説明

コンバイン

【課題】 折り畳み可能なスクリューコンベアを採用するにあたり、二つ折り箇所からの穀粒の散乱や、二つ折り姿勢のスクリューコンベアの損傷や変形が生じることを回避する。
【解決手段】 スクリューコンベアAが折り畳み姿勢であることを検出する検出手段37を設け、その検出手段37が折り畳み姿勢を検出すると、スクリューコンベアAの駆動を停止する搬出駆動停止手段50を設けてある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、穀粒タンクに貯留された穀粒を吐出口側へ送り出す穀粒搬出装置としてスクリューコンベアを用い、かつ、そのスクリューコンベアを折り畳み可能に構成してあるコンバインの改良に関する。
【背景技術】
【0002】
上記のように構成されたコンバインでは、穀粒搬出装置としてのスクリューコンベアを、伸長させた姿勢で穀粒を搬出し、二つ折りの折り畳み姿勢で機体上にコンパクトに納めることのできるものである。したがって、例えばスクリューコンベアとして伸縮自在な構造を採用し、スクリューコンベア自体の伸縮によって吐出口までの搬送距離を変更可能にした構造を採用した場合に比べて、穀粒搬出装置の全体構造を簡素に構成できる点で有利である(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平11−206235号公報(段落番号〔0011〕、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようにスクリューコンベアとして二つ折り姿勢に折り畳み可能な構成を採用した場合には、次のような問題がある。
つまり、折り畳み姿勢のままで誤ってスクリューコンベアが駆動されると、そのスクリューコンベア内部に残留していた穀粒や穀粒タンク内の穀粒が、二つ折り箇所から零れ出て機体上に散乱する虞がある。また、その二つ折り状態では、スクリューコンベアの駆動を予定した支持構造で支持されている訳ではないので、スクリューコンベアの駆動負荷が、搬送中の穀粒の偏在などによって偏荷重として作用し、支持部分を損傷したり変形するというような不都合な自体を招く虞がある。
【0005】
本発明の目的は、二つ折り姿勢に折り畳み可能なスクリューコンベアを穀粒搬送装置として採用するにあたり、二つ折り箇所からの穀粒の散乱や、二つ折り姿勢のスクリューコンベアの損傷や変形を生じないようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために講じた本発明の技術手段は、次の点に構成上の特徴、及び作用効果がある。
〔解決手段1〕
本発明のコンバインは、請求項1の記載のように、穀粒貯留部から取り出した穀粒を吐出口側に向けて搬送するスクリューコンベアを装備したコンバインにおいて、前記スクリューコンベアを、伸長姿勢と折り畳み姿勢とに姿勢変更可能に構成してあるとともに、前記スクリューコンベアが折り畳み姿勢であることを検出する検出手段を設け、その検出手段が折り畳み姿勢を検出すると、スクリューコンベアの駆動を停止する搬出駆動停止手段を設けてあることを特徴とする。
【0007】
〔作用効果〕
上記の技術手段を講じて、スクリューコンベアを折り畳み自在な構成としたことにより、伸縮によって吐出口までの距離を変更する構造を採用した場合に比べては、簡単な構成で吐出口までの距離を変更することができる。
上記の技術手段を講じたことにより、前記スクリューコンベアが折り畳み姿勢であることを検出手段で検出し、スクリューコンベアの駆動を停止することができるので、スクリューコンベアの二つ折り箇所からの穀粒の散乱を回避できるとともに、スクリューコンベアの支持部の損傷や変形を回避し易い。
【0008】
〔解決手段2〕
請求項2にかかる発明によれば、請求項1記載のコンバインにおいて、搬出駆動停止手段は、スクリューコンベアの折り畳み姿勢でスクリューコンベアの駆動が指令されるとエンジンが自動停止するように構成してある。
【0009】
〔作用効果〕
スクリューコンベアの駆動を停止する搬出駆動停止手段は、スクリューコンベアの折り畳み姿勢でスクリューコンベアの駆動が指令されるとエンジンが自動停止するように構成したものであるから、スクリューコンベアによる穀粒搬出経路中にその駆動を断つための専用のクラッチ装置などを別途設ける必要がない。したがって、スクリューコンベアの折り畳み姿勢における駆動牽制のための構造を簡素化することができる。
【0010】
〔解決手段3〕
請求項3にかかる発明によれば、請求項2記載のコンバインにおいて、搬出駆動停止手段は、スクリューコンベアの折り畳み姿勢でスクリューコンベアの駆動指令が出されている状態では、エンジンの始動を停止するように構成してある。
【0011】
〔作用効果〕
