説明

ナビゲーション装置

【課題】ナビゲーション処理を行うナビゲーションユニットと、ナビゲーションユニットが出力した地図画像を表示するディスプレイユニットとが物理的に分離され構成されたナビゲーション装置において、ディスプレイユニットを安価にすることができるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、ディスプレイユニット3が、地図画像を表示する表示装置6と、ナビゲーションユニット2へ地図画像の属性を指定するための制御コマンドを出力する表示制御手段4とを備え、ナビゲーションユニット2は、地図情報を記憶する記憶装置9と、表示制御手段4が出力した制御コマンドに基づいて記憶装置9から読み出した地図情報を加工して地図画像としてディスプレイユニット3へ出力する画像処理手段8とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地図画像を出力するナビゲーションユニットと、ナビゲーションユニットが出力した地図画像を表示するディスプレイユニットとを備えるナビゲーション装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のナビゲーション装置は、ナビゲーション本体と後席用ディスプレイとを備えるものがある。後席用ディスプレイは、ユーザにより操作がなされると、このユーザ操作に基づいた演算命令をナビゲーション本体へ出力する。
【0003】
演算命令を受信したナビゲーション本体は、この演算命令に従って経路探索などのナビゲーション処理を実行し、その処理結果として自車両周辺の所定範囲内の地図を表す描画データを出力する。後席用ディスプレイは、ナビゲーション本体が出力した描画データを後席用ディスプレイの画像表示能力にあわせて拡大・縮小などの変換をして表示するものであった。
【0004】
なお、先行技術文献としては、例えば、特許文献1が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−201802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のナビゲーション装置では、後席用ディスプレイがナビゲーション本体から出力された描画データを画像表示能力にあわせて変換するものであった。このため、後席用ディスプレイは高い画像処理性能を有する必要があり、後席用ディスプレイが高価になるという問題があった。
【0007】
本発明は、従来の問題を解決するためになされたものであり、ナビゲーション処理を行うナビゲーションユニットと、後席用ディスプレイのようにナビゲーションユニットが出力した地図画像を表示するディスプレイユニットとが物理的に分離され構成されたナビゲーション装置において、ディスプレイユニットを安価にすることができるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、ディスプレイユニットが、地図画像を表示する表示装置と、ナビゲーションユニットへ地図画像の属性を指定するための制御コマンドを出力する表示制御手段とを備え、前記ナビゲーションユニットが、地図情報を記憶する記憶装置と、前記表示制御手段が出力した制御コマンドに基づいて前記記憶装置から読み出した地図情報を加工して地図画像として前記ディスプレイユニットへ出力する画像処理手段とを備えるものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、ディスプレイユニットが備える表示制御手段が出力する制御コマンドに基づいて、ナビゲーションユニットが備える画像処理手段が地図情報を加工してディスプレイユニットへ出力する。このため、ディスプレイユニットでは高い画像処理性能を必要とせず、ディスプレイユニットを安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施の形態におけるナビゲーション装置のブロック図
【図2】同動作を説明するフロー図
【図3】同要部である表示装置に画像を表示した図
【図4】同要部である表示装置に画像を表示した図
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の1実施の形態におけるナビゲーション装置について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の1実施の形態におけるナビゲーション装置のブロック図である。図1において、ナビゲーション装置1は、地図画像を出力するナビゲーションユニット2と、このナビゲーションユニットが出力した地図画像を表示するためのディスプレイユニット3とを備える。
【0012】
ナビゲーション装置1は、ナビゲーションユニット2とディスプレイユニット3とが収納された1つの筐体で構成される。ナビゲーションユニット2とディスプレイユニット3とは1つの筐体の内部で物理的に分離している。
【0013】
