説明

シリンダーの回転振れ量測定装置

【課題】中空円筒状の印刷シリンダーの回転振れ量を、簡易かつ短時間で測定することのできる装置を提供する。
【解決手段】回転振れ量測定装置1は、印刷シリンダー2の上端面の取り付け穴21に挿入するための上部テーパコーン10と、下端面の取り付け穴21に挿入するための下部テーパコーン11と、加圧した状態で上部テーパコーン10を挿着する上部テーパコーン挿着手段12と、印刷シリンダー2を載せるステージ13と、ステージ13の上昇位置が下部テーパコーン11の上面位置となるようにステージ13を昇降させるステージ昇降手段14と、下部テーパコーン11を回転させ印刷シリンダー2を回転させるシリンダー回転手段14と、印刷シリンダー2の周面の変位を測定し、測定値を出力する複数の変位測定手段16を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、グラビア印刷機の印刷シリンダーのように、中空円筒形状のシリンダーの加工精度に伴い発生する回転振れ量を測定するための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
製造装置に装着される中空円筒形状のシリンダーの回転精度は、製造装置で製造される製造物の不良と密接し、例えば、中空円筒状の印刷シリンダーを装着して印刷するグラビア印刷機において、印刷シリンダーの加工精度が悪く、印刷シリンダーの回転振れ量が大きいと、様々な印刷不良の原因になる。
【0003】
特に、グラビア印刷の刷版工程における印刷シリンダーの回転振れは、機械彫刻による刷版方式においては彫刻針の動作と版面との距離の変動につながり、レーザ描画・腐食による刷版方式においては版面に投射されるレーザビーム径の変動につながる。
【0004】
大きくは数100μm 以上ともなる印刷シリンダーの回転振れは、印刷シリンダーの周面に加工されるセル体積のばらつきにつながり、これは印刷時には刷色のばらつきの原因となるため、グラビア印刷の刷版工程で印刷シリンダーを刷版する前に、印刷シリンダーの回転振れ量を測定できることが求められている。
【0005】
中空円筒状の印刷シリンダーの回転振れ量を簡易的に測定する方法としては、ノギス等の手段を用いて、印刷シリンダーの外形形状、例えば、内外径や肉厚を手作業で測定し、印刷シリンダーの外形形状から回転振れ量を推測する方法があるが、手作業で測定すると、測定時間がかかるばかりか、測定誤差が大きくなってしまう問題がある。
【0006】
高精度で印刷シリンダーの外形形状するためには、特許文献1、2などで開示されている真円度測定機を用いることも考えられるが、印刷シリンダーは重量が重く、真円度測定装置のテーブルの中心に精度よく印刷シリンダーを設置する作業は面倒かつ重労働であり、刷版するすべての印刷シリンダーを測定することは現実的に難しい。
【特許文献1】特開平5−231804号公報
【特許文献2】特開平11−23256号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は、グラビア印刷機の印刷シリンダーのように、テーパ付きの取り付け穴が両端面に設けられた中空円筒状のシリンダーの回転振れ量を、簡易かつ短時間で測定することのできる装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決する発明は、テーパ付きの取り付け穴が両端面に設けられた中空円筒状のシリンダーの回転振れ量を測定するときに利用される回転振れ量測定装置であって、前記シリンダーが幅方向を鉛直方向にして装着したとき、前記シリンダーの上端面の前記取り付け穴に挿入するための上部テーパコーンと、前記シリンダーの下端面の前記取り付け穴に挿入するための下部テーパコーンと、前記シリンダーの上端面の取り付け穴に、加圧した状態で前記上部テーパコーンを挿着する上部テーパコーン挿着手段と、前記下部テーパコーンが貫通する貫通穴が設けられたステージと、前記ステージの上昇位置が前記下部テーパコーンの上面位置となるように前記ステージを昇降させるステージ昇降手段と、オペレータの指示により、前記上部テーパーコーン或いは前記下部テーパコーンの少なくとも一方を回転させることで前記シリンダーを回転させるシリンダー回転手段と、前記シリンダーの周面の変位を測定し、測定値を出力する複数の変位測定手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
なお、前記回転振れ量測定装置のシリンダー回転手段を、手動で前記シリンダーを回転させる手段とすると、全体を軽量化できるし、装置価格も安価になる。
【発明の効果】
【0010】
上述した回転振れ量測定装置でシリンダーの回転振れ量を測定するときは、シリンダーの幅方向が鉛直方向になるようにステージ上にシリンダーを載せ、ステージの貫通穴とシリンダーの下端面がほぼ一致するまで移動させた後、上部テーパコーン挿着手段を操作して、シリンダーの上端面の取付け穴に上部テーパコーンを加圧した状態で挿着させた後、ステージを下降させると、下部テーパコーンがシリンダーの下端面の取付け穴に挿入されて、回転振れ量測定装置にシリンダーは装着される。
