説明

コ・ロケーテッド気付けアドレス(CO−LOCATEDCAREOFADDRESS)を使用しているマルチメディア通信の方法と装置

【課題】コ・ロケーテッド気付けアドレスを使用しているマルチメディア通信の方法と装置
【解決手段】無線通信システムでは、その中で移動ノードは中間ノードにより第1のデータパスを通して通信セッションの初期化のための第1のシグナリングによって一致ノードとの通信セッションを探索する。その後は、通信の内容は、移動ノードと一致ノードとが中間ノードを通過すること無しに直接的に通信する第2のデータバスを通して確立される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本特許出願は米国仮出願番号第60/561,955号、タイトル“移動IPコ・ロケーション気付けアドレスに関するサービスベースの方針(Service Based Policy for Mobile IP Co−location Care of Address)”、2004年4月13日提出への優先権を主張し、そしてこれについておよびこれによって譲受人に譲渡され、引用されて明確にこの中に組み込まれる。
【0002】
[技術分野]
本発明は一般にパケットデータ通信に関し、そしてより詳しくは、シグナリング用および内容送信用に別個の通信パスを使用している無線マルチメディアパケットデータ通信に関する。
【背景技術】
【0003】
ネットワークの相互接続は全体的に情報が地理的距離に関係なく迅速にアクセスされることを可能にする。図1は、一般に参照数字20によって示されるインターネットと呼ばれる、ネットワークの全体的な接続の簡略化された概要図である。インターネット20は本質的に互いに連結された異なるレベルの階層を有する多くのネットワークである。インターネット20はIETF(インターネット技術調査委員会)によって公表されたIP(インターネットプロトコル)によって運用される。IPの細部はIETFによって公布されたRFC(コメントに関する要求)791号内に見つけだされることができる。
【0004】
インターネット20に接続されるのは、ネットワークサイズによって時にはLAN(ローカルエリアネットワーク)またはWAN(広域ネットワーク)と呼ばれる、種々様々な個々のネットワークである。図1に示されるのはインターネット20に連結されたそのようなネットワーク22,24,26および28のいくつかである。
【0005】
ネットワーク22,24,26および28の各々の中には、互いに接続されそして相互に通信中の装置の種々様々な部分がありうる。実例は、まさに少数を名付ければコンピュータ、プリンタ、およびサーバである。装置の各部は、一般にMAC(メディアアクセス制御)アドレスと呼ばれる、独特のハードウェアアドレスを有する。MACアドレスを有する装置の部分は時にはノードと呼ばれる。ノードがインターネット20によりそれ自身のネットワークの範囲を越えて通信する時には、1IPアドレスがそのノードに割り当てられる必要がある。
【0006】
IPアドレスの割当ては手動的または自動的であることができる。IPアドレスの手動割当ては、例えば、ネットワーク管理者によって実行されることができる。よりしばしば、IPアドレスは自動的に割り当てられる。例えば、LANでは、IPアドレスはそのノードのLANにおける内部に存しているDHCP(動的ホスト制御プロトコル)サーバと呼ばれるサーバによって割り当てられることができる。無線技術をサポートするWANでは、IPアドレスは自動的にそして遠隔的に割り当てられることさえできる。
【0007】
ここで図1に戻って、1例として、ネットワーク22内のノード30がデータパケットをネットワーク28内のもう1つのノード32に送ることを試みると仮定されたい。IPによって、各データパケットは情報源アドレス(source address)と行き先アドレス(destination address)とを有する必要がある。この場合は、情報源アドレスはネットワーク22内のノード30のアドレスであり、そしてこのアドレスはHoA(ホームアドレス; home address)と呼ばれる。行き先アドレスはネットワーク28内のノード32のアドレスである。
【0008】
もう1つの例として、その中ではノード34がウェブサーバとして機能するウェブホスティングセッション内のような、ネットワーク22内のノード30がもう1つのネットワーク24内のノード34から情報を検索することを試みる時は、ノード30はこのようなセッションに関するネットワーク24内のノード34の正しいIPアドレスを提供しなければならない。
【0009】
無線技術内での出現はノードにそれらの初めに登録されたネットワークからもう1つのネットワークに移動することを可能にする。例えば、図1に戻り参照して、ネットワーク22に永久に有線接続された代わりに、ノード30はPDA(パーソナルデバイスアシスタント)、セルラ電話機、またはモバイルコンピュータのような、無線装置であることができる。無線ノード30はそれのホームネットワーク22の境界を越えて進むことができる。
【0010】
このように、例えば、ノード30はそれのホームネットワーク22からフォーリンネットワーク26に移動してもよい。そのようなシナリオによって、ノード30に割り当てられた初めのHoAはもはやノード30に当てはまらないであろう。そのように、ノード30のHoAに予定されたデータパケットはノード30には届かないかもしれない。
