ディジタルカレンダ装置
【課題】 ディジタルカレンダの日付情報を効率よく更新し、パーソナルコンピュータに依存せずにディジタルカレンダ装置を実現すること。
【解決手段】 携帯機器向けの地上ディジタルテレビジョン放送データを受信する受信手段と、受信データを処理し、週単位または月単位のカレンダ情報を生成するデータ処理手段と、生成されたカレンダ情報を表示する表示手段とを備えたディジタルカレンダ装置であって、前記データ処理装置が、
前記地上ディジタルテレビジョン放送データから現在の日付情報を取得する手段と、取得した日付情報が含まれる週単位または月単位のカレンダ情報を生成する手段と、前記第2の手段で生成したカレンダ情報に対し、任意の画像を背景画像として合成したカレンダ画面情報を作成し、前記表示手段に表示させる手段とを備える。
【解決手段】 携帯機器向けの地上ディジタルテレビジョン放送データを受信する受信手段と、受信データを処理し、週単位または月単位のカレンダ情報を生成するデータ処理手段と、生成されたカレンダ情報を表示する表示手段とを備えたディジタルカレンダ装置であって、前記データ処理装置が、
前記地上ディジタルテレビジョン放送データから現在の日付情報を取得する手段と、取得した日付情報が含まれる週単位または月単位のカレンダ情報を生成する手段と、前記第2の手段で生成したカレンダ情報に対し、任意の画像を背景画像として合成したカレンダ画面情報を作成し、前記表示手段に表示させる手段とを備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチセンサ付き液晶表示手段を備え、パーソナルコンピュータとは異なる独立した装置にてカレンダ情報を表示するディジタルカレンダ装置に関し、特に、携帯機器向けの地上ディジタルテレビジョン放送(いわゆるワンセグ)から受信した情報に基づいてスケジュール情報、背景画像情報と気象情報を結合させて、同一の画面内に表示することの可能なディジタルカレンダ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ディジタルカレンダとは、日付・背景画像情報の自動更新のために、パーソナルコンピュータの任意OS(Operating System)管理下で、あるアプリケーション・ソフト(ソフトウェア)として動作し、インターネットを利用することが必要であった。これでは、カレンダを見るためにパーソナルコンピュータを起動するという時間がかかり不便である。
また、紙媒体を主体としてカレンダの場合、いつでも日付を確認することができるが、そのためには定期的な手作業による更新作業が発生する。また、本更新作業を実施する場合、一般的に当該月のページに描かれていた画像も同時に破棄することとなる。破棄するべきページにユーザが必要とする画像が描かれていた場合、カレンダの更新作業が心理的に憚られることが予想される。
従来において、この種の装置として、下記の特許文献1に開示されたものがある。
【0003】
【特許文献1】特開2001−76047号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されたカレンダ装置は、パーソナルコンピュータを用いて、電子広告主が特定した所望のレイアウトで電子広告を含むカレンダをパーソナルコンピュータの表示画面に表示させるものである。
しかしながら、下記のような問題がある。
すなわち、インターネット利用してディジタルカレンダの自動日付更新を実施する場合、日付情報取得のためにユーザがパーソナルコンピュータを用意する必要があり、さらにインターネット接続環境の導入が必須である。これにはパーソナルコンピュータの導入コスト及び、インターネット接続環境の維持費が発生する。また、パーソナルコンピュータを前提としているため、一般的にコンピュータの扱いに長けていない高齢者にとって、利用するための敷居が高くなるという問題がある。
また、上記の環境を導入した後もディジタルカレンダを確認するには、パーソナルコンピュータを起動するための時間がかかるという問題は残る。この起動時間を短縮するために、パーソナルコンピュータを起動したままにするなどした場合、消費電力増加により電気代の増加が見込まれる。かといって紙媒体主体のカレンダとした場合、上述の問題に差し当たる。
【0005】
本発明は、上述のようなパーソナルコンピュータに依存したディジタルカレンダの問題を解決するためになされたものであり、その目的はディジタルカレンダの日付情報を効率よく更新し、パーソナルコンピュータに依存せずにディジタルカレンダ装置を実現し、それと同時にさらなる付加価値を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するため、本発明に係るディジタルカレンダ装置は、携帯機器向けの地上ディジタルテレビジョン放送データを受信する受信手段と、受信データを処理し、週単位または月単位のカレンダ情報を生成するデータ処理手段と、生成されたカレンダ情報を表示する表示手段とを備えたディジタルカレンダ装置であって、
前記データ処理装置が、
