ナビゲーションシステム、および、それを用いた経由地設定方法
【課題】本発明は、ナビゲーションシステム、および、それを用いた経由地設定方法において、現在の運行状況に合致した経由地設定が行え、極めて使い勝手の良いものとするものである。
【解決手段】ナビゲーション装置6の入力部17と制御部16によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、携帯端末7の近距離無線通信部8から近距離無線通信部15に前記メモリ11に記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記表示部20にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、表示部20に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたナビゲーションシステムである。
【解決手段】ナビゲーション装置6の入力部17と制御部16によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、携帯端末7の近距離無線通信部8から近距離無線通信部15に前記メモリ11に記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記表示部20にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、表示部20に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたナビゲーションシステムである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーションシステム、および、それを用いた経由地設定方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のナビゲーションシステムは、以下のような構成となっていた。
【0003】
すなわち、携帯端末と、この携帯端末との間で近距離無線通信が可能なナビゲーション装置とを備え、前記携帯端末は、前記ナビゲーション装置と近距無線離通信を行うための第1の近距離無線通信部と、この第1の近距離無線通信部に接続された第1の制御部と、この第1の制御部に接続された第1の入力部、第1のメモリ、第1の無線通信部、第1の表示部とを有し、前記ナビゲーション装置は、前記第1の近距離無線通信部と近距離無線通信を行うための第2の近距離無線通信部と、この第2の近距離無線通信部に接続された第2の制御部と、この第2の制御部に接続された第2の入力部、第2のメモリ、ナビゲーションセンサ、第2の表示部とを有する構成となっていた(例えば下記特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008―116311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来例においては、携帯端末で検索した目的地情報を、この携帯端末の第1の近距離無線通信部を介して、ナビゲーション装置の第2の近距離無線通信部に伝達し、それによってナビゲーション装置において目的地設定が簡単に行われるようにしていた。
【0006】
このような目的地設定の一例としては、例えば、東京から京都に旅行する場合、京都の最終目的地を目的地として設定した場合、上記携帯端末から提供される目的地情報は経由地として設定されることになる。
【0007】
つまり、携帯端末から提供される経由地も出発時に目的地の一つとして設定されるようになっている。
【0008】
さて、このような状態において、京都への移動が開始されることになるのであるが、道路の渋滞状況や運転者・同乗者の体調等によって、設定した通りの運行ができなくなることがある。
【0009】
しかし、出発時にすでに設定された経由地は、目的地の一つとして設定されたままの状態となっているので、その運行状態においては、経由地を消去した京都までの目的地設定を再度行わなければならず、極めて使い勝手の悪い状態となることもある。
【0010】
そこで本発明は、使い勝手を良くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
そして、この目的を達成するために本発明のナビゲーションシステムは、 携帯端末と、この携帯端末との間で近距離無線通信が可能なナビゲーション装置とを備え、前記携帯端末は、前記ナビゲーション装置と近距無線離通信を行うための第1の近距離無線通信部
と、この第1の近距離無線通信部に接続された第1の制御部と、この第1の制御部に接続された第1の入力部、第1のメモリ、第1の無線通信部、第1の表示部とを有し、前記ナビゲーション装置は、前記第1の近距離無線通信部と近距離無線通信を行うための第2の近距離無線通信部と、この第2の近距離無線通信部に接続された第2の制御部と、この第2の制御部に接続された第2の入力部、第2のメモリ、ナビゲーションセンサ、第2の表示部とを有し、前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成とし、この構成によって、所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0012】