【0011】
IETFによって述べられたMIP(モバイルインターネットプロトコル)はノード移動性問題を提起することを意味する。IETFによって公布されたRFC2002に従って、ホームネットワーク22から離れてもう1つのネットワークに移動する時はいつも、ノード30はCoA(気付けアドレス)と短縮された“気付けアドレス”を割り当てられる。RFC2002によって、2つのタイプのCoA、即ち、FA CoA(フォーリンエージェント気付けアドレス)およびCCoA(コ・ロケーテッド気付けアドレス;co-located care-of address)がある。
【0012】
FA CoAは本質的にノード30が配置されるフォーリンネットワーク内の指定されたサーバであるFA(フォーリンエージェント)のアドレスである。
【0013】
CCoAはフォーリンネットワークによってノード30に割り当てられた個々のしかし一時的なアドレスである。
【0014】
どの場合でも、いつでもノード30はフォーリンテリトリ内にあり、ホームネットワーク22が常にノード30の所在を知るように、ノード30はそれがFA CoAまたはCCoAであるべき、それのホームネットワーク22と共に、CoAを登録しなければならない。登録の後、CoAはホームネットワーク22のHA(ホームエージェント)25と呼ばれる、指定されたサーバによって保守されたルーチングテーブルに蓄積される。
【0015】
イラスト用の2つの例を採用されたい。
【0016】
FA CoAの場合について、ノード30がフォーリンネットワーク26内に移動すると仮定されたい。フォーリンネットワーク26の地域的境界に到達すると、ノードはフォーリンテリトリ内のそれの存在について知らせる広告(advertisement)メッセージをフォーリンネットワーク26から受信する。この広告メッセージから、ノードはフォーリンネットワーク26のFA36のアドレスを知る。ノード30はその後ホームネットワーク22内のHA25と共にFA CoAを登録する。
【0017】
フォーリンネットワーク26内のノード30が、例えば、ネットワーク24内のノード34のアドレスを知って、ネットワーク24内のノード34にデータパケットを発送する時には、そのデータパケットは直接的に(straightforwardly)送られることができる。即ち、IPに従って、データパケットでは、情報源アドレスはノード30のHoAに設定されることができ、そして行き先アドレスはネットワーク24内のノード34のアドレスに設定されることができる。データパケットの方向は図1に示されたデータパス38として示される。
【0018】
逆方向データトラフィックはどうかと言えば、それは直通信号方式(straightforward)と同様ではない。逆方向データルートにおいて、ネットワーク24内のノード34がノード30へデータパケットを送信することを試みる場合、今やフォーリンネットワーク26内においては、上述されたように、IPと一致して、情報源および行き先アドレスの両者はデータパケット内に指定されねばならない。この場合、情報源アドレスはネットワーク24内のノード34のIPアドレスである。行き先アドレスはどうかと言えば、ノード34はノード30のHoAを知るだけで、ノード30のFA CoAを知らない。このように、行き先アドレスはノード30のHoAに設定されるであろう。それにもかかわらず、ノード30のFA CoAはホームネットワーク22内のHA25のルーチングテーブル内に蓄積されるので、データパケットがホームネットワーク22に到着する時に、ホームネットワーク22のHA25は蓄積されたFA CoA付きの受信データパケットをカプセル化して、それをフォーリンネットワーク26内のノード30に送る。即ち、カプセル化されたデータパケットは行き先アドレスとしてFA CoAを使用する。一度フォーリンネットワーク26がカプセル化されたデータパケットを受信すると、FA36はカプセル化されたFA CoAを単に剥ぎ取り(strip away)、そして初めのパケットを移動ノード30に伝送する。データパケットのルートは図1内のデータパス40として示される。
【0019】
パス38および40のような、データパスは実際に何度もインターネット20を通過することにも注目されたい。図1を不明瞭にしないように明確にするため、パスは単に、HA25およびFA36のような、関連サーバを通過するとして示される。即ち、データパス38および40は図1に示されるような論理パスとして示される。
【0020】
上述されたような手法で動作して、移動ノードはFA CoAを使用しているMIPによって一致ノード(correspondent node)34と通信していると言われる。
【0021】
CCoAはどうかと言えば、ノード30がホームネットワーク22から移動する時に、FA CoAを要求する代わりに、ノード30は、例えば、ノード30が配置されている任意のフォーリンネットワーク内のDHCPを介してCCoAをその代わりとして要求することができる。もしもネットワーク26がTIA/EIA(電気通信工業協会/電子工業協会)によって公表されたcdma2000標準のような無線技術をサポートしているWANであるならば、CCoAはMIP内に示すようなPPP(ポイントツーポイント・プロトコル)によりフォーリンネットワーク26によって要求され、そして遠隔的に割り当てられることができる。しかしながら、フォーリンネットワーク26によるCCoAの割当てよりほかには、ノード30はFA36のような、フォーリンエージェントのすべての機能を実行する。再び、MN48はHN44と共にCCoAを登録する必要がある。