前記地上ディジタルテレビジョン放送データから現在の日付情報を取得する第1の手段と、取得した日付情報が含まれる週単位または月単位のカレンダ情報を生成する第2の手段と、前記地上ディジタルテレビジョン放送データから前記カレンダ情報の背景画像となる任意の画像を取得する第3の手段と、前記第2の手段で生成したカレンダ情報に対し、前記第3の手段で取得した任意の画像を背景画像として合成したカレンダ画面情報を作成し、前記表示手段に表示させる第4の手段とを備えることを特徴とする。
また、前記地上ディジタルテレビジョン放送データから指定地域の天気情報を取得する第5の手段とをさらに備え、取得した天気情報を前記カレンダ画面情報に合成して表示することを特徴とする。
また、前記表示手段に表示されたカレンダ情報のいずれかの日付の表示位置にユーザが接触したことを検知するタッチセンサをさらに備え、いずれかの日付の表示位置にユーザが接触したことを検知したならば手書き認識のスケジュール入力画面を表示手段に表示させる第6の手段をさらに備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、携帯機器向けの地上ディジタルテレビジョン放送である1セグメント部分受信サービス、いわゆるワンセグ放送と専用機器を用いることで、パーソナルコンピュータに依存することなく低コストで良質のディジタルカレンダを提供することができる。
また、ユーザ操作性を意識した専用機器構成とすることにより、高齢者でもディジタルカレンダを容易に利用できることを実現する。
さらに、ワンセグで配信されている気象情報を受信することで、気象情報という万人に有益な付加情報の提供を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明を図示する実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るディジタルカレンダ装置の実施の携帯を示す全体構成図である。
地上波ディジタル基地局1のサービス提供者は、基地局1にてワンセグで定期的に当日の日付情報、気象情報、不定期に背景画像情報を配信する。
サービス利用者は家庭2に設置されたディジタルカレンダ装置3のワンセグ受信ユニット4を通じてカレンダ情報を構成するための当日の日付情報、気象情報、背景画像情報を受信し、内蔵ディスク装置5へ記録する。
ディジタルカレンダ装置3は、CPU装置6を内蔵しており、このCPU装置6にて日付情報からカレンダ情報の計算、画面の表示制御を実施する。
図10〜12に日付情報、気象情報、背景画像情報の受信・記録時の処理フローを示している。また、これらの情報受信時には図13〜15の処理フローが適時実施される。
内蔵のディスク装置5に記録された情報は、適切に処理された上でタッチセンサ付き液晶スクリーン7へ表示される。タッチセンサ付き液晶スクリーン7ではユーザの入力に応じ、さまざまな情報を表示する。
【0009】
図2は、本発明におけるタッチセンサ付き液晶スクリーン7の画面遷移を示す説明図である。
ディジタルカレンダ装置3の電源投入後に表示されるルート画面701は、カレンダを表示し、他の情報を参照するためのタッチメニュー701aを持つ。
ユーザはメニューをタッチすることで気象情報画面702、設定画面704に遷移することができる。また、ルート画面701にて日付をタッチすることでスケジュール入力画面703に遷移することができる。
【0010】
図3は本発明におけるルート画面(カレンダ情報画面)701の詳細を示す説明図である。
このルート画面(カレンダ情報画面)701の背景表示エリア701bには、当日日付情報に応じて、ディスク装置5にて蓄えられた背景画像が表示される。このとき表示する背景画像の種類には次の2種類が存在する。1つはワンセグ基地局から不定期に送信された後、ディスク装置5にて保存されている画像である。この画像は月毎に自動的に変化する。2つ目はワンセグの基地局1から不定期に送信された後、ディスク装置5にて保存されている気象情報を含んだ画像である。
【0011】
この場合の背景エリアを含んだ画面を図4に示す。この画像は、本発明のディジタルカレンダ装置3の設置地点における、現在の気象情報とユーザが設定した時間経過後の予報気象情報を含んだ画像である。これらの2種類の画像うちどちらかを、ユーザの設定により選択して表示させることができる。
カレンダ表示エリア701cには当日を含む一定期間のカレンダ情報を表示し、特に当日は強調して表示する。また、前月または先週表示ボタン701c1、翌月または翌週表示ボタン702c2を設け、スムーズな表示月の移動を可能とする。カレンダ表示の際はユーザの設定に応じて、カレンダの表示単位を1ヶ月単位、数ヶ月単位(図5)、1週間単位(図6)、数週間単位など、また、週始まり日を月曜日、日曜日(図7)と幅広いカスタマイズを可能とする。図16にカレンダ画面表示時の処理フローを示す。
【0012】
図8に本発明におけるスケジュール入力エリア701dの詳細を示す。
ユーザはカレンダ画面(ルート画面)701にて任意の日付をタッチすることで、スケジュール入力画面を表示することができる。
スケジュール入力画面にはペンタッチ入力による手書入力を可能とする手書きエリア701d1、入力された文字情報をデータとして表示するテキストエリア701d2、テキストエリア内での文字入力場所を1文字進めるボタン701d3、現在入力されている文字を1文字削除するボタン701d4、現在手書き入力されている文字を変換、変換により表示された候補を決定し、スケジュール情報の入力を終了するボタン701d5、文字変換時に変換候補を表示する701d6を備える。
