説明

アンドログラフィス抽出物製剤

医薬製剤は、50〜90重量%のアンドログラフィス・パニクラタの粉末抽出物および5〜50重量%の粉末ブロッキング剤を含有する。この製剤は、孔形成剤、フィラー、滑沢剤、またはグリダントをさらに含有することができる。この医薬製剤を調製するための方法、およびこの医薬製剤を用いて炎症性疾患または癌を治療するための方法も記載されている。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
本発明の背景
アンドログラフィス・パニクラタ(Burm.f.)ネース(Andrographis paniculata(Burm.f.)Nees)は、疾患、例えば、炎症性疾患、免疫疾患、呼吸器系疾患、および癌などを治療するのに用いられる、伝統的な中国の薬草である。例えば、Shen Y.C.ら、Br.J.Pharmacol.2002、135(2):399〜406;Rajagopal S.ら、J.Experimental Therapeutics and Oncology、2003、3:147〜158;およびWangら、China Pharmaceuticals、2003、12(10):72〜73を参照されたい。その主有効成分は、アンドログラホリド、ネオアンドログラホリド(neoandrographolide)、14−デオキシアンドログラホリド、および14−デオキシ−11,12−ジデヒドロアンドログラホリド(didehydroandrographolide)である。
【0002】
アンドログラフィス・パニクラタの抽出物は、錠剤およびカプセル剤として市販されており、これは、投与すると短時間で有効成分を放出する。結果として、投与後短時間に、血漿中に高薬物濃度が生じ、様々な副作用、例えば、胃の不調、吐き気、および嘔吐などを引き起こす。また、患者は、血漿中に有効濃度の有効成分を維持するために、頻繁に錠剤またはカプセル剤を服用する必要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
アンドログラフィス・パニクラタの有効成分を、制御された様式で放出する医薬製剤を開発する必要が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、50〜90重量%のアンドログラフィス・パニクラタ抽出物(「AG抽出物」)、および5〜50重量%のブロッキング剤(blocking agent)、例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アクリル樹脂、エチルセルロース、アルギン酸、またはその混合物などを含有する医薬製剤を特徴とする。抽出物およびブロッキング剤の両方は、1〜500μmの範囲のサイズを有する粉末の形態である。好ましくは、抽出物は、1〜180μmの範囲の粉末サイズを有し、ブロッキング剤は、1〜160μmの範囲の粉末サイズを有する。水と接触した医薬製剤は、水中にゆっくりと、例えば最大24時間、AG抽出物の有効成分を徐々に放出する。したがって、対象に製剤を投与すると、有効成分は、長期間、血漿中に有効濃度で残存する。
【0005】
医薬製剤は、0.1〜50重量%の孔形成剤(pore−forming agent)をさらに含有してもよく、これも1〜500μm、好ましくは1〜200μmの範囲の粉末サイズを有する粉末の形態である。孔形成剤は、ラクトース、デンプン、微結晶フィブリン(microcrystal fibrin)、またはその混合物とすることができる。この製剤は、0.1〜20重量%のフィラー、0.5〜2重量%の滑沢剤、または1〜5重量%のグリダントも含有することができる。フィラーの例として、第二リン酸カルシウム(calcium phosphate dibasic)、α化デンプン、デキストリン、硫酸カルシウムまたはその混合物が挙げられる。滑沢剤は、ステアリン酸マグネシウム、PEG4000、またはPEG6000とすることができる。一方、グリダントは、フレンチチョークまたは酸化ケイ素とすることができる。
【0006】
本発明は、上述した医薬製剤を調製するための方法も特徴とする。この方法は、AG抽出物粉末とブロッキング剤粉末を混合すること、および混合した粉末を凝集させることによって顆粒を形成することを含む。あるいは、この方法は、AG抽出物粉末およびブロッキング剤粉末を、孔形成剤粉末およびフィラー粉末のいずれか、または両方と混合すること、ならびに混合した粉末を凝集させることによって顆粒を形成することを含む。
【0007】
この方法は、追加のステップを含んでもよい。例えば、処理ステップの後、顆粒は、0.5〜2重量%の滑沢剤または1〜5重量%のグリダントと混合され、錠剤に圧縮されるか、またはカプセル中に充填される。
【0008】
本発明は、治療の必要のある被験者に、上述した医薬製剤を投与することによって、炎症性疾患、免疫学的疾患または呼吸器系疾患を治療するための方法をさらに特徴とする。
【0009】
炎症性疾患または癌の治療用の薬剤の製造のための、上述した医薬製剤の使用も、本発明の範囲内である。
【0010】
本発明の1つまたは複数の実施形態の詳細は、以下の説明において示される。本発明の他の特徴、目的、および利点は、本明細書および特許請求の範囲から明らかとなろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明は、その両方が粉末形態である、50〜90重量%のAG抽出物および5〜50重量%のブロッキング剤を含有する医薬製剤に関する。
【0012】
この医薬製剤を調製するために、最初にAG抽出物粉末をブロッキング剤粉末と混合することができる。抽出物とブロッキング剤の間の比は、1:1から18:1の範囲内である。
【0013】
AG抽出物粉末は、好ましくは、7〜10重量%のアンドログラホリド、2〜4重量%のネオアンドログラホリド、0〜2重量%の14−デオキシアンドログラホリド、および1〜3重量%の14−デオキシ−11,12−ジデヒドロアンドログラホリドを含有する。この抽出物は、水または有機溶媒(すなわち、エタノールまたはアセトン)でアンドログラフィス・パニクラタを抽出し、次いで水または有機溶媒を除去することによって生成することができる。例えば、米国特許出願第11/116678号を参照されたい。引き続いて、得られた固体残留物は、1〜500μm、またはいくつかの実施形態では、1〜180μmの範囲の粉末サイズを有する粉末に粉砕される。AG抽出物粉末を調製する方法の例を以下に示す。