【0011】
なお、上部テーパコーンは上部テーパコーン挿着手段によって加圧されて挿着されるため、シリンダーは回転振れ量測定装置から脱落することはない。
【0012】
回転振れ量測定装置に装着されたシリンダーの回転振れ量を測定するときは、シリンダー回転手段を作動させて、下部テーパコーンを回転させることで、回転振れ量測定装置に装着されたシリンダーを回転させ、シリンダーの変位を測定するために設けられた複数の変位測定手段の最大値/最小値を読取ることで、シリンダーの複数点における回転振れ量を測定できる。
【0013】
このように、本発明に係る回転振れ量測定装置を用いれば、印刷シリンダーを刷版工程に投入する前に簡易かつ短時間で回転振れ量を測定することが可能である。また、テーパコーンによってシリンダーは固定されるため、高い位置決め精度が得られ、ノギス等を用いる従来の簡略的な方法に比べ、個人差および繰返し誤差も低減される。
【0014】
よって、上述した本発明によれば、グラビア印刷機の印刷シリンダーのように、テーパ付きの取り付け穴が両端面に設けられた中空円筒状のシリンダーの回転振れ量を、簡易かつ短時間で測定することのできる装置を提供できる。
【0015】
なお、本発明に係る回転振れ量測定装置の測定対象とする中空円筒状のシリンダーは、グラビア印刷用の印刷シリンダーをメインターゲットに考えているが、印刷シリンダーと同様の中空円筒状であれば、グラビア印刷用の印刷シリンダー以外のシリンダーも、回転振れ量測定装置の測定対象となり得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
ここから、中空円筒状のシリンダーとし、グラビア印刷用の印刷シリンダー2の回転振れ量を測定する回転振れ量測定装置1について、図を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係る回転振れ量測定装置1のブロック図で、図2は、中空円筒状のシリンダーであるグラビア印刷用の印刷シリンダー2を説明する図である。
【0017】
図1で図示した回転振れ量測定装置1は、図2で図示した印刷シリンダー2のような、中空円筒状のシリンダーの回転振れ量を、簡単かつ短時間に測定するために考案された装置で、回転振れ量測定装置1の測定対象となるシリンダーは、図2に図示したグラビア印刷用の印刷シリンダー2のように、テーパ付きの取り付け穴20が両端面に設けられた中空円筒状のシリンダーで、回転振れ量測定装置1の上部に設けられた上部テーパコーン10と、回転振れ量測定装置1の下部に設けられた下部テーパコーン11が、それぞれ印刷シリンダー2の取り付け穴20に挿入されることで、印刷シリンダー2は回転振れ量測定装置1に装着される。
【0018】
印刷シリンダー2の両端面に設けられた取り付け穴20にテーパを付けているのは、印刷シリンダー2の作業負荷を軽減するためと、印刷シリンダー2の装着精度を向上するためである。
【0019】
上部テーパコーン10および下部テーパコーン11が印刷シリンダー2の取り付け穴20に挿入された時、印刷シリンダー2の取り付け穴20に設けられたテーパと、上部テーパコーン10および下部テーパコーン11に設けられたテーパが噛み合うことで、印刷シリンダー2の取り付け精度は向上する。
【0020】
更に、印刷シリンダー2の取り付け穴20のテーパは、案内ガイドの役割も果たし、上部テーパコーン10或いは下部テーパコーン11が取り付け穴20に挿入開始されたとき、取り付け穴20との軸心がずれていても、印刷シリンダー2が取り付け穴20のテーパに沿って動き、上部テーパコーン10或いは下部テーパコーン11と取り付け穴20の軸心が一致するようになるため、上部テーパコーン10および下部テーパコーン11の印刷シリンダー2との相対位置はシビアではなく、オペレータの作業性は向上する。
【0021】
図1に図示したように、回転振れ量測定装置1は、上部テーパコーン10および下部テーパコーン11に加え、上部テーパコーン10を加圧した状態で、印刷シリンダー2の取り付け穴20に挿着する上部テーパコーン挿着手段12と、回転振れ量測定装置1に印刷シリンダー2を載せるときに利用するステージ13と、ステージ13を昇降させるステージ昇降手段14と、印刷シリンダー2を回転させるシリンダー回転手段15と、印刷シリンダー2の周面の変位を連続的に測定する複数(ここでは、2個)の変位測定手段16とを備えている。
【0022】
ここから、回転振れ量測定装置1の正面図および部分断面図を参照しながら、回転振れ量測定装置1の構成要素について詳細に説明をする。図3は回転振れ量測定装置1の正面図で、図4は回転振れ量測定装置1の部分断面図である。
【0023】