以下にナビゲーションユニット2およびディスプレイユニット3の内部構成について詳述する。まず、ディスプレイユニット3の構成について説明する。
【0014】
ディスプレイユニット3は、ナビゲーションユニット2が出力する地図画像を表示用の画像に加工する表示制御手段4と、地図画像を記憶する内部メモリ5と、地図画像を表示する表示装置6と、ユーザがナビゲーション装置1を操作するための入力手段7とを備える。
【0015】
表示制御手段4は、ナビゲーションユニット2へ地図画像の属性を指定するための制御コマンドを出力する。制御コマンドには、地図画像のアスペクト比、解像度、地図画像の縮尺、地図画像に含まれる文字のフォント、地図画像に含まれる文字のサイズ、地図画像のサイズ、地図画像に用いられる色数の少なくとも1つが含まれる。また、表示制御手段4が出力する制御コマンドには、地図画像に含まれるアイコンの表示の有無も含まれる。
【0016】
この制御コマンドはナビゲーションユニット2へ出力される。ナビゲーションユニット2は、この制御コマンドに基づいた地図画像を出力する。続いて、表示制御手段4は、ナビゲーションユニット2が出力した地図画像を内部メモリ5に記憶させる。
【0017】
続いて、表示制御手段4は、内部メモリ5に記憶した地図画像を読み出し加工する。この表示制御手段4による加工は、ナビゲーションユニット2が出力する地図画像自体を加工するのではなく、主としてこの地図画像に他の画像を重畳するものである。
【0018】
表示制御手段4により加工された地図画像(以下、「表示用地図画像」と称する)は表示装置6により表示される。表示装置6は、例えば、液晶表示装置、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどで構成される。
【0019】
入力手段7はナビゲーション装置1のユーザによる各種操作を受け付けるものである。入力手段7は、例えば、表示装置6の表面に備えたタッチパネル、ディスプレイユニット3に設けられたハードキーで構成される。
【0020】
ユーザによる操作とは、例えば、地図画像の拡大・縮小をするための操作、地図画像を全画面で表示するか情報画面ととともに表示するかを切替える操作、地図画面の表示/非
表示の切替え操作、目的地の設定操作、地点の検索のための操作、地図のスクロール操作などである。
【0021】
以下にナビゲーションユニット2の内部構成について説明する。ナビゲーションユニット2は、表示制御手段4が出力する制御コマンドに基づいた地図画像を生成する画像処理手段8と、地図画像を生成するための地図情報を記憶する記憶装置9と、ナビゲーション装置1の現在位置を検出する位置検出手段10とを備える。位置検出手段10は、例えば、GPS受信機で構成される。
【0022】
画像処理手段8は、制御手段4が出力する制御コマンドを受信すると、位置検出手段10が検出したナビゲーション装置1の現在位置の周辺の地図情報を記憶装置9から読み出す。画像処理手段8は、記憶装置9から読み出した地図情報に基づき、制御手段4が出力する制御コマンドに応じて地図画像を生成する。画像処理手段8が生成した地図画像はディスプレイユニット3へ出力される。
【0023】
以上のように構成されたナビゲーション装置1について、以下にその処理動作を説明する。図2は本発明の1実施の形態におけるナビゲーション装置1のフロー図である。また、図3および図4は地図画像を表示装置6に表示した際の画面の表示例である。
【0024】
まず、表示制御手段4はS01において処理を開始すると、内部メモリ5から地図画像の読み出しを行う(S02)。
【0025】
S02の次に、表示制御手段4はメニュー表示を行うか否かを判断する(S03)。メニュー表示にするか否かは、ユーザによる入力手段7の操作に基づき決定する。
【0026】
ここで、メニュー表示とは、表示装置6に地図画像を表示する際、地図画像だけでなく、各種メニューが表示された画像(以下、「メニュー画像」と称する)を合成して表示することをいう。ここで、「合成して」とは地図画像とメニュー画像とを重畳させることなく合成することをいう。すなわち、地図画像とメニュー画像と画像上のは領域が異なることとなる。
【0027】
メニュー画像における、メニューとはナビゲーション装置1の動作を制御するための項目名のことである。メニューとして表示される項目としては、例えば、地図画像の拡大・縮小、地図の表示方法の変更、目的地の設定などのナビゲーション機能に関する設定などを表すものがある。その他、メニュー画像上には再生中のCDのタイトル、曲目、再生時間などの情報も表示される。
【0028】
メニュー表示を行う場合(S03がYES)、表示制御手段4は内部メモリ5から読み出した地図画像にメニュー画像を合成して表示用地図画像として出力して(S04)、表示装置6に表示させる(S05)。
【0029】
このときの表示装置6の表示画像(以下、「第1の画像」と称す)の一例を図3に示す。図3では、ナビゲーション装置1の現在位置を示す画像20を含む地図画像21に、メニュー画像22を合成して表示したものである。ナビゲーション装置1のユーザはメニュー画像22の各メニューに触れることで各種操作を行うことができる。