以上のように、本発明のナビゲーションシステムは、携帯端末と、この携帯端末との間で近距離無線通信が可能なナビゲーション装置とを備え、前記携帯端末は、前記ナビゲーション装置と近距無線離通信を行うための第1の近距離無線通信部と、この第1の近距離無線通信部に接続された第1の制御部と、この第1の制御部に接続された第1の入力部、第1のメモリ、第1の無線通信部、第1の表示部とを有し、前記ナビゲーション装置は、前記第1の近距離無線通信部と近距離無線通信を行うための第2の近距離無線通信部と、この第2の近距離無線通信部に接続された第2の制御部と、この第2の制御部に接続された第2の入力部、第2のメモリ、ナビゲーションセンサ、第2の表示部とを有し、前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、極めて使い勝手の良いものとなる。
【0013】
すなわち、本発明においては、前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、極めて使い勝手の良いものとなる。
【0014】
具体的に説明すると、携帯端末を用いた経由地候補探索は、例えば通勤時の電車内で適宜実行しておき、ナビゲーション装置を用いた目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、例えば時間的余裕が発生したり、あるいは、急に食事をしたくなったときに、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報を伝達する。
【0015】
つまり、携帯端末に集められた経由地候補は、目的地への移動途上おいて、適宜簡単にナビゲーション装置に入力することができるものであって、このようにして経由地候補が入力されたナビゲーション装置においては、現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在すれば、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、目的地を再設定する必要はなく、また、経由地として希望のものがあれば、それを経由地として簡単に設定することができ、この結果として、現在の運行状況に合致した経由地設定が行え、極めて使い勝手の良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施形態におけるナビゲーションシステムを搭載した車両の一部を示す正面図
【図2】同ナビゲーションシステムの正面図
【図3】同ナビゲーションシステムの制御ブロック図
【図4】同ナビゲーションシステムを用いた経由地設定を示す図
【図5】同ナビゲーションシステムを用いた経由地設定を示す図
【図6】同ナビゲーションシステムを用いた経由地設定を示す図
【図7】同ナビゲーションシステムを用いた経由地設定を示すフローチャート
【図8】同ナビゲーションシステムを用いた経由地設定を示すフローチャート
【図9】同ナビゲーションシステムを用いた経由地設定を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を用いて説明する。
【0018】
(実施の形態1)
図1において、1は車両で、その車内2の前方には運転席3と助手席4が配置されている。また、運転席3の前方にはハンドル5が配置され、このハンドル5の助手席4側にはナビゲーション装置6が配置されている。
【0019】
この図1および図2においては、携帯端末7からナビゲーション装置6に対して近距離通信により目的地情報を伝送している。
【0020】
つまり、前記携帯端末7は、前記ナビゲーション装置6と近距無線離通信を行うための近距離無線通信部8と、この近距離無線通信部8に接続された制御部9と、この制御部9に接続された入力部10、メモリ11、無線通信部12、表示部13、スピーカ14とを有する。
【0021】
また、前記ナビゲーション装置6は、前記近距離無線通信部8と近距離無線通信を行うための近距離無線通信部15と、この近距離無線通信部15に接続された制御部16と、この制御部16に接続された入力部17、メモリ18、ナビゲーションセンサ19、表示部20、スピーカ21とを有する。
【0022】
以上の構成において、携帯端末7は、無線通信部12を介して目的地情報を取得し、それをメモリ11に記録しておくことができる。従って、この携帯端末7の近距離無線通信部8からナビゲーション装置6の近距離無線通信部15を介してメモリ18に目的地情報を図2に示す登録ポイントの一つとして設定することができる。
【0023】
本実施形態において、特徴的なのは、前記携帯端末7を用いてお気に入りの経由地を、例えば、電車内で探索し、そのメモリ11内に記録しておき、適宜のタイミングでナビゲーション装置6に経由地情報として提供することができると言うことである(図7のS1、S2、S3、S4)。
【0024】
具体的には、東京から京都に向けて移動する場合には、ナビゲーション装置6において入力部17を用いて京都の最終目的地が設定され、その状態で京都に向けて運行がスタートし、その途上におけるナビゲーション装置6の表示部20の表示例は、図4に示す状態となっている。
【0025】
つまり、現在地と目的地とその間の案内ルートが表示された状態となっている。
【0026】
この図4の現在地において、例えば、急に食事をしたいと思いたった場合、助手席4に
