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国際特許分類[F16H9/00]の内容

機械工学;照明;加熱;武器;爆破 (654,968) | 機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段 (198,328) | 伝動装置 (51,171) | 無端可撓部材による可変変速比をもった回転運動伝達用または逆転伝動装置 (1,260)

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【課題】エンジン始動直後の油の温度が低い状態でも、気中に配置されたオイルポンプの潤滑を確実に行うことができるベルト式無段変速機の油圧制御装置を提供する。
【解決手段】油温が極低温状態である−20℃未満の場合には、セカンダリ圧設定値を高い油圧(2MPa)となるように制御する。これにより、オイルポンプの吐出圧が上昇するとともに軸受けへと供給される油量が増加するので、エンジンの回転数がオイルポンプの焼き付き限界回転数まで上昇した場合でも、オイルポンプの軸受けが十分に潤滑されて焼き付きの発生を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】変速に際してフィードフォワード制御量が適切な値となるように目標値を設定する無段変速機の変速制御装置を提供する。
【解決手段】推定差圧算出手段156により算出された推定バルブ差圧ΔPに基づいて変速制御指令信号Sを基準Duty値としたときの入力側油圧シリンダ42cに流入出可能な最大流量Qmaxが最大流量算出手段166により算出され、最大流量Qmaxに基づいてガード値算出手段168により算出されたガード値ΔXgを用いてガード後目標シーブ位置設定手段170によりシーブ位置変化量ガード処理が実行されてガード後目標シーブ位置Xtgが設定されるので、変速に際して、その目標シーブ位置Xtgの変化が過度に大きくされず且つ過剰に小さくされないことから、目標シーブ位置Xtgの変化量に基づくフィードフォワード制御量が適切な値となるように目標値が設定される。 (もっと読む)


【課題】ガレージシフトがあった場合に確実にVベルトの滑りを防止することができるベルト式無段変速機における油圧制御装置を提供する。
【解決手段】セカンダリ圧側およびプライマリ圧側のガレージシフト制御移行条件が成立し、ガレージシフトが有り変更後のシフトレンジの進行方向と、車両のイナーシャ等による車両の進行方向とが異なるような場合に、目標セカンダリ圧算出部101および目標プライマリ圧算出部103がそれぞれ目標セカンダリ圧および目標プライマリ圧を上昇させることにより、プライマリプーリおよびセカンダリプーリによってVベルトを強く挟持することができ、Vベルトの滑りを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】車両発進時におけるベルトの滑りの発生を抑制し、その耐久性の低下を抑制することのできる車両用ベルト式無段変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】変速機20は、内燃機関10の駆動力が伝達される入力用プーリ231及び車輪12L,12Rに駆動連結される出力用プーリ232と、これら一対のプーリ231,232に巻き掛けられたベルト233とを備えている。この変速機20は、各プーリ231,232の溝幅Win,Woutを変化させる油圧機構230と、入力用プーリ231に伝達される駆動力を調節するクラッチ22aとを備えている。そして、車両発進にかかるシフト操作に基づいてクラッチ22aを係合させるに際し、油圧機構230から一対のプーリ231,232の少なくとも一方に供給される油圧を一時的に増大させる油圧昇圧処理を実行する。 (もっと読む)


【課題】入力側油圧シリンダ内の推定油圧に基づいて無段変速機を制御する制御装置において、その制御性を向上する。
【解決手段】推力比算出手段164により、フューエルカット状態判定手段170によりエンジン12がフューエルカット状態にないと判定されたときには駆動時マップから推力比τが算出される一方で、フューエルカット状態にあると判定されたときには被駆動時マップから推力比τが算出されるので、駆動状態から被駆動状態への切り替わりのタイミングよりも遅れたタイミングで実行されるフューエルカットに基づいてマップが切り替えられ、上記タイミングよりも応答遅れがある実Pin圧が被駆動時実Pin圧へ実際に低下したタイミングでマップが切り替えられる。よって、推力比τに基づいて算出される推定Pin圧が実Pin圧よりも低くなることが回避されて、推定Pin圧に基づいて無段変速機18が制御される際の制御性が向上する。 (もっと読む)


