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国際特許分類[C23C14/32]の内容

国際特許分類[C23C14/32]に分類される特許

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【課題】プラズマ処理装置におけるドロップレット捕獲用の環状リブ上に形成されたプラズマ流由来の堆積物が、プラズマ発生部へ落下して短絡を起こすことを防止する。
【解決手段】ドロップレット捕集用の環状リブ40を複数のリブ片に分割することにより、プラズマ流の物質の凝集により前記環状リブ上に形成する堆積物90の、形成当初からの細分化が達成される。この堆積物の細分化により、この堆積物が破片91としてプラズマ発生部10に落下する際に、この破片が陰極11と前記プラズマ発生部の壁面13の間に設けられる溝部14に入り込み、前記陰極と前記壁面の電気短絡が防止される。 (もっと読む)


【課題】プラズマ電流が真空容器内のグランド電位のものに流れる現象を抑制し、安定して成膜を行うことのできる成膜装置を提供する。
【解決手段】プラズマガンのプラズマ室1は、成膜室10に連結され、連結部側から順に、陽極4、中間電極3および陰極2が配置されている。陽極4と成膜室10との間には、グランド電位のグリッド5が備えられている。これにより、プラズマ電流の一部は、グランド電位のグリッド5に流れるため、成膜室内のグランド電位の物体にプラズマ電流が流れるのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】新規な炭素膜製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の炭素膜製造装置は、供給ガスに電子ビームを照射し、プラズマを発生させる電子ビーム発生装置7と、炭素源を収容し、炭素源を加熱して気化させる炭素源容器4と、炭素膜を堆積させる基板3を有する。ここで、供給ガスは、アルゴンガスであることが好ましい。また、電子ビーム発生装置7の電子通過量は10〜100Aの範囲内にあることが好ましい。また、炭素源は、フラーレンC60、フラーレンC70、その他ナノメートルスケールのカーボン粒子であることが好ましい。また、基板3の広さは1〜100cm2 の範囲内にあることが好ましい。また、基板3のバイアス電圧は-500〜0Vの範囲内にあることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】アーク式蒸発源において、磁力線を基板方向に誘導して成膜速度を速くする。
【解決手段】ターゲット2の外周を取り囲んでいて磁化方向がターゲット2の表面と直交する方向に沿うように配置された1又は複数の外周磁石3と、ターゲット2の背面側に配置された背面磁石4とを備えている。背面磁石4は、極性が外周磁石3と同方向で且つ磁化方向がターゲット2の表面と直交する方向に沿うように配置されている非リング状の第1の永久磁石4Aを有している。 (もっと読む)


【課題】
真空容器内における負に印加したワークを回転させながら周囲より正イオン化した被蒸発材料を同ワークに衝突させて同被蒸発材料による被膜を形成するイオンプレーティング装置よりも、ワークの表面に形成する被膜をより滑らかなものにできるイオンプレーティング装置を提供できるようにした。
【解決手段】
真空容器内にて、負に印加した被処理物に蒸発させかつ正イオン化した被蒸発材料を衝突させて同被蒸発材料による被膜を形成するイオンプレーティング装置において、真空容器1内にセットする被処理物たるワーク2が、正イオン化した蒸発材料9が衝突する衝撃によって少なくとも前後方向に揺動するようにセットできるよう構成する。 (もっと読む)


