説明

エクジソン受容体複合体を通して哺乳類システムで外因性遺伝子の発現を調節するジアシルヒドラジン・リガンド

本発明は、核受容体ベースの誘導性遺伝子発現システムに使用される非ステロイド・リガンドと外因性遺伝子発現を調節する方法に関係しており、DNA結合ドメイン、リガンド結合ドメイン、トランスアクティベーション・ドメイン、及びリガンドを含むエクジソン受容体複合体が、外因性遺伝子及び応答配列を含むDNAコンストラクトと連携して機能するもので、外因性遺伝子は応答配列のコントロール下にあり、リガンドの存在下でDNA結合ドメインが応答配列と結合する事により遺伝子の活性化または抑制が行なわれる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
化合物の一般式:
【化1】



ここで、XとX’は独立してO又はSであり、

Yは
(a)置換又は非置換フェニルで、置換体は独立して1-5 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4) アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロ;あるいは
(b)置換又は非置換の2‐ピリジル、3‐ピリジル、又は4‐ピリジルで、置換体は独立して1-4 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4) アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロであり、

及びRは独立して、H、シアノ、シアノ置換又は非置換 (C1-C7) 分岐鎖又は直鎖アルキル、シアノ置換又は非置換 (C2-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニル、シアノ置換又は非置換 (C3-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニルアルキル、あるいは一緒にR及びRの原子価は (C1-C7) シアノ置換又は非置換アルキリデン・グループ (Ra Rb C=) を形成し、ここでRa及びRb の非置換炭素数の合計は0−6であり、

3 はH、メチル、エチル、n‐プロピル、イソプロピル、又はシアノであり、

、R、及びRは、独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4)アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロであり、そして

及びRは独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C2-C4)アルケニル、(C3-C4)アルケニルアルキル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、(C1-C4)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、又はタイプ(−OCHR9CHR10O−)の連鎖として結合しているフェニル炭素と共に環を形成し、ここでR9及びR10は独立して、H,ハロ、(C1-C3)アルキル、(C2-C3)アルケニル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、ベンゾイルオキシ(C1-C3)アルキル、ヒドロキシ(C1-C3)アルキル、ハロ(C1-C3)アルキル、フォルミル、フォルミル(C1-C3)アルキル、シアノ、シアノ(C1-C3)アルキル、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシカルボニル(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルカルボニル(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルカノイルオキシ(C1-C3)アルキル、アミノ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルアミノ(C1-C3)アルキル、(−(CH2)nRcRe)、オキシモ (-CH=NOH)、オキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシモ (-C=NORd)、アルコキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)カルボキサミド(-C(O)NReRf)、(C1-C3)カルボキサミド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)セミカルバジド (-C=NNHC(O)NReRf)、セミカルバジド(C1-C3)アルキル、アミノカルボニルオキシ (-OC(O)NHRg)、アミノカルボニルオキシ(C1-C3)アルキル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル(C1-C3)アルキル、p−トルエンスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、アリールスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)チオ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホキシド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホニル(C1-C3)アルキル、又は(C1-C5)三置換シロキシ(C1-C3)アルキル (-(CH2)nSiORdReRg)であり、ここでn=1−3、R及びRdは示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、R及びRdはH又は示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、Rgは(C1-C3)アルキル、あるいはハロ又は(C1-C3)アルキルで選択的に置換されたアリールを表し、R、R、R、R、及びRgは互いに独立しており、

もし、
i R9とR10が両方ともH、あるいは
ii R9かR10がハロ、(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、又はベンゾイルオキシ(C1-C3)アルキル、
あるいは
iii R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプの連鎖を形成しないならば、

その場合は、シアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1かR2のいずれか又は両方に関して4よりも大きい、そしてシアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1、R2、そしてR3は、10、11、又は12である。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物であり、そこで、

XとX’はOであり、

Yは
(a)置換又は非置換フェニルで、置換体は独立して1-5 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、シアノ、又はニトロ;あるいは
(b)置換又は非置換の2‐ピリジル、3‐ピリジル、又は4‐ピリジルで、置換体は独立して1-4 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、シアノ、又はニトロであり、

及びRは独立して、H、シアノ、シアノ置換又は非置換 (C1-C7) 分岐鎖又は直鎖アルキル、シアノ置換又は非置換 (C2-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニル、シアノ置換又は非置換 (C3-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニルアルキル、あるいは一緒にR及びRの原子価は (C1-C7) シアノ置換又は非置換アルキリデン・グループ (Ra Rb C=) を形成し、ここでRa及びRb の非置換炭素数の合計は0−6であり、

3 はH、メチル、エチル、又はシアノであり、

、R、及びRは、独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、シアノ、又はニトロであり、そして

及びRは独立して、H、(C1-C4)アルキル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、(C1-C4)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、又はタイプ(−OCHR9CHR10O−)の連鎖として結合しているフェニル炭素と共に環を形成し、ここでR9又はR10はH、そして代替R9又はR10は、H,ハロ(C1-C3)アルキル、フォルミル、フォルミル(C1-C3)アルキル、シアノ、シアノ(C1-C3)アルキル、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)アルキル、アミノ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルアミノ(C1-C3)アルキル、(−(CH2)nRcRe)、オキシモ (-CH=NOH)、オキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシモ (-C=NORd)、アルコキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)カルボキサミド、(C1-C3)カルボキサミド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)セミカルバジド (-C=NNHC(O)NReRf)、セミカルバジド(C1-C3)アルキル、アミノカルボニルオキシ (-OC(O)NHRg)、アミノカルボニルオキシ(C1-C3)アルキル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル(C1-C3)アルキル、p−トルエンスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、アリールスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)チオ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホキシド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホニル(C1-C3)アルキル、又は(C1-C5)三置換シロキシ(C1-C3)アルキル (-(CH2)nSiORdReRg)であり、ここでn=1−3、R及びRdは示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、R及びRdはH又は示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、Rgは(C1-C3)アルキル、あるいはハロ又は(C1-C3)アルキルで選択的に置換されたアリールを表し、R、R、R、R、及びRgは互いに独立しており、

