説明

スクライブ形成方法、分割予定線付き基板

【課題】 基板内部にレーザ光を集光することで改質領域からなる分割予定線を形成する際に、分割予定線の端部付近においても良好に基板の分割を可能とするスクライブライン形成方法、分割予定線付き基板を提案する。
【解決手段】 基板Pのスクライブ形成方法であって、基板Pの内部にレーザ光を集光すると共に基板Pとレーザ光を相対移動させて、基板P内に改質領域S1からなる分割予定線Sを形成する工程と、分割予定線Sの端部周辺にレーザ光を集光して第二改質領域Uからなる分割補助部Vを形成する工程と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板に対して分割予定線を形成するスクライブ形成方法、分割予定線付き基板に関する。
【背景技術】
【0002】
液晶装置等に広く使用されているガラス基板を複数に分割する方法として、基板の表面に溝(分割予定線,スクライブライン)を刻み、この溝に沿って基板を分割する方法が一般に用いられている。しかし、このような方法は、基板に物理的に溝を設けるので、切り屑が発生するなどの問題があった。
このため、基板の内部にレーザ光を集光させることにより、基板内部に変質領域からなる分割予定線を形成する技術が提案されている(特許文献1)。
【特許文献1】特開2002−192370号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述した技術では、基板の側端面付近においては、図8に示すように、レーザ光の一部が基板外にはみ出てしまうので、基板内部に改質領域を良好に形成することが困難である。又は、改質領域が形成できたとしても、基板の中央部等の他の領域と比べて質改質密度の低いものとなってしまう。
このように、レーザ光を用いた方法では、基板の側端面付近に、分割予定線を形成することができない。また、基板の側端面付近でなくとも、基板に形成した電極パターン等の存在により、改質領域を形成できない領域が存在する。
このため、基板を分割予定線に沿って分割した際に、分割予定線の端部付近、例えば、基板の側端面付近において不必要な割れが発生してしまうという問題がある。特に、基板に電極パターン等を形成していた場合には、この電極パターン等が損傷してしまう不都合がある。
【0004】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、基板内部にレーザ光を集光することで改質領域からなる分割予定線を形成する際に、分割予定線の端部付近においても良好に基板の分割を可能とするスクライブライン形成方法、分割予定線付き基板を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るスクライブ形成方法、分割予定線付き基板では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
第1の発明は、基板のスクライブ形成方法であって、基板の内部にレーザ光を集光すると共に前記基板と前記レーザ光を相対移動させて、前記基板内に改質領域からなる分割予定線を形成する工程と、前記分割予定線の端部周辺に前記レーザ光を集光して第二改質領域からなる分割補助部を形成する工程と、を有するようにした。
この発明によれば、分割予定線に沿って発生した割れが、第二改質領域からなる分割補助部に伝播するので、分割予定線が形成されていない領域における不必要な割れ等の発生を防止することができる。
【0006】
また、前記分割補助部を形成する工程が、前記基板の側端面付近に前記第二改質領域を形成する工程を含むものでは、分割予定線の形成が困難な基板の側端面付近であっても、この部分に分割補助部を形成することで、基板の側面付近における不必要な割れ等の発生を防止することができる。
また、前記分割補助部を形成する工程が、前記基板の厚み方向において、前記分割予定線とは異なる位置に前記第二改質領域を形成する工程を含むものでは、レーザ光の集光位置を基板の厚み方向に移動させることで、より基板の側端面付近に第二改質領域からなる分割補助部を形成することが可能となる。
また、前記分割補助部を形成する工程が、前記基板の厚み方向において、前記第二改質領域を前記分割予定線に重ねて形成する工程を含むものでは、分割予定線に沿って発生した割れが分割補助部に確実に伝播するようになって、分割予定線が形成されていない領域における不必要な割れ等の発生が防止される。
また、前記レーザ光として、超短パルスレーザ光を用いるものでは、基板の内部に良好に改質領域及び第二改質領域を形成することができる。
【0007】
第2の発明は、内部に改質領域からなる分割予定線が形成された基板であって、前記分割予定線の端部周辺に、第二改質領域からなる分割補助部が配置されるようにした。
この発明によれば、分割予定線に沿って割れを発生させると、この割れが第二改質領域からなる分割補助部に伝播するので、分割予定線が形成されていない領域における不必要な割れ等の発生を防止することができる。
【0008】