【0022】
例えば、ネットワーク24内のノード34に対応して、ノード30は2層のアドレス付きのデータパケットを発送する。外層では、情報源アドレスがCCoAとして設定され、そして行き先アドレスがHA25として設定される。内層では、情報源アドレスはノード30のHoAであり、そして行き先アドレスはフォーリンネットワーク24内のノード34のアドレスである。ローミングノード30からのデータパケットの受信で、HA25は外アドレス層を剥ぎ取り、そしてそのデータパケットを内アドレス層と共にノード34に送る。データパケットの論理パスは図1にデータパス42として示される。
【0023】
逆方向データパスでは、即ち、ノード34がデータパケットをノード30に送る時に、データパケットはノード34に設定された情報源アドレスおよびノード30のHoAに設定された行き先アドレスと共に1つのアドレス層のみを有する。データパケットの受信で、HA25は行き先アドレスとしてのCCoAおよび情報源アドレスとしてのHA25のアドレスと共にデータパケットをカプセル化し、そしてカプセル化されたデータパケットをノード30に送る。ノード30はFA36を通過すること無しにそれ自身上でカプセル化外し(de-encapusulating)を実行する。データパケットの方向は図1にデータパス44として示される。
【0024】
上述されたような手法で動作して、ローミングノード30はCCoAを使用しているMIPによって一致ノード34と通信していると言われる。
【0025】
ノード30がFA CoAまたはCCoAのいずれを使用するかに関わらず、ノード30が移動している間中MIPによって他のネットワークと通信するために、図1に示された論理データパス40、42、および44によって例示されたようなデータパスの重要なトラフィック迂回路がある。即ち、データパケットは行き先に到達する前に中間ネットワークを通過しなければならない。そのようなトラフィック迂回路はファイル転送中のデータのような、あるタイプのデータ内に多くの問題を提起しない。RFC793に述べられたようなTCP(伝送制御プロトコル)によって、データパケットは単に行き先に到着するのにより長い時間を要するに過ぎない。より長いデータパスを通過するデータパケットが伝送エラーにより多く影響されやすいことも周知である。やはり、欠陥のあるパケットは全体のデータ伝送手順をさらに遅らせるにもかかわらず、常に再送されることができる。しかしながら、オーディオまたはビデオ呼のような、他のタイプのデータに関しては、実時間情報の正確なアクセスは極めて重要である。データルートの過大な迂回路はデータ伝送手順の間に付加的な待ち時間(latency)を持ち込む。さらに、RFC768に述べられたようなUDP(ユーザデータグラムプロトコル)によって送られたデータパケットについては、誤ったパケットは正常に再伝送されずに単純に消滅される。結果として、サービスの質は削り取られることがありうる。
【0026】
よって、無線通信システムにおいてよりよい実時間データアクセスを提供する要求がある。
【発明の概要】
【0027】
[概要]
通信システムにおいて、その中で移動ノードは中間ノードを介した第1のデータパスを通して通信セッション(communication session)の初期化のための第1のシグナリング(signaling)によって一致ノードとの通信セッションを探す。その後は、通信セッションの内容は移動ノードと一致ノードとが中間ノードを通過すること無しに直接的に通信する第2のデータパスを通して確立される。
【0028】
1つの実施形態に従って、移動ノードはそれのホームネットワークからフォーリンネットワークに移動する。第1のアドレスを使用して、移動ノードはホームネットワーク内のホームエージェントを介して一致ノードとの通信セッションの開始のための信号を送る。ホームエージェントは順番に遠隔ネットワークで配置されている一致ノードに開始シグナリングを中継する。一致ノードによる受入れで、移動ノードは移動ノードと一致ノードとの間の直通データパスを通して直接的に通信セッションの内容を送信するために第2のアドレスを使用する。結局、より短いデータパスと共に、伝送待ち時間と伝送エラーとは縮小され、より高いサービス品質という結果になる。これらのおよび他の特徴と利点とは、同じ参照数字が同じ部品を指す添付図面とともに、下記の詳細説明から当分野の技術者に明白になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】ネットワークの全体的な接続を示す概要図。
【図2】この発明の1実施形態を示す概要図。
【図3】この発明の実施形態に従って開始シグナリングおよび内容トラフィック確立のためのステップを示すフローチャート。
【図4】この発明の実施形態に従って更新シグナリングの処理によって内容フローを継続するステップを示すフローチャート。
【図5】この発明に従って構成された移動ノードの回路の概要図。
【発明を実施するための形態】
【0030】
[詳細な説明]
下記の説明は当分野の任意の技術者にこの発明を製作および使用することを可能にするように表示される。細部は説明のための下記の説明書に述べられる。当分野の通常の技術者はこの発明がこれらの特定の細部の使用無しに実行され得ることを理解しなければならない。他の例では、周知の構造および手順が不必要な細部と共にこの発明の説明を不明瞭にしないように詳述されない。従って、本発明は示された実施形態によって制限されるつもりはないが、しかしこの中に開示された原理および特徴と矛盾しないもっとも広い範囲が許容されるべきである。
