説明

はんだ付け装置

【課題】 余分なフラックスやはんだかすが付着することなく、品質不良を発生させることのないはんだ付け装置を提供すること。
【解決手段】 フラックス供給管18と、糸はんだ供給管17と、フラックス供給管とはんだ供給管とを内蔵する中空円筒形状で、先端部にリードピン2を囲うヒータ13が固設されたヒータ管11と、ヒータ管11を出力孔方向に移動可能に保持するカバー管12と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、はんだ付け装置に関し、さらに詳細には、リードピンを基板にはんだ付けするための局所的なはんだ付け装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
基板に形成された透孔にリードピンを装着して、はんだ付けによりピンを基板に固定することが、従来より行われている。従来の工程を図9、図10に示す。
図9に、基板101に形成された貫通孔であるスルーホール103に、リードピン102を装着した状態を示す。この状態で、スプレーノズル104を矢印方向に移動させながら、リードピン102近傍にフラックスを霧状にして噴霧塗布する。
次に、図10にはんだ付け工程を示す。(b)は、(a)のAA断面図である。基板101に装着されたリードピン102の周囲にフラックス105が塗布された状態で、糸はんだ106を供給しながら、はんだごて107により、糸はんだを溶融して、リードピン102を基板101にはんだ付けする。はんだごて107は、(b)に示すように、リードピン102を跨いだ門型形状であり、(a)に示すように、上側が先行して、リードピン102の上部で糸はんだ106を溶融するように、斜めに傾斜している。
フラックスが塗布された状態で、はんだごて107をスルーホール103のパッド部に接触させ、スルーホール103のパッド部とリードピン102とを予備加熱する。予備加熱終了後、はんだごて107を移動すると同時に、糸はんだ106を供給して、はんだごて107で糸はんだ106を溶融して、リードピン102とスルーホール103のパッド部との間に溶融したはんだを流し込むことにより、リードピン102をスルーホール103に対して、はんだ付けしている。
【0003】
一方、刊行物としては、特許文献1には、コレット状に形成したコテ先内にヒータが設けられ、コテ先は軸方向に移動可能に挿通されると共に、コテ先外周にテーパー面に摺接かるガイド部材と、ガイド部材またはコテ先を軸方向に移動させてコテ先を拡縮するコテ先駆動手段を備えたはんだ付け装置が開示されている。
また、特許文献2には、棒状の電子部品を回路基板にはんだ付けをするに際し、はんだごての先端に、回路基板の表面から突出した電子部品の突出部を覆う空洞部を形成したはんだ付け装置、及びはんだごての先端で回路基板のスルーホール表面のパッド部を加熱し、はんだごてとパッド部とではんだを溶かしてはんだ付けする方法が開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開2007-173376号公報
【特許文献2】特開2005-093508号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術には、次のような問題があった。
(1)図9、10で説明した従来技術では、必要箇所にフラックスを十分噴霧塗布するため、大量のフラックスを噴霧している。そのため、フラックスを必要としない基板101表面までフラックスが付着して、製品性能に悪影響を与える問題があった。
(2)また、はんだの量を適切にする必要があるが、はんだごて107の移動速度と糸はんだ106の供給量の同期を正確にとることは難しかった。そして、同期に狂いが生じると、品質不良を発生させる恐れがあった。
【0006】
(3)また、はんだごて107を基板101に対して移動しているが、はんだ付けを必要としない箇所に、はんだボールやはんだかすが付着して、品質を低下させる問題があった。
特に、はんだ付け時には、フラックスの突沸により、はんだがボールとなって周囲に飛び散る。また、はんだごて107には、はんだの余りがはんだかすとして付着しており、はんだごて107が基板101上を移動する時に、はんだを必要としない箇所に、はんだかすが付着してしまう。これにより、品質不良が生じる恐れがある。
(4)一方、特許文献1及び特許文献2の技術では、フラックスの塗布に関して考慮されていないので、上記(1)の問題がある。
また、はんだごてヒータで直接リードピン等を覆っているため、はんだかすがはんだごてに付着するため、上記(3)の問題がある。
【0007】
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、余分なフラックスやはんだかすが付着することなく、品質不良を発生させることのないはんだ付け装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明のはんだ付け装置は、次の構成を有している。