また、前記分割補助部が、前記基板の側端面付近に配置されるものでは、分割予定線の形成が困難な基板の側端面付近であっても、この部分に分割補助部を形成することで、基板の側面付近における不必要な割れ等の発生を防止することができる。
また、前記分割補助部が、前記基板の厚み方向において、前記分割予定線とは異なる位置に配置されるものでは、レーザ光の集光位置を基板の厚み方向に移動させることで、より基板の側端面付近に第二改質領域からなる分割補助部を配置することが可能となる。
また、前記分割補助部が、前記基板の厚み方向において、一部が前記分割予定線に重ねて配置されるものでは、分割予定線に沿って発生した割れが分割補助部に確実に伝播するようになって、分割予定線が形成されていない領域における不必要な割れ等の発生が防止される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明のスクライブ形成方法、分割予定線付き基板の実施形態について図を参照して説明する。
図1は、スクライブ形成装置10の概略構成を示す概念図である。
スクライブ形成装置10は、レーザ光Lを発生するレーザ光源11、レーザ光Lの出力やパルス幅等を調節するためにレーザ光源11を制御するレーザ光源制御部14、レーザ光Lを集光する集光用レンズ12、集光用レンズ12等をZ軸方向に移動させるためのZ軸駆動部15、基板Pを載置する載置台17、載置台17をX軸方向に移動させるためのX軸ステージ18、載置台17をX軸方向に直交するY軸方向に移動させるためのY軸ステージ19、X軸ステージ18及びY軸ステージ19を制御するステージ制御部20等を備える。
【0010】
レーザ光源11、集光用レンズ12等からなるレーザ投光部13から射出されるレーザ光Lには、超短パルスレーザが用いられる。例えば、パルス幅300fs、出力170mW、繰り返し率1kHz、波長800nm、倍率100倍(NA0.8)のフェムト秒レーザが用いられる。
フェムト秒レーザのような超短パルスレーザは、出力が小さくても、パルス幅が非常に短いため、1パルス中の瞬間的な到達出力を大きくなる。
したがって、超短パルスレーザを集光照射すると,熱伝導が起こる前に瞬時にエネルギーが注入されるため、照射部位周辺が熱的・化学的損傷をほとんど受けない高精度・高品質な加工が実現できる。そして、多光子吸収という現象を利用して、通常であれば光が通り抜けてしまうガラスやダイヤモンド等の透明材料の内部への3次元加工が可能である。
【0011】
Z軸駆動部15は、レーザ投光部13をZ軸方向に移動させることにより、レーザ光Lの焦点をZ軸方向に移動させるものである。すなわち、Z軸方向は基板Pの表面Psと直交する方向であり、また集光用レンズ12等を介して基板Pに入射するレーザ光Lの焦点深度の方向でもある。したがって、Z軸駆動部15によりレーザ投光部13をZ軸方向に移動させることにより、基板Pの内部の任意位置にレーザ光Lの焦点を位置させることができる。
【0012】
X軸ステージ18、Y軸ステージ19は、基板PをX軸方向及びY軸方向に移動させることで、基板P内に集光したレーザ光Lの焦点を基板P内でX軸方向及びY軸方向に移動させることができる。
【0013】
基板Pとしては、石英やソーダガラス等からなる光透過性基板等が用いられる。光透過性基板を用いることで、基板Pの内部にレーザ光Lを良好に集光させることができる。
【0014】
次に、本実施形態に係るスクライブ形成方法について説明する。
図2,図3は、スクライブ形成方法を示す図であって、図2は基板の断面図、図3は基板の平面図である。
【0015】
まず、載置台17上に基板Pを載置する。そして、Z軸駆動部15によりレーザ投光部13をZ軸方向に移動させて、基板Pの最下部にレーザ光Lの焦点が合うように位置決めする。
具体的には、基板Pの最下部、すなわち裏面Ptに近接する位置にレーザ光Lの焦点位置を合わせる。なお、焦点位置は、基板Pの屈折率を予め求めておくことで推測される。
【0016】
次いで、レーザ投光部13からフェムト秒レーザを照射して、最下部に改質領域を形成する。これと同時に、図3に示すように、X軸ステージ18及びY軸ステージ19を駆動して、基板Pをレーザ投光部13に対して移動させる。なお、X軸ステージ18、Y軸ステージ19の走査速度としては、例えば、約20mm/sである。
【0017】
フェムト秒レーザを用いたスクライブ形成方法では、基板Pにレーザ光Lを透過させ、基板Pの内部に多光子吸収を発生させることで、微細なクラック等を有する改質領域を形成するものである。
すなわち、基板Pがレーザ光Lを吸収することにより基板Pを発熱・溶融させるのではない。このため、基板Pの焦点以外の部位、例えば表面Psではレーザ光Lがほとんど吸収されず、溶融等を発生することはない。
【0018】
このようにして、図2,図3(b)に示すように、最下部にライン状の改質領域S1からなる分割予定線Sが基板Pを横断するように形成される。そして、このライン状の改質領域S1は、周辺領域に比べて脆弱な領域であるため、改質領域S1に沿って基板Pを複数に分割することが可能となる。