もし、
i R9とR10が両方ともH、あるいは
ii R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプの連鎖を形成しないならば、

その場合は、シアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1かR2のいずれか又は両方に関して4よりも大きい、そしてシアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1、R2、そしてR3は、10、11、又は12である。
【請求項3】
請求項2に記載の化合物であり、そこで、

XとX’はOであり、

Yは
(a)置換又は非置換フェニルで、置換体は独立して1-5 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、シアノ、又はニトロ;あるいは
(b)置換又は非置換の2‐ピリジル、3‐ピリジル、又は4‐ピリジルで、置換体は独立して1-4 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、シアノ、又はニトロであり、

及びRは独立して、H、シアノ、シアノ置換又は非置換 (C1-C7) 分岐鎖又は直鎖アルキル、シアノ置換又は非置換 (C2-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニル、シアノ置換又は非置換 (C3-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニルアルキル、あるいは一緒にR及びRの原子価は (C1-C7) シアノ置換又は非置換アルキリデン・グループ (Ra Rb C=) を形成し、ここでRa及びRb の非置換炭素数の合計は0−6であり、

3 はH、メチル、エチル、又はシアノであり、

、R、及びRは、独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、シアノ、又はニトロであり、そして

及びRは独立して、H、(C1-C4)アルキル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、(C1-C4)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、又はタイプ(−OCHR9CHR10O−)の連鎖として結合しているフェニル炭素と共に環を形成し、ここでR9又はR10はH、そして代替R9又はR10は、H,ハロ(C1-C3)アルキル、フォルミル、フォルミル(C1-C3)アルキル、シアノ、シアノ(C1-C3)アルキル、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)アルキル、アミノ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルアミノ(C1-C3)アルキル(−(CH2)nRcRe)、オキシモ (-CH=NOH)、オキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシモ (-C=NORd)、アルコキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)カルボキサミド(-C(O)NReRf)、(C1-C3)カルボキサミド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)セミカルバジド (-C=NNHC(O)NReRf)、セミカルバジド(C1-C3)アルキル、アミノカルボニルオキシ (-OC(O)NHRg)、アミノカルボニルオキシ(C1-C3)アルキル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル(C1-C3)アルキル、p−トルエンスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、アリールスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)チオ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホキシド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホニル(C1-C3)アルキル、又は(C1-C5)三置換シロキシ(C1-C3)アルキル (-(CH2)nSiORdReRg)であり、ここでn=1−3、R及びRdは示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、R及びRdはH又は示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、Rgは(C1-C3)アルキル、あるいはハロ又は(C1-C3)アルキルで選択的に置換されたアリールを表し、R、R、R、R、及びRgは互いに独立しており、

もし、
i R9とR10が両方ともH、あるいは
ii R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプの連鎖を形成しないならば、

その場合は、シアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1かR2のいずれか又は両方に関して4よりも大きい、そしてシアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1、R2、そしてR3は、10、11、又は12であり、

R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプとして、結合しているフェニル炭素と環を形成し、R9とR10のいずれかがHではない場合は、

その場合は、R1とR2は(C1-C4)直鎖又は分岐鎖のアルキルで、R3はH又はメチルである。

【請求項4】
請求項3に記載の化合物であり、そこで、

XとX’はOであり、
Yは
(a)置換又は非置換フェニルで、置換体は独立して1-5 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル;あるいは
(b)置換又は非置換の3‐ピリジルで、置換体は独立して1-4 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキルであり、

及びRは独立して、H、シアノ、シアノ置換又は非置換 (C1-C7) 分岐鎖又は直鎖アルキル、シアノ置換又は非置換 (C2-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニル、シアノ置換又は非置換 (C3-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニルアルキル、あるいは一緒にR及びRの原子価は (C1-C7) シアノ置換又は非置換アルキリデン・グループ (Ra Rb C=) を形成し、ここでRa及びRb の非置換炭素数の合計は0−3であり、

3 はメチルであり、

、R、及びRは、独立に次の中から選ばれた:H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキルであり、そして

及びRは独立して、H、(C1-C4)アルキル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、(C1-C4)アルコキシ、又はタイプ(−OCHR9CHR10O−)の連鎖として結合しているフェニル炭素と共に環を形成し、ここでR9又はR10はH、そして代替R9又はR10は、H,ハロ(C1-C2)アルキル、フォルミル、シアノ(C1-C2)アルキル、カルボキシ、アミノ(C1-C2)アルキル、オキシモ (-CH=NOH)、(C1-C3)カルボキサミド(-C(O)NReRf)、(C1-C2)セミカルバジド (-C=NNHC(O)NReRf)、アミノカルボニルオキシ (-OC(O)NHRg)、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル、p−トルエンスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、メチルチオ(C1-C2)アルキル、メチルスルホキシド(C1-C2)アルキル、メチルスルホニル(C1-C2)アルキル、又は(C1-C5)三置換シロキシ(C1-C3)アルキル (-(CH2)nSiORdReRg)。ここでn=1−3、Rdは示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、R及びRdはH又は示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、Rgは(C1-C3)アルキル、あるいはハロ又は(C1-C3)アルキルで選択的に置換されたアリールを表し、R、R、R、R、及びRgは互いに独立しており、

もし、
i R9とR10が両方ともH、あるいは
ii R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプの連鎖を形成しないならば、

その場合は、シアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1かR2のいずれか又は両方に関して4よりも大きい、そしてシアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1、R2、そしてR3は、10、11、又は12であり、