座る同乗者が図1の状態で携帯端末7からナビゲーション装置6にお気に入りの経由地を入力することとなる。
【0027】
つまり、そのときには、携帯端末7では、まず、その入力部10を操作することで、お気に入りの経由地をナビゲーション装置6に伝送するというモードを設定し、次に、近距離無線通信部8をナビゲーション装置6の近距離無線通信部15に接近させることとなる(図8のS1)。そうすると、携帯端末7は、ナビゲーション装置との接続を確認し、この接続が確認できれば、携帯端末7はメモリ11に記録されたお気に入りの経由地情報を近距離無線通信部8からナビゲーション装置6の近距離無線通信部15に伝送することになる(図8のS2、S3、S4)。
【0028】
なお、携帯端末7とナビゲーション装置6との接続ができなかった場合、表示部13に警告を表示することとなる(図8のS5)。
【0029】
一方、ナビゲーション装置6においては、近距離無線通信部15を介して伝送されたお気に入りの経由地情報が制御部16を介してメモリ18にその位置情報や場所の名称等が記録され(図8のS6)、表示部20、スピーカ21から登録完了の表示および音声報知がなされるようになる(図8のS7)。
【0030】
この状態において、ナビゲーション装置6は、図9に示すように処理が実行される。まず、制御部16は、お気に入りの経由地情報が登録されたか否かを判定する(図9のS1)。そして、お気に入りの経由地情報が登録されていた場合で、現在の運行途上にそのお気に入り情報がしていた場合には、図5に示す如く、ナビゲーション装置6の表示部20に目的地までの経路とともにその経由地を表示することになる(図9のS2)。
【0031】
運転者と同乗者は、協議の結果として図5に示す一番と二番の地点を目的地と設定することとした場合には、図5に示す一番と二番の地点に指を触れ、これによって経由地設定が行われる(図9のS3)。
【0032】
なお、図5に示す画面は、一分間で元の状態に戻ることとしているので、上述の如く一番と二番の地点に手を触れ、そのまま放置すると選択完了と判断され(図9のS4)、その結果として、図6に示す如く表示部20には、現在地と目的地以外に一番と二番の経由地を経由した案内ルートが表示され、これによって、図6に示す案内ルートに基づく案内が開始され(図9のS5)、また、スピーカ21からも経由地が設定されたことが報知されることになる(図9のS6)。
【0033】
すなわち、本実施形態においては、前記ナビゲーション装置6の入力部17と制御部16によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末7の近距離無線通信部8から近距離無線通信部15に前記メモリ11に記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記表示部20にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記表示部20に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、極めて使い勝手の良いものとなる。
【0034】
具体的に説明すると、携帯端末7を用いた経由地候補探索は、例えば通勤時の電車内で適宜実行しておき、ナビゲーション装置6を用いた目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、例えば時間的余裕が発生したり、あるいは、急に食事をしたくなったときに、前記携帯端末7の近距離無線通信部8から近距離無線通信部15に前記メモリ11に記憶させられた経由地情報を伝達する。
【0035】
つまり、携帯端末7に集められた経由地候補は、目的地への移動途上おいて、適宜簡単
にナビゲーション装置6に入力することができるものであって、このようにして経由地候補が入力されたナビゲーション装置6においては、現在前記表示部20にその経由地情報に合致する経由地が存在すれば、前記表示部20に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、目的地を再設定する必要はなく、また、経由地として希望のものがあれば、それを経由地として簡単に設定することができ、この結果として、現在の運行状況に合致した経由地設定が行え、極めて使い勝手の良いものとなるのである。
【産業上の利用可能性】
【0036】
以上のように、本発明においては、前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、極めて使い勝手の良いものとなる。
【0037】
具体的に説明すると、携帯端末を用いた経由地候補探索は、例えば通勤時の電車内で適宜実行しておき、ナビゲーション装置を用いた目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、例えば時間的余裕が発生したり、あるいは、急に食事をしたくなったときに、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報を伝達する。
【0038】
