説明

スピロ複素環化合物および治療剤としてのその使用

本発明は、例えば疼痛などのナトリウムチャネル媒介性疾患もしくは状態を治療および/または予防するために有用である、式(I):


(式中、A、k、j、p、Q、R、R3a、R3b、R3c、およびR3dは、本明細書に規定したとおりである)の、それらの立体異性体、鏡像異性体、互変異性体もしくはそれらの混合物としてのスピロ複素環化合物、またはそれらの医薬上許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグに向けられる。前記化合物を含む医薬組成物および前記化合物を使用する方法もまた開示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

(式中、
pは、1〜4である;
jおよびkは各々、独立して0、1、2もしくは3である;
Qは、−C(R1a)H−、−C(O)−、−O−、−S−、−N(R)−、−CF−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−である;
1aは、水素もしくは−ORである;
【化2】

は、縮合ヘテロアリール環もしくは縮合ヘテロシクリル環である;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORである;
またはRは、−C(O)N(R)R
(式中、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルである;
またはRおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成する;
ならびにRおよびRについての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)で置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、(必要に応じてシアノで置換された)アリール、(必要に応じて1つ以上のアルキル基で置換された)アラルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールで必要に応じて置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11
(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−OR、または−R−CNである;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rである;
ならびにR10およびR11についての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)である;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであるが、このとき前記ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、アルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、アリールおよびアラルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換される;
各Rは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(=N−CN)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
および各Rについてのシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−N(R)C(O)R、および−N(R)S(O)(式中、各mは独立して0、1もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい;
または2つの隣接するR基は、それらが直接的に結合している縮合ヘテロアリール環もしくは縮合ヘテロシクリル環原子と一緒に、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよく、残りのR基は、存在する場合は、上述したとおりである;
3a、R3b、R3cおよびR3dは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(N=C(R)R)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
またはR3aおよびR3b、またはR3bおよびR3c、またはR3cおよびR3dは、それらが直接結合している炭素環原子と一緒に、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよい、および残りのR3a、R3b、R3cもしくはR3d基は上記に規定したとおりである;
各RおよびRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択される;
またはRおよびRが各々同一窒素原子に結合している場合は、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してよい;および
各Rは、直接結合または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である)の、それらの立体異性体、鏡像異性体、互変異性体もしくはそれらの混合物としての化合物、またはそれらの医薬上許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ。
【請求項2】
pは、1もしくは2である;
jおよびkのうちの少なくとも一方は1であり、他方は0もしくは1である;
Qは、−O−である;
【化3】

は、縮合ヘテロアリール環である;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORである;
またはRは、−C(O)N(R)R
(式中、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルである;
またはRおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成する;
ならびにRおよびRについての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)で置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、(必要に応じてシアノで置換された)アリール、(必要に応じて1つ以上のアルキル基で置換された)アラルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールで必要に応じて置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11
(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−OR、または−R−CNである;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rである;
ならびにR10およびR11についての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)である;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであるが、このとき前記ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、アルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、アリールおよびアラルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換される;
各Rは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO22、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(=N−CN)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
および各Rについてのシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−N(R)C(O)R、および−N(R)S(O)(式中、各mは独立して0、1もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい;
または2つの隣接するR基は、それらが直接的に結合している縮合ヘテロアリール環原子と一緒に、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよく、残りのR基は、存在する場合は、上述したとおりである;
3a、R3b、R3cおよびR3dは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(N=C(R)R)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
またはR3aおよびR3b、またはR3bおよびR3c、またはR3cおよびR3dは、それらが直接結合している炭素環原子と一緒に、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよい、および残りのR3a、R3b、R3cもしくはR3d基は上記に規定したとおりである;
各RおよびRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択される;
またはRおよびRが各々同一窒素原子に結合している場合は、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してよい;および
各Rは、直接結合または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
pは、1もしくは2である;
jは0であり、およびkは1である;
Qは、−O−である;
【化4】

は、ピリミジニル、ピラジニル、ピリジニルおよびチエニルからなる群から選択される縮合ヘテロアリール環である;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORである;
またはRは、−C(O)N(R)R
(式中、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルである;
またはRおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成する;
ならびにRおよびRについての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)で置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、(必要に応じてシアノで置換された)アリール、(必要に応じて1つ以上のアルキル基で置換された)アラルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールで必要に応じて置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11
(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−OR、または−R−CNである;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rである;
ならびにR10およびR11についての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)である;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであるが、このとき前記ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、アルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、アリールおよびアラルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換される;
各Rは各々、水素およびアルキルからなる群から独立して選択される;
3a、R3b、R3cおよびR3dは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO22、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(N=C(R)R)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
またはR3aおよびR3b、またはR3bおよびR3c、またはR3cおよびR3dは、それらが直接結合している炭素環原子と一緒に、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよい、および残りのR3a、R3b、R3cもしくはR3d基は上記に規定したとおりである;
各RおよびRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択される;
またはRおよびRが各々同一窒素原子に結合している場合は、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してよい;および
各Rは、直接結合または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
pは、1もしくは2である;
jは0であり、およびkは1である;
Qは、−O−である;
【化5】