【0019】
ところで、基板Pの内部に改質領域S1を形成する場合には、基板Pの側端部に改質領域S1を形成することは困難である。
図8に示すように、レーザ光Lの一部が基板P外に食み出してしまうからである。すなわち、基板P内にレーザ光Lを十分に集光させることができないため、基板Pの内部に改質領域が形成されづらい。または、形成されたとしても、改質密度が低く、分割予定線Sとして機能しないものである。
このため、従来は、図3(b)に示すように、基板Pの側端部Tには改質領域S1を形成しない、つまり未加工領域としていた。
そして、このような改質領域S1からなる分割予定線Sに沿って基板Pを分割すると、側端部T、すなわち未加工領域において不必要な割れが発生しまう場合が少なくなかった。例えば、分割予定線Sとは平行でない方向に割れが進行したり、複数の割れが発生して、基板Pの側端部Tが欠けたりする。
【0020】
そこで、分割予定線Sの両端部の周辺に、分割予定線Sとは別個に形成した改質領域Uからなる分割補助部Vを形成する。すなわち、分割予定線Sの両端部の周辺である側端部Tに改質領域Uを形成することで、分割予定線Sに発生した割れが改質領域Uに伝播するようになり、これにより、側端部Tにおける不必要な割れが発生を防止することが可能となる。
【0021】
ところで、上述したように、側端部Tに改質領域S1を形成することは困難である。したがって、改質領域S1の形成方法と同一の方法では、側端部Tに改質領域Uを形成することはできない。
このため、改質領域Uの形成方法としては、基板Pの厚み方向(Z軸方向)において、分割予定線Sとは異なる位置に改質領域Uを形成する。レーザ光Lの集光位置が+Z方向に移動すれば、集光位置をより側端面に近接させたとしてもレーザ光Lが基板Pからはみ出ないようになるからである。したがって、より側端面付近に改質領域Uを形成することが可能となる。
【0022】
図4は、改質領域Uの形成方法を説明する模式図である。
改質領域Uを形成する方法としては、改質領域S1からなる分割予定線Sを形成した後、Z軸駆動部15を駆動して、レーザ光Lの集光位置を+Z軸方向に移動させる。また、X軸ステージ18及びY軸ステージ19を駆動して、レーザ光Lの集光位置を改質領域S1の端部周辺であって、側端面に近接した位置に移動させる。
そして、図4(a)に示すように、この位置においてレーザ投光部13からレーザ光Lを照射することで、基板P内に改質領域Uからなる分割補助部Vを形成する。
また、図4(b)に示すように、レーザ光Lの集光位置を、Z軸方向及びX,Y軸方向に徐々に変化させて、複数の改質領域Uを形成してもよい。分割予定線Sの端部に近接しつつ(一部が重なってもよい)、基板Pの側端面にも近接する分割補助部Vを形成できるからである。
【0023】
こうして、基板Pの側端部Tに改質領域Uからなる分割補助部Vが形成される。これにより、基板Pを分割予定線Sに沿って分割した際には、発生した割れが改質領域Uからなる分割補助部Vに確実に伝播するので、側端部Tにおける不必要な割れの発生が抑制される。
【0024】
なお、基板Pの分割は、基板Pに比較的小さな力を加えること行われる。すなわち、分割予定線Sに沿って亀裂が発生、進行して、基板Pが分割(分断)される。
なお、基板Pに力を加える方法としては、例えば、分割予定線Sに沿って基板Pに曲げ応力やせん断応力を加えたり、基板Pに温度差を与えて熱応力を発生させたりする。
【0025】
改質領域Uからなる分割補助部Vの形成方法として、側端部Tにのみ形成する場合について説明したが、これに限らない。
例えば、図5に示すように、分割予定線Sの上部(+Z軸方向)に、一部が重なるように改質領域Uを形成してもよい。これにより、分割予定線Sに割れが発生すると、その割れは分割補助部Vに直接伝播する。このため、不必要な割れが発生が更に防止される。
【0026】
改質領域Uからなる分割補助部Vの形成方法として、レーザ投光部13を+Z軸方向に移動させる場合について説明したが、これに限らない。
例えば、図6に示すように、基板Pの側端面方向からレーザ光Lを照射して、基板P内に集光させて、改質領域Uからなる分割補助部Vを形成してもよい。この場合、分割補助部Vは、分割予定線Sと同じZ軸方向の位置に形成することができる。
【0027】
また、不必要な割れが発生する部位として、側端部Tを例にして説明したが、これに限らない。
例えば、分割予定線Sを連続した直線状に形成できない場合も同様である。例えば、図7に示すように、破線状の分割予定線Sを形成した後に、未加工領域に複数の改質領域Uからなる分割補助部Vを形成する。これにより、破線状の分割予定線Sであっても、確実に分割予定線Sに沿って割れを進行させて、基板Pを良好に分割することが可能となる。
【0028】
上述した実施形態においては、説明を分かりやすくするために、ライン(直線)状の分割予定線Sを1本だけ形成する場合について説明したが、これに限らない。複数の分割予定線を平行に形成する場合であってもよい。また、曲線状や格子状の分割予定線を形成してもよい。