【0014】
(1)アンドログラフィス・パニクラタの地上部を、エタノール中、80℃で2時間還流し、
(2)固体残留物を除去し、濾液を2回ブレンドし、
(3)地上部の代わりに固体残留物をステップ(1)で用いること以外は、上記2ステップを再び行い、
(4)すべての濾液を合わせ、濃縮し、
(5)デキストリンの水溶液を調製し、
(6)濃縮した溶液を、デキストリン溶液と合わせ、
(7)合わせた溶液を、噴霧乾燥させ、乾燥した残留物を粉砕することによって、1〜180μmの粉末サイズを有する粉末を得る。
【0015】
AG抽出物粉末を得たら、次いでこれをブロッキング剤粉末と混合する。ブロッキング剤は、1〜500μm、または好ましくは、1〜160μmの範囲の粉末サイズを有する。ブロッキング剤の例として、それだけに限らないが、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アクリル樹脂、アルギン酸、またはその混合物が挙げられる。ヒドロキシプロピルメチルセルロースが好ましく、2つ以上の種類のこのポリマーを一緒に用いることができる。例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(K100M)およびヒドロキシプロピルメチルセルロース(K15M)の両方を用いることができる。
【0016】
次いで、好ましくは、機械力または結合剤(例えば、ポリビニルピロリドンの水溶液またはエタノール溶液)を用いて、混合したAG抽出物粉末およびブロッキング剤粉末を結合させることによって顆粒を形成する。1〜1500μmの範囲の粉末サイズを有する顆粒が好ましい。
【0017】
こうして得られた顆粒は、予想外の特徴、例えばAG抽出物を水中に緩徐に放出することを有する。顆粒は、他の形態、例えば錠剤またはカプセル剤にさらに加工することができる。例えば、顆粒は、好ましい形態である、錠剤に圧縮することができる。
【0018】
顆粒から調製された錠剤において、ブロッキング剤は、AG抽出物粉末を収容するためのマトリクスとして作用する。水と接触すると、ブロッキング剤は、水和し、錠剤の周囲にゼラチン状のバリアー層を形成することによって、有効成分の放出を減速させる。例えば、Rodriguez C.F.ら、Handbook of Pharmaceutical Controlled Release Technology、Wise D.L.編、New York、NY:Marcel Dekker;2000を参照されたい。錠剤マトリクスからの薬物放出速度は、ブロッキング剤とAG抽出物粉末の比に依存する。
【0019】
AG抽出物の放出速度を調節し、錠剤の硬さを高めるために、1〜500μmの範囲の粉末サイズを有する、0.1〜50重量%の孔形成剤粉末を錠剤中に含めることができる。そのようにするために、上述した顆粒に孔形成剤粉末を加えることができる。あるいは、孔形成剤を、AG抽出物およびブロッキング剤と混合し、次いでこの混合物に結合剤を加えることによって、顆粒を形成することができる。孔形成剤の例として、それだけに限らないが、ラクトース、デンプン、微結晶フィブリン、またはその混合物が挙げられる。ラクトースが好ましいが、これは、硬さを高めることに加えて、ラクトースはまた、錠剤の崩壊を回避するためである。
【0020】
錠剤にバルク体積を提供するために、0.1〜20重量%のフィラーも加えることができる。例えば、フィラーを、抽出物、ブロッキング剤、および必要に応じて孔形成剤と混合し、この混合物を顆粒化し、顆粒を圧縮することによって錠剤を形成することができる。フィラーは、錠剤のサイズを増加させることによって取扱いを容易にする。
【0021】
錠剤の特性をさらに改変するために、滑沢剤またはグリダントも加えることができる。例として、これらの3物質のうちの1つまたは両方を、上述した顆粒と混合することができる。次いで、得られた混合物を圧縮することによって錠剤が形成される。典型的な錠剤は、0.5〜2重量%の滑沢剤または1〜5重量%のグリダントを含有する。
【0022】
滑沢剤は、錠剤化される粉末が、製造の間に、粉末を加圧するのに用いられる装置に付着しないようにする。滑沢剤は、プレス機を通る粉末の流動を改善し、完成した錠剤が装置から排出される際の、摩擦および破損を最小限にする。また、グリダントは、製造の間の錠剤化される粉末の流動性を改善するために使用される。
【0023】
ブロッキング剤、孔形成剤、フィラー、滑沢剤、およびグリダントはすべて、商業的供給源から入手可能である。
【0024】
上述した任意の形態(すなわち、顆粒、錠剤、またはカプセル剤)での医薬製剤は、炎症性疾患または癌を治療するために、経口的に投与することができる。
【0025】
さらに詳述することなく、上記説明は、本発明を十分に使用可能にすると考えられる。したがって、以下の特定の実施例は、単に例示的であり、どんなものであれ、決して本開示の残りを限定するものではないと解釈されるべきである。本明細書で引用された、特許出願を含めたすべての刊行物は、その全体が参照により本明細書によって組み込まれる。
[実施例]
【実施例1】
【0026】
600mgの粉末AG抽出物、76mgの第二リン酸カルシウム、76mgのヒドロキシプロピルメチルセルロース(K100M)、および76mgのヒドロキシプロピルメチルセルロース(K15M)を、一緒に混合した。この混合物は、60メッシュの篩(300μm)を通過させた。この混合物に、10%のポリビニルピロリドンK30エタノール溶液を加えた。篩にかけることによって、顆粒が1〜1500μmのサイズを有するようにし、次いでエタノールを蒸発させた。この顆粒を、8.5mgの酸化ケイ素および8.5mgのステアリン酸マグネシウムと混合し、こうして得られた混合物を圧縮することによって、錠剤を形成した。
【0027】
錠剤は、China Pharmacopedia、2005、Committee of National Pharmacopedia編、73〜75頁に記載されている第2法に従って、その有効成分を水中に放出する速度について試験した。以下の表1は、20時間にわたって、錠剤から水中に放出されたAG抽出物の割合を示す。
【0028】
溶解条件:
方法:薬局方の第2法
回転速度:毎分75回転
媒体:ドデシル硫酸ナトリウムの0.2%水溶液
媒体体積:900ml
【0029】
【表1】