回転振れ量測定装置1の上部には上部テーパコーン10と、印刷シリンダー2の上端面の取り付け穴に、加圧した状態で上部テーパコーン10を挿着させる上部テーパコーン挿着手段12が設けられ、図3において、回転振れ量測定装置1の上部テーパコーン挿着手段12は、挿着用レバー120と、挿着用シリンダー121と、連結部材122と、レール123と、固定ネジ124、支持部材125などから少なくとも構成されている。挿着用シリンダー121は、外側シリンダー121aと内側シリンダー121bの2重構造になっており、挿着用シリンダー121の外側シリンダー121aと挿着用レバー120の中央部とが連結部材122によって連結され、更に装置支柱部材17に固定された支持部材125に挿着用レバー120の一端近傍が回動自在に支持されており、挿着用レバー120の操作によって、連結部材122はレール123上を上下し、固定ネジ124によって挿着用レバー120の位置は固定される。
【0024】
挿着用シリンダー121の外側シリンダー121aにはバネ121cが内蔵され、挿着用レバー120によって、挿着用シリンダー121全体が下降し、内側シリンダー121bの先端にベアリングを介して設けられ、回転自在の上部テーパコーン10が取り付け穴20に挿入してから、更に、挿着用シリンダー121が押し込まれると、外側シリンダー121aに内蔵されたバネ121cが縮み、内側シリンダー121bを下方向に加圧する力が働き、加圧された状態で、上部テーパコーン10は印刷シリンダー2の上端面の取り付け穴20に挿着される。
【0025】
回転振れ量測定装置1に印刷シリンダー2を容易に搭載できるようにするために、回転振れ量測定装置1の下部に、ステージ13と、ステージ13を昇降させるステージ昇降手段14として、油圧式の手動ジャッキ140を備えている。この昇降手段は、油圧式手動ジャッキに限らず、ステージ13を昇降させられれば、機械式、電動式など方式を問わない。
【0026】
図5は、回転振れ量測定装置1に備えられたステージ13を説明する図である。回転振れ量測定装置1に備えられたステージ13には、ステージ13が下降したときに、下部テーパコーン11がステージ13を貫通するための貫通穴130が設けられ、この貫通穴130の直径は、下部テーパコーン11のテーパ部の最大径より2〜3mm程度大きくしている。
【0027】
図6は、印刷シリンダー2が装着されるときのステージ13の動作を説明する図である。オペレータがステージ昇降手段14(ここでは、油圧式の手動ジャッキ140)を操作し、ステージを上昇させると、ステージ13は、ステージ13の表面と下部テーパコーン11の上面と同一になる位置に止まる(図6(a))。
【0028】
印刷シリンダー2を回転振れ量測定装置1に装着するときは、ステージ13が上昇している時に、ステージ13の貫通穴130と印刷シリンダー2の取り付け穴20がほぼ重なるように、ステージ13上に印刷シリンダー2をセットし、挿着用レバー120を操作して、上部テーパコーン10を印刷シリンダー2の上端面の取り付け穴20に挿着させた後、ステージ昇降手段14を操作してステージ13を下降させると、印刷シリンダー2の下端面がステージと共に下降し、回転振れ量測定装置1の下部テーパコーン11は、印刷シリンダー2の下端面の取り付け穴20に挿入される(図6(b))。
【0029】
なお、ステージ13を下降させると、印刷シリンダー2の位置も下降するが、上部テーパコーン挿着手段12の機能(ここでは、外側シリンダー121aに内蔵されたバネ121c)によって、上部テーパコーン10は下方向に加圧されているため、上部テーパコーン10が印刷シリンダー2から外れることはない。
【0030】
回転振れ量測定装置1において、印刷シリンダー2を回転させるために回転駆動するテーパコーンは下部テーパコーン11で、下部テーパコーン11は、シリンダー回転手段15と機械的に連動しており、シリンダー回転手段15が作動すると、シリンダー回転手段15と連動して下部テーパコーン11が回転し、印刷シリンダー2が回転する仕組みになっている。
【0031】
図3および図4では、回転振れ量測定装置1のシリンダー回転手段15は、装置支柱部材17に設けられた回転ハンドル150と、回転振れ量測定装置1の下部に設けられたベルト152、155、プーリー151、158,159およびギア153、154、156,157などから構成され、回転ハンドル150の回転が、ベルト152、155、プーリー151、158,159およびギア153、154、156,157を介してして下部テーパコーン11に伝達され、回転ハンドル150の回転に従動して下部テーパコーン11が回転することで、回転振れ量測定装置1に装着された印刷シリンダー2は回転する。
【0032】
なお、本実施形態においては、回転振れ量測定装置1のシリンダー回転手段15は、回転振れ量測定装置1の軽量化、および、装置価格の安価化を目的とし、手動で印刷シリンダー2を回転させる機構としているが、電動モータ等によって印刷シリンダー2を回転させる手段であっても構わない。また、本実施形態においては、シリンダー回転手段15により下部テーパコーン11のみを回転させるようにしたが、上部テーパコーン10のみを回転させてようにしても良いし、更に上部テーパコーン10と下部テーパコーン11の両方を回転させるようにしても良い。
