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国際特許分類[H01J49/06]の内容

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国際特許分類[H01J49/06]に分類される特許

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【課題】微量のPd、Rh及びRuを高周波プラズマ質量分析装置で高精度に分析するための方法を提供する。
【解決手段】微量Pd、Rh又はRuを測定対象元素として分析する方法であって、(1)ナトリウム化合物を用いたアルカリ融解法によって試料を前処理する工程と、(2)該前処理を行った試料を高周波プラズマ質量分析装置にて分析する工程とを含み、工程(2)において、サンプリングコーンとスキマーコーンの間隔を、Pdと干渉する40Ar65Cuの濃度、Rhと干渉する40Ar63Cu及び40Ar40Ar23Naの濃度、並びにRuと干渉する38Ar63Cu及び40Ar38Ar23Naの濃度のすべてが0.05ppb以下となる値に設定して分析することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】電子移動解離セル1を備える質量分析計が開示される。セル1により、正の検体イオンが1価の負の試薬イオンとの衝突によりフラグメントイオンへとフラグメンテーションされる。セルは、球状のトラップ空間を形成する複数のリング電極1を備える。イオンは、トラップ空間の大部分上で無視できる程度のRF加熱を受け、これにより、検体イオンおよび試薬イオンの運動エネルギーを、熱温度をわずかに超える温度に低下させることが可能となる。その結果、感度が向上した電子移動解離セル1が提供される。セル1内で生成されたフラグメントイオンを冷却し、直交加速式飛行時間質量分析部へと前方移送することができ、これにより、得られる質量分析部の分解能を大きく向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】質量分析計の分解能を上げること
【解決手段】二連イオントラップ質量分析計は、それぞれ比較的高い圧力と低い圧力に維持された、隣接する第1の二次元イオントラップと第2の二次元イオントラップとを含む。高圧が有利な機能(冷却およびフラグメント化)は第1のトラップ内で実行でき、低圧が有利な機能(アイソレート化および分析スキャン)は第2のトラップ内で実行できる。ポンピング制限を行い、2つのトラップの間に差圧を維持できるようにする小さい開口部を有するプレートレンズを通して、第1のトラップと第2のトラップの間でイオンを移動させることができる。この二連イオントラップ質量分析計の差圧環境によって、イオン捕捉およびフラグメント化効率を損なうことなく、高分解能の分析スキャンモードを使用することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】螺旋状、トロイダル状、一部トロイダル状、片トロイダル状、半トロイダル状、または渦巻き状のイオンガイド領域4を有するイオンガイド1またはイオン移動度分光計を含む質量分析計が開示される。イオンガイド1は、イオンガイド1内に半径方向にイオンを閉じ込めるためにRF電圧が外側電極に印加される、漏れのある誘電体から形成される管を含み得る。イオンガイド1に沿ってイオンを駆り立てるために、DC電圧が、抵抗性内層に印加される。あるいは、イオンガイドは、イオンが移送される開口をそれぞれ有する複数の電極を含み得る。 (もっと読む)


二つの実質的に平面である対向する平板(22、24)を利用して、少なくとも二つの異なる種類又は形状のトラップ領域を同時に生成する収束電界を生成する同軸ハイブリッド・イオントラップ(20)であって、第一のトラップ領域は、前記対向する平板(22、24)に対して同軸に配置される四重極トラップ領域(40)であり、第二のトラップ領域は、前記四重極トラップ領域(4)の周辺に同時に作成される環状トラップ領域(43)を有する環状イオントラップである。
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【課題】低真空雰囲気中においても高い輸送効率で以てイオンを偏向させ、光や中性粒子を確実に除去する。
【解決手段】直方体の互いに平行な4辺に沿って4本のロッド電極11、12、13、14を配置し、第1、第2ロッド電極11、12を含む面をイオン入射面Pi、第1、第4ロッド電極11、14を含む面をイオン出射面Poとする。各ロッド電極11〜14にそれぞれ所定の直流電圧を印加することで、4本のロッド電極11〜14で囲まれる空間にイオンの軌道を略90°曲げる直流電場を形成し、さらに対向する2本のロッド電極11、13と他の2本のロッド電極12、14とに互いに逆相の高周波電圧を印加することで形成する高周波電場により、イオンを振動させて束縛する。これにより、イオンが残留ガスに衝突してその進行方向を変えても発散することを抑制することができ、屈曲した偏向軌道に沿って高い効率でイオンを輸送して後段に送ることができる。 (もっと読む)


【課題】従来のTOF/TOF装置および方法の利点を生かし、欠点を克服した、新しいTOF/TOF装置および方法を提供する。
【解決手段】らせん軌道型飛行時間型質量分析装置は、らせん軌道の周回ごとに飛行方向およびその垂直な面に対する空間的な収束を満たすと共に、プリカーサイオンを選択するイオンゲートは、前記らせん軌道型飛行時間型質量分析装置のらせん軌道内に置かれ、イオンゲートの後段に扇形電場が配置されている。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】四重極ロッドセットイオンガイドまたは質量フィルタデバイスを備える質量分析計が開示される。複数の周波数ノッチ(16a、16b、16c)を有する広帯域周波数信号(13、14、15)が四重極ロッドセットのロッドに順次印加される。ノッチ広帯域周波数信号(16a、16b、16c)により、イオンガイドから不要なイオンが共振によりまたはパラメトリックに排出される。結果として得られるイオン信号がデコンボリューションされ、質量スペクトルが得られる。 (もっと読む)


質量分析のシステムおよび方法が提供される。第1のイオン蓄積装置内および第2のイオン蓄積装置内に、イオン源からのイオンが蓄積される。第1の分析期間中に分析するために、第1の射出期間中、第1のイオン蓄積装置から第1の質量分析装置へイオンが射出される。第2の射出期間中、第2のイオン蓄積装置から第2の質量分析装置へイオンが射出される。イオン蓄積装置は、第1のイオン蓄積装置のイオン輸送開口が第2のイオン蓄積装置のイオン輸送開口と連通するように、直列に接続される。第1の分析期間と第2の射出期間は、少なくとも部分的に重なる。
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イオントラップが、実質的に細長い電極10、20を備えており、そのいくらかは、その長軸に沿って湾曲して、それらの間にトラップ容積を規定する。長手方向におけるトラップの極値に向かうこのトラップ容積の断面積は、その極値から離れた(例えばトラップの中間に向かう)断面積とは異なっている。好適な実施形態では、トラップは複数の細長い電極を有しており、対向する電極は異なる湾曲半径を有していて、トラップはその極値に向かって広がる。それによって、より広い質量範囲のイオンがトラップされて射出されることができ、(所与のトラップ長に対して)より高い空間電荷容量が提供され、射出時によりシャープなイオンビームフォーカスが可能になる。
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