説明

インヒビタスイッチ装置

【課題】カバー部材を端子台に取り付ける際のシール性を十分に確保するとともに、部品点数を削減し且つ小型化を図ることができるインヒビタスイッチ装置を提供する。
【解決手段】所定の部位に収容凹部1aが形成された端子台1と、該端子台1の収容凹部1aに形成された接点板2と、軸部材8の動作に応じて接点板2の延設方向に動作する操作部3と、該操作部3に形成され、接点板2上を摺動してその接触位置に応じた所定の電気的回路を形成し得る可動接点4と、収容凹部1aを覆いつつ端子台1に取り付けられ、当該収容凹部1内を略密閉するためのカバー部材5とを具備し、電気的回路に基づいてセレクトレバーの変速位置を検知するためのインヒビタスイッチ装置において、カバー部材5は、その周縁部にレーザーが照射されてレーザー溶着にて端子台1に固着されたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、セレクトレバーと連動して可動接点を接点板に沿って摺動させることにより電気信号を形成させ、当該電気的回路に基づいてセレクトレバーの変速位置を検知するためのインヒビタスイッチ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車などの車両における自動変速機には、セレクトレバーの変速位置を検出すべく、通常、そのミッションケースにインヒビタスイッチ装置を構成する端子台が固定されている。かかるインヒビタスイッチ装置は、自動変速機のミッションケースに固定される端子台と、該端子台に形成された接点板と、車両のセレクトレバーと連動して接点板に沿って動作する操作部と、該操作部に形成され、接点板上を摺動してその接触位置に応じた所定の電気的回路を形成し得る可動接点とを具備していた。
【0003】
このうち、操作部は、端子台に形成された収容凹部内に回動可能に収容されるとともに、車両のセレクトレバーと連動する軸部材を一方の開口側から挿通可能な挿通孔が形成され、当該軸部材の回転動作に応じて接点板の延設方向に可動接点が動作するよう構成されていた。また、収容凹部は、カバー部材によって覆われることにより内部が略密閉状態とされており、防水及び防塵等が図られていた。
【0004】
而して、軸部材の動作に伴って操作部が収容凹部内で動作すると、その可動接点の接点板との接触位置に応じて電気的回路が形成され、当該電気的回路に基づいてセレクトレバーの変速位置を検知することができるのである。従って、当該検知に基づき自動変速機の動力伝達経路をセレクトレバーの変速位置に対応させて制御することができるよう構成されている。尚、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来のインヒビタスイッチ装置においては、パッキンなどのシール手段を介在させつつ、ビスなどの別個の締結手段を用いてカバー部材が端子台に取り付けられていたため、少なくともパッキンの分だけ部品点数が増大してしまうとともに、パッキンを配設するスペースが必要とされることから、装置が大型化してしまうという不具合があった。尚、例えば超音波溶着により、カバー部材を端子台に取り付けることも考えられるが、その場合、シール性が不十分となる可能性が高く、シール性を確保するためパッキンが必要となり、部品点数の削減及び装置の小型化には寄与しない。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、カバー部材を端子台に取り付ける際のシール性を十分に確保するとともに、部品点数を削減し且つ小型化を図ることができるインヒビタスイッチ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、車両の自動変速機のミッションケースに固定されるとともに、所定の部位に収容凹部が形成された端子台と、該端子台の収容凹部に形成された接点板と、前記収容凹部内に動作可能に収容されるとともに、車両のセレクトレバーと連動する軸部材が挿通可能な挿通孔が形成され、当該軸部材の動作に応じて前記接点板の延設方向に動作する操作部と、該操作部に形成され、前記接点板上を摺動してその接触位置に応じた所定の電気的回路を形成し得る可動接点と、前記収容凹部を覆いつつ前記端子台に取り付けられ、当該収容凹部内を略密閉するためのカバー部材とを具備し、前記電気的回路に基づいて前記セレクトレバーの変速位置を検知するためのインヒビタスイッチ装置において、前記カバー部材は、その周縁部にレーザーが照射されてレーザー溶着にて前記端子台に固着されたことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のインヒビタスイッチ装置において、前記カバー部材は、その周縁部にフランジ部が形成されるとともに、当該フランジ部に対してレーザーが照射されてレーザー溶着がなされることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のインヒビタスイッチ装置において、前記端子台における収容凹部の周縁に沿って凸条部を設けるとともに、前記カバー部材は、当該凸条部に嵌合して位置決めされつつレーザー溶着可能とされたことを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか1つに記載のインヒビタスイッチ装置において、前記レーザー溶着は、溶着部位に対して、面状又は線状にレーザーを照射して複数箇所を同時に溶着することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明によれば、カバー部材は、その周縁部にレーザーが照射されてレーザー溶着にて端子台に固着されたので、超音波溶着等の他の溶着方法に比べ、カバー部材を端子台に取り付ける際のシール性を十分に確保するとともに、部品点数を削減し且つ小型化を図ることができる。
【0012】
請求項2の発明によれば、カバー部材は、その周縁部にフランジ部が形成されるとともに、当該フランジ部に対してレーザーが照射されてレーザー溶着がなされるので、より確実にレーザー溶着を行わせることができる。
【0013】
請求項3の発明によれば、端子台における収容凹部の周縁に沿って凸条部を設けるとともに、カバー部材は、当該凸条部に嵌合して位置決めされつつレーザー溶着可能とされたので、より容易且つ精度よくカバー部材を端子台に溶着させることができる。
【0014】
請求項4の発明によれば、レーザー溶着は、溶着部位に対して、面状又は線状にレーザーを照射して複数箇所を同時に溶着するので、溶着作業時のカバー部材の反りや浮き上がり等を抑制でき、更に一層容易且つ精度よくカバー部材を端子台に溶着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施形態に係るインヒビタスイッチ装置を示す斜視図
【図2】同インヒビタスイッチ装置を示す分解斜視図
【図3】同インヒビタスイッチ装置を示す分解斜視図
【図4】同インヒビタスイッチ装置における端子台を示す平面図及び裏面図
【図5】図4におけるV−V線断面図
【図6】図4におけるVI−VI線断面図
【図7】同インヒビタスイッチ装置における操作部を示す裏面図及び側面図
【図8】同インヒビタスイッチ装置におけるカバー部材を示す平面図及び側面図
【図9】図8におけるIX−IX線断面図
【図10】同インヒビタスイッチ装置におけるカバー部材を端子台に取り付けた状態を示す断面図
【図11】同インヒビタスイッチ装置における軸部材を示す側面図および正面図
【図12】本発明の他の実施形態に係るインヒビタスイッチ装置におけるカバー部材の端子台に対する溶着部位を示す断面模式図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るインヒビタスイッチ装置は、セレクトレバーと連動して可動接点を接点板に沿って摺動させることにより電気信号を形成させ、当該電気的回路に基づいてセレクトレバーの変速位置を検知するためのもので、図1〜11に示すように、樹脂成形品などから成る端子台1と、金属製の接点板2と、樹脂成形品などから成る操作部3と、金属製の可動接点4と、樹脂成形品などから成るカバー部材5とから主に構成されている。
【0017】
端子台1は、自動車等の車両が具備する自動変速機のミッションケース(不図示)に固定されるとともに、所定の部位に接点板2(図2参照)が形成されたものである。かかる接点板2は、例えば導電性の金属板をプレス等で抜き及び折り曲げ加工して所定形状(本実施形態においては、円弧状)とされたものから成り、その端部(端子部)が端子台1のコネクタ部1eに位置するよう設定されている。
【0018】
これにより、外部機器等(例えばミッションケース内に配設されたコントローラ等)に形成された外部コネクタ(不図示)をコネクタ部1cの端子部に接続すれば、インヒビタスイッチ装置の検知信号を外部機器等に送信し得るようになっている。従って、例えば当該外部機器に送信された検知信号に基づき、自動変速機の動力伝達経路を制御することができる。
【0019】
また、端子台1の所定の部位には、収容凹部1aが形成されており、当該収容凹部1aに接点板2が形成され、且つ、操作部3が動作可能(回動可能)に収容されている。この収容凹部1aにおける所定部位(操作部3が組み付けられた際の当該操作部3の回動軸部3aに対応する部位)には、表裏を貫通させた孔部1bが形成されているとともに、端子台1の他の部位には、表裏を貫通させた位置決め用孔1dが形成されており、本インヒビタスイッチ装置をミッションケースに取り付ける際、当該位置決め用孔1dに位置決めピン(不図示)を挿通して位置決めさせ得るようになっている。
【0020】