【0033】
回転振れ量測定装置1の装置支柱部材17には、印刷シリンダー2の回転振れ量を検出するために、印刷シリンダー2の回転振れ量を検出する変位測定手段16として、ダイヤルゲージ160が上下の2箇所に設けられている。当然のことながら、なお、変位検出手段16については接触式や非接触式などの各種変位センサを用いることができるが、接触式の場合は印刷シリンダー2の周面に沿った摺動を伴うため、印刷シリンダー2の周面を損傷しないような先端形状、材質で、押付力も先端が跳ねずにかつ必要最小限に留めることが必要である。
【0034】
なお、印刷シリンダー2の装着時あるいは取外し時には、印刷シリンダー2と変位測定手段16が衝突するのを防止するため、変位測定手段16を退避位置まで引込める機構161を、回転振れ量測定装置1は備えている。印刷シリンダー2を装着後、各変位測定手段を適切な位置まで印刷シリンダー2の周面方向に引出して固定し、印刷シリンダー2を取り外す時は、所定位置まで退避させる。
【0035】
印刷シリンダー2の回転振れ量を測定するときは、上述した内容で、印刷シリンダー2を回転振れ量測定装置1に装着させた後、印刷シリンダー2の表面の変位を測定できる位置に各々の変位測定手段16を調整し、シリンダー回転手段15によって印刷シリンダー2を回転させ、印刷シリンダー2の1回転間における各々の変位測定手段16の最大値および最小値から、印刷シリンダー2に発生する回転振れ量を測定する。
【0036】
このように、回転振れ量測定装置1のオペレータは、印刷シリンダー2の回転振れ量を測定するとき、印刷シリンダー2をステージ13に載せるだけでよく、回転振れ量測定装置1に印刷シリンダー2を容易に装着できるようにすることで、印刷シリンダー2一本あたりの回転振れ量測定時間の短縮が図れる。
【0037】
また、回転振れ量測定装置1の設計時に、ステージ13が上昇した時の高さ、すなわち、下部テーパコーン11の上面の高さを、印刷シリンダー2を運搬するパレットの高さ(例えば、床面から144mm)にすると、パレットからステージ13への印刷シリンダー2の移動を容易に行うことができ、より、印刷シリンダー2の回転振れ量を測定する作業負荷を軽減することができる。加えて、図3に図示しているように、移動用の車輪18を回転振れ量測定装置1が備えていると、回転振れ量測定装置1を容易に移動できて便利である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明に係る回転振れ量測定装置のブロック図。
【図2】グラビア印刷用の印刷シリンダーを説明する図。
【図3】回転振れ量測定装置の正面図。
【図4】回転振れ量測定装置の部分断面図。
【図5】ステージを説明する図。
【図6】印刷シリンダーが装着されるときのステージの動作を説明する図。
【符号の説明】
【0039】
1 回転振れ量測定装置
10 上部テーパコーン
11 下部テーパコーン
12 上部テーパコーン挿着手段
13 ステージ
14 ステージ昇降手段
15 シリンダー回転手段
16 変位測定手段
2 印刷シリンダー
20 取り付け穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テーパ付きの取り付け穴が両端面に設けられた中空円筒状のシリンダーの回転振れ量を測定するときに利用される回転振れ量測定装置であって、
前記シリンダーが幅方向を鉛直方向にして装着したとき、前記シリンダーの上端面の前記取り付け穴に挿入するための上部テーパコーンと、
前記シリンダーの下端面の前記取り付け穴に挿入するための下部テーパコーンと、
前記シリンダーの上端面の取り付け穴に、加圧した状態で前記上部テーパコーンを挿着する上部テーパコーン挿着手段と、
前記下部テーパコーンが貫通する貫通穴が設けられたステージと、
前記ステージの上昇位置が前記下部テーパコーンの上面位置となるように前記ステージを昇降させるステージ昇降手段と、
前記上部テーパコーン或いは前記下部テーパコーンの少なくとも一方を回転させることで前記シリンダーを回転させるシリンダー回転手段と、
前記シリンダーの周面の変位を測定し、測定値を出力する複数の変位測定手段と、
を備えたことを特徴とする回転振れ量測定装置。
【請求項2】
請求項1に記載の回転振れ量測定装置であって、前記回転振れ量測定装置に備えられた前記シリンダー回転手段は、オペレータが手動で前記シリンダーを回転させる手段であることを特徴とする回転振れ量測定装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−204518(P2009−204518A)
【公開日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−48282(P2008−48282)
【出願日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】