は、縮合ピリジニル環である;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORである;
またはRは、−C(O)N(R)R
(式中、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルである;
またはRおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成する;
ならびにRおよびRについての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)で置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、(必要に応じてシアノで置換された)アリール、(必要に応じて1つ以上のアルキル基で置換された)アラルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールで必要に応じて置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11
(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−OR、または−R−CNである;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rである;
ならびにR10およびR11についての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)である;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであるが、このとき前記ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、アルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、アリールおよびアラルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換される;
各Rは各々、水素およびアルキルからなる群から独立して選択される;
3aおよびR3dは各々、水素である;
3bおよびR3cは、それらが直接的に結合している炭素環原子と一緒に、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成する;
各RおよびRは、独立して水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される;
またはRおよびRが各々同一窒素原子に結合している場合は、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してよい;および
各Rは、直接結合または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
pは、1もしくは2である;
jは0であり、およびkは1である;
Qは、−O−である;
【化6】

は、縮合ピリジニル環である;
は、水素もしくはアルキルである;
またはRは、−C(O)N(R)R
(式中、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルである;
またはRおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成する;
ならびにRおよびRについての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)で置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11
(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−OR、または−R−CNである;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rである;
ならびにR10およびR11についての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)である;
各Rは各々、水素およびアルキルからなる群から独立して選択される;
3aおよびR3dは各々、水素である;
3bおよびR3cは、それらが直接的に結合している炭素環原子と一緒に、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成する;
各RおよびRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択される;
またはRおよびRが各々同一窒素原子に結合している場合は、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してよい;および
各Rは、直接結合または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
pは、1もしくは2である;
jは0であり、およびkは1である;
Qは、−O−である;
【化7】

は、縮合ピリジニル環である;
は、水素もしくはアルキルである;
各Rは各々、水素およびアルキルからなる群から独立して選択される;
3aおよびR3dは各々、水素である;および
3bおよびR3cは、それらが直接的に結合している炭素環原子と一緒に、縮合ジオキソリル環を形成する、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
pは、1である;
jは0であり、およびkは1である;
Qは、−O−である;
【化8】

は、縮合ピリジニル環である;
は、ペンチルである;
各Rは各々、水素からなる群から独立して選択される;
3aおよびR3dは各々、水素である;および
3bおよびR3cは、それらが直接的に結合している炭素環原子と一緒に、縮合ジオキソリル環を形成する、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
以下の:
1’−ペンチルスピロ[フロ[2,3−f][1,3]ベンゾジオキソール−7,3’−ピロロ[2,3−b]ピリジン]−2’(1’H)−オン;
1’−ペンチルスピロ[フロ[2,3−f][1,3]ベンゾジオキソール−7,3’−ピロロ[3,2−b]ピリジン]−2’(1’H)−オン;および
1’−ペンチルスピロ[フロ[2,3−f][1,3]ベンゾジオキソール−7,3’−ピロロ[3,2−c]ピリジン]−2’(1’H)−オン
からなる群から選択される請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
pは、1もしくは2である;
jは0であり、およびkは1である;
Qは、−O−である;
【化9】

は、縮合チエニル環である;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORである;
またはRは、−C(O)N(R)R
(式中、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルである;
またはRおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成する;
ならびにRおよびRについての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)で置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、(必要に応じてシアノで置換された)アリール、(必要に応じて1つ以上のアルキル基で置換された)アラルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールで必要に応じて置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11
(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−OR、または−R−CNである;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rである;
ならびにR10およびR11についての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)である;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであるが、このとき前記ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、アルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、アリールおよびアラルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換される;
各Rは各々、水素およびアルキルからなる群から独立して選択される;
3aおよびR3dは各々、水素である;
3bおよびR3cは、それらが直接的に結合している炭素環原子と一緒に、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成する;
各RおよびRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択される;
またはRおよびRが各々同一窒素原子に結合している場合は、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してよい;および
各Rは、直接結合または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である、請求項3に記載の化合物。
【請求項10】
pは、1もしくは2である;
jは0であり、およびkは1である;
Qは、−O−である;
【化10】