【課題】ベルト式無段変速機の制御装置において、油圧シリンダ内の油圧の元圧を適切に設定して変速性能とベルト挟圧力とを確保する。
【解決手段】必要Pin圧およびPd圧の元圧であるライン油圧Pが、ライン油圧設定手段160により必要Pin圧とPd圧とのそれぞれに基準余裕値EXを加えた油圧のいずれか高い方の油圧に基づいて設定されるので、変速に必要な必要Pin圧とベルト挟圧力に必要なPd圧とに対して必要最小限のライン油圧Pが適切に設定されて変速性能とベルト挟圧力とが確保される。 (もっと読む)


【課題】セカンダリプーリ側の遠心油圧キャンセラ室を廃止することで構造が簡素化されると共に、ベルト挟圧力を適正に制御することができる車両用ベルト式無段変速機を提供する。
【解決手段】遠心油圧キャンセラ室を廃止すると、遠心油圧による出力側可変プーリ46の可動シーブ46bのベルト挟圧側への推力が大きくなることでベルト挟圧力が過大となるが、出力側油圧シリンダ46cの受圧面積SOUTを小さくすることで、ベルト挟圧力が過大になるのを抑制することができる。そして、安全率が1.5を越えない値にまで小さくしたことから、ベルトの耐久性悪化を避けることができ、これにより、上記従来の問題を避けつつ、実用的に遠心油圧キャンセラ室を廃止することができる。 (もっと読む)


【課題】登り方向への車両発進に際して、ベルト挟圧力の増大を必要最低限として燃費を向上する車両用無段変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】登り方向への車両再発進に際して、急勾配判定手段164により車両の走行する路面勾配が所定勾配を超える登坂路であると判定され、且つ発進時駆動側油圧抜け判断手段166により駆動側油圧シリンダ42c内の油圧が抜けていると判断されていることを条件として、ベルト挟圧力制御手段156によりこのときのベルト挟圧Pdがベルト挟圧力設定手段154により設定される通常のベルト挟圧力Pdよりも所定値だけ高くされるので、駆動側油圧シリンダ42c内の油圧が抜けて登り方向への車両発進時にベルト滑りが発生しやすい状態のときに限りベルト挟圧Pdが高くされ、ベルト挟圧Pdの増大が必要最低限とされて燃費を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】無段変速機の推力比に基づいてプライマリシーブ圧Pinを推定する場合に、Pin推定値が適切に求められるようにする。
【解決手段】フューエルカットフラグのON、OFFが切り換わった場合、すなわち車両が駆動状態から被駆動状態へ変化した場合、或いは被駆動状態から駆動状態へ変化した場合には、その駆動、被駆動の変化に応じてステップS5で算出したPin推定値をステップS7で徐変させるため、そのPin推定値と実際のプライマリシーブ圧Pinとの乖離が抑制され、そのPin推定値を用いて行われるライン圧制御や変速制御の制御精度が向上し、変速ショック等の発生が防止される。 (もっと読む)


【課題】所定車速以下の車両状態では駆動側油圧アクチュエータ内に作動油を閉じ込めた状態とする無段変速機の変速制御装置において、無段変速機の変速比が最低速側変速比にあると判断されているときの車両発進に際して、ベルト滑りの発生を抑制する。
【解決手段】最減速判断手段166により車両停止時に伝動ベルト48が最減速状態にあると判断され、且つトルク変動判断手段168により閉じ込み制御中に駆動側プーリ42に入力される入力トルクTINに変動が生じていないと判断されていることを条件として、車両停止した後の車両発進の際には最大変速比γmaxに維持されるように変速制御手段152により駆動側油圧シリンダ42cに対する作動油の給排が制御されるので、入力トルクTINに変動が生じて伝動ベルト48が最減速状態から外れた状態のときには駆動側油圧シリンダ42cに対する作動油の給排がおこなわれず、ベルト滑りの発生が防止される。 (もっと読む)


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