スケジュール情報入力終了後、本画面は自動的に消え、背景画面エリアが表示される。図18にスケジュール入力処理時のフローを示す。
【0013】
図9に本発明における気象情報画面の例を示す。
ここでは、背景画像表示エリアとカレンダ表示エリアを結合した、周辺気象情報表示エリア701eに、本発明のディジタルカレンダ装置3の設置地域周辺の気象情報を表示する。このとき、現在の気象情報とユーザが指定した時間経過後の予報気象情報を表示する。
図17に天気画面表示時の処理フローを示す。
設定画面では、上述のカレンダの表示設定、気象情報表示地域指定のための郵便番号設定、気象予報時刻の設定及び、背景画像の個別設定・取捨選択などを実施可能なインターフェースをユーザに提供する。
ユーザにより設定された情報は磁気ディスク5へ記録する。なお、ディジタルカレンダ装置3の初回起動時には設定画面を表示し、上述の設定が実施された上で使用されるようにする。
【0014】
図10は、日付情報更新処理を示すフローチャートである。
日付情報更新処理では、まず、ワンセグ放送データを受信し(ステップ1003)、その受信データから当日日付情報を取得し(ステップ1002)、磁気ディスク装置5に保持されている当日日付と比較する(ステップ1003)。日付が等しくない場合、磁気ディスク装置5へ当日日付1005を記録する(ステップ1004)。次に、図13に示す処理によりカレンダ画面を作成する(ステップ1006)。
日付が等しい場合には、処理を終了する。
以上で、日付情報更新処理を終了する。
【0015】
図11は、気象情報更新処理を示すフローチャートである。
気象情報更新処理では、ワンセグ放送データを受信し(ステップ1101)、その受信データから気象情報を取得する(ステップ1102)。次に、磁気ディスク装置5に保持されている気象情報と比較し(ステップ1103)、等しい場合は更新処理を終了する。
等しくない場合には、磁気ディスク装置5へ今回新たに取得した気象情報1106を記録する(ステップ1105)。
以上で気象情報更新処理を終了する。
【0016】
図12は、背景画像情報更新処理を示すフローチャートである。
まず、ワンセグ放送データを受信し(ステップ1201)、その受信データからカレンダ画面の背景情報となる背景画像情報を取得する(ステップ1202)。この背景画像情報は基地局1がワンセグ放送データに任意に付加したものである。
次に、取得した背景画像情報1204を磁気ディスク装置5へ記録する(ステップ1203)。
以上で背景画像情報更新処理を終了する。
【0017】
図13は、カレンダ画面作成処理を示すフローチャートである。
カレンダ画面作成処理では、まず、磁気ディスク装置5から当日日付情報1302を取得し(ステップ1301)、次に、磁気ディスク装置5から表示期間情報1304を取得する(ステップ1303)。
次に、磁気ディスク装置5から表示範囲のカレンダ日付情報1306を取得し(ステップ1305)、さらに、磁気ディスク装置5から表示範囲日付におけるスケジュール情報1308を取得する(ステップ1307)。そして、スケジュール情報1308をマージした、表示範囲に対応した(1ヶ月、3ヶ月など)カレンダ画面1310を生成し(ステップ1309)、磁気ディスク装置5に記録する。
以上によりカレンダ画面作成処理を終了する。
【0018】
図14は、天気情報画面作成処理を示すフローチャートである。
天気情報画面作成処理では、まず、磁気ディスク装置5から気象情報1402を取得し(ステップ1401)、さらに磁気ディスク装置5からユーザの居住地域の地図情報1404を取得する(ステップ1403)。
次に、磁気ディスク装置5から天気予報時刻情報1406を取得し(ステップ1405)、
地図情報と気象情報をマージして天気情報画面を生成する(ステップ1407)。
以上により、天気情報画面作成処理を終了する。
【0019】
図15は、背景画面作成処理を示すフローチャートである。
背景画面作成処理では、まず、磁気ディスク装置5から天気情報同時表示フラグ1502を取得する(ステップ1501)。天気情報同時表示フラグ1502とは、気象情報を背景と同時に表示するかを示すフラグである。
次に、天気情報同時表示フラグを判定し(ステップ1503)、気象情報を背景と同時に表示しないように設定されている場合にはステップ1510に進む。
しかし、気象情報を背景と同時に表示するように設定されていた場合には、天気予報時刻情報1505を磁気ディスク装置5から取得し(ステップ1504)、さらに、天気と対応した背景画像1507を磁気ディスク装置5から取得し(ステップ1506)、気象情報に対して背景画像を合成し、背景画面1509を生成し(ステップ1508)、磁気ディスク装置5に格納する。
ステップ1510では、磁気ディスク装置5からユーザ指定の背景画像情報1511を取得し、ユーザ指定背景画像情報があるかを確認させ(ステップ1512)、ある場合には、ユーザ指定背景画像情報をマージし背景画面1514を生成し、磁気ディスク装置5に格納する(ステップ1513)。