【0031】
下記された実施形態は第3世代共同プロジェクト(3GPP)および第3世代共同プロジェクト2(3GPP2)によって公表されたIMS/MMD(IPマルチメディアサブシステム/マルチメディア領域)に従って動作可能である。IMS/MMDの一般的検討は公布された文書、タイトル“第3世代共同プロジェクト:技術仕様グループサービスおよびシステム局面、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、ステージ2、”3GPP TS23.228“第3世代共同プロジェクト:技術仕様グループコアネットワーク、エンドツーエンド・サービスの品質(QoS)シグナリングフローズ、”3GPP TS29.208;および“IPマルチメディアシステム、ステージ2、”TIA−873−002および3GPP2X.P0013−012、内に見つけだされる。
【0032】
IMSはTIA/EIAによるcdma2000、3GPPによるWCDMA、および種々様々な他のWANのような種々様々な標準において適用可能である。
【0033】
参照は今この発明の例示的な実施形態を図式的に示す図2に向けられる。全体のシステムは一般に、イントラネットまたはインターネットのような、主力ネットワーク52を含む参照数字50によって示される。
【0034】
図2に示されたような、他のネットワークの中で、主力ネットワーク52に接続された例としては、HN(ホームネットワーク)54、FN(フォーリンネットワーク)56、もう1つのFN57、およびRN(リモートネットワーク)58である。
【0035】
HN54には、HN54内のデータトラフィックを管理する仕事とまたインバウンドおよびアウトバウンドルーチングについてHN54のデータトラフィックを制御するための仕事とを引き受けるHA(ホームエージェント)62がある。さらに、本質的に主力ネットワーク52とHN54の無線アクセス部分との間のアクセスゲートウエイであるPDSN(パケットデータ・サービングノード)64がある。
【0036】
種々様々なIMS/MMD機能および特徴を実行するために、サービスプロバイダはHN54内に種々のサーバを設置した。そのようなサーバの例はP−CSCF(プロクシ呼状態セッション機能;Proxy Call State Session Function)サーバ70、およびS−CSCF(サービス中呼状態セッション機能)サーバ72を含む。これらのサーバの機能の説明はシステム50の動作図解と一緒に後で叙述されるであろう。
【0037】
上述されたノードのほかに、HN54内部に他のノードがあるが、しかし明確にするために示されない。そのようなノードは種々の規模のコンピュータ、プリンタ、および移動体または非移動体でありうる任意の他の装置であってもよい。
【0038】
図2に示されたのは主力ネットワーク52に連結されたFN56および57である。さらに、説明の簡潔および容易さのために、FN56およびRN58はHN54と幾分か同種として図示される。使用法によって、FN56とRN58とは非常に異なって構成されうることは認識されねばならない。従って、この場合、FN56も、特に、FA(フォーリンエージェント)66、PDSN68、P−CSCF71、およびPDF(方針決定機能)75を含む。同様に、RN58も、特に、PDSN78、P−CSCF80、S−CSCF82、およびPDF84を含む。
【0039】
システム50では、HoA(ホームアドレス)付きのHN54内のHA62と共に初めに登録されるMN(移動ノード)60がある。MN60は、FN56またはFN57のような、他のフォーリンネットワークに移住することが可能であり、そしてMIP(移動インターネットプロトコル;Mobile Internet Protocol)によってFN56またはFN57を介して主力ネットワーク52へのアクセスを獲得できる。
【0040】
MN60がFN56内で移動していると想定されたい。この特別の例では、MN60のユーザがRN58内のCN(一致ノード)90を運用してもう1つのユーザとのビデオ会議セッション(video conferencing session)を持ちたいと仮定されたい。ノード90は移動体または非移動体であってもよい。
【0041】
慣例的に、FN56のテリトリに到達して、MN60はFN56による広告を介してFA66のアドレスを取得する。MN60はその後、HA62がMN60の場所の追跡をし続けることができるようにHN54内のHA62と共にFA CoAを登録する。
【0042】
その後は、FN56内のMN60は会議セッションを開始するためにHN54内のP−CSCF70にメッセージを送る。要求のための最初のシグナリングパスはRN58に到達する前にFN56からHN54に出発する。同様に、もしも会議セッション要求が同意されれば、応答シグナリングパスは要求パスの逆、即ち、RN58から、HN54そしてその後FN56へ、である。要求の同意で、ベアトラフィック、即ち、会議セッションのオーディオおよびビデオ内容を含むメディアフローのトラフィックは、多少そのシグナリングパスの方向に沿って伝播する。即ち、ベアラトラフィックの論理パスはFN56内のMN60から、そしてその後HN54内のHA62へそして最後にCN90に到達する前にRN58へ、そして逆もまた同様に流れる。上述されたように、そのようなデータトラフィックの蛇行(meandering)はパケットデータに待ち時間を付加する。その上、伝送エラーもまたより多く発生しがちである。