スクリューコンベアの駆動を停止する搬出駆動停止手段は、スクリューコンベアの折り畳み姿勢でスクリューコンベアの駆動指令が出されている状態では、エンジンの始動を停止するように構成したものであるから、スクリューコンベアによる穀粒搬出経路中にその駆動を断つための専用のクラッチ装置などを別途設ける必要がない。したがって、スクリューコンベアの折り畳み姿勢における始動時の駆動牽制のための構造を簡素化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
〔コンバインの全体構成〕
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2に示すようにクローラ走行装置1で走行自在に構成された車体2の前部に対して穀桿を引き起こし株元を切断して搬送する刈取前処理部3を昇降自在に備えると共に、この刈取前処理部3と並列する位置に運転座席4を有した搭乗運転部を配置してある。又、刈取前処理部3からの刈取穀桿を脱穀処理する脱穀装置5と、脱穀装置5からの穀粒を貯留する穀粒タンク6とを左右に並列する状態で車体2に搭載し、この穀粒タンク6に貯留された穀粒を送り出す穀粒搬送装置としてのスクリューコンベアAを備えてコンバインが構成されている。
【0013】
〔スクリューコンベアへの伝動系の構成〕
図1〜図5に示すように、前記穀粒タンク6は脱穀装置5からの穀粒が揚穀装置7を介して送り込まれるように構成されていると共に、前後方向視で底部が下すぼまり状に成形され、この底部位置にタンク後端側に向けて穀粒を送り出す底スクリュー8を備え、底スクリュー8の機体後端側に前記スクリューコンベアAが配備されている。
【0014】
図6,図7(イ),(ロ)に示すように底スクリュー8のスクリュー軸8Sの前端(搬送上手側)には、ベベルギヤ式の伝動機構22を介して動力を伝える入力軸23を横向き姿勢に配置してある。そして、この入力軸23と前記運転座席4の下方位置に配置されたエンジン24の出力軸25とにプーリ26,27を備え、夫々のプーリ26,27に無端ベルト28を巻回し、この無端ベルト28に張力を作用させるようテンションアーム29の揺動端に支承されたテンションプーリ30とを備えてクラッチ機構Cが構成されている。
図6中に示す符号50は、スクリューコンベアAの駆動を停止して穀粒の搬出を阻止するための搬出駆動停止手段としてのエンジン停止装置であり、後述する制御装置44からの指令に伴ってエンジン24を停止操作するように構成されている。
【0015】
図7は、前記クラッチ機構Cと、そのクラッチ機構Cを操作するための電動型で正逆転自在なクラッチモータ31との連係構造を示している。
すなわち、クラッチスイッチ38の操作、または後述する制御装置44の指令によって作動するクラッチモータ31の作動アーム31Aと、クラッチ機構Cのテンションプーリ30を揺動自在に保持するテンションアーム29とを、ロッド32とバネ33を介して連係し、クラッチモータ31の駆動力でテンションアーム29をクラッチ入り位置とクラッチ切り位置とに切換自在に構成してある。又、作動アーム31Aがクラッチ入り位置とクラッチ切り位置とに達したことを判別する判別スイッチ34,34が備えられている。
【0016】
〔スクリューコンベア関連〕
前記スクリューコンベアAは、底スクリュー8からの穀粒が送られる縦向き姿勢の縦スクリュー9Aと縦搬送筒9Bとで成る縦コンベア9と、縦コンベア9の搬送下手側(上端)からの穀粒が送られる略水平姿勢の横スクリュー10Aと横搬送筒10Bとで成る横コンベア10とを備えて構成されている。
前記横コンベア10は、搬送始端側の第1横コンベア11と、搬送終端側の第2横コンベア12と、搬送終端位置の排出口13との組み合わせで構成され、ほぼ中間位置に相当するところの、前記第1横コンベア11と第2横コンベア12との間で分割して折り畳み自在に構成され、図2に仮想線で示すように折り畳むことで車体外への突出量を少なくできるものとなっている。
【0017】
図4及び図6に示すように前記底スクリュー8のスクリュー軸8Sの搬送下手側の端部と縦スクリュー9Aのスクリュー軸9Sとを連動するギヤを内装したギヤケース14に対して縦搬送筒9Bを縦スクリュー9Aの軸芯Y周りで旋回自在に支持してあり、この縦搬送筒9Bの下端にホイールギヤ9Cを固設し、このホイールギヤ9Cに咬合するウオームギヤ15Aを駆動する電動型で正逆転自在な旋回モータ15が備えられている。
縦スクリュー9A、横スクリュー10A夫々のスクリュー軸9S,10Sを連動するギヤを内装したギヤケースを、縦コンベア上端の縦搬送筒9B部分と横コンベア10の搬送始端側の横搬送筒10B部分とで構成すると共に、その縦搬送筒9B部分と横搬送筒10B部分同士を横向き姿勢の軸芯X周りで相対回動自在に連結することで横コンベア10の搬送終端側を昇降自在に構成してある。
【0018】
縦搬送筒9Bと横搬送筒10Bとに固設したブラケット16,16同士の間に、電動型で正逆転自在な昇降モータ17の駆動力で伸縮作動するネジ軸18と、伸長方向に力を作用させるガススプリング19とを並列に備えている。
