説明

トピラメートの新規な薬剤組成物および剤形

本発明は新規な薬剤組成物および該薬剤組成物を含んでなる剤形に関する。本発明の薬剤組成物は薬剤および可溶化剤を含んでなる。本発明の薬剤組成物は低い溶解度および/または低い溶解速度の薬剤を用いて使用するために特に有利である。本発明はさらに、該薬剤組成物および剤形の製造方法にも関する。本発明はさらに、該薬剤組成物および剤形の投与を含んでなる処置方法にも関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
トピラメート(topiramate)および可溶化剤を含んでなる薬剤組成物。
【請求項2】
トピラメートを薬剤組成物の11重量%より多く含んでなる請求項1の薬剤組成物。
【請求項3】
トピラメートを薬剤組成物の約25〜約55重量%の間で含んでなる請求項2の薬剤組成物。
【請求項4】
可溶化剤が界面活性剤である請求項1の薬剤組成物。
【請求項5】
界面活性剤を薬剤組成物の約10重量%より多く含んでなる請求項4の薬剤組成物。
【請求項6】
界面活性剤がステアリン酸ポリオキシル40、ステアリン酸ポリオキシル50、コリドン(KOLLIDON)12PF、コリドン17PF、コリドン25/30、コリドンK90、ルトロール(LUTROL)F68、ルトロールF87、ルトロールF127、ルトロールF108、MYRJ52S、MYRJ53、MYRJ59FL、ポリビニルピロリドンK2931、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸グリセロール、ステアリン酸ポリオキシエチレン、スクロースココエート、ポリオキシエチレン40ソルビトールラノリン誘導体、ポリオキシエチレン75ソルビトールラノリン誘導体、ポリオキシエチレン6ソルビトール蜜蝋誘導体、ポリオキシエチレン20ソルビトール蜜蝋誘導体、ポリオキシエチレン20ソルビトールラノリン誘導体、ポリオキシエチレン50ソルビトールラノリン誘導体、ポリオキシエチレン23ラウリルエーテル、防腐剤として加えられるブチル化されたヒドロキシアニソールおよびクエン酸と一緒のポリオキシエチレン23ラウリルエーテル、防腐剤として加えられるブチル化されたヒドロキシアニソールおよびクエン酸と一緒のポリオキシエチレン2セチルエーテル、ポリオキシエチレン2ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン21ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン100ステアリルエーテル、防腐剤として加えられるブチル化されたヒドロキシアニソールおよびクエン酸と一緒のポリオキシエチレン10セチルエーテル、防腐剤として加えられるブチル化されたヒドロキシアニソールおよびクエン酸と一緒のポリオキシエチレン20セチルエーテル、防腐剤として加えられるブチル化されたヒドロキシアニソールおよびクエン酸と一緒のポリオキシエチレン2ステアリルエーテル、防腐剤として加えられるブチル化されたヒドロキシアニソールおよびクエン酸と一緒のポリオキシエチレン10ステアリルエーテル、防腐剤として加えられるブチル化されたヒドロキシアニソールおよびクエン酸と一緒のポリオキシエチレン20ステアリルエーテル、防腐剤として加えられるブチル化されたヒドロキシアニソールおよびクエン酸と一緒のポリオキシエチレン21ステアリルエーテル、防腐剤として加えられるブチル化されたヒドロキシアニソールおよびクエン酸と一緒のポリオキシエチレン20オレイルエーテル、ステアリン酸ポリオキシエチレン40、ステアリン酸ポリオキシエチレン50、ステアリン酸ポリオキシエチレン100、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレン4ソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレン20ソルビタン、またはそれらの混合物から選択される請求項4の薬剤組成物。
【請求項7】
界面活性剤がルトロールF127、ステアリン酸ポリオキシル40またはステアリン酸ポリオキシル50から選択される請求項6の薬剤組成物。
【請求項8】
界面活性剤がルトロールF127である請求項7の薬剤組成物。
