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国際特許分類[F16J9/00]の内容

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【課題】エンジンの吸気工程やエンジンブレーキ使用時等の燃焼室が負圧になる場合の潤滑油消費量を十分抑制することができる内燃機関用エンジンのピストン及び内燃機関用エンジンのピストンと、圧力リング2本、オイルリング1本からなる3本リング構成のピストンリングの組合せを提供する。
【解決手段】オイルリングが装着されるオイルリング溝にはピストン内部空間と連通する貫通孔が設けられているとともに、セカンドリング溝に係る孔を、セカンドリング溝底のピストン上下方向下部側からサードランドの上部に跨るように開口し、ピストン上下方向に垂直に、かつピストン内部空間へ向けて直線的に連通する貫通孔として設けた内燃機関用エンジンのピストンとする。このようなピストンと、所定の範囲内の合口隙間を設けた圧力リングを有する3本リング構成のピストンリングとを組合せる。 (もっと読む)


【課題】シール部材を適正な時期に交換することが可能な往復動型圧縮機の提供。
【解決手段】シリンダ7と、シリンダ7の基端側に取付けられ、内部にクランク機構を有するクランク室が設けられたクランクケースと、シリンダ7内を往復動しシリンダ7内に圧縮室19を画成するピストン14と、ピストン14の外周側に設けられてピストン14とシリンダ7との間をシールする環状のシール部材21とを備え、シール部材21の摩耗量が所定量に達すると圧縮室19とクランク室2とを連通させる連通路27を有する。 (もっと読む)


【課題】 製作が容易で、且つ、低コストな、冷却オイルを十分に還流させて高い冷却性能を得ることができ、しかも、上板と耐摩環との接合部においてエアホールを生じることがない冷却空洞付き耐摩環を提供する。
【解決手段】 冷却オイルを還流させる冷却空洞付き耐摩環を鋳包んだ内燃機関用ピストンのピストンヘッドであって、前記冷却空洞の上面を形成する鋼板からなる環状の所定の断面形状に形成された上板と、前記冷却空洞の下面を形成する鋼板からなる環状の所定の断面形状に形成された下板とを有し、前記上板と前記下板の各一端側の周縁部を金属からなる前記耐摩環の表面にそれぞれ接合すると共に、前記上板と前記下板の各他端側の周縁部同士を接合して、前記耐摩環の背面に、前記上板と前記下板とで囲まれた前記冷却空洞を一体的に形成し、前記ピストンヘッドの内側から前記耐摩環へのオイル供給路又はオイル排出路を、前記上板と前記下板の接合部を介さずに形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 オイルリングやコンプレッションリングの姿勢保持機能を損なうことなく、オイル上がりを防止し、また、シリンダボアの表面に安定して一様な油膜を形成する。また、コンプレッションリングとシリンダボアの表面との間の摺動抵抗を低減できる。
【解決手段】 本発明は、シリンダボア内を往復動し、ランド部12に少なくとも1つのコンプレッションリング14a、14bとその下方にオイルリング18とを備えたピストン構造であって、ランド部12の内部に形成された潤滑油貯留室20と、コンプレッションリング14bとオイルリング18との間のランド部12の周面に開口を備え、潤滑油貯留室20の下部と連絡された油路22と、潤滑油貯留室20の上部とピストン10の内部空間とを連絡する空気路24とを備えた潤滑油回収供給手段を有する。 (もっと読む)


【課題】ピストンのシリンダへの挿入時にピストンリングを縮径させた状態で保持することができ、ピストンの挿入後、ピストンリングを簡単に拡径させることが可能なピストンリング、ピストン、エンジン、およびピストンの組付け方法を提供する。
【解決手段】リング溝2に形成した凹部3によってピストンリング4の第1被係止部5および第2被係止部6を係止することにより、ピストンリング4を縮径させる。これにより、ピストンリング4を縮径させたままの状態で、ピストン1をシリンダ7内部に挿入することができる。また、シリンダ7に挿入されたピストン1を、挿入時とは反対の方向へ僅かに移動させるだけで、凹部3による各被係止部5、6の係止が解除され、ピストンリング4を拡径させることができる。 (もっと読む)