【0043】
下記された実施形態では、異なるアプローチが採用される。ベアラトラフィック(bearer traffic)のためのデータパスはセッション開始シグナリングパスと実質上異なるように選ばれる。
【0044】
図2を参照して、まず第1に、MN60がHN54からFN56に向かって移動すると想定されたい。FN56のテリトリに到達して、MN60はFN56から広告メッセージを受信する。このメッセージから、MN60はFA66のアドレスを得る。その後は、MN60はHA62と共にFA66のアドレスを登録することによってHN54に報告し返す。登録されたアドレスはHN54内のHA62のルーチングテーブル内に蓄積されるFA CoAと呼ばれる。
【0045】
再び、MN60のユーザがRN58内のCN90のユーザとのビデオ会議セッションを持ちたいと想定されたい。
【0046】
最初に、MNはFA56からCCoAを得る。HN54内のHA62によって最初に割り当てられたHoAを使用して、MN60はHA54内のHA62と共にCCoAを登録する。MN60はまたHN54内のSIP(セッション開始プロトコル)ネットワークのアクセスのためのHoAを使用しているHN54内のS−CSCF72と共に登録する。
【0047】
MN60はその後SIP招待メッセージ(SIP INVITE message)をHN54内のP−CSCF70に送る。現実の動作では、すべての他のデータトラフィックでのように、SIP招待メッセージはまず第1にPDSN68を、そしてP−CSCF70へのルーチングの前にHA62を通過することは注目されねばならない。さらに、当分野で周知のように、データトラフィックはシステム50を通して進む搬送波によって電気信号の形を取る。同様に上述された手法において明確にするために、データトラフィックは論理パスとして図示される。即ち、下記の記述では、特別に強調されない限りデータトラフィックの論理パスのみが叙述される。
【0048】
代案として会議セッションを開始するためにMN60はSIP招待メッセージをFN56内のP−CSCF71に送ることができることはさらに注目されねばならない。説明の簡潔のため、下記の記述では、HN54内のP−CSCF70は会議セッション開始のために使用される。
【0049】
図2に戻って、SIP招待メッセージは、本質において要求されたビデオ会議セッションの正しい実行のための基本的要求条件を記述するSDF(セッション説明プロトコル)と呼ばれる説明部分を含む。例えば、SDP内に含まれるのはMN60のIPアドレスとポート番号、およびこのセッションのためのcodec仕様である。さらに重要なことには、この実施形態では、SDPは、ベアラトラフィックである、メディアフローに関するMN60のCCoAを含む。
【0050】
HN54内のP−CSCF70は呼セッション管理の任務を引き受けているノードである。SIP招待メッセージの受信で、P−CSCF70は要求されたセッションに独特のトークンを発生する。P−CSCF70はその後SIP招待メッセージをHN54内のS−CSCF72に順方向転送する。S−CSCF72は順番にSIP招待メッセージを受入れの要求用のRN58に送る。
【0051】
S−CSCF72によるセッションの認可およびRN58内のCN90による会議セッションの受入れで、P−CSCF70はトークンをMN60に送る。手にしたトークンで、MN60はベアラトラフィック、即ち、会議セッションのオーディオおよびビデオ信号のメディアフローを設定するために、要求されたQoS(サービスの品質)と一緒にこのトークンをFN56内のPDSN68に順番に送る。
【0052】
PDSN68はその後会議セッションのための認定QoSをPDF75から要求し、それはその後この要求をHN54内のP−CSCF70に中継する。PDF75によって許可された任意のパラメータはある指定された方針と一致すべきである。そのような方針はIMS/MMD標準によって命令されたルール、HN54とFN56との間のベアラトラフィックの処理に関する協定のような、ネットワーク間の特定の協定、FN56のみに独特な方針のような、ネットワークに特定の方針を含む。
【0053】
PDF75はすべての課された方針の決定のために設置される。決定の過程では、PDF75はP−CSCF71とFN56内のPDSN68との間に挿入される。さらに、PDSN68とPDF75との間に挿入されたGoインターフェイス92がある。なおPDF75とP−CSCF71との間に設けられたもう1つのGqインターフェイス94がある。GoおよびGqインターフェイス92および94は会議セッションとベアラトラフィックとの間の方針制御のために使用される。GoおよびGqインターフェイスの細部は文書、3GPPによって公布された3GPP TS23.107、および3GPP2によって公布された3GPP2X.P0013−012内に見つけだされることができる。
【0054】
今図2に戻って、要求されたセッションパラメータは、もしも認定されれば、P−CSCF70およびPDF75からPDSN68に渡される。
【0055】