は、縮合チエニル環である;
は、水素もしくはアルキルである;
またはRは、−C(O)N(R)R
(式中、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルである;
またはRおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成する;
ならびにRおよびRについての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)で置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11
(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−OR、または−R−CNである;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rである;
ならびにR10およびR11についての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)である;
各Rは各々、水素およびアルキルからなる群から独立して選択される;
3aおよびR3dは各々、水素である;
3bおよびR3cは、それらが直接的に結合している炭素環原子と一緒に、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成する;
各RおよびRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択される;
またはRおよびRが各々同一窒素原子に結合している場合は、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してよい;および
各Rは、直接結合または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
pは、1もしくは2である;
jは0であり、およびkは1である;
Qは、−O−である;
【化11】

は、縮合チエニル環である;
は、水素もしくはアルキルである;
各Rは各々、水素およびアルキルからなる群から独立して選択される;
3aおよびR3dは各々、水素である;および
3bおよびR3cは、それらが直接的に結合している炭素環原子と一緒に、縮合ジオキソリル環を形成する、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
pは、1である;
jは0であり、およびkは1である;
Qは、−O−である;
【化12】

は、縮合チエニル環である;
は、ペンチルである;
各Rは各々、水素からなる群から独立して選択される;
3aおよびR3dは各々、水素である;および
3bおよびR3cは、それらが直接的に結合している炭素環原子と一緒に、縮合ジオキソリル環を形成する、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
4’−ペンチルスピロ[フロ[2,3−f][1,3]ベンゾジオキソール−7,6’−チエノ[3,2−b]ピロール]−5’(4’H)−オンである、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
哺乳動物における疾患もしくは状態を治療する、予防する、もしくは改善する方法であって、前記疾患もしくは状態は、疼痛、うつ状態、心臓血管疾患、呼吸性疾患、精神医学的疾患、またはこれらの組み合わせからなる群から選択され、それを必要とする前記哺乳動物に治療有効量の式(I):
【化13】

(式中、
pは、1〜4である;
jおよびkは各々、独立して0、1、2もしくは3である;
Qは、−C(R1a)H−、−C(O)−、−O−、−S−、−N(R)−、−CF−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−である;
1aは、水素もしくは−ORである;
【化14】

は、縮合ヘテロアリール環もしくは縮合ヘテロシクリル環である;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORである;
またはRは、−C(O)N(R)R
(式中、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルである;
またはRおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成する;
ならびにRおよびRについての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)で置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、(必要に応じてシアノで置換された)アリール、(必要に応じて1つ以上のアルキル基で置換された)アラルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールで必要に応じて置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11
(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−OR、または−R−CNである;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rである;
ならびにR10およびR11についての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)である;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであるが、このとき前記ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、アルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、アリールおよびアラルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換される;
各Rは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(=N−CN)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
および各Rについてのシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−N(R)C(O)R、および−N(R)S(O)(式中、各mは独立して0、1もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい;
または2つの隣接するR基は、それらが直接的に結合している縮合ヘテロアリール環もしくは縮合ヘテロシクリル環原子と一緒に、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよく、残りのR基は、存在する場合は、上述したとおりである;
3a、R3b、R3cおよびR3dは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(N=C(R)R)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
またはR3aおよびR3b、またはR3bおよびR3c、またはR3cおよびR3dは、それらが直接結合している炭素環原子と一緒に、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよい、および残りのR3a、R3b、R3cもしくはR3d基は上記に規定したとおりである;
各RおよびRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択される;
またはRおよびRが各々同一窒素原子に結合している場合は、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してよい;および
各Rは、直接結合または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である)の、それらの立体異性体、鏡像異性体、互変異性体もしくはそれらの混合物としての化合物、またはそれらの医薬上許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを投与する工程を含む方法。
【請求項15】
前記疾患もしくは状態は、神経障害性疼痛、炎症性疼痛、内臓の疼痛、癌の疼痛、化学療法による疼痛、外傷疼痛、外科的疼痛、外科手術後の疼痛、出産疼痛、分娩疼痛、神経因性膀胱障害、潰瘍性大腸炎、慢性疼痛、持続性疼痛、末梢媒介疼痛、中枢媒介疼痛、慢性頭痛、片頭痛、副鼻洞性頭痛、緊張性頭痛、幻想肢痛、末梢神経損傷およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記疾患もしくは状態は、HIVに関連する疼痛、HIV治療が誘発する神経障害、三叉神経痛、ヘルペス後神経痛、急性疼痛、熱過敏、類肉腫症、過敏性腸症候群、クローン病、多発性硬化症(MS)に関連する疼痛、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、糖尿病性神経障害、末梢性神経障害、関節炎、関節リウマチ、変形性関節炎、アテローム硬化症、発作性緊張異常、筋無力症症候群、筋緊張症、悪性高体温、嚢胞性線維症、仮性アルドステロン症、横紋筋融解症、甲状腺機能低下症、両極うつ状態、不安、統合失調症、ナトリウムチャネル毒素関連病、家族性肢端紅痛症、一次肢端紅痛症、家族性直腸痛、癌、てんかん、部分的および一般的強直発作、下肢静止不能症候群、不整脈、線維筋痛症、脳卒中または神経性外傷により引き起こされる虚血性状態における神経保護、急な不整脈、心房細胞および心室細動からなる群から選択される、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
哺乳動物における電位依存性ナトリウムチャネルを通してのイオン流入の阻害を通して疼痛を治療する方法であって、それを必要とする前記哺乳動物に治療有効量の式(I):
【化15】