(1)はんだとフラックスとを供給し、ヒータにより加熱することにより、ピンを基板にはんだ付けするはんだ付け装置であって、はんだを供給するはんだ供給管と、はんだ供給管を内蔵する中空円筒形状で、先端部に前記ピンを囲うヒータが固設されたヒータ管と、ヒータ管を出力孔方向に移動可能に保持するカバー管と、を有する。
(2)(1)に記載するはんだ付け装置において、前記フラックスを供給するフラックス供給管が、前記ヒータ管に内蔵されていることを有することを特徴とする。
【0009】
(3)(2)に記載するはんだ付け装置において、前記カバー管を下降させて基板に当接した状態で、前記フラックス供給管によりフラックスを供給し、次に、前記ヒータ管を下降させて前記ピンを囲わせた状態で加熱し、次に、前記はんだ供給管によりはんだを供給し、
次に、前記ヒータ管を上昇させ、次に、前記カバー管を上昇させる制御を記憶するコントローラを有することを特徴とする。
(4)(1)に記載するはんだ付け装置において、前記カバー管が、はんだが濡れない材質からできていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
次に、上記構成を有する本発明のはんだ付け装置の作用・効果について説明する。
本発明のはんだ付け装置は、はんだとフラックスとを供給し、ヒータにより加熱することにより、ピンを基板にはんだ付けするはんだ付け装置であって、はんだを供給するはんだ供給管と、はんだ供給管を内蔵する中空円筒形状で、先端部に前記ピンを囲うヒータが固設されたヒータ管と、ヒータ管を出力孔方向に移動可能に保持するカバー管とを有するので、はんだ付けするときに、フラックスが突沸しても、はんだボールが飛散することがなく、品質を安定させることができる。
【0011】
また、本発明のはんだ付け装置は、はんだとフラックスとを供給し、ヒータにより加熱することにより、ピンを基板にはんだ付けするはんだ付け装置であって、フラックスを供給するフラックス供給管と、はんだを供給するはんだ供給管と、フラックス供給管とはんだ供給管とを内蔵する中空円筒形状で、先端部に前記ピンを囲うヒータが固設されたヒータ管と、ヒータ管を出力孔方向に移動可能に保持するカバー管と、を有するので、フラックスを供給する時に、カバー管の先端が基板のスルーホールを形成するランド部上面と接触して、フラックス供給管を囲む空間を形成するため、フラックスを供給したときに、フラックスが飛散することがなく、基板上の不必要な箇所にフラックスが付着するのを防止できる。
また、ヒータ管が、ランド部と接触して直接ランド部を加熱できるため、局所的にランド部を均一に加熱することができる。
また、ヒータ管によりフラックスが突沸してはんだボールが生じても、カバー管が周囲を覆っているので、はんだボールが飛散することがない。
【0012】
また、本発明のはんだ付け装置は、カバー管を下降させて基板に当接した状態で、フラックス供給管によりフラックスを供給し、次に、ヒータ管を下降させてピンを囲わせた状態で加熱し、次に、はんだ供給管によりはんだを供給し、次に、ヒータ管を上昇させ、次に、カバー管を上昇させる制御を記憶するコントローラを有するので、はんだ付けが終了したときに、ヒータ管が上昇するため、はんだ付け部分がきれいな円錐形となり、余分なはんだのはみ出しをなくすことができる。
また、はんだ付け装置が、垂直に移動して、次のはんだ付け箇所に移動するため、基板の不必要な箇所にはんだが付着するのを防止することができる。
また、はんだ付けするときに、ヒータ管の上下移動にタイミングを合わせて、はんだ供給管により糸はんだを供給できるので、供給したはんだが飛散することなく、全てはんだ付けに利用できるため、はんだの使用量を低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明のはんだ付け装置を具体化するための一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に、はんだ付け装置10の構成を断面図で示す。先端が先細りで中空形状のカバー管12の内部に、先端が先細りで中空形状であり、先細り部分の内側にヒータ13が付設されたヒータ管11が、軸心方向に移動可能に保持されている。ヒータ管11は、その内部において固定部材14、15により、糸はんだを供給するための糸はんだ供給管17と、フラックスを供給するためのフラックス供給管18に固設されている。フラックス供給管18の先端には、塗布ニードル16が取り付けられている。
【0014】
一方、糸はんだ供給管17とフラックス供給管18とは、カバー内摺動部20に固設されている。カバー内摺動部20は、カバー管12の内周面をガイドとして、軸心方向に摺動可能に保持されている。カバー内摺動部20は、カバー管12の一部に形成された長孔を介してカバー管12のカバー外摺動部21と接続している。カバー外摺動部21は、シリンダ22のロッド23と接続している。カバー内摺動部20には、カバー管12が基板に当接したことを検出するためのスイッチ19が取り付けられている。
シリンダ22を駆動することにより、カバー外摺動部21、カバー内摺動部20、糸はんだ供給管17、フラックス供給管18、固定部材14,15を介して、ヒータ管11をカバー管12内で摺動させることができる。
【0015】
次に、はんだ付け装置の制御装置について説明する。制御装置をブロック図で図8に示す。
