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国際特許分類[C09K5/06]の内容

国際特許分類[C09K5/06]に分類される特許

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【課題】蓄熱密度(潜熱量)が大きく、蓄熱性能に優れ、且つ、十分な剛性を有し、寸法安定性に優れた蓄熱性樹脂成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】脂環式構造含有単量体100重量部、架橋性の重合性単量体を含む重合性単量体を重合して構成されたカプセル壁とそれに内包された蓄熱材とからなる蓄熱材用マイクロカプセル粒子10〜200重量部、及びメタセシス重合触媒を含有してなる脂環式構造含有単量体組成物を、成形型内に注入して、当該型内で塊状重合させることを特徴とする蓄熱性樹脂成形体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】セラミックスを用いた蓄熱体の製造コストの低廉化、生産性の向上を図る。
【解決手段】熱硬化性樹脂前駆体とセラミック粉末と溶剤とが混合されたスラリーを金型に供給した後に硬化して、複数の湾曲状の凹部を有するシート体を作製する。シート体から凹部の部分を打抜いて、開口を有するセラミック製の複数の第1容器及び第2容器を作製する。第1容器及び第2容器を焼成した後、予め作製しておいた蓄熱材を、焼成後の第1容器に収容する。第1容器及び第2容器の各端面に接着剤を塗布した後、第1容器と第2容器とを、それぞれ端面同士を重ね合わせ、さらに、熱及び圧力をかけて接合して蓄熱体前駆体を作製する。そして、蓄熱体前駆体を焼成することで、溶融塩の蓄熱材が外殻内に強固に密閉された蓄熱体が完成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、優れた蓄熱性を示し、また、蓄熱材が漏れ難く、取り扱い性、寸法安定性に優れた蓄熱組成物及びその蓄熱成形体を提供する。
【解決手段】本発明の蓄熱組成物は、(A)熱可塑性エラストマー5〜50重量%、(B)蓄熱材として脂肪族炭化水素45〜90重量%、(C)かさ密度が0.01〜0.2g/cmである無機多孔質粉体5〜30重量%、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、優れた蓄熱性を示し、また、蓄熱材が漏れ難く、形状安定性(寸法安定性)、取り扱い性に優れた蓄熱組成物及びその蓄熱成形体を提供する。
【解決手段】本発明の蓄熱組成物は、(A)(a−1)スチレンと、(a−2)ブタジエン及び/またはイソプレンとを、混合比率(重量比率)(a−1):(a−2)が10:90〜50:50の割合で共重合された共重合体5重量%以上50重量%以下、(B)蓄熱材として脂肪族炭化水素50重量%以上95重量%以下、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】加工性、施工性に優れるとともに、優れた蓄熱性能を有し、消費電力量を抑え、かつ、快適な居住環境を維持できる床暖房構造体を提供する。
【解決手段】本発明の床暖房構造体は、多孔体(c)に蓄熱材(a)が担持された蓄熱層、面状発熱層、床材層が積層されたものであり、蓄熱層が、蓄熱材(a)、親水親油バランス(HLB値)が10以上のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(e)、反応性官能基を含有する化合物(c−1)と該反応性官能基と反応可能な反応性官能基を含有する化合物(c−2)を混合し、蓄熱材(a)をコロイド状に分散させ、(c−1)成分と(c−2)成分を反応させて得られるものであることを特徴とする。 (もっと読む)