【0030】
有効成分の放出は、市販のAG錠剤(Yikang pharmaceutical Co.,Ltd.、Guangdong)および市販のAGカプセル剤(Lebang pharmaceutical Co.,Ltd.、Hunan)に対しても試験した。以下の表2は、60分にわたって、錠剤およびカプセル剤から水中に放出されたAG抽出物の割合を示す。
【0031】
【表2】

【0032】
試験は、錠剤がAG抽出物の約80%を放出するのに16時間の長さがかかったが、市販のAG錠剤およびカプセル剤が、AG抽出物の約80%以上を放出するのに1時間しかかからなかったことを示す。
【実施例2】
【0033】
AG錠剤を、実施例1に記載した様式と同様の様式に従って調製した。以下の表3は、この錠剤の組成を示す。
【0034】
【表3】

【0035】
錠剤は、China Pharmacopedia(同上)に記載されている第2法に従って、その有効成分の水中への放出について試験した。以下の表4は、20時間にわたって、錠剤から水中に放出されたAG抽出物の割合を示す。
【0036】
【表4】

【0037】
試験は、錠剤が、すべてのAG抽出物を徐々に放出するのに20時間超かかったことを示す。
【実施例3】
【0038】
AG錠剤を、実施例1に記載した様式と同様の様式に従って調製した。以下の表5は、この錠剤の組成を示す。
【0039】
【表5】