【0029】
基板PをX軸ステージ及びY軸ステージによりX軸方向及びY軸方向に移動させ、またレーザ投光部13をZ軸駆動部によりZ軸方向に移動させる場合について説明したが、これに限らない。
レーザ投光部13を固定して、基板PをX軸,Y軸およびZ軸方向に移動させてもよい。逆に、基板Pを固定して、レーザ投光部13をX軸,Y軸およびZ軸方向に移動させてもよい。
【0030】
また、基板Pとしては、液晶装置や有機EL装置等のディスプレイ等が挙げられる。主に、基板Pの裏面Ptに、電子デバイスや配線パターン等が形成されたTFT基板である。そして、このような基板Pに分割予定線Sを形成した場合には、分割予定線S以外の部分での割れが殆どなくなるので、基板Pの分割に伴う電子デバイスや配線パターンの損傷が防止される。
また、基板Pとしては、TFT基板等に限らず、内部にマイクロレンズを形成した透明基板であってもよい。
【0031】
また、基板がガラス基板等の光透過性基板の場合について説明したが、レーザ光Lが透過するものであれば、半透明又は不透明な材料からなる基板であってもよい。この場合には、改質領域が、微細なクラック等から形成される場合の他、熔融或いは結晶構造の変化により形成されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本実施形態のスクライブ形成装置の概略構成を示す概念図である。
【図2】本実施形態のスクライブ形成方法を示す断面図である。
【図3】本実施形態のスクライブ形成方法を示す平面図である。
【図4】分割補助部の形成方法の概略説明図である。
【図5】分割補助部の他の形成方法の概略説明図である。
【図6】分割補助部の他の形成方法の概略説明図である。
【図7】分割補助部の他の形成方法の概略説明図である。
【図8】従来のスクライブ形成方法を示す断面図である。
【符号の説明】
【0033】
10…スクライブ形成装置、 11…レーザ光源、 13…レーザ投光部、
L…レーザ光、 P…基板、 S…分割予定線、 S1…改質領域(他の領域)、
T…側端部(未加工領域)、 U…改質領域(第二改質領域)、 V…分割補助部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板の内部にレーザ光を集光すると共に前記基板と前記レーザ光を相対移動させて、前記基板内に改質領域からなる分割予定線を形成する工程と、
前記分割予定線の端部周辺に前記レーザ光を集光して第二改質領域からなる分割補助部を形成する工程と、
を有することを特徴とするスクライブ形成方法。
【請求項2】
前記分割補助部を形成する工程は、前記基板の側端面付近に前記第二改質領域を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のスクライブ形成方法。
【請求項3】
前記分割補助部を形成する工程は、前記基板の厚み方向において、前記分割予定線とは異なる位置に前記第二改質領域を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスクライブ形成方法。
【請求項4】
前記分割補助部を形成する工程は、前記基板の厚み方向において、前記第二改質領域を前記分割予定線に重ねて形成する工程を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスクライブ形成方法。
【請求項5】
前記レーザ光として、超短パルスレーザ光を用いることを特徴する請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載のスクライブ形成方法。
【請求項6】
内部に改質領域からなる分割予定線が形成された基板であって、
前記分割予定線の端部周辺に、第二改質領域からなる分割補助部が配置されたことを特徴とする分割予定線付き基板。
【請求項7】
前記分割補助部は、前記基板の側端面付近に配置されることを特徴とする請求項6に記載の分割予定線付き基板。
【請求項8】
前記分割補助部は、前記基板の厚み方向において、前記分割予定線とは異なる位置に配置されることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の分割予定線付き基板。
【請求項9】
前記分割補助部は、前記基板の厚み方向において、一部が前記分割予定線に重ねて配置されることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の分割予定線付き基板。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−21514(P2007−21514A)
【公開日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−204233(P2005−204233)
【出願日】平成17年7月13日(2005.7.13)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】