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国際特許分類[B60H1/03]の内容

国際特許分類[B60H1/03]に分類される特許

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【課題】複数枚の扁平熱交チューブとPTCヒータとを積層構造として接触熱抵抗を低減し、伝熱性能を高めた、小型で軽量化、低コスト化された熱媒体加熱装置およびそれを備えた車両用空調装置を提供することを目的とする。
【解決手段】熱媒体が流通される扁平チューブ部20の一端または両端に入口ヘッダ部22および出口ヘッダ部23が設けられている複数枚の扁平熱交チューブ17と、互いに積層された各扁平熱交チューブ17の入口ヘッダ部22および出口ヘッダ部23の連通穴24,25周りをシールするシール材26と、各扁平熱交チューブ17の扁平チューブ部20間に組み込まれるPTCヒータと、互いに積層された各扁平熱交チューブ17およびPTCヒータを押圧して密着させる熱交押え部材と、を備え、各扁平熱交チューブ17の入口ヘッダ部22および出口ヘッダ部23内の連通穴24,25周りに、変形防止用の補強部29が設けられている。 (もっと読む)


【課題】熱損失を小さくしつつ、柔軟性を確保することができるヒータ付座席を提供する。
【解決手段】ヒータ付座席10は、異方性熱伝導シート31を構成する積層部41が表皮21の内側に積層されて、表皮21とクッション部材23との間に設けられる。異方性熱伝導シート31は柔軟性を有するので、乗員が着座したとき表皮21の内側には柔軟性を有する積層部41によって座り心地を損なうことを抑制することができる。また異方性熱伝導シート31を構成する接触部42は、積層部41における表皮21に積層されている厚み方向一方側の面に連なる発熱面31aが、発熱体32と接触する。異方性熱伝導シート31は、厚み方向への熱伝導率よりも平面方向への熱伝導率が大きい。 (もっと読む)


【課題】ペルチェ素子を用いた車両用空調装置であって、ペルチェ素子から放出される熱量を有効利用できるとともに、車両への搭載性が向上した車両用空調装置を提供する。
【解決手段】車室内へ向かう送風空気の空気通路を形成するケーシング11と、ケーシング11内に配置され、エンジンの冷却水と送風空気との熱交換により、送風空気を加熱するヒータコア15とを備える車両用空調装置において、ヒータコア15を構成するチューブ151のうち入口側部分151aと出口側部分151bとを、それぞれ、放熱部と吸熱部とし、それらの間にペルチェモジュール50を配置して、放熱部、吸熱部およびペルチェ素子とヒータコア15とを一体化させる。これによれば、ヒータコア15が配置された空気通路内に放熱部が位置するので、ペルチェ素子から放出される熱量を、車室内に向かう送風空気の加熱に有効に利用できるとともに、車両への搭載性を向上できる。 (もっと読む)


【課題】着座者の違和感を軽減することが可能なシートヒータを提供すること。
【解決手段】基材5と、該基材5上に配設されたヒータ素子3と、該ヒータ素子3からの温度を検知する温度制御装置7を有し、上記温度制御装置7が上記基材5の所定の位置に設置されたシートヒータ1であって、上記基材5には、上記温度制御装置7の設置箇所近傍に切込み15が形成されており、該切込み15で囲まれる範囲内に上記温度制御装置7が設置されていることを特徴とするシートヒータ1。上記切込み15が、1対の平行な直線または略コの字形状で形成されていることをシートヒータ1。 (もっと読む)


【課題】伝熱性能を高めるとともに、扁平熱交チューブの出入口ヘッダ部の連通穴周りを液状ガスケットで確実にシールすることができる熱媒体加熱装置およびそれを備えた車両用空調装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数枚の扁平熱交チューブ17が入口ヘッダ部22および出口ヘッダ部23の連通穴24,25周りをシールする液状ガスケット26を介して積層され、その扁平チューブ部20間にPTCヒータが組み込まれた状態で、各扁平熱交チューブ17およびPTCヒータが熱交押え部材により密着されている熱媒体加熱装置にあって、扁平熱交チューブ17の入口ヘッダ部22および出口ヘッダ部23の連通穴24,25周りに、互いに嵌合されるバーリング29,30および31,32が設けられ、該バーリングにより液状ガスケット26が熱媒体の流れに対して直接晒されず、かつ空気と接触される液状ガスケット溜りが形成されている。 (もっと読む)


