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国際特許分類[G01J5/20]の内容

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国際特許分類[G01J5/20]に分類される特許

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【課題】 短時間の環境温度変化による影響を排除し、広い環境温度範囲内での精度保証が可能であり、校正作業なし、またはサーモパイル方式に比べて大幅に簡略化された校正が可能であり、環境温度の影響により示度がばらつかない耳式体温計を得ること。
【解決手段】 耳式体温計のプローブ20は、樹脂製の第1断熱部材210の先端に樹脂製の第2高断熱部材220が慣用の連結手段によって接続される。第2高断熱部材220は、先細りのテーパが付けられ、先端に凹面221が形成される。保護カバー230が第1断熱部材210および第2高断熱部材220を覆う。サーミスタリード細線240が第1断熱部材210および第2高断熱部材220内に埋め込まれ、先端折返し部分241が第2高断熱部材220の凹面221に露出して張り渡される。サーミスタリード細線240の折返し部分241のほぼ中央に超高速応答サーミスタ250が装着される。 (もっと読む)


【課題】入射赤外線の吸収効率を高めて感度を向上させることができる熱型赤外線検出素子の構造、特に、受光部を構成する赤外線吸収体の構造の提供。
【解決手段】受光部11の赤外線入射面側の表面に赤外線吸収材料からなる略同一形状の複数の突起が略一定の間隔で配列された凸状パターン15を形成したり、赤外線入射面側の表面に配置される赤外線吸収膜に略同一形状の複数の孔が略一定の間隔で配列された凹状パターンを形成し、凸状パターン15や凹状パターンで受光部11に入射する赤外線を分散させる。これにより赤外線の反射を抑制し、赤外線の吸収効率を高めて熱型赤外線検出素子の感度を向上させる。また、この凸状パターン15は一般的な半導体製造装置を用いて形成可能であり、直下の赤外線吸収膜との密着性に優れているため、熱型赤外線検出素子の信頼性や均一性を向上させることもできる。 (もっと読む)


【課題】入射赤外線の効率的に吸収して感度を向上させることができる熱型赤外線検出素子の構造、特に、受光部を構成する赤外線吸収膜の構造の提供。
【解決手段】熱型赤外線検出素子の受光部11を構成する赤外線吸収膜(第1の赤外線吸収膜5、第2の赤外線吸収膜7及び第3の赤外線吸収膜9)を、8〜14μmの波長帯(大気の窓)の短波長側(略8〜10μm)で吸収率が大きい新規なSiCOを材料とする膜と、上記波長帯の長波長側(略10〜14μm)で吸収率が大きいSiOやSiN、SiC、SiON、SiCNなどを材料とする膜とを組み合わせた積層膜とする。これにより、従来の熱型赤外線検出素子では有効に利用することができなかった短波長側の赤外線をSiCO膜で吸収して上記波長帯全般の赤外線を有効に利用し、熱型赤外線検出素子の感度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】赤外線撮像装置の赤外線検知部の支持体の支持強度をあげることを目的とする。
【解決手段】シリコン基板11の主面上に形成された空洞23上にある絶縁部材42に搭載された赤外線検知部13と、この絶縁部材を空洞上に保持する橋部21とを備え、この橋部および絶縁部材の少なくとも一方の断面形状が段差を有するようにした。そのため、橋部或いは絶縁部材の2次断面モーメントを大きくでき、赤外線検知部を支持する支持強度の強い構造を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】 検知精度の向上が図られた非接触温度センサを提供する。
【解決手段】 本発明に係る非接触温度センサ100を使用する際には、上ケース部130に形成された入射孔132aの一端側が被検知体に向けられる。そのため、上ケース部130は赤外線を吸収して発熱する。ここで、サーミスタ152Aが設けられた樹脂フィルム150は、その上ケース部130ではなく、下ケース部140の底板部142に取り付けられている。そのため、上ケース部130の熱は、直接には樹脂フィルム150に伝わらない。そのため、本発明に係る非接触温度センサ100は、上ケース部に生じた熱が直接樹脂フィルムに伝わる従来の非接触温度センサより、その熱のサーミスタ152Aに対する影響が抑えられており、その結果、従来の非接触温度センサに比べて検知精度が向上している。 (もっと読む)


【課題】 小型化及び部品点数の削減が図られた非接触温度センサ及びその出力調整方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る非接触温度センサ100においては、入射孔132aが形成された上ケース部130と、樹脂フィルム150が取り付けられた下ケース部140とが別体となっており、樹脂フィルム150の入射孔対応部分153にはサーミスタ152Aが設けられている。そのため、上ケース部130と下ケース部140とを組み合わせる際、若しくは、上ケース部130と下ケース部140とを組み合わせた後に、入射孔132aとサーミスタ152Aとの相対位置を調整することができ、サーミスタ152Aの出力を調整することが可能である。すなわち、この非接触温度センサ100においては、特にネジ等の遮蔽部を用いることなく出力の調整をおこなうことができるため、小型化及び部品点数の削減が実現される。 (もっと読む)


【課題】 部品数を増やすことなく、簡単な構成で汚れの付着を抑制可能な非接触温度検出装置を提供する
【解決手段】 非接触温度検出装置23は、赤外線感温式の非接触サーミスタ24aと、サーミスタ24aの周囲を覆って設けられた透明なケーシング24bと、ケーシング24bの外表面においてサーミスタ24aに赤外線が入射してくる部分に設けられた赤外線吸収フィルム24cと、赤外線吸収フィルム24cの表面に形成され光触媒機能を有する酸化チタンのコーティング膜24dとを有している。赤外線吸収フィルム24cに形成された酸化チタンのコーティング膜24dに紫外線ダイオード26から発せられた紫外線が照射し、光触媒機能によりコーティング膜24dに付着したトナーなどを除去する。 (もっと読む)


本発明は、反射スクリーン(17)と、放射吸収体、温度計および電気的接続の機能を有するサスペンド膜とを備えるパッシブ・マイクロボロメータ(12)に関する。この膜は、支持基板(16)に固定された少なくとも2つのアンカー素子(15)によって支持される。反射スクリーン(17)は、厚さ500Å〜2000Å程度の少なくとも1つの金属材料層(18)によって実施されてもよい。スクリーン(17)および吸収素子(13)で構成されているユニットの面積抵抗を下げ、また後者による放射の吸収を避けるように、スクリーン(17)は膜の下に膜の吸収体素子(13)と電気的に接触して配置される。
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周波数範囲において電磁放射線に反応する共振部と、異なる周波数範囲において電磁放射線を放射するために共振部により受信される放射線に反応する変換部と、変換部により放射される放射線を検出する検出部とを有する装置について開示している。一特徴に従って、共振部、変換部及び検出部はそれぞれ、集積回路の一部である。他の特徴に従って、変換部により放射される放射線は赤外線エネルギーである。
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放射線検出器10は、真空室20を規定するベース2およびウインドウ16を有している。真空室20内には、温度制御されたフィルタ32と、それとの間にギャップhを規定する焦点平面アレイ(FPA)22とが設けられている。フィルタ32は、非情景ソース38、40からFPA22への伝熱を阻止するために読出し集積回路(ROIC)24および熱電素子28にヒートシンクされる。温度制御されたフィルタ32はまた、関心を払われている所望の波長領域外の放射線の全てのソースを反射するためにバンドパスフィルタを有することができる。温度制御されたフィルタ32はFPA22と実質的に同じ温度に維持される。 (もっと読む)


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