【実施例4】
【0040】
AG錠剤を、実施例1に記載した様式と同様の様式に従って調製した。以下の表6は、この錠剤の組成を示す。
【0041】
【表6】

【実施例5】
【0042】
AG錠剤を、実施例1に記載した様式と同様の様式に従って調製した。以下の表7は、この錠剤の組成を示す。
【0043】
【表7】

【0044】
他の実施形態
本発明のいくつかの実施形態を説明してきた。しかし、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、様々な改変を行うことができることが理解されよう。したがって、他の実施形態も、特許請求の範囲内にある。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
50〜90重量%のアンドログラフィス・パニクラタ(Andrographis paniculata)抽出物、および5〜50重量%のブロッキング剤を含み、前記抽出物および前記ブロッキング剤が、両方とも粉末形態であり、均一に混合されている医薬製剤。
【請求項2】
前記抽出物および前記ブロッキング剤のそれぞれが、独立に、1〜500μmの範囲の粉末サイズを有する、請求項1に記載の製剤。
【請求項3】
前記抽出物が、1〜180μmの範囲の粉末サイズを有し、前記ブロッキング剤が、1〜160μmの範囲の粉末サイズを有する、請求項2に記載の製剤。
【請求項4】
粉末形態である、0.1〜50重量%の孔形成剤をさらに含む、請求項1に記載の製剤。
【請求項5】
前記孔形成剤が、1〜500μmの範囲の粉末サイズを有する、請求項4に記載の製剤。
【請求項6】
前記ブロッキング剤が10〜20重量%であり、前記孔形成剤が5〜15重量%である、請求項4に記載の製剤。
【請求項7】
前記抽出物が、7〜10重量%のアンドログラホリド、2〜4重量%のネオアンドログラホリド、0〜2重量%の14−デオキシアンドログラホリド、および1〜3重量%の14−デオキシ−11,12−ジデヒドロアンドログラホリドを含み、前記ブロッキング剤が、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アクリル樹脂、アルギン酸、またはその混合物であり、前記孔形成剤が、ラクトース、デンプン、微結晶フィブリン、またはその混合物である、請求項1から6のいずれかに記載の製剤。
【請求項8】
前記ブロッキング剤がヒドロキシプロピルメチルセルロースであり、前記孔形成剤がラクトースである、請求項7に記載の製剤。
【請求項9】
前記抽出物が、1〜180μmの範囲の粉末サイズを有し、前記ブロッキング剤が、1〜160μmの範囲の粉末サイズを有し、前記孔形成剤が、1〜200μmの範囲の粉末サイズを有する、請求項8に記載の製剤。
【請求項10】
0.1〜20重量%のフィラー、0.5〜2重量%の滑沢剤、または1〜5重量%のグリダント(glidant)をさらに含み、前記フィラーが、第二リン酸カルシウム、α化デンプン、デキストリン、硫酸カルシウム、またはその混合物であり、前記滑沢剤が、ステアリン酸マグネシウム、PEG4000、またはPEG6000であり、前記グリダントが、フレンチチョークまたは酸化ケイ素である、請求項1に記載の製剤。
【請求項11】
前記フィラーが第二リン酸カルシウムであり、前記滑沢剤がステアリン酸マグネシウムであり、前記グリダントが酸化ケイ素である、請求項10に記載の製剤。
【請求項12】
前記ブロッキング剤が、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(K100M)およびヒドロキシプロピルメチルセルロース(K15M)の混合物である、請求項1に記載の製剤。
【請求項13】
医薬製剤を調製するための方法であって、
粉末アンドログラフィス・パニクラタ抽出物および粉末ブロッキング剤を含有する混合物を提供すること、ならびに
前記混合物を凝集させることによって顆粒を形成すること
を含み、前記抽出物および前記ブロッキング剤が、独立に、1〜500μmの範囲の粉末サイズを有し、前記顆粒は、1〜1500μmの範囲の粉末サイズを有する、方法。
【請求項14】
前記顆粒を圧縮することによって錠剤を形成することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記凝集ステップが、前記混合物に結合剤を加えることによって行われ、その結果、前記抽出物およびブロッキング剤粉末が凝集することによって顆粒を形成し、前記結合剤がポリビニルピロリドンである、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
滑沢剤またはグリダントを前記顆粒と混合することをさらに含み、前記滑沢剤が、ステアリン酸マグネシウム、PEG4000、またはPEG6000であり、前記グリダントが、フレンチチョークまたは酸化ケイ素である、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記混合物が、粉末形態での孔形成剤をさらに含有し、1〜500μmの範囲の粉末サイズを有し、前記孔形成剤が、ラクトース、デンプン、微結晶フィブリン、またはその混合物である、請求項13に記載の方法。
【請求項18】
前記混合物が、フィラーをさらに含有し、前記フィラーが、第二リン酸カルシウム、α化デンプン、デキストリン、硫酸カルシウム、またはその混合物である、請求項13または16に記載の方法。
【請求項19】
前記顆粒を圧縮することによって錠剤を形成することをさらに含む、請求項18に記載の方法。

【公表番号】特表2009−528301(P2009−528301A)
【公表日】平成21年8月6日(2009.8.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−556636(P2008−556636)
【出願日】平成19年2月27日(2007.2.27)
【国際出願番号】PCT/CN2007/000616
【国際公開番号】WO2007/098686
【国際公開日】平成19年9月7日(2007.9.7)
【出願人】(508259607)ハッチソン メディファーマ エンタープライズ リミテッド (1)
【Fターム(参考)】