説明

はんだ付け方法およびはんだ付け装置

【課題】前工程を設けて予めはんだ付け部にはんだを供給しておく必要がなく、はんだの供給量を調整しても、溶融したはんだが意図せずワークに滴下するようなことがないはんだ付け方法とそのための装置を提供する。
【解決手段】第1の部材上に第2の部材をはんだ付けする方法であって、第1の部材を載置台に載置する工程と、第2の部材を第1の部材上に接触させて配置する工程と、加熱手段と第2の部材とに細長形状のはんだを介在させる工程と、載置台と加熱手段とで第1の部材、第2の部材およびはんだを挟持する工程と、はんだの挟持された部分を残して不使用部分を切断する工程と、加熱手段を加熱して挟持されたはんだを溶融させる工程とを有することを特徴とするはんだ付け方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル等の電気部品やプリント配線板の接続端子に対してワイヤやリードを接続する際に、はんだ付けを行う方法およびその装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から電気部品やプリント配線板の接続端子に対して、配線材料であるワイヤやICパッケージのリード等を接続するために、はんだ付けが広く行われている。はんだ付けは低融点ろう材を使用した一種のろう付けである。ろう材としてのはんだは一般に錫系の合金から成り、棒状、糸状、リボン状、球形、あるいは粒状のはんだにフラックスを加えペースト状にしたクリームはんだ等、様々な形態で使用される。また、はんだ槽に溶融したはんだを満たし、これに接続対象を浸漬する方法も広く行われている。
【0003】
本発明に係るはんだ付け方法およびはんだ付け装置は、例えば図3で示すような接続に適用される。図3において符号51は電気部品やプリント基板に設けられた接続部であり、この接続部にワイヤ52が接続されている。ここで接続部51上には導電体から成る複数の電極51Aが形成され、これら電極51Aに対応する複数のワイヤ52がはんだ付けされている。この例の場合ワイヤ52は、複数の銅からなる細線を撚り合わせた所謂撚り線であり、電極51Aから離隔した部分では互いに並べて絶縁樹脂で被覆されたフラットケーブルの形態になっている。
【0004】
ここで、はんだ付けに必要なはんだを供給する方法としては、ペースト状のはんだをディスペンサで電極上に供給しておく方法、電極数が多い場合はマスク板とスキージを用いて電極上にペースト状のはんだを印刷する方法等、ハンダ付けの工程の前に予めはんだを供給しておく方法がある。また、特許文献1の記載では図4で示すように、矢印アの方向に昇降自在に保持されたはんだ鏝53と、はんだ供給ノズル54とを備え、ノズル内に供給された糸はんだ55をノズル先端部54Aから繰り出すことで、鏝先53Aの熱で溶融した糸はんだ55が鏝先53Aに付着し、これを接続対象に当接させることではんだ付けを行う自動機用はんだ付けヘッドが開示されている。
【0005】
また、特許文献2の記載では、表面実装型電子部品のリードをプリント配線板のパッド上にハンダ付けするような、多点接続に用いるはんだ付け装置として、ヘッド内部に複数設けられたガイド穴から複数の糸はんだを貫通させ、さらにこれらガイド穴の出口に設けられたヒータツール(ヒータチップともいう)によりガイド穴の出口近傍の糸はんだを溶融させる。そして、はんだ付けの対象となるリードごとに、これら溶融したはんだを当接させてはんだ付けを行う電子部品用はんだ付け装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平9−327767号公報(第3頁、図1)
【特許文献2】特開2001−156438号公報(第4頁、図1、図4)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述したように、はんだ付けの際にはんだを供給する方法として、一つに、はんだ付けの工程の前に別工程を設け、接続の対象となる電極に予めはんだを供給しておく方法がある。この方法を適用した場合、当然に工程が一つ増えることで生産の手間と時間が増加するのに加え、はんだ供給工程のエリアと設備も必要となる。また、接続する対象に応じて最適な量のはんだを予め供給しておくために、例えば前述の図3の電極51Aのような場合は、電極51Aの面積が一定であるため、供給するペースト状のはんだの厚さでその量を調整するしか方法がないため、調整範囲に制限がある。あるいは、最適なはんだ量を予測して電極51Aの面積を予め設定しなければならない。
【0008】
また、特許文献1や特許文献2のように、はんだ付けの工程ではんだ付け動作の度に、加熱手段に対してはんだを供給する方法もあるが、溶融し液状化したはんだを加熱手段に付着させてはんだ付けを行うため、1回のハンダ付けに使用するはんだの量を調節する場合、はんだの量の変化に伴い加熱手段へのはんだの付着の態様が変化し、つまり溶融したはんだが大きく垂れ下がったり滴下してしまったりするので、はんだの量の調節範囲が制限される。またこのような方式の場合、溶融したはんだが滴下してしまわないように、はんだ付けヘッドの加熱手段に大きな加速度や振動を発生させないような工夫が必要になる。