R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプとして、結合しているフェニル炭素と環を形成し、R9とR10のいずれかがHではない場合は、

その場合は、R1とR2はメチルである。
【請求項5】
以下の化合物で構成されるグループから選ばれた請求項4に記載の化合物:
a)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐ヒドロキシメチル‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
b)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐(tert‐ブチル‐ジメチル‐シラニルオキシメチル)‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
c)7‐[N’ ‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3,5‐ジメチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジノカルボニル]‐8‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン2‐カルボン酸
d)7‐[N’ ‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3,5‐ジメチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジノカルボニル]‐8‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン2‐カルボン酸メチルエステル
e)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐セミカルバジドメチル‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
f)フェニル‐カルバミン酸7‐[N’‐ tert‐ブチル‐N’ ‐(3,5‐ジメチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジノカルボニル]‐8‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン2‐イルメチルエステル
g)3,5‐ジメチル‐安息香酸‐N’ ‐[3‐(2‐アミノ‐エチル)‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル]‐N‐tert‐ブチル‐ヒドラジド
h)7‐[N’ ‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3,5‐ジメチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジノカルボニル]‐8‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン2‐カルボン酸ペンタフルオロフェニルエステル
i)7‐[N’ ‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3,5‐ジメチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジノカルボニル]‐8‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン2‐カルボン酸メチルアミド
j)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐フォルミル‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
k)トルエン‐4‐スルホン酸7‐[N’‐ tert‐ブチル‐N’ ‐(3,5‐ジメチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジノカルボニル]‐8‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン2‐イルメチルエステル
l)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐(ヒドロキシイミノ‐メチル)‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
m)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐シアノメチル‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
n)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(5‐メチル‐3‐メチルスルファニルメチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
o)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐メタンスルフォニルメチル‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
p)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐フルオロメチル‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
q)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐(1‐tert‐ブチル‐ヘプチル)‐N’ ‐(3‐メトキシ‐2‐メチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
r)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐(1‐tert‐ブチル‐ヘプチル)‐N’ ‐(3‐エチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
s)3,5‐ジメトキシ‐4‐メチル‐安息香酸 N‐(1‐tert‐ブチル‐ヘプチル)‐N’ ‐(3‐メトキシ‐2‐メチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
t)3,5‐ジメトキシ‐4‐メチル‐安息香酸 N‐(1‐tert‐ブチル‐ヘプチル)‐N’ ‐(4‐エチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
u)2‐メトキシ‐ニコチン酸N‐(1‐tert‐ブチル‐ヘプチル)‐N’ ‐(4‐エチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
v)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐(1‐tert‐ブチル‐3,4,4‐トリメチル‐ペント‐2‐エニル)‐N’‐(3‐メトキシ‐2‐メチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
w)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐(1‐tert‐ブチル‐2‐シアノ‐ビニル)‐N’‐(3‐メトキシ‐2‐メチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド、
x)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐(1‐ブチル‐2,2‐ジメチル‐ペンチル)‐N’‐(3‐メトキシ‐2‐メチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド、及び
y)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐(1‐ブチル‐2,2‐ジメチル‐ペント‐4‐エニル)‐N’‐(3‐メトキシ‐2‐メチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
【請求項6】
宿主細胞に於いて標的遺伝子の発現を調節する方法であり、宿主細胞は、第1ポリヌクレオチドを含む第1発現カセットを含んでいるが、その第1ポリヌクレオチドは第1ポリペプチドをコードしており、その中に含まれているのは、
(i)トランスアクティベーション・ドメイン
(ii)DNA結合ドメイン、そして
(iii)グループH核受容体リガンド結合ドメインであり、

第2遺伝子発現カセットに含まれるのは、
(i)上記DNA結合ドメインに結合できる応答配列
(ii)トランスアクティベーション・ドメインにより活性化されるプロモーター
(iii)上述の標的遺伝子であり、
方法には、以下の式の化合物を上記宿主細胞に接触させる方法も含まれ、
【化2】



ここで、XとX’は独立してO又はSであり、

Yは
(a)置換又は非置換フェニルで、置換体は独立して1-5 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4) アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロ;あるいは
(b)置換又は非置換の2‐ピリジル、3‐ピリジル、又は4‐ピリジルで、置換体は独立して1-4 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4) アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロであり、

及びRは独立して、H、シアノ、シアノ置換又は非置換 (C1-C7) 分岐鎖又は直鎖アルキル、シアノ置換又は非置換 (C2-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニル、シアノ置換又は非置換 (C3-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニルアルキル、あるいは一緒にR及びRの原子価は (C1-C7) シアノ置換又は非置換アルキリデン・グループ (Ra Rb C=) を形成し、ここでRa及びRb の非置換炭素数の合計は0−6であり、

3 はH、メチル、エチル、n‐プロピル、イソプロピル、又はシアノであり、

、R、及びRは、独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4)アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロであり、そして