【課題】電気ヒータの作動開始時の突入電流発生頻度を低減できる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】空調制御装置50が、エンジン冷却水温度をエンジンON水温およびエンジンOFF水温と比較して、エンジンEGの作動要求信号の出力の要否を決定するとともに、エンジン冷却水温度をPTCヒータのON水温およびOFF水温と比較して、PTCヒータ15の作動および停止を決定する車両用空調装置において、PTCヒータのON水温とOFF水温の差dPTCを、エンジンON水温とエンジンOFF水温との差dEGよりも大きくする。これにより、PTCヒータのON水温とOFF水温の少なくとも一方が、冷却水温度の変動範囲とほぼ等しいエンジンON水温とエンジンOFF水温との間の温度範囲から離れるので、PTCヒータの作動と停止との切り替えが起き難くなり、電気ヒータの作動開始時の突入電流発生頻度を低減できる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関から出力される駆動力が走行用電動モータから出力される駆動力よりも大きくなる運転モードを有するプラグインハイブリッド車両に適用されて、充分な暖房を実現可能な車両用空調装置を提供する。
【解決手段】走行用電動モータから出力されるモータ側駆動力が内燃機関EGから出力される内燃機関側駆動力よりも大きくなるEV運転モード時に、内燃機関EGの回転数を増加させて車室内送風空気を加熱する熱源としての内燃機関EGの冷却水の温度を上昇させる際に、内燃機関側駆動力がモータ側駆動力よりも大きくなるHV運転モードよりも回転数の増加度合を高くする。これにより、冷却水の温度を上昇させにくいEV運転モードであっても、冷却水の温度を充分に上昇させて、充分な暖房を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】鉛直方向の高さを低減して小型化することが可能な熱媒体加熱装置およびこれを備えた車両用空調装置を提供することを目的とする。
【解決手段】PTC素子を挟んで少なくともその両面にそれぞれ積層される電極板と、熱媒体を供給する入口ヘッダ部および熱媒体が導出される出口ヘッダ部と、入口ヘッダ部および出口ヘッダ部に設けられる密着部材と、を有し、電極板を間に挟んで互いに平行に積層されて電極板と熱交換する複数の扁平状の熱交チューブ17と、積層された複数の熱交チューブ17の側方に配置され、電極板に接続される基板13と、基板13に接続される発熱素子12と、積層された複数の熱交チューブ17を押圧する板状の押圧部材16と、電極板、熱交チューブ17、基板13、発熱素子12および押圧部材16が収容されるケーシング11と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シートの座り心地を維持しつつ、乗員を精度よく検出するとともに、発熱体を効率よく利用する。
【解決手段】シートヒータ20の発熱体23,24を、乗員を暖めるために用いるとともに、シートに着座する乗員を検出するためにも用いる。これにより、シートの座面近傍に、乗員を暖めるために用いられるヒータユニットと、乗員を検出するためのセンサユニットの双方を配置する必要がなくなる。したがって、シートの構造を簡素化することで座り心地の悪化を回避することができる。同時に、乗員を精度よく検出するとともに、発熱体を効率よく利用することができる。 (もっと読む)


【課題】乗車後の初期は、輻射暖房、シートヒータ、ステアリングホイールヒータをメイン暖房にして、輻射暖房や接触暖房によって身体をすばやく、効率的に暖め、エンジンが温まると、エアコンによる暖房をメイン暖房にして室内を暖めるとともに、輻射暖房、シートヒータ、ステアリングホイールヒータはサブ暖房として電力使用を抑えながら、輻射暖房や接触暖房によって身体を補助暖房的に暖める。
【解決手段】車室内の内装部材に配設された輻射暖房30と、エアコン33と、エンジンの温度を検出する温度センサ35と、温度センサ35の温度信号を受けて輻射暖房30及びエアコン33を制御する制御手段34とを備え、制御手段34は、輻射暖房30及びエアコン33の起動操作時、エアコン33の送風を停止した状態で、輻射暖房30に通電するとともに、エンジンが所定の温度に達すると、エアコン33の送風を開始し、輻射暖房30の出力を低下させる。 (もっと読む)


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