【0009】
そこで、本発明はこれらの課題を解決すべく、はんだ付けの前工程として、予め電極にはんだを供給する必要がなく、はんだ付け工程において、供給するはんだの量を広範囲に調整可能とし、且つ溶融はんだが滴下するようなことのない、安定したはんだ付け方法およびその装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は第1の態様として、第1の部材上に第2の部材をはんだ付けする方法であって、前記第1の部材を載置台に載置する工程と、第2の部材を第1の部材上に接触させて配置する工程と、加熱手段と前記第2の部材とに細長形状のはんだを介在させる工程と、前記載置台と前記加熱手段とで前記第1の部材、前記第2の部材および前記はんだを挟持する工程と、前記はんだの前記挟持された部分を残して不使用部分を切断する工程と、前記加熱手段を加熱して挟持されたはんだを溶融させる工程とを有することを特徴とするはんだ付け方法を提供する。
【0011】
これにより、ハンダ付けの対象部材に予めはんだを供給する必要がなくなるため、そのための工程、作業エリアおよび作業設備を設ける必要がなくなる。また、加熱手段に溶融したはんだを付着させないことで、ハンダ付けの対象(以下ワークともいう)に意図せずはんだが滴下するようなことがない。
【0012】
また本発明は第2の態様として、前記切断は、前記はんだを前記加熱手段の近傍でハーフカットした後、前記不使用部分を前記加熱手段から離隔する方向に牽引することで行うことを特長とする第1の態様として記載のはんだ付け方法を提供する。
【0013】
これにより、細長形状のはんだの切断箇所近傍を、切断の際に変形(曲がり、潰れ等)させることがないので、人手をかけず連続してはんだ付け作業が行える。
【0014】
また本発明は第3の態様として、前記細長形状のはんだは、断面が円形の糸はんだ、又は断面が矩形のリボンはんだであることを特徴とする第1または第2のいずれかの態様として記載のはんだ付け方法を提供する。
【0015】
これにより、リールに巻き回した状態から連続してはんだを供給できるので、はんだ供給機構の構造が単純化でき、装置のコストを低減できると共に連続して繰返しはんだ付け作業が行える。
【0016】
また本発明は第4の態様として、第1の部材上に第2の部材をはんだ付けする装置であって、前記第1の部材および第2の部材を載置する載置台と、前記載置台の載置面に対して近接および離隔可能に設けられた加熱手段と、前記加熱手段に通電して抵抗発熱を発生させる電源と、細長形状のはんだを前記加熱手段の押圧面に沿って延出させるノズルと、前記細長形状のはんだを切断する切断手段とを備えることを特徴とするはんだ付け装置を提供する。
【0017】
これにより、第1の態様として記載したはんだ付け方法を実施するための装置を得ることができる。
【0018】
また本発明は第5の態様として、前記切断手段は、加熱手段の近傍に配置したカッターと、前記細長形状のはんだを把持するクランパーとを備えることを特徴とする第4の態様として記載のはんだ付け装置を提供する。
【0019】
これにより、第2の態様として記載したはんだ付け方法を実施するための装置を得ることができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によると、溶融させる前のはんだをはんだ付けの対象部材と共に挟持してから加熱を開始するので、従来技術のように溶融したはんだを加熱手段に付着させる必要がない。したがって、はんだの供給量を調整するには、細長形状のはんだの断面積を調整すればよく、最適なはんだ供給量が簡単に設定可能となる。さらに、はんだ供給量を調整してもワークの不要な部分にはんだが滴下してしまうことがなく、製品にダメージを与えて歩留りに影響する恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の実施形態を示すはんだ付け方法の工程図
【図2】本発明の実施形態を示すはんだ付け装置の側面図
【図3】本発明の従来の実施形態を示す斜視図
【図4】本発明の従来の実施形態の示す側面図
【発明を実施するための形態】
【0022】
次に、添付図面を参照して、本発明に係るはんだ付け方法およびはんだ付け装置の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明に係るはんだ付け方法の実施例を示す図であり、要部のみを描いた側面図である。図1(a)において符号1はワークの一部となる第1の部材であり、図示しない載置台上に載置された電極部である。また、符号2は電極部1の上面に形成された複数の電極であり銅からなる導電層をエッチングして形成したパッドである。そして図示を省略してあるが、電極部1の上面であってパッド2以外の領域には、はんだをはじくためのソルダーレジストが塗布されている。