ユーザ指定背景画像情報がない場合には、磁気ディスク装置5から季節に応じた背景画像情報1516を取得し(ステップ1515)、その背景画像情報をマージし、背景画面1518を生成し、磁気ディスク装置5に格納する(ステップ1517)。
以上により、背景画面作成処理が終了する。
【0020】
図16は、カレンダ画面表示処理を示すフローチャートである。
カレンダ画面表示処理では、まず、磁気ディスク装置5からカレンダ画面1602を取得し(ステップ1601)、さらに磁気ディスク装置5から背景画面1604を取得し(ステップ1603)、カレンダ画面と背景画面を合成し(ステップ1605)、合成した情報を画面7へ出力して表示する(ステップ1606)。
以上により、カレンダ画面表示処理が終了する。
【0021】
図17は、天気画面表示処理を示すフローチャートである。
天気画面表示処理では、まず、磁気ディスク装置5から天気画面1702を取得する
(ステップ1701)。次に、天気画面を画面7へ出力して表示する(ステップ1703)。
以上により、天気画面表示処理が終了する。
【0022】
図18は、スケジュール情報入力処理を示すフローチャートである。
スケジュール情報入力処理では、カレンダ画面上でいずれかの日付の表示位置がユーザによってタッチされると(ステップ1801)、手書き入力によるスケジュール入力画面を表示する(ステップ1802)。
そこで、ユーザによる手書き入力操作が画面7へのタッチ操作によってなされると、その手書き文字を認識し(ステップ1803,1804)、認識した手書き文字を対応する文字コードに変換する(ステップ1805)。
次に、手書き入力終了かを判定し(ステップ1806)、終了でない場合にはステップ1803に戻る。
しかし、終了操作が行われた場合には、磁気ディスク装置5に対し、入力されたスケジュール情報1808を格納した後(ステップ1807)、スケジュール入力画面を閉じ(ステップ1809)、スケジュール情報入力処理を終了する。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施の形態を示す全体構成図である。
【図2】本発明のディジタルカレンダ装置の画面遷移図である。
【図3】カレンダ画面の例を示す説明図である。
【図4】気象情報表示時のカレンダ画面の例を示す説明図である。
【図5】数ヶ月単位でのカレンダ画面の例を示す説明図である。
【図6】1週間単位でのカレンダ画面の例を示す説明図である。
【図7】週始まり日を月曜日としたカレンダ画面の説明図である。
【図8】スケジュール入力画面の説明図である。
【図9】周辺地域情報画面の説明図である。
【図10】日付情報更新処理を示すフローチャートである。
【図11】気象情報更新処理を示すフローチャートである。
【図12】背景画像情報更新処理を示すフローチャートである。
【図13】カレンダ画面作成処理を示すフローチャートである。
【図14】天気画面作成処理を示すフローチャートである。
【図15】背景画面作成処理を示すフローチャートである。
【図16】カレンダ画面表示処理を示すフローチャートである。
【図17】天気画面表示処理を示すフローチャートである。
【図18】スケジュール情報入力処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0024】
1 地上波ディジタル基地局
3 ディジタルカレンダ装置
4 ワンセグ受信ユニット
5 磁気ディスク装置
6 CPU装置
7 タッチセンサ付き液晶スクリーン
701 ルート画面(カレンダ情報画面)
701a タッチメニュー
701b 背景画面表示エリア
701c カレンダ表示エリア
701d スケジュール入力エリア
701e 周辺気象情報表示エリア
702 気象情報画面
703 スケジュール入力画面
704 設定画面
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチセンサ付き液晶表示手段を備え、パーソナルコンピュータとは異なる独立した装置にてカレンダ情報を表示するディジタルカレンダ装置に関し、特に、携帯機器向けの地上ディジタルテレビジョン放送(いわゆるワンセグ)から受信した情報に基づいてスケジュール情報、背景画像情報と気象情報を結合させて、同一の画面内に表示することの可能なディジタルカレンダ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ディジタルカレンダとは、日付・背景画像情報の自動更新のために、パーソナルコンピュータの任意OS(Operating System)管理下で、あるアプリケーション・ソフト(ソフトウェア)として動作し、インターネットを利用することが必要であった。これでは、カレンダを見るためにパーソナルコンピュータを起動するという時間がかかり不便である。
また、紙媒体を主体としてカレンダの場合、いつでも日付を確認することができるが、そのためには定期的な手作業による更新作業が発生する。また、本更新作業を実施する場合、一般的に当該月のページに描かれていた画像も同時に破棄することとなる。破棄するべきページにユーザが必要とする画像が描かれていた場合、カレンダの更新作業が心理的に憚られることが予想される。