コントローラ31は、ヒータ13の温度を制御する温度制御部32、糸はんだの供給量を制御する糸はんだ供給量制御部33、フラックスの塗布を制御するフラックス塗布制御部34を有している。温度制御部は、ヒータ近傍に取り付けられた温度センサの出力を受けて、ヒータ13の温度を所定値に制御する。
コントローラ31には、ヒータ13、スイッチ19、糸はんだ供給部35、フラックス供給部36、シリンダ22が接続されている。図示しないが、糸はんだ供給部35は、リール状に巻かれた糸はんだを所定量送り出す機構を備えている。また、フラックス供給部36は、フラックスを所定量送り出す機構を備えている。
【0016】
次に、上記構成を有するはんだ付け装置10の作用を、図2から図6に基づいて説明する。
図2は、カバー管12が、基板1に取り付けられスルーホール3を構成するランド部5の上面に当接した状態を示している。すなわち、基板1に形成されたスルーホール3にリードピン2が装着された状態で、カバー管12は、図示しない位置決め装置により、リードピン2の真上に位置決めされる。そして、位置決め装置により、カバー管12は、所定の高さまで下降され、カバー管12の先端が基板1のスルーホール3に取り付けられたランド部5の上面に当接される。この状態では、カバー管12と基板1とで、スルーホール3を除いて密閉された空間が形成されている。
次に、コントローラ31のフラックス塗布制御部34は、フラックス供給部36を制御することにより、フラックス供給管18、塗布ニードル16を介して、図2に示すように、所定量のフラックスFを供給する。塗布ニードル16を出たフラックスFは、ヒータ管11の内面を通過して落下して、リードピン2の周囲に塗布され、スルーホール3の内周に停留する。
【0017】
フラックスFの供給が終了すると、コントローラ31は、シリンダ22を駆動して、カバー外摺動部21、カバー内摺動部20、糸はんだ供給管17、フラックス供給管18、固定部材14,15を介して、図3に示す位置までヒータ管11をカバー管12内で摺動下降させる。この状態で、ヒータ管11の内周面は、リードピン2の外周面をホールドしている。ヒータ13には、予備加熱が行われており、予備加熱された熱でリードピン2、ランド部5を加熱する。
ヒータ管13が基板1に接触して所定時間経過した後、コントローラ31の糸はんだ供給量制御部33は、糸はんだ供給部35を制御することにより、糸はんだ供給管17を介して、図4に示すように、所定量の糸はんだを供給する。はんだHは、ヒータ13により加熱され溶融し、リードピン2に付着し、始めはリードピン2とヒータ管11の間の空間に溜まるが、時間がたつと、はんだHとリードピン2との濡れにより、リードピン2に広がっていき、リードピン2と基板1のスルーホール3の間の隙間を伝わっていく。
【0018】
所定時間経過すると、コントローラ31は、シリンダ22を駆動して、図5に示すように、ヒータ管11を上昇させる。このとき、溶融したはんだHは、基板1上のランド部5にも付着し、ランド部5とリードピン2がはんだ付けされる。ここで、カバー管12が全体を覆っているので、はんだ付けのときに、はんだHが外部に飛散することがない。
さらに所定時間経過すると、コントローラ31は、カバー管12を徐々に上昇させる。これにより、今までカバー管12内にあったはんだHが、カバー管12内からランド部5へと流れていく。このとき、カバー管12は、はんだHが濡れない材質でできているので、カバー管12は、はんだHで濡れない。
また、カバー管12から流れ出たはんだHがランド部5外にはみ出すことは以下の理由によりありえない。
【0019】
すなわち、ランド部5以外の箇所にはフラックスFが塗布されておらず、はんだHが濡れないこと、カバー管12がはんだHに濡れない材質であること、カバー管12を真上に引き上げることから、その反作用により、はんだHは下方向に押されること、及びはんだHはリードピン2とスルーホール3の隙間を伝い、基板1の下側にも広がり、基板1の下側ランド部5に濡れ広がることである。
以上の動作により、はんだHは基板1の下側ランド部5にも濡れ広がり、図6に示すように、理想的なはんだ付け形状ができる。
【0020】
以上詳細に説明したように、本実施例のはんだ付け装置によれば、糸はんだ供給管17と、糸はんだ供給管17を内蔵する中空円筒形状で、先端部にリードピン2を囲うヒータ13が固設されたヒータ管11と、ヒータ管11を出力孔方向に移動可能に保持するカバー管12と、を有するので、ヒータ管11によりフラックスFが突沸してはんだボールが生じても、カバー管12が周囲を覆っているので、はんだボールが飛散することがない。
【0021】
また、本実施例のはんだ付け装置によれば、フラックス供給管18と、糸はんだ供給管17と、フラックス供給管18と糸はんだ供給管17とを内蔵する中空円筒形状で、先端部にリードピン2を囲うヒータ13が固設されたヒータ管11と、ヒータ管11を出力孔方向に移動可能に保持するカバー管12と、を有するので、フラックスFを供給する時に、カバー管12の先端が基板1のスルーホール3を形成するランド部5上面と接触して、フラックス供給管18を囲む空間を形成するため、フラックスをF供給したときに、フラックスFが飛散することがなく、基板1上の不必要な箇所にフラックスFが付着するのを防止できる。