A)有機相変化物質と、B)水不溶性ポリマーマトリックスであって、B1)ポリマー材料であって、i)少なくとも1種の疎水性のエチレン性不飽和モノマー、及びii)ペンダント官能基を有するポリマー材料を提供する少なくとも1種の親水性のエチレン性不飽和モノマーから形成される繰り返しモノマー単位を含有するポリマー材料、及びB2)ポリマー材料の前記ペンダント官能基と反応した架橋化合物から誘導される架橋成分を含む、水不溶性ポリマーマトリックスと、を含む粒状組成物であって、前記有機相変化物質(A)が分離相として前記水不溶性ポリマーマトリックス(B)全体に分散される、前記粒状組成物。本発明は更に、粒状組成物を提供する方法であって、1)溶解したポリマー材料を含有する水相を提供する工程であって、前記ポリマー材料が、i)少なくとも1種の疎水性のエチレン性不飽和モノマー、及びii)ペンダント官能基を有するポリマー材料を提供する、少なくとも1種の親水性のエチレン性不飽和モノマーの繰り返しモノマー単位を含有する、前記工程、2)有機相変化物質を水相中に乳化して有機相変化物質の分散相及び連続的な水相を含む水中油型エマルションを形成する工程、3)架橋化合物を導入する工程、4)水中油型エマルションを噴霧乾燥にかけて水を蒸発させ且つ粒状組成物を形成する工程を利用する、前記方法に関する。粒状組成物は、多様な熱エネルギーの調節又は蓄積用途、例えば、織物、発泡体、建築物及び電気機器に使用することができる。 (もっと読む)


本発明は、以下の成分:
モノマーの全質量に対して30〜90質量%の、アクリル酸及び/又はメタクリル酸のC1〜C24−アルキルエステル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸及びイタコン酸を含む群からの1種以上のモノマー(モノマーI)、
モノマーの全質量に対して10〜70質量%の、1種以上のエチレン性不飽和の架橋剤(モノマーII)、その際、モノマーI、II及びIIIの全質量に対して少なくとも10質量%は、高分岐型ポリマー架橋剤である、
モノマーの全質量に対して0〜30質量%の、前記モノマーIとは異なる、1種以上の一不飽和モノマー(モノマーIII)、
並びに疎水性のコア材料を含有する水中油型エマルジョンのラジカル重合を含む方法により得られる、カプセルコアとカプセル壁とを含むマイクロカプセル、その製造方法並びにその使用に関する。 (もっと読む)


【課題】保冷マットに収納される保冷パックが、蓄冷剤に偏りがなく、使用感が良好な保冷マットの提供を目的とする。
【解決手段】表地13と裏地15からなるマット11に形成したポケット17に保冷パック31を収納した保冷マット10において、保冷パック31を樹脂フィルムの袋33に蓄冷剤35が充填されたものとすると共に、蓄冷剤35を、ゲル状のカルボキシメチルセルロースを含むもので構成し、保冷マット10を布団や枕等に載置してルームエアコンで保冷パック31の蓄冷剤35を冷却した後に使用することにより、あるいは予め保冷パック31を冷蔵庫で冷却した後に使用することにより保冷パック31による冷感を体感できるようにした。 (もっと読む)


【課題】蓄熱媒体に冷熱を蓄える蓄熱運転と該蓄熱媒体に蓄えた冷熱を利用する利用運転とを行う蓄熱装置であって、ハイドレートを蓄熱媒体として用いた場合でも安定して運転を行えるようにする。
【解決手段】蓄熱媒体(3)として、水と、蓄熱運転時に該水と結合してハイドレートになるとともに利用運転時に上記ハイドレートから遷移し水と分離して液状態となるゲスト物質とを備えたものを用いる。 (もっと読む)


【課題】蓄熱性ゴム材料で、繰り返し使用された際に、蓄熱性ゴム材料の蓄熱機能の低下が少なく、マイクロカプセル内包物である潜熱蓄熱材の漏出が少なく、ゴム材料が劣化したり、形状が変化したりすることが少ない蓄熱性ゴム材料を提供する。
【解決手段】マイクロカプセルとゴム材料とを含有してなる蓄熱性ゴム材料において、潜熱蓄熱材が、融点35℃以上のパラフィン、融点45℃以上の高級アルコール、融点が30℃以上の一般式(I)で表されるエステル化合物、融点が2℃以上の一般式(II)で表されるエステル化合物の群から選ばれる化合物であることを特徴とする蓄熱性ゴム材料。一般式(I)中、R1は炭素数16以上の炭化水素基、R2は炭素数1〜6までの炭化水素基を表す。一般式(II)中、R3は炭素数8以上の炭化水素基、R4は炭素数8以上の炭化水素基を表す。


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