従来において、この種の装置として、下記の特許文献1に開示されたものがある。
【0003】
【特許文献1】特開2001−76047号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されたカレンダ装置は、パーソナルコンピュータを用いて、電子広告主が特定した所望のレイアウトで電子広告を含むカレンダをパーソナルコンピュータの表示画面に表示させるものである。
しかしながら、下記のような問題がある。
すなわち、インターネット利用してディジタルカレンダの自動日付更新を実施する場合、日付情報取得のためにユーザがパーソナルコンピュータを用意する必要があり、さらにインターネット接続環境の導入が必須である。これにはパーソナルコンピュータの導入コスト及び、インターネット接続環境の維持費が発生する。また、パーソナルコンピュータを前提としているため、一般的にコンピュータの扱いに長けていない高齢者にとって、利用するための敷居が高くなるという問題がある。
また、上記の環境を導入した後もディジタルカレンダを確認するには、パーソナルコンピュータを起動するための時間がかかるという問題は残る。この起動時間を短縮するために、パーソナルコンピュータを起動したままにするなどした場合、消費電力増加により電気代の増加が見込まれる。かといって紙媒体主体のカレンダとした場合、上述の問題に差し当たる。
【0005】
本発明は、上述のようなパーソナルコンピュータに依存したディジタルカレンダの問題を解決するためになされたものであり、その目的はディジタルカレンダの日付情報を効率よく更新し、パーソナルコンピュータに依存せずにディジタルカレンダ装置を実現し、それと同時にさらなる付加価値を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するため、本発明に係るディジタルカレンダ装置は、携帯機器向けの地上ディジタルテレビジョン放送データを受信する受信手段と、受信データを処理し、週単位または月単位のカレンダ情報を生成するデータ処理手段と、生成されたカレンダ情報を表示する表示手段とを備えたディジタルカレンダ装置であって、
前記データ処理装置が、
前記地上ディジタルテレビジョン放送データから現在の日付情報を取得する第1の手段と、取得した日付情報が含まれる週単位または月単位のカレンダ情報を生成する第2の手段と、前記地上ディジタルテレビジョン放送データから前記カレンダ情報の背景画像となる任意の画像を取得する第3の手段と、前記第2の手段で生成したカレンダ情報に対し、前記第3の手段で取得した任意の画像を背景画像として合成したカレンダ画面情報を作成し、前記表示手段に表示させる第4の手段とを備えることを特徴とする。
また、前記地上ディジタルテレビジョン放送データから指定地域の天気情報を取得する第5の手段とをさらに備え、取得した天気情報を前記カレンダ画面情報に合成して表示することを特徴とする。
また、前記表示手段に表示されたカレンダ情報のいずれかの日付の表示位置にユーザが接触したことを検知するタッチセンサをさらに備え、いずれかの日付の表示位置にユーザが接触したことを検知したならば手書き認識のスケジュール入力画面を表示手段に表示させる第6の手段をさらに備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、携帯機器向けの地上ディジタルテレビジョン放送である1セグメント部分受信サービス、いわゆるワンセグ放送と専用機器を用いることで、パーソナルコンピュータに依存することなく低コストで良質のディジタルカレンダを提供することができる。
また、ユーザ操作性を意識した専用機器構成とすることにより、高齢者でもディジタルカレンダを容易に利用できることを実現する。
さらに、ワンセグで配信されている気象情報を受信することで、気象情報という万人に有益な付加情報の提供を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明を図示する実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るディジタルカレンダ装置の実施の携帯を示す全体構成図である。
地上波ディジタル基地局1のサービス提供者は、基地局1にてワンセグで定期的に当日の日付情報、気象情報、不定期に背景画像情報を配信する。
サービス利用者は家庭2に設置されたディジタルカレンダ装置3のワンセグ受信ユニット4を通じてカレンダ情報を構成するための当日の日付情報、気象情報、背景画像情報を受信し、内蔵ディスク装置5へ記録する。
ディジタルカレンダ装置3は、CPU装置6を内蔵しており、このCPU装置6にて日付情報からカレンダ情報の計算、画面の表示制御を実施する。
図10〜12に日付情報、気象情報、背景画像情報の受信・記録時の処理フローを示している。また、これらの情報受信時には図13〜15の処理フローが適時実施される。
内蔵のディスク装置5に記録された情報は、適切に処理された上でタッチセンサ付き液晶スクリーン7へ表示される。タッチセンサ付き液晶スクリーン7ではユーザの入力に応じ、さまざまな情報を表示する。
【0009】
図2は、本発明におけるタッチセンサ付き液晶スクリーン7の画面遷移を示す説明図である。