また、ヒータ管11が、ランド部5と接触して直接ランド部5を加熱できるため、局所的にランド部5を均一に加熱することができる。
また、ヒータ管11によりフラックスFが突沸してはんだボールが生じても、カバー管12が周囲を覆っているので、はんだボールが飛散することがない。
【0022】
また、本発明のはんだ付け装置は、カバー管を下降させて基板に当接した状態で、フラックス供給管18によりフラックスFを供給し、次に、ヒータ管11を下降させてリードピン2を囲わせた状態で加熱し、次に、はんだ供給管17によりはんだHを供給し、次に、ヒータ管11を上昇させ、次に、カバー管12を上昇させる制御を記憶するコントローラ31を有するので、はんだ付けが終了したときに、ヒータ管11が上昇するため、はんだ付け部分がきれいな円錐形となり、余分なはんだのはみ出しをなくすことができる。
また、はんだ付け装置が、垂直に移動して、次のはんだ付け箇所に移動するため、基板1の不必要な箇所にはんだが付着するのを防止することができる。
また、はんだ付けするときに、ヒータ管11の上下移動にタイミングを合わせて、はんだ供給管17により糸はんだを供給できるので、供給したはんだHが飛散することなく、全てはんだ付けに利用できるため、はんだの使用量を低減することができる。
また、カバー管12が、はんだが濡れない材質からできているので、カバー管12を上昇させる時に、カバー管11内で溶融していたはんだHが、カバー管12に付着することなく、カバー管12内からランド部5へと流れていく。
【0023】
なお、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更して実施することもできる。
例えば、本実施例では、1箇所毎にはんだ付けを行うはんだ付け装置10について説明したが、リードピンが同一ピッチで配置されている基板においては、図7に示すように、本発明のはんだ付け装置10を複数台所定ピッチで並べることにより、生産効率を高くすることができる。
また、本実施例では、フラックス供給管18をヒータ管11に内蔵した場合を説明したが、フラックス供給管18をヒータ管11の外側で、カバー管12の内側に配置しても良い。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の1実施例であるはんだ付け装置10の構成を示す断面図である。
【図2】はんだ付け装置10の作用を説明する第1動作図である。
【図3】はんだ付け装置10の作用を説明する第2動作図である。
【図4】はんだ付け装置10の作用を説明する第3動作図である。
【図5】はんだ付け装置10の作用を説明する第4動作図である。
【図6】はんだ付け装置10の作用を説明する第5動作図である。
【図7】複数のはんだ付け装置10を有する場合の構成図である。
【図8】はんだ付け装置10の制御ブロック図である。
【図9】従来のはんだ付け方法の説明図である。
【図10】従来のはんだ付け装置の説明図である。
【符号の説明】
【0025】
1 基板
2 リードピン
3 スルーホール
10 はんだ付け装置
11 ヒータ管
12 カバー管
13 ヒータ
17 糸はんだ供給管
18 フラックス供給管
F フラックス
H はんだ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
はんだとフラックスとを供給し、ヒータにより加熱することにより、ピンを基板にはんだ付けするはんだ付け装置において、
前記はんだを供給するはんだ供給管と、
前記はんだ供給管を内蔵する中空円筒形状で、先端部に前記ピンを囲うヒータが固設されたヒータ管と、
前記ヒータ管を出力孔方向に移動可能に保持するカバー管と、を有することを特徴とするはんだ付け装置。
【請求項2】
請求項1に記載するはんだ付け装置において、
前記フラックスを供給するフラックス供給管が、前記ヒータ管に内蔵されていることを有することを特徴とするはんだ付け装置。
【請求項3】
請求項2に記載するはんだ付け装置において、
前記カバー管を下降させて基板に当接した状態で、前記フラックス供給管によりフラックスを供給し、
次に、前記ヒータ管を下降させて前記ピンを囲わせた状態で加熱し、
次に、前記はんだ供給管によりはんだを供給し、
次に、前記ヒータ管を上昇させ、
次に、前記カバー管を上昇させる制御を記憶するコントローラを有することを特徴とするはんだ付け装置。
【請求項4】
請求項1に記載するはんだ付け装置において、
前記カバー管が、はんだが濡れない材質からできていることを特徴とするはんだ付け装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−99670(P2009−99670A)
【公開日】平成21年5月7日(2009.5.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−267945(P2007−267945)
【出願日】平成19年10月15日(2007.10.15)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】