及びRは独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C2-C4)アルケニル、(C3-C4)アルケニルアルキル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、(C1-C4)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、又はタイプ(−OCHR9CHR10O−)の連鎖として結合しているフェニル炭素と共に環を形成し、ここでR9及びR10は独立して、H,ハロ、(C1-C3)アルキル、(C2-C3)アルケニル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、ベンゾイルオキシ(C1-C3)アルキル、ヒドロキシ(C1-C3)アルキル、ハロ(C1-C3)アルキル、フォルミル、フォルミル(C1-C3)アルキル、シアノ、シアノ(C1-C3)アルキル、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシカルボニル(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルカルボニル(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルカノイルオキシ(C1-C3)アルキル、アミノ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルアミノ(C1-C3)アルキル、(−(CH2)nRcRe)、オキシモ (-CH=NOH)、オキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシモ (-C=NORd)、アルコキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)カルボキサミド(-C(O)NReRf)、(C1-C3)カルボキサミド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)セミカルバジド (-C=NNHC(O)NReRf)、セミカルバジド(C1-C3)アルキル、アミノカルボニルオキシ (-OC(O)NHRg)、アミノカルボニルオキシ(C1-C3)アルキル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル(C1-C3)アルキル、p−トルエンスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、アリールスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)チオ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホキシド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホニル(C1-C3)アルキル、又は(C1-C5)三置換シロキシ(C1-C3)アルキル (-(CH2)nSiORdReRg)であり、ここでn=1−3、R及びRdは示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、R及びRdはH又は示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、Rgは(C1-C3)アルキル、あるいはハロ又は(C1-C3)アルキルで選択的に置換されたアリールを表し、R、R、R、R、及びRgは互いに独立しており、

もし、
i R9とR10が両方ともH、あるいは
ii R9かR10がハロ、(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、又はベンゾイルオキシ(C1-C3)アルキル、
あるいは
iii R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプの連鎖を形成しないならば、

その場合は、シアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1かR2のいずれか又は両方に関して4よりも大きい、そしてシアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1、R2、そしてR3は、10、11、又は12である。
【請求項7】
請求項6に記載の方法であり、そこに於いて化合物は明確な式を持っており、そして

XとX’はOであり、

Yは
(a)置換又は非置換フェニルで、置換体は独立して1-5 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、シアノ、又はニトロ;あるいは
(b)置換又は非置換の2‐ピリジル、3‐ピリジル、又は4‐ピリジルで、置換体は独立して1-4 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、シアノ、又はニトロであり、

及びRは独立して、H、シアノ、シアノ置換又は非置換 (C1-C7) 分岐鎖又は直鎖アルキル、シアノ置換又は非置換 (C2-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニル、シアノ置換又は非置換 (C3-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニルアルキル、あるいは一緒にR及びRの原子価は (C1-C7) シアノ置換又は非置換アルキリデン・グループ (Ra Rb C=) を形成し、ここでRa及びRb の非置換炭素数の合計は0−6である。

3 はH、メチル、エチル、又はシアノであり、

、R、及びRは、独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、シアノ、又はニトロであり、そして

及びRは独立して、H、(C1-C4)アルキル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、(C1-C4)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、又はタイプ(−OCHR9CHR10O−)の連鎖として結合しているフェニル炭素と共に環を形成し、ここでR9又はR10はH、そして代替R9又はR10は、H,ハロ(C1-C3)アルキル、フォルミル、フォルミル(C1-C3)アルキル、シアノ、シアノ(C1-C3)アルキル、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)アルキル、アミノ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルアミノ(C1-C3)アルキル、(−(CH2)nRcRe)、オキシモ (-CH=NOH)、オキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシモ (-C=NORd)、アルコキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)カルボキサミド、(C1-C3)カルボキサミド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)セミカルバジド (-C=NNHC(O)NReRf)、セミカルバジド(C1-C3)アルキル、アミノカルボニルオキシ (-OC(O)NHRg)、アミノカルボニルオキシ(C1-C3)アルキル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル(C1-C3)アルキル、p−トルエンスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、アリールスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)チオ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホキシド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホニル(C1-C3)アルキル、又は(C1-C5)三置換シロキシ(C1-C3)アルキル (-(CH2)nSiORdReRg)であり、ここでn=1−3、R及びRdは示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、R及びRdはH又は示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、Rgは(C1-C3)アルキル、あるいはハロ又は(C1-C3)アルキルで選択的に置換されたアリールを表し、R、R、R、R、及びRgは互いに独立しており、

もし、
i R9とR10が両方ともH、あるいは
ii R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプの連鎖を形成しないならば、

その場合は、シアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1かR2のいずれか又は両方に関して4よりも大きい、そしてシアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1、R2、そしてR3は、10、11、又は12である。
【請求項8】
請求項7に記載の方法であり、そこに於いて化合物は明確な式を持っており、そして

XとX’はOであり、

Yは
(a)置換又は非置換フェニルで、置換体は独立して1-5 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、シアノ、又はニトロ;あるいは
(b)置換又は非置換の2‐ピリジル、3‐ピリジル、又は4‐ピリジルで、置換体は独立して1-4 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、シアノ、又はニトロであり、

及びRは独立して、H、シアノ、シアノ置換又は非置換 (C1-C7) 分岐鎖又は直鎖アルキル、シアノ置換又は非置換 (C2-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニル、シアノ置換又は非置換 (C3-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニルアルキル、あるいは一緒にR及びRの原子価は (C1-C7) シアノ置換又は非置換アルキリデン・グループ (Ra Rb C=) を形成し、ここでRa及びRb の非置換炭素数の合計は0−6であり、

3 はH、メチル、エチル、又はシアノであり、

、R、及びRは、独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、シアノ、又はニトロであり、そして

及びRは独立して、H、(C1-C4)アルキル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、(C1-C4)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、又はタイプ(−OCHR9CHR10O−)の連鎖として結合しているフェニル炭素と共に環を形成し、ここでR9又はR10はH、そして代替R9又はR10は、H,ハロ(C1-C3)アルキル、フォルミル、フォルミル(C1-C3)アルキル、シアノ、シアノ(C1-C3)アルキル、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)アルキル、アミノ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルアミノ(C1-C3)アルキル(−(CH2)nRcRe)、オキシモ (-CH=NOH)、オキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシモ (-C=NORd)、アルコキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)カルボキサミド(-C(O)NReRf)、(C1-C3)カルボキサミド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)セミカルバジド (-C=NNHC(O)NReRf)、セミカルバジド(C1-C3)アルキル、アミノカルボニルオキシ (-OC(O)NHRg)、アミノカルボニルオキシ(C1-C3)アルキル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル(C1-C3)アルキル、p−トルエンスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、アリールスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)チオ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホキシド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホニル(C1-C3)アルキル、又は(C1-C5)三置換シロキシ(C1-C3)アルキル (-(CH2)nSiORdReRg)であり、ここでn=1−3、R及びRdは示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、R及びRdはH又は示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、Rgは(C1-C3)アルキル、あるいはハロ又は(C1-C3)アルキルで選択的に置換されたアリールを表し、R、R、R、R、及びRgは互いに独立しており、