尚、ガススプリング19はシリンダに封入したガスの圧力をピストンに対して作用させることで伸長方向への付勢力を得る機能を有するものであり、このガススプリング19は横コンベア10の上昇作動を補助するものとなっている。
このように構成されたことから、旋回モータ15の駆動力でスクリューコンベアA全体を軸芯Y周りで何れの方向にも旋回可能であり、又、昇降モータ17の駆動力で横コンベア10を軸芯X周りで起伏揺動させて排出口13の高さを自由に昇降設定することが可能である。
【0019】
図2及び図5に示すように、折り畳み可能な横コンベア10は、搬送始端側の第1横コンベア11と搬送終端側の第2横コンベア12とが、縦軸芯P周りで回動自在に連結されており、搬送終端側の第2横コンベア12の横側部に設けたL字状の操作レバー12bの握り部を把持して、前記縦軸芯P周りに第2横コンベア12を回動操作できるように構成されている。
前記操作レバー12bのうち、第2横コンベア12の長手方向に沿う握り部に対してL字状に屈曲した部分が後述する感知センサ37に対する接当片12aとして作用するように設けられている。すなわち、図5に示すように、折り畳み可能な横コンベア10のうち、搬送始端側の第1横コンベア11の横側部位置には、搬送終端側の第2横コンベア12が折り畳み姿勢となったときに、その第2横コンベア12側の前記接当片12aと接触する感知センサ37を配設してある。したがって、この接当片12aに押された感知センサ37の接触子が折り畳み状態であることを検出し、制御装置44に検出信号が出力されるように構成してある。
【0020】
図1,図2,図8に示すように前記運転座席4の後方位置に前記スクリューコンベアAの姿勢を制御する制御スティック36と、スクリューコンベアAによる穀粒の搬出作動をON・OFFするように、前記クラッチ機構Cの入り切りを行うクラッチスイッチ38と、クラッチ機構Cの状態を判別するパイロットランプ39とが備えられている。
前記制御スティック36は中立位置に復帰するようバネ付勢されると共に、十字方向に操作自在に構成され、十字方向夫々の位置に操作することでスクリューコンベアAの左右何れかの方向への旋回と、横コンベア10の起伏揺動とを行えるものとなっており、クラッチスイッチ38は押し操作時にのみON状態となる構造のものが採用されている。
このスクリューコンベアAは、図1に示す如く横コンベア10を車体に立設した支柱40上端の支持部41に受止め支持された格納姿勢と、前記支持部41に受止め支持された格納姿勢から外れた姿勢とに姿勢切換自在に構成してあり、前記格納姿勢で、図4に示す如く、縦搬送筒9Bに備えたカム体42の凹部42AによってがON状態となる格納位置スイッチ43が備えられている。
【0021】
〔制御装置関連〕
このコンバインにはスクリューコンベアAの旋回制御と、昇降制御と、クラッチ機構Cの制御とを行う制御装置44が備えられている。
制御装置44はマイクロプロセッサを備えており、図8に示すように、この制御装置44に対して前記制御スティック36の4つの操作位置に対応して左スイッチ36L、右スイッチ36R、上スイッチ36U、下スイッチ36D夫々からの信号が入力する系が形成されると共に、折り畳み検出用の感知センサ37、クラッチスイッチ38、及び、格納位置スイッチ43からの信号が入力する系が形成されている。
又、旋回モータ15、昇降モータ17、クラッチモータ31夫々を正逆転駆動する制御信号と、パイロットランプ39を駆動する制御信号とを出力する系が形成され、更に、クラッチモータ31に連係する前記判別スイッチ34,34からの信号を入力する系が形成されている。
【0022】
〔動作説明〕
制御装置44では次のように制御動作が設定されている。
まず、図9のフローチャートに示すメインルーチンについて説明する。
[1] エンジンスタート前のキースイッチの操作で、スクリューコンベアAが折り畳み状態であるか否かを感知スイッチ37の検出信号に基づいて判断し、折り畳み状態でなければエンジンを始動し、折り畳み状態であれば次のステップへ進む(#101,#103)。
[2] 折り畳み状態であることが判別されると、スクリューコンベアAの伝動系におけるクラッチ機構Cが切り状態であるか否かを、判別スイッチ34からの信号に基づいて判断し、切り状態であればエンジンを始動し、切り状態でなければ、クラッチ入りランプを所定時間点灯して制御を終了する(#102,#103)。
[3] エンジン始動後に制御スティック36がマニュアル操作された際には、スティック制御が行われる。この制御では、左スイッチ36LがON操作されれば旋回モータ15の駆動でスクリューコンベアAを左旋回させ、右スイッチ36RがON操作されれば旋回モータ15の駆動でスクリューコンベアAを右旋回させ、上スイッチ36UがON操作されれば昇降モータ17の駆動で横コンベア19を上昇させ、下スイッチ36DがON操作されれば昇降モータ17の駆動で横コンベア19を下降させるよう制御スティック36の操作方向に従う制御を行う(#104)。