【請求項9】
構造重合体をさらに含んでなる請求項4の薬剤組成物。
【請求項10】
構造重合体を薬剤組成物の約1〜約90重量%の間で含んでなる請求項9の薬剤組成物。
【請求項11】
構造重合体がポリ(エチレンオキシド)、ポリ(メチレンオキシド)、ポリ(ブチレンオキシド)およびポリ(ヘキシレンオキシド);ポリ(カルボキシメチルセルロース)、ポリ(アルカリカルボキシメチルセルロース)、ポリ(ナトリウムカルボキシメチルセルロース)、ポリ(カリウムカルボキシメチルセルロース)、ポリ(カルシウムカルボキシメチルセルロース)、ポリ(リチウムカルボキシメチルセルロース)、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルブチルセルロース、ヒドロキシプロピルペンチルセルロース、ポリ(ビニルピロリドン)、生腐食性構造重合体、マルトデキストリン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン酢酸ビニル共重合体、ラクトース、グルコース、ラフィノース、スクロース、マンニトール、ソルビトール、ジリトール、またはそれらの混合物から選択される請求項10の薬剤組成物。
【請求項12】
構造重合体がマルトリン(MALTRIN)M100、ポリオックス(POLYOX)N10またはポリオックスN80から選択される請求項11の薬剤組成物。
【請求項13】
構造重合体がポリオックスN80である請求項12の薬剤組成物。
【請求項14】
請求項4の薬剤組成物を含んでなる剤形。
【請求項15】
請求項4の薬剤組成物と浸透性重合体を含んでなる押し出し層とを含んでなる芯;芯を取り囲む半透過性壁、並びに薬剤組成物を剤形から長期間にわたり放出するための半透過性壁を通る出口オリフィスを含んでなる剤形。
【請求項16】
芯がトピラメートおよび界面活性剤を含んでなる第二の薬剤組成物をさらに含んでなる請求項15の剤形。
【請求項17】
(a)第一の薬剤組成物、第二の薬剤組成物、および浸透性重合体を含んでなる押し出し層を含んでなる芯であって、第一および第二の薬剤組成物の各々がトピラメートおよび独立して選択された可溶化剤を含んでなる芯、
(b)芯を取り囲む半透過性壁、並びに
(c)薬剤組成物を剤形から長期間にわたり放出するための半透過性壁を通る出口オリフィス
を含んでなる剤形。
【請求項18】
第一の薬剤組成物中のトピラメートの濃度が第二の薬剤組成物中のトピラメートの濃度より低い請求項17の剤形。
【請求項19】
実質的に上昇する放出速度を与える請求項17の剤形。
【請求項20】
実質的に上昇する薬品血漿濃度を与える請求項17の剤形。
【請求項21】
(a)第一の薬剤組成物、第二の薬剤組成物、および浸透性重合体を含んでなる押し出し層を含んでなる芯、
(b)芯を取り囲む半透過性壁、並びに
(c)第一の薬剤組成物および第二の薬剤組成物を剤形から長期間にわたり放出するための半透過性壁を通る出口オリフィス
を含んでなる剤形であって、第一の薬剤組成物が約25〜約40重量%の間のトピラメートおよび約25〜約50重量%の間の界面活性剤を含んでなり、そして第二の薬剤組成物が約30〜約50重量%の間のトピラメートおよび約45〜約60重量%の間の界面活性剤を含んでなる剤形。
【請求項22】
第一の薬剤組成物が約10〜約35重量%の間の構造重合体をさらに含んでなり、そして第二の薬剤組成物が約0〜約10重量%の間の構造重合体をさらに含んでなる請求項21の剤形。
【請求項23】
第一および第二の両者の薬剤組成物中の界面活性剤がルトロールF127でありそして第一および第二の両者の薬剤組成物中の構造重合体がポリオックスN80である請求項22の剤形。
【請求項24】
(a)第一の薬剤組成物、第二の薬剤組成物、および浸透性重合体を含んでなる押し出し層を含んでなる芯、
(b)芯を取り囲む半透過性壁、並びに
(c)第一の薬剤組成物および第二の薬剤組成物を剤形から長期間にわたり放出するための半透過性壁を通る出口オリフィス
を含んでなる剤形であって、第一の薬剤組成物が約5〜約25重量%の間のトピラメートおよび約1〜約35重量%の間の界面活性剤を含んでなり、そして第二の薬剤組成物が約10〜約25重量%の間のトピラメートおよび約10〜約35重量%の間の界面活性剤を含んでなる剤形。