もし、
i R9とR10が両方ともH、あるいは
ii R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプの連鎖を形成しないならば、

その場合は、シアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1かR2のいずれか又は両方に関して4よりも大きい、そしてシアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1、R2、そしてR3は、10、11、又は12であり、

R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプとして、結合しているフェニル炭素と環を形成し、R9とR10のいずれかがHではない場合は、

その場合は、R1とR2は(C1-C4)直鎖又は分岐鎖のアルキルで、R3はH又はメチルである。
【請求項9】
請求項8に記載の方法であり、そこに於いて化合物は明確な式を持っており、そして

XとX’はOであり、

Yは
(a)置換又は非置換フェニルで、置換体は独立して1-5 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル;あるいは
(b)置換又は非置換の3‐ピリジルで、置換体は独立して1-4 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキルであり、

及びRは独立して、H、シアノ、シアノ置換又は非置換 (C1-C7) 分岐鎖又は直鎖アルキル、シアノ置換又は非置換 (C2-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニル、シアノ置換又は非置換 (C3-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニルアルキル、あるいは一緒にR及びRの原子価は (C1-C7) シアノ置換又は非置換アルキリデン・グループ (Ra Rb C=) を形成し、ここでRa及びRb の非置換炭素数の合計は0−3であり、

3 はメチルであり、

、R、及びRは、独立に次の中から選ばれた:H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキルであり、そして

及びRは独立して、H、(C1-C4)アルキル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、(C1-C4)アルコキシ、又はタイプ(−OCHR9CHR10O−)の連鎖として結合しているフェニル炭素と共に環を形成し、ここでR9又はR10はH、そして代替R9又はR10は、H,ハロ(C1-C2)アルキル、フォルミル、シアノ(C1-C2)アルキル、カルボキシ、アミノ(C1-C2)アルキル、オキシモ (-CH=NOH)、(C1-C3)カルボキサミド(-C(O)NReRf)、(C1-C2)セミカルバジド (-C=NNHC(O)NReRf)、アミノカルボニルオキシ (-OC(O)NHRg)、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル、p−トルエンスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、メチルチオ(C1-C2)アルキル、メチルスルホキシド(C1-C2)アルキル、メチルスルホニル(C1-C2)アルキル、又は(C1-C5)三置換シロキシ(C1-C3)アルキル (-(CH2)nSiORdReRg)であり、ここでn=1−3、Rdは示され
た長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、R及びRdはH又は示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、Rgは(C1-C3)アルキル、あるいはハロ又は(C1-C3)アルキルで選択的に置換されたアリールを表し、R、R、R、R、及びRgは互いに独立しており、

もし、
i R9とR10が両方ともH、あるいは
ii R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプの連鎖を形成しないならば、

その場合は、シアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1かR2のいずれか又は両方に関して4よりも大きい、そしてシアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1、R2、そしてR3は、10、11、又は12であり、

R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプとして、結合しているフェニル炭素と環を形成し、R9とR10のいずれかがHではない場合は、

その場合は、R1とR2はメチルである。
【請求項10】
請求項9に記載の方法で、化合物は以下の化合物で構成されるグループから選ばれる:
a)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐ヒドロキシメチル‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
b)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐(tert‐ブチル‐ジメチル‐シラニルオキシメチル)‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
c)7‐[N’ ‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3,5‐ジメチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジノカルボニル]‐8‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン2‐カルボン酸
d)7‐[N’ ‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3,5‐ジメチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジノカルボニル]‐8‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン2‐カルボン酸メチルエステル
e)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐セミカルバジドメチル‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
f)フェニル‐カルバミン酸7‐[N’‐ tert‐ブチル‐N’ ‐(3,5‐ジメチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジノカルボニル]‐8‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン2‐イルメチルエステル
g)3,5‐ジメチル‐安息香酸‐N’ ‐[3‐(2‐アミノ‐エチル)‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル]‐N‐tert‐ブチル‐ヒドラジド
h)7‐[N’ ‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3,5‐ジメチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジノカルボニル]‐8‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン2‐カルボン酸ペンタフルオロフェニルエステル
i)7‐[N’ ‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3,5‐ジメチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジノカルボニル]‐8‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン2‐カルボン酸メチルアミド
j)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐フォルミル‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
k)トルエン‐4‐スルホン酸7‐[N’‐ tert‐ブチル‐N’ ‐(3,5‐ジメチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジノカルボニル]‐8‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン2‐イルメチルエステル
l)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐(ヒドロキシイミノ‐メチル)‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
m)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐シアノメチル‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
n)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(5‐メチル‐3‐メチルスルファニルメチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
o)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐メタンスルフォニルメチル‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
p)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐tert‐ブチル‐N’ ‐(3‐フルオロメチル‐5‐メチル‐2,3‐ジヒドロ‐ベンゾ [1,4] ダイオキシン6‐カルボニル) ‐ヒドラジド
q)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐(1‐tert‐ブチル‐ヘプチル)‐N’ ‐(3‐メトキシ‐2‐メチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
r)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐(1‐tert‐ブチル‐ヘプチル)‐N’ ‐(3‐エチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
s)3,5‐ジメトキシ‐4‐メチル‐安息香酸 N‐(1‐tert‐ブチル‐ヘプチル)‐N’ ‐(3‐メトキシ‐2‐メチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
t)3,5‐ジメトキシ‐4‐メチル‐安息香酸 N‐(1‐tert‐ブチル‐ヘプチル)‐N’ ‐(4‐エチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
u)2‐メトキシ‐ニコチン酸N‐(1‐tert‐ブチル‐ヘプチル)‐N’ ‐(4‐エチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
v)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐(1‐tert‐ブチル‐3,4,4‐トリメチル‐ペント‐2‐エニル)‐N’‐(3‐メトキシ‐2‐メチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
w)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐(1‐tert‐ブチル‐2‐シアノ‐ビニル)‐N’‐(3‐メトキシ‐2‐メチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド、
x)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐(1‐ブチル‐2,2‐ジメチル‐ペンチル)‐N’‐(3‐メトキシ‐2‐メチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド、及び
y)3,5‐ジメチル‐安息香酸 N‐(1‐ブチル‐2,2‐ジメチル‐ペント‐4‐エニル)‐N’‐(3‐メトキシ‐2‐メチル‐ベンゾイル)‐ヒドラジド
【請求項11】
対象の中で1つ又はそれ以上の外因性遺伝子の発現を調節する方法で、以下の式のリガンドを対象に有効量を投与する方法も含まれており、
【化3】