つまり、携帯端末に集められた経由地候補は、目的地への移動途上おいて、適宜簡単にナビゲーション装置に入力することができるものであって、このようにして経由地候補が入力されたナビゲーション装置においては、現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在すれば、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、目的地を再設定する必要はなく、また、経由地として希望のものがあれば、それを経由地として簡単に設定することができ、この結果として、現在の運行状況に合致した経由地設定が行え、極めて使い勝手の良いものとなる。
【0039】
したがって、ナビゲーションシステムとしての活用が期待されるものとなる。
【符号の説明】
【0040】
1 車両
2 車内
3 運転席
4 助手席
5 ハンドル
6 ナビゲーション装置
7 携帯端末
8 近距離無線通信部
9 制御部
10 入力部
11 メモリ
12 無線通信部
13 表示部
14 スピーカ
15 近距離無線通信部
16 制御部
17 入力部
18 メモリ
19 ナビゲーションセンサ
20 表示部
21 スピーカ
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーションシステム、および、それを用いた経由地設定方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のナビゲーションシステムは、以下のような構成となっていた。
【0003】
すなわち、携帯端末と、この携帯端末との間で近距離無線通信が可能なナビゲーション装置とを備え、前記携帯端末は、前記ナビゲーション装置と近距無線離通信を行うための第1の近距離無線通信部と、この第1の近距離無線通信部に接続された第1の制御部と、この第1の制御部に接続された第1の入力部、第1のメモリ、第1の無線通信部、第1の表示部とを有し、前記ナビゲーション装置は、前記第1の近距離無線通信部と近距離無線通信を行うための第2の近距離無線通信部と、この第2の近距離無線通信部に接続された第2の制御部と、この第2の制御部に接続された第2の入力部、第2のメモリ、ナビゲーションセンサ、第2の表示部とを有する構成となっていた(例えば下記特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008―116311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来例においては、携帯端末で検索した目的地情報を、この携帯端末の第1の近距離無線通信部を介して、ナビゲーション装置の第2の近距離無線通信部に伝達し、それによってナビゲーション装置において目的地設定が簡単に行われるようにしていた。
【0006】
このような目的地設定の一例としては、例えば、東京から京都に旅行する場合、京都の最終目的地を目的地として設定した場合、上記携帯端末から提供される目的地情報は経由地として設定されることになる。
【0007】
つまり、携帯端末から提供される経由地も出発時に目的地の一つとして設定されるようになっている。
【0008】
さて、このような状態において、京都への移動が開始されることになるのであるが、道路の渋滞状況や運転者・同乗者の体調等によって、設定した通りの運行ができなくなることがある。
【0009】
しかし、出発時にすでに設定された経由地は、目的地の一つとして設定されたままの状態となっているので、その運行状態においては、経由地を消去した京都までの目的地設定を再度行わなければならず、極めて使い勝手の悪い状態となることもある。
【0010】
そこで本発明は、使い勝手を良くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
そして、この目的を達成するために本発明のナビゲーションシステムは、 携帯端末と、この携帯端末との間で近距離無線通信が可能なナビゲーション装置とを備え、前記携帯端末は、前記ナビゲーション装置と近距無線離通信を行うための第1の近距離無線通信部
と、この第1の近距離無線通信部に接続された第1の制御部と、この第1の制御部に接続された第1の入力部、第1のメモリ、第1の無線通信部、第1の表示部とを有し、前記ナビゲーション装置は、前記第1の近距離無線通信部と近距離無線通信を行うための第2の近距離無線通信部と、この第2の近距離無線通信部に接続された第2の制御部と、この第2の制御部に接続された第2の入力部、第2のメモリ、ナビゲーションセンサ、第2の表示部とを有し、前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成とし、この構成によって、所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0012】
以上のように、本発明のナビゲーションシステムは、携帯端末と、この携帯端末との間で近距離無線通信が可能なナビゲーション装置とを備え、前記携帯端末は、前記ナビゲーション装置と近距無線離通信を行うための第1の近距離無線通信部と、この第1の近距離無線通信部に接続された第1の制御部と、この第1の制御部に接続された第1の入力部、第1のメモリ、第1の無線通信部、第1の表示部とを有し、前記ナビゲーション装置は、前記第1の近距離無線通信部と近距離無線通信を行うための第2の近距離無線通信部と、この第2の近距離無線通信部に接続された第2の制御部と、この第2の制御部に接続された第2の入力部、第2のメモリ、ナビゲーションセンサ、第2の表示部とを有し、前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、極めて使い勝手の良いものとなる。
