱する。これにより、組付け体15の温度分布の均一化が達成される。 (もっと読む)


【課題】優れたクリープ特性を発揮すると共に、靭性、耐SR割れ性、強度等の特性において優れた溶接金属、およびこのような溶接金属を備えた溶接構造体を提供する。
【解決手段】所定の化学成分組成を有し、下記(1)式によって規定されるA値が200以上であり、且つ円相当直径で0.40μm以上の炭化物の平均円相当直径が0.85μm未満であると共に、溶接金属中に存在する粒界のうち炭化物が存在する長さの割合が25%以上である。
A値=([V]/51+[Nb]/93)/{[V]×([Cr]/5+[Mo]/2)}×104 …(1)
但し、[V],[Nb],[Cr]および[Mo]は、夫々溶接金属中のV,Nb,CrおよびMoの含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】引張強度が780乃至980MPa級の中厚の高張力鋼板をレーザ・アークハイブリッド溶接する際に、鋼板の組成により最適な溶接材料を選択して溶接し、高い引張強度及び高い靱性を有する溶接金属が得られる高張力鋼板のレーザ・アークハイブリッド溶接方法及びこれにより得られる高張力鋼板溶接金属を提供する。
【解決手段】高張力鋼板のレーザ・アークハイブリッド溶接において、Tiの含有量が0.03質量%以下の高張力鋼板をTiの含有量が0.06質量%以下の溶接材料を使用してレーザ・アークハイブリッド溶接する。溶接材料は、その組成から算出される炭素当量Ceqが、高張力鋼板の炭素当量Ceqに対して所定の範囲を満足するものを選択することにより、高い引張強度及び靱性を両立させた溶接金属が得られる。 (もっと読む)


【課題】特別な設計および施工を行うことなく溶接部の疲労き裂発生特性を改善できかつ疲労き裂が母材部に進入したときには母材部で疲労き裂進展抵抗特性を発揮する溶接継手を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:0.04〜0.60%、Mn:0.50〜2.00%、P:0.025%以下、S:0.020%以下、Al:0.003〜0.060%、Ti:0.001〜0.100%、N:0.0020〜0.0120%、Mo:0.04〜0.50%を含有し、残部はFeと不純物からなる化学組成を有し、硬質部の素地とこの素地中に分散した軟質部からなる複合組織を有し、硬質部と軟質部の硬度差がビッカース硬度で150以上である母材を溶接してなる溶接継手であって、
溶接熱影響部の硬度が、母材、溶接金属の各々の硬度と下記の不等式(1)の関係を満たすと共に、溶接熱影響部における[回転曲げ疲労強度/引張強度]の比が0.45以上であることを特徴とする溶接継手。
{Min(母材硬度、溶接金属硬度)}×1.5≧(HAZ硬度の最大値) ・・・式(1)ただし、Min(母材硬度、溶接金属硬度)とは、母材の硬度および溶接金属の硬度のうちの低い方の値を意味する。HAZ硬度の最大値とは、溶接熱影響部における硬度の最大値を意味する。 (もっと読む)


【課題】開先幅が変化したとしても、開先内に高さがほぼ一様な溶接ビードを形成したり、溶接金属を肉痩せなく盛ったりすることができる突き合わせ溶接方法及び突き合わせ溶接装置を提供する。
【解決手段】一対の鋼板W,Wの端面Wa,Wa間に形成される開先Wb内に溶接ワイヤ2を突出させる溶接トーチ3と、溶接トーチ3を開先Wbに沿って移動させる走行台車5と、溶接電源6と、制御部10を備え、溶接ワイヤ2に電源を供給して溶融させつつ走行台車5とともに溶接トーチ3を移動させて、開先Wb内に溶接ビードBを形成する突き合わせ溶接装置1において、制御部10に、溶接を行っている際の実行溶接電流値を計測する電流計測手段11を設けて、この電流値計測手段11で得られる実行溶接電流値と目標値の厚みの溶接ビードBが得られる設定電流値とを比較して、溶接ビードBの厚みを一定に保つべく、走行台車5の走行速度を決定する。 (もっと読む)