本実施形態に係る端子台1は、図5、6に示すように、収容凹部1aの周縁に沿って凸条部aが一体的に突出形成されており、当該凸条部aにカバー部材5が嵌合可能(図10参照)とされている。尚、図中符号1cは、端子台1に形成されて、ボルト(不図示)を挿通可能なボルト孔を示しており、かかるボルト孔1cに挿通させたボルトをミッションケース側に螺着させることにより、インヒビタスイッチ装置全体を固定可能とされている。
【0021】
操作部3は、端子台1の収容凹部1a内において動作可能(本実施形態においては回動可能)に取り付けられるとともに、車両のセレクトレバーと連動する軸部材8(図11参照)が挿通可能な挿通孔3aaが形成され、当該軸部材8の動作に応じて接点板2の延設方向に動作(回動)するものである。より具体的には、操作部3は、図7に示すように、挿通孔3aaが形成された回動軸部3aと、該回動軸部3aから側方に延設されたアーム部3bとから主に構成されており、回動軸部3aを中心として回動可能に端子台1に取り付けられている。
【0022】
この回動軸部3aには、その回動軸方向に沿って挿通孔3aaが延設されており、かかる挿通孔3aaに軸部材8が挿通して取り付けられるようになっている。軸部材8は、例えば金属製丸棒を切削加工して所望形状とした軸状の部材から成り、セレクトレバーと連結して車両側に取り付けられるとともに、当該セレクトレバーの動作と連動して回転可能とされたもので、図11に示すように、断面が小判型とされた挿通部8aと、断面が円形とされた基端部8bと、該基端部8bから軸方向に突出した凸部8baとから主に構成されている。
【0023】
また、アーム部3bには、操作部3の回動動作に伴って接点板2上を摺動してその接触位置に応じた所定の電気的回路を形成し得る可動接点4が取り付けられている。かかる可動接点4は、図2、3に示すように、コイルバネ7の一端に当接した状態とされて組み付けられており、当該コイルバネ7にて、常時、接点板2側に付勢された状態とされている。尚、図中符号6は、コイルバネ7の他端に取り付けられたスチールボールを示しているとともに、符号rは、Oリング等のシール部材を示している。
【0024】
カバー部材5は、収容凹部1aを覆いつつ端子台1に取り付けられ、当該収容凹部1a内を略密閉(即ち、接点板2及び操作部3を覆いつつ当該接点板2及び操作部3を略密閉状態とする)ためのものである。かかるカバー部材5の所定部位(操作部3が組み付けられた際の当該操作部3の回動軸部3aに対応する部位)には、図8、9に示すように、表裏を貫通させた孔部5aが形成されているとともに、その周縁部にフランジ部5bが形成されている。
【0025】
而して、シール部材rを介して回動軸部3aを孔部1b及び孔部5aにそれぞれ嵌め込んだ状態で、端子台1及びカバー部材5を組み付けることにより、当該回動軸部3aと孔部1b及び孔部5aの開口縁部との間のシールがシール部材rにてなされるようになっている。また、端子台1に対するカバー部材5の取り付けの際は、凸条部aによって、カバー部材5を案内して嵌合させることにより位置決め可能とされている。
【0026】
ここで、本実施形態においては、カバー部材5は、その周縁部のフランジ部5bにレーザーが照射されてレーザー溶着にて端子台1に固着されるようになっている。即ち、カバー部材5を凸条部aに嵌合させた状態において、フランジ部5bの上面からレーザーを照射させることにより、そのフランジ部5bの裏面(溶着面α)を溶融させ、該裏面(溶着面α)に接触した端子台1の表面との間で溶着させるのである。
【0027】
更に、本実施形態に係るカバー部材5は、図9に示すように、凸条部aに対応した位置に凹部5cが形成されており、カバー部材5を固着させた状態において、当該凸条部aの突端が凹部5cに嵌り込むようになっている(図10参照)。これにより、端子台1に対するカバー部材5の取り付けの際の位置決めをより確実に行わせることができるとともに、レーザー溶着作業時、カバー部材5が位置ずれしてしまうのを抑制することができる。
【0028】
レーザー溶着は、フランジ部5bに倣ってレーザーの焦点を移動させ、順次溶着させるようにしてもよいが、溶着部位(フランジ部5b)に対して、面状又は線状にレーザーを照射して複数箇所を同時に溶着するようにするのが好ましい。このように、面状又は線状にレーザーを照射して複数箇所を同時に溶着すれば、溶着作業時のカバー部材5の反りや浮き上がり等を抑制でき、更に一層容易且つ精度よくカバー部材5を端子台1に溶着させることができる。
【0029】
尚、カバー部材5において、少なくともレーザ照射する部位(本実施形態においては、フランジ部5b)は、レーザーの透過性が良好な材料又は色とするのが好ましく、面状又は線状にレーザーを照射して複数箇所を同時に溶着する場合、マスクを利用して必要な部分のみレーザー照射するようにするのが好ましい。更に、上記の如くレーザー透過溶着法の他、レーザー吸収法や吸光度制御法など他の形態のレーザー溶着方法を採用してもよい。