この実施形態では、CN90はRN58によって割り当てられるCCoAを有すると仮定される。従って、SIP招待メッセージの受信で、CN90はSIP200OKメッセージと共に応答し返す。SIP200OKメッセージは初めのSIP招待メッセージのパラメータを基本的に再確認する。SIP200OKはSIP招待メッセージとして同じデータパスにしかし逆順に続く。
【0056】
MN60はその後、承認メッセージ(ACK)を最初のSIP招待メッセージと同じデータパスに沿って送り返すことによってSIP200OKメッセージの受信を確認する。
【0057】
ベアラトラフィックはその後はSIP招待メッセージ内に述べられたような認定パラメータに従ってFN56内のPDSN68によって確立される。図2では、ベアラデータパスはそれらのそれぞれのCCoAアドレスによってノード60と90とを直接的に連結しているビデオパス100およびオーディオパス102として示される。記述されたような手法におけるベアラトラフィックは時には単純IP(simple IP )のもとにCCoAを使用しているデータトラフィックを確立するように、図1に示されそして記述されたように、データパスが、MIPのもとにCCoAを使用して設定されるといわれるデータパス42および44とは異なるように、標記されることができる。
【0058】
この実施形態では、SIP招待において、固有のトラフィックフローを指定するために、MN60およびCN90の両者はそれらの類似のCCoAを使用する。CN90のCCoAは、例えば、RN58のPDSN78によって割り当てられることができる。MN60のCCoAは、例えば、FN56内のPDSN68への要求によってそしてそれを介して割り当てられる。前述したような手法において取得されたCCoAは非常にしばしば“単純IPアドレス(simple IP address)”と呼ばれる。
【0059】
上述されたような手順は図3のフローチャート内に示される。
【0060】
MN60がFN56からさらにもう1つのネットワーク、例えば、FA57に移動する時は、MN60は新FN57から新CCoAを得る。その後は、MN60はHN54内のHA62と共に新CCoAを登録する。MN60はS−CSCF72と共に登録するためにHoAを以前に使用していたので、MNはもう1つのSIP登録を行う必要はない。この実施形態では、MN60は単にCN90への新CCoAと共にSIP更新メッセージを以前に記述されたようなSIP招待メッセージの送出と本質的に同様な手法で送る。簡潔のために、SIP更新メッセージの論理フローはここではさらに繰り返されないが、しかし図4のフローチャートには示される。
【0061】
参照は今図2に戻る。一度データパス100および102によって識別されたベアラトラフィックが確立されると、IMS標準に従って、PDSN68はPDF75の命令によってSBBC(サービスベースのベアラ制御)と呼ばれる1組の方針を実施する。SBBCの実施はMN60とCN90との間のセッションが終結するまで連続的である。
【0062】
SBBCに含まれた方針は、特に、このセッションのために要求されたQoSの認定、個別のベアラフローの負担、およびベアラトラフィックの方針であることができる。この目的を満たすために、PDSN68はベアラパス100および102内のメディアフローをモニタする。SBBCの動作的細部はタイトル、“3GPP2 MMDサービスベースのベアラ制御文書、進行中の作業(3GPP2 MMD Service Based Bearer Control Document,Work in Progress)”、3GPP2 X.P0013−012の文書内に見つけだされることができる。SDPの説明は、タイトル“SipおよびSDPに基づいたIPマルチメディア呼制御プロトコル(IP Multimedia Call Control Protocol Based on Sip and SDP)”、ステージ3:TIA−873−004;およびRFC2327の文書内に見つけだされることができる。
【0063】
上述されたような手法で動作して、メディアフローの内容は図2に示されたベアラトラフィックパス100と102とによって識別されたように直接的に送受信されることができる。データパスの不必要な迂回路は短縮され、より速くそしてより正確な実時間データアクセスという結果になる。
【0064】
図5はこの発明に従って参照数字120によって示された移動ノード装置のハードウェア実施形態の部分を概要的に示す。装置120は、ラップトップコンピュータ、PDA(パーソナル・ディジタル・アシスタント)またはセルラ電話機のような、種々様々な装置の中に造られそして組み込まれることができる。
【0065】
装置120はいくつかの回路を一緒に連結する中央データバス122を備える。この回路はCPU(中央処理ユニット)またはコントローラ124、受信回路126、送信回路128、および記憶回路130を含む。
【0066】
受信および送信回路126および128はRF(無線周波数)回路に接続されることができるが、しかし図には示されていない。受信回路126はデータバス122に送出する前に受信信号を処理してバッファする。これに反して、送信回路128は装置120から送出する前にデータバス122からのデータを処理してバッファする。CPU/コントローラ124はデータバス122のデータ管理の機能をそしてさらに、記憶回路130の命令の内容を実行することを含む、一般のデータ処理の機能を行う。
【0067】