ここで、XとX’は独立してO又はSであり、

Yは
(a)置換又は非置換フェニルで、置換体は独立して1-5 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4) アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロ;あるいは
(b)置換又は非置換の2‐ピリジル、3‐ピリジル、又は4‐ピリジルで、置換体は独立して1-4 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4) アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロであり、

及びRは独立して、H、シアノ、シアノ置換又は非置換 (C1-C7) 分岐鎖又は直鎖アルキル、シアノ置換又は非置換 (C2-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニル、シアノ置換又は非置換 (C3-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニルアルキル、あるいは一緒にR及びRの原子価は (C1-C7) シアノ置換又は非置換アルキリデン・グループ (Ra Rb C=) を形成し、ここでRa及びRb の非置換炭素数の合計は0−6であり、

3 はH、メチル、エチル、n‐プロピル、イソプロピル、又はシアノであり、

、R、及びRは、独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4)アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロであり、そして

及びRは独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C2-C4)アルケニル、(C3-C4)アルケニルアルキル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、(C1-C4)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、又はタイプ(−OCHR9CHR10O−)の連鎖として結合しているフェニル炭素と共に環を形成し、ここでR9及びR10は独立して、H,ハロ、(C1-C3)アルキル、(C2-C3)アルケニル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、ベンゾイルオキシ(C1-C3)アルキル、ヒドロキシ(C1-C3)アルキル、ハロ(C1-C3)アルキル、フォルミル、フォルミル(C1-C3)アルキル、シアノ、シアノ(C1-C3)アルキル、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシカルボニル(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルカルボニル(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルカノイルオキシ(C1-C3)アルキル、アミノ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルアミノ(C1-C3)アルキル、(−(CH2)nRcRe)、オキシモ (-CH=NOH)、オキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシモ (-C=NORd)、アルコキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)カルボキサミド(-C(O)NReRf)、(C1-C3)カルボキサミド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)セミカルバジド (-C=NNHC(O)NReRf)、セミカルバジド(C1-C3)アルキル、アミノカルボニルオキシ (-OC(O)NHRg)、アミノカルボニルオキシ(C1-C3)アルキル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル(C1-C3)アルキル、p−トルエンスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、アリールスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)チオ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホキシド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホニル(C1-C3)アルキル、又は(C1-C5)三置換シロキシ(C1-C3)アルキル (-(CH2)nSiORdReRg)であり、ここでn=1−3、R及びRdは示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、R及びRdはH又は示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、Rgは(C1-C3)アルキル、あるいはハロ又は(C1-C3)アルキルで選択的に置換されたアリールを表し、R、R、R、R、及びRgは互いに独立しており、

もし、
i R9とR10が両方ともH、あるいは
ii R9かR10がハロ、(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、又はベンゾイルオキシ(C1-C3)アルキル、
あるいは
iii R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプの連鎖を形成しないならば、

その場合は、シアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1かR2のいずれか又は両方に関して4よりも大きい、そしてシアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1、R2、そしてR3は、10、11、又は12である。
【請求項12】
遺伝子導入された対象細胞の中で、内因性又は非相同性の遺伝子発現を調節する方法で、それには対象の細胞内でエクジソン受容体複合体とリガンドの結合によって作動する。この時、細胞は、エクジソン受容体複合体のためのDNA結合配列有しており、リガンドによって形成されるエクジソン受容体複合体/リガンド/DNA結合配列からなる複合体が遺伝子の発現を誘導するものであり、リガンドは以下のような式を持っており、
【化4】



ここで、XとX’は独立してO又はSであり、

Yは
(a)置換又は非置換フェニルで、置換体は独立して1-5 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4) アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロ;あるいは
(b)置換又は非置換の2‐ピリジル、3‐ピリジル、又は4‐ピリジルで、置換体は独立して1-4 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4) アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロであり、

及びRは独立して、H、シアノ、シアノ置換又は非置換 (C1-C7) 分岐鎖又は直鎖アルキル、シアノ置換又は非置換 (C2-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニル、シアノ置換又は非置換 (C3-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニルアルキル、あるいは一緒にR及びRの原子価は (C1-C7) シアノ置換又は非置換アルキリデン・グループ (Ra Rb C=) を形成し、ここでRa及びRb の非置換炭素数の合計は0−6であり、