[4] スティック制御の後、クラッチ機構Cの作動を制御するための、後述するクラッチ制御ルーチンが実行される(#105)。
[5] 次ぎに、キースイッチの入り切りを判別して、切りでなければ、前記スティック制御、及びクラッチ制御を繰り返し、切りであればエンジン24を停止して終了する(#106,#107)。
【0023】
図10は、前記クラッチ制御ルーチンを示すものであり、次のように制御している。
[6] まず、ステップ201で、格納スイッチ43がOFF状態(格納されていない状態)であるか否かを判別し、OFFでなければスクリューコンベアAが折り畳み状態であるか否かを判断するステップ202に進み、OFFであれば人為的に操作されるクラッチスイッチ38が操作されたか否かを判断するステップ203に進む(#201,#202,#203)。
[7] スクリューコンベアAの折り畳み状態を判断するステップ202では、折り畳み状態でないことが検出されるとステップ203にすすみ、折り畳み状態であることが検出されるとステップ209に進む(#202,#203,#209)。
[8] 人為的に操作されるクラッチスイッチ38が操作されたか否かを判断するステップ203では、操作されていないと判断されるとリターンしてメインルーチンに戻り、操作されたことが検出されると、クラッチ機構Cの操作状態を判別するステップ204に進む(#203,#204)。
[9] クラッチ機構Cの操作状態を判別するステップ204では、判別スイッチ34の検出状態に基づいて、クラッチ入り状態でないと判断されると、クラッチモータ31を作動させてクラッチ機構Cを入り状態に切り換えてパイロットランプ39を点灯し、クラッチ切り状態であると判断されると、クラッチモータ31を作動させてクラッチ機構Cを切り状態に切り換え、パイロットランプ39を消灯してリターンする(#205,#206,#207,#208)。
[10] クラッチ機構Cが切り状態であるか否かを判別するステップ209では、クラッチ切りでなければエンジン24の作動を停止するようにエンジン停止装置50に信号を送り、クラッチ切り状態であれば、そのままリターンしてメインルーチンに復帰する(#209、#210)。
【0024】
〔別実施の形態〕
前記実施の形態では、搬出駆動停止手段としてエンジン停止装置50を例示したが、これに限らず、クラッチ機構Cをクラッチモータ31でクラッチ切り位置に操作することにより、搬出駆動停止手段を構成したり、スクリューコンベアの駆動系に、別途動力伝達を断つための別のクラッチを設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】コンバインの全体平面図
【図3】縦コンベア上端部と横コンベアとの接続箇所の側面図
【図4】縦コンベア下部の横断平面図
【図5】横コンベアの折り畳み箇所の平面図
【図6】スクリューコンベアに至る伝動系の配置の概略を示す平面図
【図7】切り状態と入り状態とのクラッチ機構の概略を示す側面図
【図8】制御系のブロック回路図
【図9】制御動作のメインルーチンを示すフローチャート
【図10】クラッチ制御ルーチンを示すフローチャート
【符号の説明】
【0026】
6 穀粒タンク
9 縦コンベア
10 横コンベア
31 クラッチアクチュエータ
37 折り畳み検出手段(感知スイッチ)
38 クラッチスイッチ
44 制御装置
50 搬出駆動停止手段(エンジン停止装置)
A スクリューコンベア
C クラッチ機構

【特許請求の範囲】
【請求項1】
穀粒貯留部から取り出した穀粒を吐出口側に向けて搬送するスクリューコンベアを装備したコンバインであって、
前記スクリューコンベアを、伸長姿勢と折り畳み姿勢とに姿勢変更可能に構成してあるとともに、
前記スクリューコンベアが折り畳み姿勢であることを検出する検出手段を設け、その検出手段が折り畳み姿勢を検出すると、スクリューコンベアの駆動を停止する搬出駆動停止手段を設けてあることを特徴とするコンバイン。

【請求項2】
搬出駆動停止手段は、スクリューコンベアの折り畳み姿勢でスクリューコンベアの駆動が指令されるとエンジンが自動停止するように構成してある請求項1記載のコンバイン。

【請求項3】
搬出駆動停止手段は、スクリューコンベアの折り畳み姿勢でスクリューコンベアの駆動指令が出されている状態では、エンジンの始動を停止するように構成してある請求項2記載のコンバイン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−212112(P2008−212112A)
【公開日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−57197(P2007−57197)
【出願日】平成19年3月7日(2007.3.7)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】