【0023】
符号3は電極部1上に形成されたパッド2の上面に接触して配置された第2の部材であり、ワークの他の一部となるものである。本実施例の場合第2の部材は銅の細線を撚ったワイヤ3であり、このワイヤ3はその長手方向が図を見て前後方向になるように配置されているため、図ではワイヤ3の断面として円で描かれている。そして符号4は加熱手段であるヒータチップであり、下面4Aを押圧面とし、略コの字形の両端4B,4C間に電流を流すことで抵抗発熱を得て温度が上昇する。また、このヒータチップ4の押圧面4Aの近傍に熱電対4Dを固着し、その温度情報をフィードバックしつつ図示しないパスルヒート電源からヒータチップ4に電流を供給することで、瞬間加熱が実現可能となり、さらに予め設定した温度プロファイルに応じたヒータチップ4の温度コントロールが可能となる。またヒータチップ4ははんだの濡れ性が悪いタングステンやモリブデンを素材として用いる。
【0024】
次に図1(b)に示すように、矢印イの方向へ細長形状のはんだを延出させる。本実施形態の場合図示しないノズルから断面が円形の糸はんだ5を延出させるようにしている。延出させるのはヒータチップ4の押圧面4Aの直下であって、ヒータチップ4とワイヤ3との間に介在させる。次に図1(c)の矢印ウの方向にヒータチップ4を下降させる。これにより図示しない載置台とヒータチップ4とで、電極部1、ワイヤ3および糸はんだ5を挟持する。そしてまだこの段階ではヒータチップへの通電は行わない。
【0025】
次に図1(c)の矢印エで示す方向にカッター6を下降させ、ヒータチップ4の近傍の糸はんだ5に傷をつける(所謂ハーフカット)。そして、この後ヒータチップ4の押圧面4Aで押圧されている部分の糸はんだ5をハンダ付けに使用するので、不使用部分である図を見て右側の部分の糸はんだ5を矢印オの方向に引き離す。次に図示しない電源からヒータチップ4へ電流を出力することで、ヒータチップ4の下に残った糸はんだ5に熱と押圧力を加えて溶融させる。図1(d)に、糸はんだ5が溶融してワイヤ3とパッド2とがハンダ付けされた様子を示す。
【0026】
以上はんだ付けに直接係わる部分のみを図1に示して、本願発明に係るはんだ付け方法の工程を説明したが、次に本願発明に係るはんだ付け装置について図2を参照して詳細に説明する。図2において符号100は本発明に係るはんだ付け装置であり、図1で示した方向と同じ方向から見た側面図である。またここで、第1の部材である電極部1、第2の部材であるワイヤ3、ヒータチップ4、糸はんだ5、カッター6は、図1で示したものと同一であるので同一の符号を付してある。
【0027】
符号7は第1のベースプレートであり、第1のアクチュエータ8の駆動により載置台9に対して近接または離隔する方向に移動可能に支持されている。また、符号10は第2のアクチュエータであり、下方に延出するロッド11を出し入れすることにより、ヒータチップ4を載置台9に対して近接または離隔する方向に移動させることを可能としている。ここで、ロッド11の下端には絶縁ブロック12が固定されており、この絶縁ブロック12の下面に一対の給電ブロック13が互いに離隔させて固定されている。一対の給電ブロック13は各々がヒータチップ4の両端に接続されるとともに、各々が給電ケーブル14(図中一点鎖線で示す)により電源15の出力端子15Aに接続されている。
【0028】
また、ヒータチップ4に固着した熱電対も電源15の入力端子15Bに接続され(図中二点差線で示す)、ヒータチップ4の押圧面近傍の温度情報を電源15に与える。電源15は前記熱電対からの温度情報をフィードバックして出力電流をコントロールする制御部を内蔵するとともに出力トランスを内蔵している。さらに、前面にはタッチパネル付き表示部15Cを備えており、操作者が温度プロファイルを入力することで、急激な温度上昇や所望の温度コントロールを可能としている。
【0029】
カッター6は第3のアクチュエータ16の駆動により延出した糸はんだ5に向けて移動し、その先端を糸はんだ5に食い込ませ糸はんだ5を途中まで切断(ハーフカット)し退避する。符号17はノズルであり、リール18に巻き回した糸はんだ5が送りローラ19に送られ、テフロンチューブ20(テフロンはデュポン社の登録商標)を通ってノズル17内に搬送される。ノズル17は糸はんだ5の外径よりも若干太い内径の筒状体であり、糸はんだ5が所定の長さのノズル17内を通ることで、その曲がりが矯正され直線状になる。
【0030】
符号21はクランパーであり、第4のアクチュエータ22の駆動により、ノズル17に設けた切り欠き部に露出した糸はんだ5を把持する。また第4のアクチュエータ22を含むクランパー21は第2のベースプレート23にノズル17とともに固定されており、第5のアクチュエータ24が駆動することにより、糸はんだ5を把持したクランパー21はヒータチップ4から離隔する方向(図を見て右方向)に移動する。
