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国際特許分類[H01J49/06]の内容

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国際特許分類[H01J49/06]に分類される特許

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イオン操作システムが、メッシュを貫通するRF電場によるイオン反発を含む。別のイオン操作システムは、メッシュのまわりの対称RF電場内にイオンを捕捉することを含む。システムは、巨視的部品、即ち容易に入手可能な微細メッシュ、又はMEMS若しくは柔軟PCB方法によって作成された小型化装置を使用する。一用途は、中間及び高ガス圧力での収束によるガスイオン源からのイオン移動である。別の用途は、トラップ配列内でのTOF MS用のパルスイオンパケットの形成である。そのような捕捉は、RF電場のパルススイッチングと、好ましくはパルス蒸気脱離によって形成されたガスパルスとを伴うことが好ましい。フラグメンテーション又はイオン・粒子間反応への露出の際及び質量分離のためのイオン誘導、イオン流操作、捕捉、パルスイオンパケットの作成、イオン閉じ込めが開示される。イオンクロマトグラフィは、質量依存ウェル深さを有する1組の多重トラップを通るガス流内のイオン通路を使用する。 (もっと読む)


【課題】衝突セル(24)内の不要人工イオンの形成あるいは再形成を最小にする。
【解決手段】本発明は誘導結合高周波プラズマ質量分析(ICPMS)に関し、衝突セルを用いてイオン・ビームから不要な人工イオンを反応気体と選択的に反応させることにより除去する。本発明は、膨張チャンバ(3)と、衝突セル(24)を内蔵した第二真空チャンバ(20)の間に設けた高真空の第一真空チャンバ(6)を提供する。第一真空チャンバ(6)は第一イオン光学装置(17)を有する。衝突セル(24)は第二イオン光学装置(25)を内蔵する。第一真空チャンバ(6)の設置は、プラズマ源(1)からの気体負荷に原因があると思われる衝突セル(24)内の残留圧を最小にすることにより衝突セル(24)への気体負荷を減少する。 (もっと読む)


本発明は、前駆イオンを発生するためのイオン源と、前駆イオンからフラグメントイオンを発生するためのイオンフラグメンテーション手段と、イオンの運動エネルギー分布を収束するためのリフレクトロンと、イオン検出器とを含む質量分析計を提供し、質量分析計は、使用に際してイオンフラグメンテーション手段より後かつリフレクトロンより前にイオンに作用する軸方向空間分布の収束手段も含み、軸方向空間分布の収束手段は、分析計のイオン光軸方向におけるイオンの空間分布を縮小するように動作可能である。適切には、軸方向空間分布の収束手段は、開口または高透過率のグリッドであってもよい2つの電極(52、54)を有するセルを備える。パルス静電場は、対象前駆イオン(56、58)がパルサ(50)へと入った時点で第1の電極(52)へ高電圧パルス(60)を印加することによって発生される。この間、第2の電極(54)は0Vに保持される。
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ドリフト方向(Z)に延在されると共に平行電極で構成され、無電場領域によって分離された2個の疑似平面静電イオンミラーを含む多重反射飛行時間(MR−TOF)質量分析計。MR−TOFは、ドリフト方向Zに垂直なX方向に対して小さな角度でイオンパケットを放出するパルス化イオン源を有する。イオンパケットは、イオンミラー間で反射され、ドリフト方向にドリフトする。ミラーは、レシーバ上でイオンパケットが飛行時間収束するように配置される。MR−TOFミラーは、ドリフト方向Zとイオン注入方向Xの両方に垂直なY方向での空間収束を提供する。好ましい実施形態では、少なくとも1個のミラーが、イオンパケットをドリフトZ方向に周期的に空間収束する特徴部を有する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】分析用の第2のイオントラップ5の上流に配置された第1のイオントラップ2を含む質量分析計が提供される。第1のイオントラップ2の電荷容量は、第1のイオントラップ2の電荷容量限度まで第1のイオントラップ2内に蓄積されたすべてのイオンが次いで第2のイオントラップ5に移動する場合、第2のイオントラップ5の分析性能が空間電荷作用によって実質的に損なわれないような値に設定される。 (もっと読む)


a)第1の時間において、第1のイオントラップ内にイオンを蓄積するステップと、b)第2の時間において、第1の複数のイオンを第1のイオントラップから第2のイオントラップ内へと通過させるステップであって、第1の複数のイオンは、第1の質量範囲内の質量を有する、ステップと、c)第2の時間において、第2の複数のイオンを第1のイオントラップ内に留保するステップであって、第2の複数のイオンは、第1の質量範囲と異なる第2の質量範囲内の質量を有する、ステップと、d)第3の時間において、第1の複数のイオンを第2のイオントラップから通過させるステップと、e)第3の時間において、第2の複数のイオンを第1のイオントラップから第2のイオントラップ内へと通過させるステップとを伴う、タンデムイオントラップを操作するための方法が提供される。
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【課題】
【解決手段】親イオンの電子移動解離フラグメンテーションによって生成された高電荷のフラグメントイオンの電荷状態が、当該フラグメントイオンをオクタヒドロピリミドールアゼピンなどの中性超強塩基試薬ガスと反応させることによってプロトン移動反応セル35内で低減される質量分析計が開示される。 (もっと読む)


ドラッグフィールドを形成するための補助電極は、多重極の主RF電極間に挿入するためにプリント回路基板材料等の薄い基板に指電極の配列として設けることができる。配列の個々の指電極を相互接続する静的抵抗器を利用する分圧器を実装することにより補助電極の長さに沿って漸進的な電圧範囲を印加することができる。個々の指電極又は指電極のグループに動的電圧変化を印加することができる。
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2つのモードの間で質量分析器への電源の切換えを行なう方法が提供されている。第1の所定の持続時間の間動作させられる第1の動作モードにおいて、質量分析器に結合された第1の電源が第1の非ゼロ電位を生成し、その一方で、質量分析器から切断された第2の電源が第2の非ゼロ電位を生成する。第2の所定の持続時間の間動作させられる第2の動作モードでは、第2の電位は質量分析器に結合され、その一方で、質量分析器から切断された第1の電源は第1の電位を生成する。これらの所定の持続時間は、いかなる場合でも、第1の電位および第2の電位のうちの一方のみが質量分析器に結合され、かつ第1および第2の動作モードが既定の長さの時間内で少なくとも一回実施されるように選択される。
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【課題】多数の多重極やイオン輸送光学素子に印加する電圧の走査制御に関するCPUの負担を軽減する。
【解決手段】第1段四重極、コリジョンセル内に配設された多重極イオンガイド、第3段四重極などのイオン輸送構成要素にそれぞれの印加する電圧に対応した制御データを時系列的に記述したパラメータテーブルをCPUにより構成されるデータ生成部400で生成し、DMA転送で外部メモリであるテーブル保持部411に保持する。FPGAにより構成されるデータ読み出し部412は、走査開始信号を受けて時系列順に制御データの読み出しを開始する。読み出されたデータはそれぞれ対応するD/A変換部414に送られ、全てのD/A変換部414にデータが揃うと共通の同期信号により同時にラッチされ、D/A変換されたアナログ電圧が一斉に出力される。CPUは分析開始前にテーブルを作成した後、走査開始信号等を送るだけでよく、負担が少なくて済む。 (もっと読む)


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