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国際特許分類[F16J9/00]の内容

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【課題】シリンダ内の負圧によるオイルの吸引をより効果的に抑制することのできる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】側周にオイルリング18の装着される内燃機関のピストン10において、オイルリング18の燃焼室側におけるピストン10の側周に装着された樹脂製のオイルシールリング19と、ピストン10の側周を周回するように形成されてオイルシールリング19の燃焼室側の面が密接されるシール面20と、を設けるようにした。そしてこれにより、シリンダ内が負圧となるピストン10の下降時に、オイルシールリング19がピストン10の燃焼室側に移動してシール面20に密着されることで、シリンダ内の負圧により吸引されるオイルの流れを阻止するようにした。 (もっと読む)


鋼製ピストン(5)のリング状溝(11)の溝側面をレーザービーム(3)により硬化させる方法が提案されており、この場合には、最初に酸素含有プロセスガスを鋼製ピストン(5)の溝側面(10)上に導き、鋼製ピストン(5)を回転移動させる。この場合、溝側面(1)は、溝側面上に酸化物層が形成されるまでレーザービーム(3)で照射される。引続き、プロセスガスの供給は、遮断され、溝側面(10)は、シュプールに沿って領域的に加熱され、硬化される。溝側面上の酸化物層によって、一面で溝側面の熱結合度が改善され、このことは、溝側面の迅速な加熱および硬化をもたらす。他面、それによって、溝側面の反射率は、減少され、したがってなお僅かな光だけが溝側面から溝の別の領域上に反射され、したがってこの領域は、意外なことに加熱されず、硬化されない。
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【課題】気筒内をピストンが往復運動する内燃機関において、オイルの消費量を抑制すること。
【解決手段】気筒3内を往復運動するピストン5は、気筒3の内部を燃焼空間3Bと非燃焼空間3Cとに区画する。トップリング溝5Tの内壁には、環状かつ板状の弾性体で構成される逆止弁41が設けられる。逆止弁41は、内側の端部がトップリング溝5Tの内壁面5Tiに固定されて、内壁面5Tiから突出している。そして、逆止弁41の外側の端部、すなわち、逆止弁41の固定側における端部とは反対側の端部が、トップリング40Tの内周部40Tiに接触する。 (もっと読む)


【課題】 外周部の摩耗及びフリクションを減じるとともにブローバイガスを効率良く遮断できる樹脂製のバンドリングを提供する。
【解決手段】 内燃機関のピストン2Aの外周面に設けられたリング溝2aAに、トップリング4よりも下方で装着される樹脂製の合い口の無いバンドリング1Aであって、内燃機関に組み込まれたピストン2Aに装着された状態で、外周部が常温でピストン2Aを収容するボア3aに密接しないように形成されており、且つ常温でリング溝2aAに装着できる所定の伸び性を有している。バンドリング1Aは、リング溝2aAに装着する際の手扱いでバンドリング1Aに損傷等の品質の問題が発生しないように、所定の伸び性として10%以上の伸び性を有している。 (もっと読む)


【課題】ピストンリング溝の摩耗及びピストンリングの摩耗を抑制できるピストン及び内燃機関を提供すること。
【解決手段】ピストン10は、シリンダ内を往復運動するピストンにおいて、流体の圧力を受けるピストン頂部10aと、ピストン頂部10aに設けられるピストン側周部10bと、ピストン側周部10bに形成されて、ピストンリング12aが嵌め込まれるピストンリング溝12と、ピストン側周部10bに形成されて、円弧状のリングである円弧リング11aが嵌め込まれる円弧リング溝11と、を備える。これにより、ピストン10とシリンダ内壁面との接触面積が増えることに起因し、ピストンリング12aが負担するスラスト力(面圧)が低減し、ピストン10は、ピストンリング溝12及びピストンリング12aの摩耗を抑制する。 (もっと読む)


【課題】合口を押し拡げるときに永久変形や折損が生じないカットタイプのシールリングを提供することである。
【解決手段】合口対向部3を含む近傍領域を内径側へ凸形状となる厚肉部4とし、厚肉部4の凸形状となった内径側を、両側の隣接領域と滑らかなテーパ形状5で接続することにより、合口2を押し拡げるときの曲げひずみが、両側の薄肉の隣接領域との境界に集中しないようにし、永久変形や折損が生じないようにした。 (もっと読む)


【課題】 膨張及び圧縮プロセスのための他のタイプの回転ピストンエンジンもまた比較的高い温度範囲において且つ容積変化、潤滑及び放熱に関し性質が改善されて実現できるよう、フェリクス・ヴァンケルの密封ラインの同一の幾何学的形状の原理が適用される回転ピストンエンジンのための密封システムの提供。
【解決手段】 回転ピストンエンジンの密封システムであって、ロータは、互いに並置される複数のロータディスクを含んで構成され、該複数のロータディスクは、共通のロータ軸に配されると共に、作用するバネ力及び/又はガス力によって当該ロータディスク間の合せ目において互いに離隔する側に押圧されることにより、ハウジングの側壁を指向する該ロータディスクの端面が該ハウジングの側壁に密封状態で当接し、かくして、媒体の軸への接近を阻止することを特徴とする。
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【課題】オイルリング溝上面の平面度の低下を防止できるオイルリング溝形成方法を提供する。
【解決手段】ピストン周壁1aにオイル戻し穴6を貫設した後、オイルリング溝5を、その底面5aと下面5bにオイル戻し穴6が跨るようにピストン周面1bに旋削加工で形成する方法において、まず、オイルリング溝5の上面形成予定位置5c'の近傍を除く領域を形成し、次いで、バイトBを上方へスライドさせてオイルリング溝5の残りの領域を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンのリング溝がピストンリングにより損傷を受けるのを抑制することが可能な内燃機関を提供する。
【解決手段】このエンジン11(内燃機関)は、トップリング溝12dを有するピストン12と、トップリング溝12dに取り付けられたトップリング17とを備えている。トップリング溝12dは、半径R1を有する燃焼室20a側の上部溝底角部12hと、半径R1よりも小さい半径R2を有する下部溝底角部12iとを含む。トップリング17は、トップリング溝12dの下部溝底角部12iに対応する位置に設けられた他方側面取部17gを含む。他方側面取部17gの半径R3は、上部溝底角部12hの半径R1よりも小さく、かつ、下部溝底角部12iの半径R2以上の大きさを有する。 (もっと読む)


【課題】入力ポートを有するシリンダと、内側に配置されたピストンと、ピストンリング溝に配置されたのピストンリングとを含むアクチュエータの密封の改善。
【解決手段】アクチュエータは、ピストン12に、ばね22を含み、ばね22は、ピストンリング20及び前記ピストンリング20の高圧側42に隣接して周囲ピストンリング溝16に挿入される。ばね22は、ピストンリング20の低圧面24と周囲ピストンリング溝16の低圧面24との間を密封するためにピストンリング20に予荷重を与える。ピストンリング密封アクチュエータを使用し、アジャスタブルシールを半径方向に移動する方法は、アジャスタブルシールを軸方向に移動することと、アジャスタブルシールと一次密封面との一次軸方向接触を破断することとを含む。 (もっと読む)


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