【0013】
すなわち、本発明においては、前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、極めて使い勝手の良いものとなる。
【0014】
具体的に説明すると、携帯端末を用いた経由地候補探索は、例えば通勤時の電車内で適宜実行しておき、ナビゲーション装置を用いた目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、例えば時間的余裕が発生したり、あるいは、急に食事をしたくなったときに、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報を伝達する。
【0015】
つまり、携帯端末に集められた経由地候補は、目的地への移動途上おいて、適宜簡単にナビゲーション装置に入力することができるものであって、このようにして経由地候補が入力されたナビゲーション装置においては、現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在すれば、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、目的地を再設定する必要はなく、また、経由地として希望のものがあれば、それを経由地として簡単に設定することができ、この結果として、現在の運行状況に合致した経由地設定が行え、極めて使い勝手の良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施形態におけるナビゲーションシステムを搭載した車両の一部を示す正面図
【図2】同ナビゲーションシステムの正面図
【図3】同ナビゲーションシステムの制御ブロック図
【図4】同ナビゲーションシステムを用いた経由地設定を示す図
【図5】同ナビゲーションシステムを用いた経由地設定を示す図
【図6】同ナビゲーションシステムを用いた経由地設定を示す図
【図7】同ナビゲーションシステムを用いた経由地設定を示すフローチャート
【図8】同ナビゲーションシステムを用いた経由地設定を示すフローチャート
【図9】同ナビゲーションシステムを用いた経由地設定を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を用いて説明する。
【0018】
(実施の形態1)
図1において、1は車両で、その車内2の前方には運転席3と助手席4が配置されている。また、運転席3の前方にはハンドル5が配置され、このハンドル5の助手席4側にはナビゲーション装置6が配置されている。
【0019】
この図1および図2においては、携帯端末7からナビゲーション装置6に対して近距離通信により目的地情報を伝送している。
【0020】
つまり、前記携帯端末7は、前記ナビゲーション装置6と近距無線離通信を行うための近距離無線通信部8と、この近距離無線通信部8に接続された制御部9と、この制御部9に接続された入力部10、メモリ11、無線通信部12、表示部13、スピーカ14とを有する。
【0021】
また、前記ナビゲーション装置6は、前記近距離無線通信部8と近距離無線通信を行うための近距離無線通信部15と、この近距離無線通信部15に接続された制御部16と、この制御部16に接続された入力部17、メモリ18、ナビゲーションセンサ19、表示部20、スピーカ21とを有する。
【0022】
以上の構成において、携帯端末7は、無線通信部12を介して目的地情報を取得し、それをメモリ11に記録しておくことができる。従って、この携帯端末7の近距離無線通信部8からナビゲーション装置6の近距離無線通信部15を介してメモリ18に目的地情報を図2に示す登録ポイントの一つとして設定することができる。
【0023】
本実施形態において、特徴的なのは、前記携帯端末7を用いてお気に入りの経由地を、例えば、電車内で探索し、そのメモリ11内に記録しておき、適宜のタイミングでナビゲーション装置6に経由地情報として提供することができると言うことである(図7のS1、S2、S3、S4)。
【0024】
具体的には、東京から京都に向けて移動する場合には、ナビゲーション装置6において入力部17を用いて京都の最終目的地が設定され、その状態で京都に向けて運行がスタートし、その途上におけるナビゲーション装置6の表示部20の表示例は、図4に示す状態となっている。
【0025】
つまり、現在地と目的地とその間の案内ルートが表示された状態となっている。
【0026】
この図4の現在地において、例えば、急に食事をしたいと思いたった場合、助手席4に
座る同乗者が図1の状態で携帯端末7からナビゲーション装置6にお気に入りの経由地を入力することとなる。
【0027】
つまり、そのときには、携帯端末7では、まず、その入力部10を操作することで、お気に入りの経由地をナビゲーション装置6に伝送するというモードを設定し、次に、近距離無線通信部8をナビゲーション装置6の近距離無線通信部15に接近させることとなる(図8のS1)。そうすると、携帯端末7は、ナビゲーション装置との接続を確認し、この接続が確認できれば、携帯端末7はメモリ11に記録されたお気に入りの経由地情報を近距離無線通信部8からナビゲーション装置6の近距離無線通信部15に伝送することになる(図8のS2、S3、S4)。