記憶回路130は通常参照数字131によって示された1組の命令を含む。この実施形態では、命令は、特に、MIPクライアント132およびSIPクライアント134のような部分を含む。SIPクライアント134は以前に記述されたようなこの発明に従う命令のセットを含む。MIPクライアント132はまた上記されたような、種々様々な使用のための種々様々なタイプのアドレスを取得するように、装置120がIPおよびMIPによって動作することを可能にするための命令のセットを含む。
【0068】
この実施例では、記憶回路130はRAM(ランダムアクセスメモリ)回路である。例示的な命令部132および134はソフトウェアモジュールである。記憶回路130は揮発または不揮発タイプのどちらかであることができるもう1つの記憶回路(図示せず)に連結されることができる。代案として、記憶回路130はEEPROM(電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ)、EPROM(電気的にプログラム可能なリードオンリメモリ)、ROM(リードオンリメモリ)、磁気ディスク、光ディスク、および当分野で周知のその他のもののような、他の回路タイプで作られることができる。
【0069】
最後に、この実施形態に記述されたのは主力ネットワークに連結されたほんの少数のネットワークのみである。多数のネットワークが含まれうることは明白でなければならない。さらに、この実施形態に記述されたことは、ノード60は種々のフォーリンネットワークを通して移動する移動体装置として叙述される。類似のネットワークノード90が固定型でありうることは理解されねばならない。ノード90はまた移動型であることができ、そしてもう1つのフォーリンネットワークに到達する時に、ノード60の要求されたことと同様の手法における手順およびステータス更新を行う。さらに、通信セッションの開始のためのシグナリングの処理はこの実施形態に記述されたようなHoAの使用に限られる必要はない。CCoAはシグナリング処理におけるHoAの代わりに使用されることができる。さらに、実施形態に関して記述された任意の論理ブロック、回路、およびアルゴリズムステップは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれの組合わせで実施されることができる。形態および細部におけるこれらのおよび他の変更がこの発明の範囲および精神から逸脱すること無しにこの中になされてもよいことは当分野の技術者によって理解されるであろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信システムにおける方法であって、
第1および第2のアドレスを取得し、
前記第1のアドレスを用いて通信セッションの初期化のための信号を送り、そして
前記第2のアドレスを用いて前記通信セッションの内容を送信する
ことを含む方法。
【請求項2】
第1の通信パスにより前記通信セッションの初期化のための信号を送り、そして
第2の通信パスにより前記通信セッションの前記内容を送信すること
をさらに含む請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記第1のアドレスとしてホームアドレスを供給し、そして
前記第2のアドレスとしてコ・ロケーテッド気付けアドレスを供給すること
をさらに含む請求項1記載の方法。
【請求項4】
ここで、前記内容を前記送信することは第1のネットワーク内の前記内容を送信することを含み、
前記方法は第2のネットワーク内の前記内容を送信している間前記コ・ロケーテッド気付けアドレスを更新する
ことをさらに含む請求項3記載の方法。
【請求項5】
IP(インターネットプロトコル)によってサポートされた通信システム内の一致ノードと通信する方法であって、
(a)プロキシエンティティにより前記一致ノードに招待メッセージを送ることによって第1の通信パスを通して通信セッションの初期化のための信号を送り、そして
(b)第2の通信パスを通して前記一致ノードに前記通信セッションの内容を直接的に送信する
ことを含む方法。
【請求項6】
ステップ(a)に先立って第1および第2のアドレスを取得することをさらに含み、そしてここで、ステップ(a)は前記第1のアドレスを使用している前記通信セッションの初期化のためのシグナリングすることをさらに含み、そしてステップ(b)は前記第2のアドレスを使用している前記通信セッションの前記内容を送信することをさらに含む
請求項5記載の方法。
【請求項7】
ここで、ステップ(b)は第1のネットワーク内の前記内容を送信することをさらに含み、前記方法は(c)第2のネットワーク内の前記内容を前記送信している間前記第2のアドレスを更新することをさらに含む
請求項6記載の方法。
【請求項8】
ここで、ステップ(a)は移動IPによって前記通信セッションの開始のためのシグナリングをさらに含み、そしてステップ(b)は単純IPによって前記通信セッションの内容を送信することをさらに含む
請求項7記載の方法。
【請求項9】
無線通信システムにおける装置であって、
第1および第2のアドレスを取得するための手段、
前記第1のアドレスを使用している通信セッションに関するシグナリングのための手段、そして
前記第2のアドレスを使用している前記通信セッションの内容を送信するための手段とを含む装置。
【請求項10】
第1の通信パスにより前記通信セッションの初期化のための信号を送るための手段、そして
第2の通信パスにより前記通信セッションの前記内容を送信するための手段