ディジタルカレンダ装置3の電源投入後に表示されるルート画面701は、カレンダを表示し、他の情報を参照するためのタッチメニュー701aを持つ。
ユーザはメニューをタッチすることで気象情報画面702、設定画面704に遷移することができる。また、ルート画面701にて日付をタッチすることでスケジュール入力画面703に遷移することができる。
【0010】
図3は本発明におけるルート画面(カレンダ情報画面)701の詳細を示す説明図である。
このルート画面(カレンダ情報画面)701の背景表示エリア701bには、当日日付情報に応じて、ディスク装置5にて蓄えられた背景画像が表示される。このとき表示する背景画像の種類には次の2種類が存在する。1つはワンセグ基地局から不定期に送信された後、ディスク装置5にて保存されている画像である。この画像は月毎に自動的に変化する。2つ目はワンセグの基地局1から不定期に送信された後、ディスク装置5にて保存されている気象情報を含んだ画像である。
【0011】
この場合の背景エリアを含んだ画面を図4に示す。この画像は、本発明のディジタルカレンダ装置3の設置地点における、現在の気象情報とユーザが設定した時間経過後の予報気象情報を含んだ画像である。これらの2種類の画像うちどちらかを、ユーザの設定により選択して表示させることができる。
カレンダ表示エリア701cには当日を含む一定期間のカレンダ情報を表示し、特に当日は強調して表示する。また、前月または先週表示ボタン701c1、翌月または翌週表示ボタン702c2を設け、スムーズな表示月の移動を可能とする。カレンダ表示の際はユーザの設定に応じて、カレンダの表示単位を1ヶ月単位、数ヶ月単位(図5)、1週間単位(図6)、数週間単位など、また、週始まり日を月曜日、日曜日(図7)と幅広いカスタマイズを可能とする。図16にカレンダ画面表示時の処理フローを示す。
【0012】
図8に本発明におけるスケジュール入力エリア701dの詳細を示す。
ユーザはカレンダ画面(ルート画面)701にて任意の日付をタッチすることで、スケジュール入力画面を表示することができる。
スケジュール入力画面にはペンタッチ入力による手書入力を可能とする手書きエリア701d1、入力された文字情報をデータとして表示するテキストエリア701d2、テキストエリア内での文字入力場所を1文字進めるボタン701d3、現在入力されている文字を1文字削除するボタン701d4、現在手書き入力されている文字を変換、変換により表示された候補を決定し、スケジュール情報の入力を終了するボタン701d5、文字変換時に変換候補を表示する701d6を備える。
スケジュール情報入力終了後、本画面は自動的に消え、背景画面エリアが表示される。図18にスケジュール入力処理時のフローを示す。
【0013】
図9に本発明における気象情報画面の例を示す。
ここでは、背景画像表示エリアとカレンダ表示エリアを結合した、周辺気象情報表示エリア701eに、本発明のディジタルカレンダ装置3の設置地域周辺の気象情報を表示する。このとき、現在の気象情報とユーザが指定した時間経過後の予報気象情報を表示する。
図17に天気画面表示時の処理フローを示す。
設定画面では、上述のカレンダの表示設定、気象情報表示地域指定のための郵便番号設定、気象予報時刻の設定及び、背景画像の個別設定・取捨選択などを実施可能なインターフェースをユーザに提供する。
ユーザにより設定された情報は磁気ディスク5へ記録する。なお、ディジタルカレンダ装置3の初回起動時には設定画面を表示し、上述の設定が実施された上で使用されるようにする。
【0014】
図10は、日付情報更新処理を示すフローチャートである。
日付情報更新処理では、まず、ワンセグ放送データを受信し(ステップ1003)、その受信データから当日日付情報を取得し(ステップ1002)、磁気ディスク装置5に保持されている当日日付と比較する(ステップ1003)。日付が等しくない場合、磁気ディスク装置5へ当日日付1005を記録する(ステップ1004)。次に、図13に示す処理によりカレンダ画面を作成する(ステップ1006)。
日付が等しい場合には、処理を終了する。
以上で、日付情報更新処理を終了する。
【0015】
図11は、気象情報更新処理を示すフローチャートである。
気象情報更新処理では、ワンセグ放送データを受信し(ステップ1101)、その受信データから気象情報を取得する(ステップ1102)。次に、磁気ディスク装置5に保持されている気象情報と比較し(ステップ1103)、等しい場合は更新処理を終了する。
等しくない場合には、磁気ディスク装置5へ今回新たに取得した気象情報1106を記録する(ステップ1105)。
以上で気象情報更新処理を終了する。
【0016】
図12は、背景画像情報更新処理を示すフローチャートである。
まず、ワンセグ放送データを受信し(ステップ1201)、その受信データからカレンダ画面の背景情報となる背景画像情報を取得する(ステップ1202)。この背景画像情報は基地局1がワンセグ放送データに任意に付加したものである。
次に、取得した背景画像情報1204を磁気ディスク装置5へ記録する(ステップ1203)。
以上で背景画像情報更新処理を終了する。
【0017】
図13は、カレンダ画面作成処理を示すフローチャートである。