【0028】
なお、携帯端末7とナビゲーション装置6との接続ができなかった場合、表示部13に警告を表示することとなる(図8のS5)。
【0029】
一方、ナビゲーション装置6においては、近距離無線通信部15を介して伝送されたお気に入りの経由地情報が制御部16を介してメモリ18にその位置情報や場所の名称等が記録され(図8のS6)、表示部20、スピーカ21から登録完了の表示および音声報知がなされるようになる(図8のS7)。
【0030】
この状態において、ナビゲーション装置6は、図9に示すように処理が実行される。まず、制御部16は、お気に入りの経由地情報が登録されたか否かを判定する(図9のS1)。そして、お気に入りの経由地情報が登録されていた場合で、現在の運行途上にそのお気に入り情報がしていた場合には、図5に示す如く、ナビゲーション装置6の表示部20に目的地までの経路とともにその経由地を表示することになる(図9のS2)。
【0031】
運転者と同乗者は、協議の結果として図5に示す一番と二番の地点を目的地と設定することとした場合には、図5に示す一番と二番の地点に指を触れ、これによって経由地設定が行われる(図9のS3)。
【0032】
なお、図5に示す画面は、一分間で元の状態に戻ることとしているので、上述の如く一番と二番の地点に手を触れ、そのまま放置すると選択完了と判断され(図9のS4)、その結果として、図6に示す如く表示部20には、現在地と目的地以外に一番と二番の経由地を経由した案内ルートが表示され、これによって、図6に示す案内ルートに基づく案内が開始され(図9のS5)、また、スピーカ21からも経由地が設定されたことが報知されることになる(図9のS6)。
【0033】
すなわち、本実施形態においては、前記ナビゲーション装置6の入力部17と制御部16によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末7の近距離無線通信部8から近距離無線通信部15に前記メモリ11に記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記表示部20にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記表示部20に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、極めて使い勝手の良いものとなる。
【0034】
具体的に説明すると、携帯端末7を用いた経由地候補探索は、例えば通勤時の電車内で適宜実行しておき、ナビゲーション装置6を用いた目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、例えば時間的余裕が発生したり、あるいは、急に食事をしたくなったときに、前記携帯端末7の近距離無線通信部8から近距離無線通信部15に前記メモリ11に記憶させられた経由地情報を伝達する。
【0035】
つまり、携帯端末7に集められた経由地候補は、目的地への移動途上おいて、適宜簡単
にナビゲーション装置6に入力することができるものであって、このようにして経由地候補が入力されたナビゲーション装置6においては、現在前記表示部20にその経由地情報に合致する経由地が存在すれば、前記表示部20に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、目的地を再設定する必要はなく、また、経由地として希望のものがあれば、それを経由地として簡単に設定することができ、この結果として、現在の運行状況に合致した経由地設定が行え、極めて使い勝手の良いものとなるのである。
【産業上の利用可能性】
【0036】
以上のように、本発明においては、前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、極めて使い勝手の良いものとなる。
【0037】
具体的に説明すると、携帯端末を用いた経由地候補探索は、例えば通勤時の電車内で適宜実行しておき、ナビゲーション装置を用いた目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、例えば時間的余裕が発生したり、あるいは、急に食事をしたくなったときに、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報を伝達する。
【0038】
つまり、携帯端末に集められた経由地候補は、目的地への移動途上おいて、適宜簡単にナビゲーション装置に入力することができるものであって、このようにして経由地候補が入力されたナビゲーション装置においては、現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在すれば、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたものであるので、目的地を再設定する必要はなく、また、経由地として希望のものがあれば、それを経由地として簡単に設定することができ、この結果として、現在の運行状況に合致した経由地設定が行え、極めて使い勝手の良いものとなる。
【0039】
したがって、ナビゲーションシステムとしての活用が期待されるものとなる。
【符号の説明】
【0040】
1 車両