をさらに含む請求項9記載の装置。
【請求項11】
前記第1のアドレスとして、ホームアドレスを供給するための手段および前記第2のアドレスとしてコ・ロケーテッド気付けアドレスを供給するための手段をさらに含む請求項9記載の装置。
【請求項12】
前記装置が前記無線通信システム内の1つのネットワークからもう1つのネットワークに移動する場合、前記コ・ロケーテッド気付けアドレスを更新するための手段をさらに含む請求項11記載の装置。
【請求項13】
IP(インターネットプロトコル)によってサポートされた無線通信システムにおける装置であって、
第1の通信パスを通してプロキシエンティティにより一致ノードに通信セッションの初期化のための招待メッセージを送るための手段、そして
第2の通信パスを通して前記一致ノードに前記通信セッションの内容を直接的に送信するための手段
とを含む装置。
【請求項14】
前記装置は前記第1の通信パスを通して前記招待メッセージを送るための前記第1のアドレスを使用し、そして、前記第2の通信パスを通して前記通信セッションの前記内容を送信するための前記第2のアドレスを使用するように、第1および第2のアドレスを取得するための手段をさらに含む
請求項13記載の装置。
【請求項15】
前記装置が前記無線通信システム内の1つのネットワークからもう1つのネットワークに移動する時に前記第2のアドレスを更新するための手段をさらに含む請求項14記載の装置。
【請求項16】
通信システム内の装置であって、
第1および第2のアドレスを取得するためのコンピュータ可読命令を有し、前記第1のアドレスを用いて通信セッションの初期化のための信号を送り、そして前記第2のアドレスを用いて前記通信セッションの内容を送信する記憶回路と、そして
前記コンピュータ可読命令を処理するための前記記憶回路に連結されたプロセッサ回路とを含む装置。
【請求項17】
ここで、前記記憶回路は第1の通信パスを介して前記通信セッションの初期化のためのシグナリング用のコンピュータ可読命令をさらに含み、そして第2の通信パスを介して前記通信セッションの前記内容を送信する、
請求項16記載の装置。
【請求項18】
前記第1のアドレスとしてホームアドレスを、そして前記第2のアドレスとしてコ・ロケーテッド気付けアドレスをさらに含む
請求項17記載の装置。
【請求項19】
ここで、前記記憶回路は前記装置が前記通信システム内の第1のネットワークから第2のネットワークに移動する時に前記コ・ロケーテッド気付けアドレスを更新するためのコンピュータ可読命令をさらに含む
請求項18記載の装置。
【請求項20】
IP(インターネットプロトコル)によってサポートされた無線通信システム内の一致ノードとの通信のための装置であって、
プロキシエンティティにより前記一致ノードに招待メッセージを送ることによって第1の通信パスを通して通信セッションの初期化のための信号を送り、そして第2の通信パスを通して前記一致ノードに前記通信セッションの内容を直接的に送信するためのコンピュータ可読命令を有する記憶回路と、そして
前記コンピュータ可読命令を処理するための前記記憶回路に連結されたプロセッサ回路とを含む装置。
【請求項21】
ここで、前記記憶回路は第1および第2のアドレスを取得するためのコンピュータ可読命令をさらに含み、そして前記第1および第2の通信パスとともに前記第1および第2のアドレスをそれぞれ使用する
請求項20記載の装置。
【請求項22】
ここで、前記記憶回路は前記装置が前記無線通信システム内の1つのネットワークからもう1つのネットワークに移動する時に前記第2のアドレスを更新するためのコンピュータ可読命令をさらに含む請求項21記載の装置。
【請求項23】
ここで、前記第1および第2のアドレスはそれぞれHoA(ホームアドレス)およびCCoA(コ・ロケーテッド気付けアドレス)を含む請求項21記載の装置。
【請求項24】
ここで、前記コンピュータ可読命令は移動IPによって前記招待メッセージを送ることおよび単純IPによって前記通信セッションの内容を送信することをさらに含む請求項23記載の装置。
【請求項25】
第1および第2のノード間の無線通信システムにおける搬送波により送信された電気信号であって、
前記電気信号は
第1および第2のアドレスを取得し、
前記第1のアドレスを使用している第1の通信パスを通して通信セッションの初期化のための信号を送り、そして
前記第2のアドレスを使用している第2の通信パスを通して前記通信セッションの内容を送信する
コンピュータ可読命令を含む電気信号。
【請求項26】
前記第1および第2のノードの1つが前記無線通信システム内の1つのネットワークからもう1つのネットワークに移動する時に前記第2のアドレスを更新するためのコンピュータ可読命令をさらに含む請求項25記載の電気信号。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−226765(P2010−226765A)
【公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−132214(P2010−132214)
【出願日】平成22年6月9日(2010.6.9)
【分割の表示】特願2007−508497(P2007−508497)の分割
【原出願日】平成17年4月13日(2005.4.13)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】