【請求項25】
第一の薬剤組成物が約75〜約95重量%の間の構造重合体をさらに含んでなり、そして第二の薬剤組成物が約65〜約80重量%の間の構造重合体をさらに含んでなる請求項24の剤形。
【請求項26】
トピラメートが微小化されている請求項4の薬剤組成物。
【請求項27】
界面活性剤が微小化されている請求項4の薬剤組成物。
【請求項28】
患者に請求項4の薬剤組成物を投与することを含んでなる、それを必要とする患者において、癲癇、片頭痛、緑内障、眼科疾患、糖尿病性網膜症、本態性振戦、非静止四肢症候群(restless limb syndrome)、肥満症、体重減少、タイプII真性糖尿病、X症候群、経口耐糖能障害(impaired oral glucose tolerance)、糖尿病性皮膚病変、群発性頭痛、神経痛、神経障害的疼痛、糖尿病性神経障害、血液グルコース水準上昇、血圧上昇、脂質上昇、双極性疾患、認知症、鬱病、精神病、躁病、不安症、統合失調症、OCD、PTSD、ADHD、衝動抑制疾患、ALS、喘息、自閉症、自己免疫疾患、慢性神経変性疾患、急性神経変性、睡眠時無呼吸症および睡眠疾患よりなる群から選択される疾患の処置または外傷治癒の促進方法。
【請求項29】
疾患が癲癇、片頭痛、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害、糖尿病性皮膚病変、肥満症、体重減少、タイプII真性糖尿病、X症候群、経口耐糖能障害、血液グルコース水準上昇および血圧上昇よりなる群から選択される請求項28の方法。
【請求項30】
患者に請求項17の薬剤組成物を投与することを含んでなる、それを必要とする患者において、癲癇、片頭痛、緑内障、眼科疾患、糖尿病性網膜症、本態性振戦、非静止四肢症候群、肥満症、体重減少、タイプII真性糖尿病、X症候群、経口耐糖能障害、糖尿病性皮膚病変、群発性頭痛、神経痛、神経障害的疼痛、糖尿病性神経障害、血液グルコース水準上昇、血圧上昇、脂質上昇、双極性疾患、認知症、鬱病、精神病、躁病、不安症、統合失調症、OCD、PTSD、ADHD、衝動抑制疾患、ALS、喘息、自閉症、自己免疫疾患、慢性神経変性疾患、急性神経変性、睡眠時無呼吸症および睡眠疾患よりなる群から選択される疾患の処置または外傷治癒の促進方法。
【請求項31】
疾患が癲癇、片頭痛、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害、糖尿病性皮膚病変、肥満症、体重減少、タイプII真性糖尿病、X症候群、経口耐糖能障害、血液グルコース水準上昇および血圧上昇よりなる群から選択される請求項30の方法。
【請求項32】
界面活性剤対トピラメートの比が約1.3〜約2.7の範囲内にある請求項4の組成物。
【請求項33】
界面活性剤対トピラメートの比が約1.5〜約2.5の範囲内にある請求項32の組成物。
【請求項34】
界面活性剤対トピラメートの比が約1.8〜約2.2の範囲内にある請求項33の組成物。
【請求項35】
界面活性剤対トピラメートの比が約0.1:1〜約3:1の範囲内にある請求項4の組成物。
【請求項36】
界面活性剤対トピラメートの比が約0.25:1〜約2.5:1の範囲内にある請求項35の組成物。
【請求項37】
界面活性剤対トピラメートの比が約0.5:1〜約2:1の範囲内にある請求項36の組成物。
【請求項38】
界面活性剤対トピラメートの比が約1:1〜約2:1の範囲内にある請求項37の組成物。
【請求項39】
界面活性剤対トピラメートの比が約1.5:1〜約2:1の範囲内にある請求項38の組成物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公表番号】特表2007−517063(P2007−517063A)
【公表日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−547569(P2006−547569)
【出願日】平成16年12月28日(2004.12.28)
【国際出願番号】PCT/US2004/043932
【国際公開番号】WO2005/065648
【国際公開日】平成17年7月21日(2005.7.21)
【出願人】(503073787)アルザ・コーポレーシヨン (113)
【Fターム(参考)】