2 車内
3 運転席
4 助手席
5 ハンドル
6 ナビゲーション装置
7 携帯端末
8 近距離無線通信部
9 制御部
10 入力部
11 メモリ
12 無線通信部
13 表示部
14 スピーカ
15 近距離無線通信部
16 制御部
17 入力部
18 メモリ
19 ナビゲーションセンサ
20 表示部
21 スピーカ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末と、この携帯端末との間で近距離無線通信が可能なナビゲーション装置とを備え、
前記携帯端末は、前記ナビゲーション装置と近距無線離通信を行うための第1の近距離無線通信部と、この第1の近距離無線通信部に接続された第1の制御部と、この第1の制御部に接続された第1の入力部、第1のメモリ、第1の無線通信部、第1の表示部とを有し、
前記ナビゲーション装置は、前記第1の近距離無線通信部と近距離無線通信を行うための第2の近距離無線通信部と、この第2の近距離無線通信部に接続された第2の制御部と、この第2の制御部に接続された第2の入力部、第2のメモリ、ナビゲーションセンサ、第2の表示部とを有し、
前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたナビゲーションシステム。
【請求項2】
前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報として場所と内容を表示させる構成とした請求項1に記載のナビゲーションシステム。
【請求項3】
前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報、および、経由地情報の選択指示表示を表示させる構成とした請求項1、または2に記載のナビゲーションシステム。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一つに記載のナビゲーションシステムを用いた経由地設定方法であって、
まず、携帯端末の第1の入力部および無線通信部を用いて経由地候補を取得するとともに、この経由地候補を第1のメモリに記憶させ、
次に、ナビゲーション装置の第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達させ、現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる経由地設定方法。
【請求項1】
携帯端末と、この携帯端末との間で近距離無線通信が可能なナビゲーション装置とを備え、
前記携帯端末は、前記ナビゲーション装置と近距無線離通信を行うための第1の近距離無線通信部と、この第1の近距離無線通信部に接続された第1の制御部と、この第1の制御部に接続された第1の入力部、第1のメモリ、第1の無線通信部、第1の表示部とを有し、
前記ナビゲーション装置は、前記第1の近距離無線通信部と近距離無線通信を行うための第2の近距離無線通信部と、この第2の近距離無線通信部に接続された第2の制御部と、この第2の制御部に接続された第2の入力部、第2のメモリ、ナビゲーションセンサ、第2の表示部とを有し、
前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる構成としたナビゲーションシステム。
【請求項2】
前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報として場所と内容を表示させる構成とした請求項1に記載のナビゲーションシステム。
【請求項3】
前記ナビゲーション装置は、前記第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達され、かつ現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報、および、経由地情報の選択指示表示を表示させる構成とした請求項1、または2に記載のナビゲーションシステム。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一つに記載のナビゲーションシステムを用いた経由地設定方法であって、
まず、携帯端末の第1の入力部および無線通信部を用いて経由地候補を取得するとともに、この経由地候補を第1のメモリに記憶させ、
次に、ナビゲーション装置の第2の入力部と第2の制御部によって目的地設定を行った後の目的地側移動途上において、前記携帯端末の第1の近距離無線通信部から第2の近距離無線通信部に前記第1のメモリに記憶させられた経由地情報が伝達させ、現在前記第2の表示部にその経由地情報に合致する経由地が存在するときには、前記第2の表示部に目的地までの経路とともに、経由地情報を表示させる経由地設定方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【公開番号】特開2013−72831(P2013−72831A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−213967(P2011−213967)
【出願日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】
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