【課題】高い生産性を保ちながら品質の高い膜を基材上に形成することができるイオンプレーティング方法および装置、およびイオンプレーティングによるガスバリア膜形成方法を提供する。
【解決手段】真空チャンバ12内に設置された被イオンプレーティング用基材13に対して蒸着材料20を蒸着するイオンプレーティング装置10は、蒸着材料20を収納するるつぼ19と、真空チャンバ12内に昇華ガス25を導入するガス導入部24と、昇華ガス25をプラズマ化させる圧力勾配型のプラズマガン11と、プラズマ化された昇華ガス25がるつぼ19に収納された蒸着材料20に照射されるよう磁場を発生させる磁場機構5とを備えている。このうちプラズマガン11はガス導入部24に設けられており、磁場機構5はプラズマガン11と真空チャンバ12との間に設けられている。また、昇華ガス25は、キセノンガス26とアルゴンガス27とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】 主電極からカソードマウントへの伝熱を抑制するための伝熱抑制構造を備えた利便性に優れる圧力勾配型プラズマガンを提供すること。
【解決手段】 圧力勾配型プラズマガン100が、主電極17と、前記主電極をその第1の部分が少なくとも包囲して該第1の部分が前記主電極を少なくとも保護する電極保護部18a,20と、前記電極保護部の第2の部分がその主面に連結され該主面が前記第2の部分を支持することで前記第1の部分を間接的に支持することにより前記主電極を間接的に支持する電極支持部10と、を備え、前記電極保護部の第2の部分に、前記主電極から前記電極支持部への伝熱を抑制する伝熱抑制構造21a,21bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】アークをプラズマ源とし、成膜面に付着するマクロパーティクル数を低減しつつ、高い成膜レートで良質な薄膜を形成できる成膜装置及び成膜方法を提供する。
【解決手段】プラズマ発生部10で発生しプラズマ分離部20に進入したプラズマは、斜め磁場発生コイル23の磁場により進行方向が曲げられ、プラズマ輸送部40を介して成膜チャンバ50内に入る。一方、アーク放電にともなって発生したマクロパーティクルは、磁場の影響を殆ど受けないためプラズマ分離部20を直進してパーティクルトラップ部30で捕捉される。プラズマ輸送部40は、プラズマの流路に沿って相互に電気的に絶縁された2つの電場フィルタ部40a,40bに分割されている。プラズマ分離部20側の電場フィルタ部40aには例えば−20Vの電圧が印加され、成膜チャンバ50側の電場フィルタ部40bには例えば−5Vの電圧が印加される。 (もっと読む)


【課題】
毒性のない透明導電膜の低抵抗率化と大面積化を可能とし、製造過程に於ける基板選択性を高め低コスト化と同時に省エネルギー化を図る。
【解決手段】
透明基板1上の酸化亜鉛試料2に電位を与えておき、前面に酸素プラズマOPを形成し、プラズマ空間電位を直流電源9、交流電源10又はパルス電源11で制御する。酸素プラズマOPの電子温度分布を変化させ、酸化亜鉛試料2と酸素プラズマOPとの間のシース電圧を制御し、亜鉛蒸気ZVを亜鉛Znショット8を加熱して生成させ、非晶質の透明基板1付近の各種粒子の量及び運動量等を質量分析装置14とプラズマ発光分析装置13でモニタリングし、各量をオーブンの三次元移動、酸素ガス質量流量、プラズマ生成電源電力等で制御し、得られるZnO透明導電膜の元素成分を、亜鉛と酸素のいずれか低い存在量に対して、亜鉛、酸素及び水素を除く不純物元素の比が0.4%以下となるように制御する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、アノードの清掃を容易に行うことができるプラズマ成膜装置を提供することを目的とする。
【解決手段】メインアノード34と、カソード1を有し、メインアノード34とカソード1との間でプラズマを発生させるプラズマガン101と、プラズマガン101とメインアノード34との間に形成され、その内部に成膜空間26を有し、基板16及びターゲット17がプラズマを挟んで対抗するように設けられた成膜室103と、メインアノード34と成膜空間26との間に設けられたサブアノード35と、メインアノード34又はサブアノード35とプラズマガン101のカソード1との間に放電によりプラズマを発生するための電圧を印加するプラズマ電源105と、プラズマ電源105をメインアノード34及びサブアノード35に選択的に接続するための第1切替器41と、を備える、プラズマ成膜装置。 (もっと読む)


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