カレンダ画面作成処理では、まず、磁気ディスク装置5から当日日付情報1302を取得し(ステップ1301)、次に、磁気ディスク装置5から表示期間情報1304を取得する(ステップ1303)。
次に、磁気ディスク装置5から表示範囲のカレンダ日付情報1306を取得し(ステップ1305)、さらに、磁気ディスク装置5から表示範囲日付におけるスケジュール情報1308を取得する(ステップ1307)。そして、スケジュール情報1308をマージした、表示範囲に対応した(1ヶ月、3ヶ月など)カレンダ画面1310を生成し(ステップ1309)、磁気ディスク装置5に記録する。
以上によりカレンダ画面作成処理を終了する。
【0018】
図14は、天気情報画面作成処理を示すフローチャートである。
天気情報画面作成処理では、まず、磁気ディスク装置5から気象情報1402を取得し(ステップ1401)、さらに磁気ディスク装置5からユーザの居住地域の地図情報1404を取得する(ステップ1403)。
次に、磁気ディスク装置5から天気予報時刻情報1406を取得し(ステップ1405)、
地図情報と気象情報をマージして天気情報画面を生成する(ステップ1407)。
以上により、天気情報画面作成処理を終了する。
【0019】
図15は、背景画面作成処理を示すフローチャートである。
背景画面作成処理では、まず、磁気ディスク装置5から天気情報同時表示フラグ1502を取得する(ステップ1501)。天気情報同時表示フラグ1502とは、気象情報を背景と同時に表示するかを示すフラグである。
次に、天気情報同時表示フラグを判定し(ステップ1503)、気象情報を背景と同時に表示しないように設定されている場合にはステップ1510に進む。
しかし、気象情報を背景と同時に表示するように設定されていた場合には、天気予報時刻情報1505を磁気ディスク装置5から取得し(ステップ1504)、さらに、天気と対応した背景画像1507を磁気ディスク装置5から取得し(ステップ1506)、気象情報に対して背景画像を合成し、背景画面1509を生成し(ステップ1508)、磁気ディスク装置5に格納する。
ステップ1510では、磁気ディスク装置5からユーザ指定の背景画像情報1511を取得し、ユーザ指定背景画像情報があるかを確認させ(ステップ1512)、ある場合には、ユーザ指定背景画像情報をマージし背景画面1514を生成し、磁気ディスク装置5に格納する(ステップ1513)。
ユーザ指定背景画像情報がない場合には、磁気ディスク装置5から季節に応じた背景画像情報1516を取得し(ステップ1515)、その背景画像情報をマージし、背景画面1518を生成し、磁気ディスク装置5に格納する(ステップ1517)。
以上により、背景画面作成処理が終了する。
【0020】
図16は、カレンダ画面表示処理を示すフローチャートである。
カレンダ画面表示処理では、まず、磁気ディスク装置5からカレンダ画面1602を取得し(ステップ1601)、さらに磁気ディスク装置5から背景画面1604を取得し(ステップ1603)、カレンダ画面と背景画面を合成し(ステップ1605)、合成した情報を画面7へ出力して表示する(ステップ1606)。
以上により、カレンダ画面表示処理が終了する。
【0021】
図17は、天気画面表示処理を示すフローチャートである。
天気画面表示処理では、まず、磁気ディスク装置5から天気画面1702を取得する
(ステップ1701)。次に、天気画面を画面7へ出力して表示する(ステップ1703)。
以上により、天気画面表示処理が終了する。
【0022】
図18は、スケジュール情報入力処理を示すフローチャートである。
スケジュール情報入力処理では、カレンダ画面上でいずれかの日付の表示位置がユーザによってタッチされると(ステップ1801)、手書き入力によるスケジュール入力画面を表示する(ステップ1802)。
そこで、ユーザによる手書き入力操作が画面7へのタッチ操作によってなされると、その手書き文字を認識し(ステップ1803,1804)、認識した手書き文字を対応する文字コードに変換する(ステップ1805)。
次に、手書き入力終了かを判定し(ステップ1806)、終了でない場合にはステップ1803に戻る。
しかし、終了操作が行われた場合には、磁気ディスク装置5に対し、入力されたスケジュール情報1808を格納した後(ステップ1807)、スケジュール入力画面を閉じ(ステップ1809)、スケジュール情報入力処理を終了する。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施の形態を示す全体構成図である。
【図2】本発明のディジタルカレンダ装置の画面遷移図である。
【図3】カレンダ画面の例を示す説明図である。
【図4】気象情報表示時のカレンダ画面の例を示す説明図である。
【図5】数ヶ月単位でのカレンダ画面の例を示す説明図である。
【図6】1週間単位でのカレンダ画面の例を示す説明図である。
【図7】週始まり日を月曜日としたカレンダ画面の説明図である。
【図8】スケジュール入力画面の説明図である。
【図9】周辺地域情報画面の説明図である。
【図10】日付情報更新処理を示すフローチャートである。
【図11】気象情報更新処理を示すフローチャートである。
【図12】背景画像情報更新処理を示すフローチャートである。
【図13】カレンダ画面作成処理を示すフローチャートである。