(式中、
pは、1〜4である;
jおよびkは各々、独立して0、1、2もしくは3である;
Qは、−C(R1a)H−、−C(O)−、−O−、−S−、−N(R)−、−CF−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−である;
1aは、水素もしくは−ORである;
【化16】

は、縮合ヘテロアリール環もしくは縮合ヘテロシクリル環である;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORである;
またはRは、−C(O)N(R)R
(式中、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルである;
またはRおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成する;
ならびにRおよびRについての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)で置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、(必要に応じてシアノで置換された)アリール、(必要に応じて1つ以上のアルキル基で置換された)アラルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールで必要に応じて置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11
(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−OR、または−R−CNである;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rである;
ならびにR10およびR11についての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)である;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであるが、このとき前記ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、アルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、アリールおよびアラルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換される;
各Rは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(=N−CN)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
および各Rについてのシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−N(R)C(O)R、および−N(R)S(O)(式中、各mは独立して0、1もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい;
または2つの隣接するR基は、それらが直接的に結合している縮合ヘテロアリール環もしくは縮合ヘテロシクリル環原子と一緒に、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよく、残りのR基は、存在する場合は、上述したとおりである;
3a、R3b、R3cおよびR3dは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(N=C(R)R)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
またはR3aおよびR3b、またはR3bおよびR3c、またはR3cおよびR3dは、それらが直接結合している炭素環原子と一緒に、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよい、および残りのR3a、R3b、R3cもしくはR3d基は上記に規定したとおりである;
各RおよびRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択される;
またはRおよびRが各々同一窒素原子に結合している場合は、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してよい;および
各Rは、直接結合または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である)の、それらの立体異性体、鏡像異性体、互変異性体もしくはそれらの混合物としての化合物、またはそれらの医薬上許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを投与する工程を含む方法。
【請求項18】
哺乳動物における細胞内の電位依存性ナトリウムチャネルを通してのイオン流入を減少させる方法であって、前記細胞を式(I):
【化17】

(式中、
pは、1〜4である;
jおよびkは各々、独立して0、1、2もしくは3である;
Qは、−C(R1a)H−、−C(O)−、−O−、−S−、−N(R)−、−CF−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−である;
1aは、水素もしくは−ORである;
【化18】

は、縮合ヘテロアリール環もしくは縮合ヘテロシクリル環である;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORである;
またはRは、−C(O)N(R)R
(式中、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルである;
またはRおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成する;
ならびにRおよびRについての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)で置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、(必要に応じてシアノで置換された)アリール、(必要に応じて1つ以上のアルキル基で置換された)アラルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールで必要に応じて置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11
(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−OR、または−R−CNである;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rである;
ならびにR10およびR11についての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)である;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであるが、このとき前記ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、アルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、アリールおよびアラルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換される;
各Rは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(=N−CN)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
および各Rについてのシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−N(R)C(O)R、および−N(R)S(O)(式中、各mは独立して0、1もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい;
または2つの隣接するR基は、それらが直接的に結合している縮合ヘテロアリール環もしくは縮合ヘテロシクリル環原子と一緒に、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよく、残りのR基は、存在する場合は、上述したとおりである;
3a、R3b、R3cおよびR3dは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(N=C(R)R)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
またはR3aおよびR3b、またはR3bおよびR3c、またはR3cおよびR3dは、それらが直接結合している炭素環原子と一緒に、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよい、および残りのR3a、R3b、R3cもしくはR3d基は上記に規定したとおりである;
各RおよびRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択される;
またはRおよびRが各々同一窒素原子に結合している場合は、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してよい;および
各Rは、直接結合または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である)の、それらの立体異性体、鏡像異性体、互変異性体もしくはそれらの混合物としての化合物、またはそれらの医薬上許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグと接触させる工程を含む方法。
【請求項19】
医薬上許容される賦形剤および式(I):
【化19】