【0031】
次に図2で示したはんだ付け装置の動作について説明する。まず、操作者は載置台9上にワークである電極部1を載置し、ワイヤ3を電極部1のパッドに位置合せして接触するように配置する。この作業は手動で行ってもよいが自動化することは公知の技術で容易に可能である。次に送りローラ19を駆動させ、糸はんだ5をノズル17の先端から所定の長さだけヒータチップ4の押圧面に沿って延出させる。次に第1のアクチュエータを駆動し、延出した糸はんだ5がワイヤ3に接触する位置まで、第1のベースプレート7を載置台9の方向に移動させる。
【0032】
延出した糸はんだ5がワイヤ3に接触した位置で第1のベースプレート7の移動を停止し、第2のアクチュエータ10を駆動させてヒータチップ4を載置台9の方向に移動させる。この移動でヒータチップ4の押圧面が糸はんだ5に当接し、糸はんだ5を所定の押圧力で載置台9の方向に押圧する。このようにして、載置台9とヒータチップ4とで第1の部材である電極部1、第2の部材であるワイヤ3および糸はんだ5を挟持する。
【0033】
次に第3のアクチュエータ16を駆動させて、カッター6を糸はんだ5の方向に移動させることで、糸はんだ5をハーフカットする。そして第4のアクチュエータ22を駆動させてクランパー21で糸はんだ5を把持し、つづいて第5のアクチュエータ24を駆動させて前記ハーフカットから図を見て右側の糸はんだ5(不使用部分)を引き離す。この場合カッター6でハーフカットを行う前から、クランパー21で糸はんだ5を把持しつづけるようにしてもよい。そして最後に電源15からヒータチップ4に電力を供給して加熱し、ハンダ付けを行う。
【0034】
このようにして1回のはんだ付け作業を行うが、各アクチュエータの動作は個々にマニュアル操作してもよいが、各移動量を前もって設定しておく制御部を設け、一連の作業をシーケンス制御するようにしてもよい。また、はんだは細長形状のはんだであれば、断面が円形の糸はんだに限らず、断面が矩形のリボンはんだでも同様の効果を奏する。
【符号の説明】
【0035】
1 電極部
2 パッド
3 ワイヤ
4 ヒータチップ
5 糸はんだ
6 カッター
7 第1のベースプレート
8 第1のアクチュエータ
9 載置台
10 第2のアクチュエータ
11 ロッド
12 絶縁ブロック
13 給電ブロック
14 給電ケーブル
15 電源
16 第3のアクチュエータ
17 ノズル
18 リール
19 送りローラ
20 テフロンチューブ
21 クランパー
22 第4のアクチュエータ
23 第2のベースプレート
24 第5のアクチュエータ
100 はんだ付け装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の部材上に第2の部材をはんだ付けする方法であって、
前記第1の部材を載置台に載置する工程と、
第2の部材を第1の部材上に接触させて配置する工程と、
加熱手段と前記第2の部材とに細長形状のはんだを介在させる工程と、
前記載置台と前記加熱手段とで前記第1の部材、前記第2の部材および前記はんだを挟持する工程と、
前記はんだの前記挟持された部分を残して不使用部分を切断する工程と、
前記加熱手段を加熱して挟持されたはんだを溶融させる工程とを有することを特徴とするはんだ付け方法。
【請求項2】
前記切断は、前記はんだを前記加熱手段の近傍でハーフカットした後、前記不使用部分を前記加熱手段から離隔する方向に牽引することで行うことを特長とする請求項1に記載のはんだ付け方法。
【請求項3】
前記細長形状のはんだは、断面が円形の糸はんだ、又は断面が矩形のリボンはんだであることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のはんだ付け方法。
【請求項4】
第1の部材上に第2の部材をはんだ付けする装置であって、
前記第1の部材および第2の部材を載置する載置台と、
前記載置台の載置面に対して近接および離隔可能に設けられた加熱手段と、
前記加熱手段に通電して抵抗発熱を発生させる電源と、
細長形状のはんだを前記加熱手段の押圧面に沿って延出させるノズルと、
前記細長形状のはんだを切断する切断手段とを備えることを特徴とするはんだ付け装置。
【請求項5】
前記切断手段は、加熱手段の近傍に配置したカッターと、前記細長形状のはんだを把持するクランパーとを備えることを特徴とする請求項4に記載のはんだ付け装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−94771(P2012−94771A)
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−242546(P2010−242546)
【出願日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【出願人】(000227836)日本アビオニクス株式会社 (197)
【Fターム(参考)】