3 はH、メチル、エチル、n‐プロピル、イソプロピル、又はシアノであり、

、R、及びRは、独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4)アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロであり、そして

及びRは独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C2-C4)アルケニル、(C3-C4)アルケニルアルキル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、(C1-C4)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、又はタイプ(−OCHR9CHR10O−)の連鎖として結合しているフェニル炭素と共に環を形成し、ここでR9及びR10は独立して、H,ハロ、(C1-C3)アルキル、(C2-C3)アルケニル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、ベンゾイルオキシ(C1-C3)アルキル、ヒドロキシ(C1-C3)アルキル、ハロ(C1-C3)アルキル、フォルミル、フォルミル(C1-C3)アルキル、シアノ、シアノ(C1-C3)アルキル、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシカルボニル(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルカルボニル(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルカノイルオキシ(C1-C3)アルキル、アミノ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルアミノ(C1-C3)アルキル、(−(CH2)nRcRe)、オキシモ (-CH=NOH)、オキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシモ (-C=NORd)、アルコキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)カルボキサミド(-C(O)NReRf)、(C1-C3)カルボキサミド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)セミカルバジド (-C=NNHC(O)NReRf)、セミカルバジド(C1-C3)アルキル、アミノカルボニルオキシ (-OC(O)NHRg)、アミノカルボニルオキシ(C1-C3)アルキル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル(C1-C3)アルキル、p−トルエンスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、アリールスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)チオ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホキシド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホニル(C1-C3)アルキル、又は(C1-C5)三置換シロキシ(C1-C3)アルキル (-(CH2)nSiORdReRg)であり、ここでn=1−3、R及びRdは示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、R及びRdはH又は示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、Rgは(C1-C3)アルキル、あるいはハロ又は(C1-C3)アルキルで選択的に置換されたアリールを表し、R、R、R、R、及びRgは互いに独立しており、

もし、
i R9とR10が両方ともH、あるいは
ii R9かR10がハロ、(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、又はベンゾイルオキシ(C1-C3)アルキル、
あるいは
iii R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプの連鎖を形成しないならば、

その場合は、シアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1かR2のいずれか又は両方に関して4よりも大きい、そしてシアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1、R2、そしてR3は、10、11、又は12である。
【請求項13】
請求項12に記載の方法で、そこでエクジソン受容体複合体はキメラエクジソン受容体複合体であり、DNAコンストラクトはプロモーターを含んでいる。
【請求項14】
請求項12に記載の方法で、そこで対象は植物である。
【請求項15】
請求項12に記載の方法で、そこで対象は哺乳類である。
【請求項16】
宿主細胞の遺伝子の発現を調節する方法で、それに含まれるステップは、
a) 遺伝子発現調節システムを宿主細胞へ導入するステップで、そのシステムに含まれるのは、
i) 第1ハイブリッド・ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列を含む宿主細胞の中にあり、発現を可能にする第1遺伝子発現カセットであり、そのポリペプチドに含まれるのは、
(a) 発現調節の対象となっている遺伝子に関連した応答配列を認識するDNA結合ドメイン、そして
(b) エクジソン受容体リガンド結合ドメインであり、
ii) 第2ハイブリッド・ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列を含むその宿主細胞の中にあり、発現を可能にする第2遺伝子発現カセットであり、そのポリペプチドに含まれるのは、
(a) トランスアクティベーション・ドメイン、そして
(b) キメラ・レチノイドX受容体結合ドメインであり、そして
iii) ポリヌクレオチド配列を含む宿主細胞の中で発現を可能にする第3遺伝子発現カセットであり、そのポリヌクレオチドに含まれるのは、
(a) 第1ハイブリッド・ポリペプチドのDNA結合ドメインにより認識される応答配列、
(b) 第2ハイブリッド・ポリペプチドのアクティベーション・ドメインが活性化するプロモーター
(c) 発現調節の対象である遺伝子であり、そして
b)以下のような式のリガンドをその宿主細胞に導入するステップであり、
【化5】



ここで、XとX’は独立してO又はSであり、

Yは
(a)置換又は非置換フェニルで、置換体は独立して1-5 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4) アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロ;あるいは
(b)置換又は非置換の2‐ピリジル、3‐ピリジル、又は4‐ピリジルで、置換体は独立して1-4 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4) アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロであり、

及びRは独立して、H、シアノ、シアノ置換又は非置換 (C1-C7) 分岐鎖又は直鎖アルキル、シアノ置換又は非置換 (C2-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニル、シアノ置換又は非置換 (C3-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニルアルキル、あるいは一緒にR及びRの原子価は (C1-C7) シアノ置換又は非置換アルキリデン・グループ (Ra Rb C=) を形成し、ここでRa及びRb の非置換炭素数の合計は0−6であり、

3 はH、メチル、エチル、n‐プロピル、イソプロピル、又はシアノであり、

、R、及びRは、独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4)アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロであり、そして