【図14】天気画面作成処理を示すフローチャートである。
【図15】背景画面作成処理を示すフローチャートである。
【図16】カレンダ画面表示処理を示すフローチャートである。
【図17】天気画面表示処理を示すフローチャートである。
【図18】スケジュール情報入力処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0024】
1 地上波ディジタル基地局
3 ディジタルカレンダ装置
4 ワンセグ受信ユニット
5 磁気ディスク装置
6 CPU装置
7 タッチセンサ付き液晶スクリーン
701 ルート画面(カレンダ情報画面)
701a タッチメニュー
701b 背景画面表示エリア
701c カレンダ表示エリア
701d スケジュール入力エリア
701e 周辺気象情報表示エリア
702 気象情報画面
703 スケジュール入力画面
704 設定画面
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯機器向けの地上ディジタルテレビジョン放送データを受信する受信手段と、受信データを処理し、週単位または月単位のカレンダ情報を生成するデータ処理手段と、生成されたカレンダ情報を表示する表示手段とを備えたディジタルカレンダ装置であって、
前記データ処理装置が、
前記地上ディジタルテレビジョン放送データから現在の日付情報を取得する第1の手段と、
取得した日付情報が含まれる週単位または月単位のカレンダ情報を生成する第2の手段と、
前記地上ディジタルテレビジョン放送データから前記カレンダ情報の背景画像となる任意の画像を取得する第3の手段と、
前記第2の手段で生成したカレンダ情報に対し、前記第3の手段で取得した任意の画像を背景画像として合成したカレンダ画面情報を作成し、前記表示手段に表示させる第4の手段と
を備えることを特徴とするディジタルカレンダ装置。
【請求項2】
前記地上ディジタルテレビジョン放送データから指定地域の天気情報を取得する第5の手段とをさらに備え、取得した天気情報を前記カレンダ画面情報に合成して表示することを特徴とする請求項1に記載のディジタルカレンダ装置。
【請求項3】
前記表示手段に表示されたカレンダ情報のいずれかの日付の表示位置にユーザが接触したことを検知するタッチセンサをさらに備え、いずれかの日付の表示位置にユーザが接触したことを検知したならば手書き認識のスケジュール入力画面を表示手段に表示させる第6の手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のディジタルカレンダ装置。
【請求項1】
携帯機器向けの地上ディジタルテレビジョン放送データを受信する受信手段と、受信データを処理し、週単位または月単位のカレンダ情報を生成するデータ処理手段と、生成されたカレンダ情報を表示する表示手段とを備えたディジタルカレンダ装置であって、
前記データ処理装置が、
前記地上ディジタルテレビジョン放送データから現在の日付情報を取得する第1の手段と、
取得した日付情報が含まれる週単位または月単位のカレンダ情報を生成する第2の手段と、
前記地上ディジタルテレビジョン放送データから前記カレンダ情報の背景画像となる任意の画像を取得する第3の手段と、
前記第2の手段で生成したカレンダ情報に対し、前記第3の手段で取得した任意の画像を背景画像として合成したカレンダ画面情報を作成し、前記表示手段に表示させる第4の手段と
を備えることを特徴とするディジタルカレンダ装置。
【請求項2】
前記地上ディジタルテレビジョン放送データから指定地域の天気情報を取得する第5の手段とをさらに備え、取得した天気情報を前記カレンダ画面情報に合成して表示することを特徴とする請求項1に記載のディジタルカレンダ装置。
【請求項3】
前記表示手段に表示されたカレンダ情報のいずれかの日付の表示位置にユーザが接触したことを検知するタッチセンサをさらに備え、いずれかの日付の表示位置にユーザが接触したことを検知したならば手書き認識のスケジュール入力画面を表示手段に表示させる第6の手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のディジタルカレンダ装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【公開番号】特開2008−145752(P2008−145752A)
【公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−333247(P2006−333247)
【出願日】平成18年12月11日(2006.12.11)
【出願人】(000233055)日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社 (1,610)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年12月11日(2006.12.11)
【出願人】(000233055)日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社 (1,610)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]