【課題】 ピストン部におけるシリンダ体に対するシール性の保障と摺動性の保障に向く。
【解決手段】 ピストンリング3が樹脂系摺動部材からなると共に内方に屈曲された一端部3aをピストン体2の外周に形成の環状溝21における底面の端部により深く形成の係止溝22に嵌合させる一方で、ピストン体1の外周に形成の環状溝21における底面が上記の係止溝22に連続しながらシリンダ体1における軸線方向の内周面に向かって傾斜し、この環状溝21における傾斜した底面にピストンリング3における他端部3cの外周をシリンダ体1の内周に摺接させる。 (もっと読む)


【課題】例えば、ピストン打音を低減すると共に、ピストンの摩耗及びエンジンオイルの消費量を低減し、且つエンジンの焼き付きを防止する。
【解決手段】ピストン装置10は、ピストン1の上端部1aの周面に設けられた溝部7、溝部7に配置されたピストンリング2、ロッド3、収容室6、壁部9、本発明の「弾性体」の一例であるバネ5、オイル供給路15、及びオイル供給部16を備えている。ピストンリング2は、ロッド3を介してバネ5から付勢力を付与され、エンジンの運転時に溝部7からスラスト側に押し出される。スラスト側に押し出されたピストンリング2は、シリンダ11内におけるピストン装置10の姿勢を安定させることが可能であり、エンジンの運転時にピストン装置10が、回転することによってボアに衝突することを低減できる。 (もっと読む)


内燃機関に用いられるピストン(1)に環状エレメント(6)を固定するための方法が提案される。環状エレメント(6)をピストン頂部(9)の半径方向内側の部分(23)の半径方向の外面に形成されたねじ山(5)を介して、前記ピストン基体(4)に螺合式に被せ、ピストン頂部(9)のねじ山5の領域に上方に向かって開いた溝(24)を形成し、溝(24)をろう接材(26)で充填し、ろう接材(26,26’)が液状化して、ねじ山(5)のねじ山螺条の間に流れ込むまでピストン(1)を加熱し、次いでピストン(1)を冷却する。これによって、ピストン基体(4)と環状エレメント(6)との間の確実なねじ結合が得られる。さらにこれによって、環状エレメントとピストン基体とにより形成された冷却通路が、高い圧力下にある、ピストン頂部に作用する燃焼ガスに対してシールされる。
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【課題】機関運転中、ピストンの首振り、揺動、横揺れ等ピストンの振れを抑え、ピストンとシリンダ、ピストンリングとピストン溝とのフリクションロスの低減、ブローバイガスの発生の低減を図ると共に、ピストン上部体の効果的な冷却、混合ガスの燃焼速度が高められる往復動エンジンを提供すること。
【解決手段】往復動エンジン1は、燃焼・膨張ガス圧力を受ける上面3とピストンリング溝4、5、6を有するランド部7とからなるピストン上部体8と、このピストン上部体8の下側に形成したスカート部9と、ピストンピン10を支持するピストンボス部11とを備えたピストン2を具備しており、ピストン上部体8は、ピストン2の中心線14に対して、反スラスト側13に偏心して形成されている。 (もっと読む)


【課題】ピストン頂面温度の上昇を抑制するとともにピストンスカート部での摩擦損失を低減する。
【解決手段】ピストン外周部におけるピストンヘッド部14とピストンスカート部16との間にオイルリング溝23が形成されており、ピストンヘッド部14とピストンスカート部16との間にオイルリング溝23に開口するスリット孔24がピストン周方向に沿って形成されている。オイルリング溝23内には、ピストンリングと別部品であり、オイルリング溝23のピストンヘッド部14側の側面23b及びピストンスカート部16側の側面23cの両方を面で押圧することで、ピストンヘッド部14から伝わる熱をピストンスカート部16へ伝える伝熱リング36が装着されている。 (もっと読む)


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