【課題】 一対の箱状または有底円筒状の第1部材1と第2部材2との間を全周にわたって耐圧性の高いろう付けを行なうこと。
【解決手段】 第1部材1の開口端部外周に拡開部3を形成し、拡開部3と第2部材2との間に隙間9を形成するとともに、拡開部3の付根4においては第2部材2外周との間を密着し、その間を閉塞する。そして、拡開部3の開口端縁6と第2部材2外周との間にろう材7を保持し、それを溶融させて隙間9内に浸入させ、その対向面間にろう材のフィレット8を保持させる。 (もっと読む)


【課題】引張強度が780MPa以上の鋼材で溶接金属部の引張強度が780MPa以上、且つ靭性に優れたレーザビーム溶接継手を提供する。
【解決手段】溶接金属が、mass%で、C:0.02〜0.14%、Ti:0.006〜0.05%、Al:0.02%以下、B:0.001%以下、O:0.02〜0.05%、C:0.14%以下、Ti:0.05%以下、Al:0.02%以下、B:0.001%以下、O:0.02%以上、Ceq(=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14、C、Mn、Si、Ni、Cr、Mo、V:各合金元素の含有量(mass%))が0.33〜0.53%の組成と、面積率で40%以上のアシキュラーフェライト相を含むミクロ組織を有し、レーザビーム溶接のシールドガスとして酸素供給ガスを含有するガスを用いたレーザビーム溶接継手。 (もっと読む)


【課題】原油タンクに発生する全面腐食や局部腐食を大幅に軽減できる原油タンク用鋼材と、溶接継手および原油タンクを提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.03〜0.16%、Si:0.05〜1.50%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Al:0.005〜0.10%、N:0.008%以下、Ge:0.001〜0.5%、Cu:0.03〜0.4%を含有し、かつ、W:0.01〜1.0%、Mo:0.01〜0.5%、Sn:0.005〜0.2%およびSb:0.005〜0.4%のうちから選ばれる1種または2種以上を含有する鋼材を溶接して原油タンクを製造するに際して、溶接金属部が、1<(溶接金属中のCu含有量/母材中のCu含有量)≦50、および、0.25≦(溶接金属中のCu含有量/溶接金属中のMo,Wの合計含有量)≦3、の関係を満たす溶接継手を形成する。 (もっと読む)


【課題】靱性が安定して優れているとともに、耐SR性が優れている高強度Cr−Mo鋼の溶接金属及びその溶接金属を得るサブマージアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】サブマージアーク溶接によって溶接された溶接金属は、C:0.05乃至0.15質量%、Si:0.10乃至0.25質量%、Mn:0.50乃至1.30質量%、Cr:2.00乃至3.25質量%、Mo:0.90乃至1.20質量%、V:0.20乃至0.40質量%、Nb:0.010乃至0.040質量%、O:250乃至450ppm、を含有し、Al:0.040質量%以下、P:0.010質量%以下、S、Sn、Sb、As:総量で0.010質量%以下、Bi、Pb:総量で1.0ppm以下、であり、残部がFe及び不可避不純物である組成を有し、ミクロ組織において、粒面積が400μm以下の結晶粒が結晶粒全体の70%以上を占める。 (もっと読む)


【課題】防錆力が高く、製作精度の高い燃料給油管を提供する。
【解決手段】メッキ鋼板からなる筒状給油管本体2は、給油口2aを一端に有し、他端が燃料タンク10に接続されている。ステンレス鋼材からなる短筒状リテーナ3は、給油口2aに組み付けられ、両端が開口する第1筒部材5及び第2筒部材6からなる。第1筒部材5は、給油キャップCの雄螺子部C1と螺合する雌螺子部5aが一端開口側内周面に形成されている。第2筒部材6は、第1筒部材5の内部にその他端開口側から挿入されて雌螺子部5a手前で点溶接Swされる。第2筒部材6の反挿入側開口端は、給油ガンGのノズルG1が差し込まれる差込孔6aを構成している。差込孔6a側の外周面と第1筒部材5の他端開口側の内周面との間の隙間Sに給油管本体2の給油口2a側の端部が挿入されるようにリテーナ3を給油管本体2に嵌合させ、嵌合部分をろう付けTwで連続溶接する。 (もっと読む)


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