及びRは独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C2-C4)アルケニル、(C3-C4)アルケニルアルキル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、(C1-C4)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、又はタイプ(−OCHR9CHR10O−)の連鎖として結合しているフェニル炭素と共に環を形成し、ここでR9及びR10は独立して、H,ハロ、(C1-C3)アルキル、(C2-C3)アルケニル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、ベンゾイルオキシ(C1-C3)アルキル、ヒドロキシ(C1-C3)アルキル、ハロ(C1-C3)アルキル、フォルミル、フォルミル(C1-C3)アルキル、シアノ、シアノ(C1-C3)アルキル、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシカルボニル(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルカルボニル(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルカノイルオキシ(C1-C3)アルキル、アミノ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルアミノ(C1-C3)アルキル、(−(CH2)nRcRe)、オキシモ (-CH=NOH)、オキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシモ (-C=NORd)、アルコキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)カルボキサミド(-C(O)NReRf)、(C1-C3)カルボキサミド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)セミカルバジド (-C=NNHC(O)NReRf)、セミカルバジド(C1-C3)アルキル、アミノカルボニルオキシ (-OC(O)NHRg)、アミノカルボニルオキシ(C1-C3)アルキル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル(C1-C3)アルキル、p−トルエンスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、アリールスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)チオ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホキシド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホニル(C1-C3)アルキル、又は(C1-C5)三置換シロキシ(C1-C3)アルキル (-(CH2)nSiORdReRg)であり、ここでn=1−3、R及びRdは示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、R及びRdはH又は示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、Rgは(C1-C3)アルキル、あるいはハロ又は(C1-C3)アルキルで選択的に置換されたアリールを表し、R、R、R、R、及びRgは互いに独立しており、

もし、
i R9とR10が両方ともH、あるいは
ii R9かR10がハロ、(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、又はベンゾイルオキシ(C1-C3)アルキル、
あるいは
iii R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプの連鎖を形成しないならば、

その場合は、シアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1かR2のいずれか又は両方に関して4よりも大きい、そしてシアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1、R2、そしてR3は、10、11、又は12である。
【請求項17】
ポリペプチドを生成する方法であり、それに含まれるステップは、
a)以下のようなリガンドに接触しても実質的に影響を受けない細胞の選択であり、
【化6】



ここで、XとX’は独立してO又はSであり、

Yは
(a)置換又は非置換フェニルで、置換体は独立して1-5 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4) アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロ;あるいは
(b)置換又は非置換の2‐ピリジル、3‐ピリジル、又は4‐ピリジルで、置換体は独立して1-4 H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4) アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロであり、

及びRは独立して、H、シアノ、シアノ置換又は非置換 (C1-C7) 分岐鎖又は直鎖アルキル、シアノ置換又は非置換 (C2-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニル、シアノ置換又は非置換 (C3-C7) 分岐鎖又は直鎖アルケニルアルキル、あるいは一緒にR及びRの原子価は (C1-C7) シアノ置換又は非置換アルキリデン・グループ (Ra Rb C=) を形成し、ここでRa及びRb の非置換炭素数の合計は0−6であり、

3 はH、メチル、エチル、n‐プロピル、イソプロピル、又はシアノであり、

、R、及びRは、独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4)アルケニル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、又はニトロであり、そして

及びRは独立して、H、(C1-C4)アルキル、(C2-C4)アルケニル、(C3-C4)アルケニルアルキル、ハロ (F, Cl, Br, I)、(C1-C4)ハロアルキル、(C1-C4)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、又はタイプ(−OCHR9CHR10O−)の連鎖として結合しているフェニル炭素と共に環を形成し、ここでR9及びR10は独立して、H,ハロ、(C1-C3)アルキル、(C2-C3)アルケニル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、ベンゾイルオキシ(C1-C3)アルキル、ヒドロキシ(C1-C3)アルキル、ハロ(C1-C3)アルキル、フォルミル、フォルミル(C1-C3)アルキル、シアノ、シアノ(C1-C3)アルキル、カルボキシ、カルボキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシカルボニル(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルカルボニル(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルカノイルオキシ(C1-C3)アルキル、アミノ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルアミノ(C1-C3)アルキル、(−(CH2)nRcRe)、オキシモ (-CH=NOH)、オキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシモ (-C=NORd)、アルコキシモ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)カルボキサミド(-C(O)NReRf)、(C1-C3)カルボキサミド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)セミカルバジド (-C=NNHC(O)NReRf)、セミカルバジド(C1-C3)アルキル、アミノカルボニルオキシ (-OC(O)NHRg)、アミノカルボニルオキシ(C1-C3)アルキル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル、ペンタフルオロフェニルオキシカルボニル(C1-C3)アルキル、p−トルエンスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、アリールスルホニルオキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)チオ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホキシド(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルキルスルホニル(C1-C3)アルキル、又は(C1-C5)三置換シロキシ(C1-C3)アルキル (-(CH2)nSiORdReRg)であり、ここでn=1−3、R及びRdは示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、R及びRdはH又は示された長さの直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖を表し、Rgは(C1-C3)アルキル、あるいはハロ又は(C1-C3)アルキルで選択的に置換されたアリールを表し、R、R、R、R、及びRgは互いに独立しており、

もし、
i R9とR10が両方ともH、あるいは
ii R9かR10がハロ、(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、又はベンゾイルオキシ(C1-C3)アルキル、
あるいは
iii R5とR6が (-OCHR9CHR10O-) タイプの連鎖を形成しないならば

その場合は、シアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1かR2のいずれか又は両方に関して4よりも大きい、そしてシアノ置換体の炭素数を除いた炭素原子の数は、グループR1、R2、そしてR3は、10、11、又は12であり、

b)細胞への導入、
1)DNAコンストラクトで、それに含まれるのは、
i) ポリペプチドをコードする外因性遺伝子、そして
ii) 応答配列で、
ここで遺伝子は応答配列のコントロール下にあり、そして
2)エクジソン受容体複合体で、それに含まれるのは、
i) DNA結合ドメイン、
ii) リガンド結合ドメイン、そして
iii) トランスアクティベーション・ドメイン、そして

c)細胞とリガンドの接触である。

【公表番号】特表2006−517964(P2006−517964A)
【公表日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−503437(P2006−503437)
【出願日】平成16年2月10日(2004.2.10)
【国際出願番号】PCT/US2004/003775
【国際公開番号】WO2004/072254
【国際公開日】平成16年8月26日(2004.8.26)
【出願人】(505302074)レオジーン ホールディングス, インク (1)
【Fターム(参考)】