【0030】
上記実施形態によれば、カバー部材5は、その周縁部にレーザーが照射されてレーザー溶着にて端子台1に固着されたので、超音波溶着等の他の溶着方法に比べ、カバー部材5を端子台1に取り付ける際のシール性を十分に確保するとともに、部品点数を削減し且つ小型化を図ることができる。また、カバー部材5は、その周縁部にフランジ部5bが形成されるとともに、当該フランジ部5bに対してレーザーが照射されてレーザー溶着がなされるので、より確実にレーザー溶着を行わせることができる。更に、端子台1における収容凹部1aの周縁に沿って凸条部aを設けるとともに、カバー部材5は、当該凸条部aに嵌合して位置決めされつつレーザー溶着可能とされたので、より容易且つ精度よくカバー部材5を端子台1に溶着させることができる。
【0031】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図12に示すように、略板状のカバー部材5’にて収容凹部1aを覆うものとし、当該カバー部材5’の周縁にレーザーを照射して溶着面αにてレーザー溶着させるよう構成してもよい。この場合、同図に示すように、収容凹部1aの周縁部であって、カバー部材5’の外輪郭部に凸条部a’を一体的に突出形成させるようにするのが好ましい。かかる凸条部a’によれば、カバー部材5’を取り付ける際のガイドとして機能して位置決めを図ることができるとともに、当該カバー部材5’の溶着時において、横ずれしてしまうのを防止することができる。
【0032】
尚、本実施形態においては、操作部3の挿通孔3aaに軸部材8を挿通させ、セレクトレバーの動作に対応させて当該軸部材8を回転させることにより、操作部3を回動させているが、例えばセレクトレバーの動作に対応してスライドするスライド部材を操作部3の挿通孔3aaに挿通させ、そのスライド方向に沿って接点板2を形成することにより、セレクトレバーの変速位置に応じた電気的回路を形成させるようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0033】
カバー部材は、その周縁部にレーザーが照射されてレーザー溶着にて端子台に固着されたインヒビタスイッチ装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
【符号の説明】
【0034】
1 端子台
1d 位置決め用孔
2 接点板
3 操作部
3aa 挿通孔
4 可動接点
5 カバー部材
5b フランジ部
6 スチールボール
7 コイルバネ
8 軸部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の自動変速機のミッションケースに固定されるとともに、所定の部位に収容凹部が形成された端子台と、
該端子台の収容凹部に形成された接点板と、
前記収容凹部内に動作可能に収容されるとともに、車両のセレクトレバーと連動する軸部材が挿通可能な挿通孔が形成され、当該軸部材の動作に応じて前記接点板の延設方向に動作する操作部と、
該操作部に形成され、前記接点板上を摺動してその接触位置に応じた所定の電気的回路を形成し得る可動接点と、
前記収容凹部を覆いつつ前記端子台に取り付けられ、当該収容凹部内を略密閉するためのカバー部材と、
を具備し、前記電気的回路に基づいて前記セレクトレバーの変速位置を検知するためのインヒビタスイッチ装置において、
前記カバー部材は、その周縁部にレーザーが照射されてレーザー溶着にて前記端子台に固着されたことを特徴とするインヒビタスイッチ装置。
【請求項2】
前記カバー部材は、その周縁部にフランジ部が形成されるとともに、当該フランジ部に対してレーザーが照射されてレーザー溶着がなされることを特徴とする請求項1記載のインヒビタスイッチ装置。
【請求項3】
前記端子台における収容凹部の周縁に沿って凸条部を設けるとともに、前記カバー部材は、当該凸条部に嵌合して位置決めされつつレーザー溶着可能とされたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のインヒビタスイッチ装置。
【請求項4】
前記レーザー溶着は、溶着部位に対して、面状又は線状にレーザーを照射して複数箇所を同時に溶着することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載のインヒビタスイッチ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−74311(P2012−74311A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−219823(P2010−219823)
【出願日】平成22年9月29日(2010.9.29)
【出願人】(000213954)朝日電装株式会社 (184)
【Fターム(参考)】