(式中、
pは、1〜4である;
jおよびkは各々、独立して0、1、2もしくは3である;
Qは、−C(R1a)H−、−C(O)−、−O−、−S−、−N(R)−、−CF−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−または−N(R)C(O)−である;
1aは、水素もしくは−ORである;
【化20】

は、縮合ヘテロアリール環もしくは縮合ヘテロシクリル環である;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−R−OR、−R−CN、−R−P(O)(OR、または−R−O−R−ORである;
またはRは、−C(O)N(R)R
(式中、
は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;および
は、水素、アルキル、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、−R−N(R)R、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルである;
またはRおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成する;
ならびにRおよびRについての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−CN、−R−OR、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)で置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−OR、−C(O)OR、ハロ、ハロアルキル、アルキル、ニトロ、シアノ、(必要に応じてシアノで置換された)アリール、(必要に応じて1つ以上のアルキル基で置換された)アラルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールで必要に応じて置換されたアラルキルである;
またはRは、−R−N(R10)R11、−R−N(R12)C(O)R11または−R−N(R10)C(O)N(R10)R11
(式中、
各R10は、水素、アルキル、アリールまたはアラルキルである;
各R11は、水素、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−OC(O)R、−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−R−C(O)R、−R−OR、または−R−CNである;
12は、水素、アルキル、アリール、アラルキルまたは−C(O)Rである;
ならびにR10およびR11についての各アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ハロ、ハロアルキル、ニトロ、−R−CN、−R−OR、−R−C(O)R、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい)である;
またはRは、ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキルであるが、このとき前記ヘテロシクリルアルキルまたはヘテロアリールアルキル基は、アルキル、ハロ、ハロアルキル、−R−OR、−R−C(O)OR、アリールおよびアラルキルからなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換される;
各Rは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(=N−CN)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
および各Rについてのシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル基は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−R−C(O)OR、−R−C(O)N(R)R、−N(R)C(O)R、および−N(R)S(O)(式中、各mは独立して0、1もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から選択される1つ以上の置換基で必要に応じて置換されてよい;
または2つの隣接するR基は、それらが直接的に結合している縮合ヘテロアリール環もしくは縮合ヘテロシクリル環原子と一緒に、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよく、残りのR基は、存在する場合は、上述したとおりである;
3a、R3b、R3cおよびR3dは各々、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、ハロ、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、アラルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−R−CN、−R−NO、−R−OR、−R−N(R)R、−N=C(R)R、−S(O)、−R−C(O)R;−C(S)R、−C(RC(O)R、−R−C(O)OR、−C(S)OR、−R−C(O)N(R)R、−C(S)N(R)R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(S)R、−N(R)C(O)OR、−N(R)C(S)OR、−N(R)C(O)N(R)R、−N(R)C(S)N(R)R、−N(R)S(O)、−N(R)S(O)N(R)R、−R−S(O)N(R)R、−N(R)C(=NR)N(R)R、および−N(R)C(N=C(R)R)N(R)R(式中、各mは独立して0、1、もしくは2であり、各nは独立して1もしくは2である)からなる群から独立して選択される;
またはR3aおよびR3b、またはR3bおよびR3c、またはR3cおよびR3dは、それらが直接結合している炭素環原子と一緒に、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリールから選択される縮合環を形成してよい、および残りのR3a、R3b、R3cもしくはR3d基は上記に規定したとおりである;
各RおよびRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択される;
またはRおよびRが各々同一窒素原子に結合している場合は、RおよびRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールを形成してよい;および
各Rは、直接結合または直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である;および
各Rは、直鎖または分岐状アルキレン鎖、直鎖または分岐状アルケニレン鎖または直鎖または分岐状アルキニレン鎖である)の、それらの立体異性体、鏡像異性体、互変異性体もしくはそれらの混合物としての化合物、またはそれらの医薬上許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを含む医薬組成物。

【公表番号】特表2008−535916(P2008−535916A)
【公表日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−506574(P2008−506574)
【出願日】平成18年4月11日(2006.4.11)
【国際出願番号】PCT/US2006/013318
【国際公開番号】WO2006/110654
【国際公開日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【出願人】(506030826)ゼノン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (47)
【氏名又は名称原語表記】XENON PHARMACEUTICALS INC.
【Fターム(参考)】