【0030】
メニュー表示を行わない場合(S03がNO)、表示制御手段4は内部メモリ5から読み出した地図画像に操作ボタンの画像を重畳して表示用地図画像を生成して(S06)、表示装置6に表示させる(S05)。
【0031】
このときの表示装置6の表示画像(以下、「第2の画像」と称す)の一例を図4に示す。図4では、ナビゲーション装置1の現在位置を示す画像20を含む地図画像21は、表示装置6の画面全体に表示される。地図画像21には操作ボタンの画像23が重畳されており、ナビゲーション装置1のユーザは操作ボタンの画像23に触れることで各種操作を行うことができる。
【0032】
地図画像を表示装置6に表示させた(S05)後、表示制御手段4は地図画像の属性が変更されたか否かを判断する(S07)。
【0033】
ここで「地図画像の属性」とは、地図画像のアスペクト比、解像度、地図画像の縮尺、地図画像に含まれる文字のフォント、地図画像に含まれる文字のサイズ、地図画像のサイズ、地図画像に用いられる色数、地図画像に含まれるアイコンの表示の有無の少なくとも1つを示すものである。
【0034】
「地図画像の属性」はユーザによる入力手段7の操作によって変更される。例えば、ユーザにより地図縮尺が変更された場合、または、ユーザによりメニューの表示/非表示の切替えが行われた場合に地図画像の属性が変更される。その他、地図のサブウィンドウ部分のサイズの変更、位置の変更などメニュー画面を変更する操作が行われた場合にも地図画像の属性が変更される。
【0035】
また、「地図画像の属性」は、ユーザによる入力手段7の操作以外に走行中/停車中の状態が変化した場合、または、センサにより昼夜の変化した場合にも変更される。
【0036】
地図画像の属性が変更されなかった場合(S07でNO)、表示制御手段4は、画像処理手段8に現在位置の地図画像を送信するように制御コマンドを送信する。この制御コマンドを受信した画像処理手段8は現在位置の地図画像を生成し(S08)、表示制御手段4へ送信する(S09)。表示制御手段4は、受信した地図画像を内部メモリ5に記憶させた後、処理をS02に戻し、地図画像の表示(S05)を行う。このときの表示される地図画像は、現在位置に対応するように地図画像が移動するのみであり、地図画像の属性の変更はされていない。
【0037】
一方、地図画像の属性が変更された場合(S07でYES)、表示制御手段4は内部メモリ5からの地図画像の取り込みを停止する(S10)。S10の次に、表示制御手段4は、S07で変更された地図画像の属性に基づいてナビゲーションユニット2に出力させる地図画像の属性を決定する(S11)。
【0038】
S11の次に、表示制御手段4は、S10で決定した地図画像の属性に対応する制御コマンドを生成してナビゲーションユニット2が備える画像処理手段8へ出力する(S12)。
【0039】
この制御コマンドを受信(S13)した画像処理手段8は、現在位置の地図情報を記憶装置9から読み出す(S14)。続いて、画像処理手段8は記憶装置9から読み出した地図情報を制御コマンドに含まれる地図画像の属性に基づいて、地図画像の生成を行う(S15)。
【0040】
S15の次に画像処理手段8は、生成した地図画像を表示制御手段4へ送信する(S16)。表示制御手段4は、受信した地図画像を内部メモリ5に記憶させた後、処理をS02に戻し、地図画像の表示(S05)を行う。
【0041】
以上のように本実施の形態によれば、ナビゲーションユニット2が備える画像処理手段
8が地図情報を加工して地図画像としてディスプレイユニット3へ出力することにより、ディスプレイユニット3は高い画像処理性能を必要としない。このため、ディスプレイユニット3を安価に構成することができる。
【0042】
なお、本実施の形態ではナビゲーション装置1が1つの筐体に収納されていると記載したが、他の例として、ディスプレイユニット3を後部座席用のディスプレイユニットのようにナビゲーションユニット2と別の筐体に収納するようにしてもよい。本実施の形態ではディスプレイユニット3では高い画像処理性能を必要としないため、別体として接続されたディスプレイユニット3を安価に構成することができる。
【0043】
なお、本実施の形態では、ナビゲーション装置1の現在位置を示す画像を含む地図画像を表示すると記載したが、現在位置を示す画像を含む地図画像だけでなく目的地までの推奨経路を同時に表示してもよい。このとき、ユーザは第1の画像のメニュー画像を用いて目的地等の設定を行うことができる。
【0044】
なお、表示制御手段4は、画像処理手段8が出力する地図画像とメニュー画像とを合成した第1の画像と、画像処理手段8が出力する地図画像に操作ボタン画像を重畳した第2の画像とを切替えて表示装置6に表示させることができる。
【0045】
例えば、表示制御手段4は、第1の画像が表示された後、一定時間経過後に自動的に第2の画像へ切替えるようにすることができる。これにより、ユーザが第1の画像上のメニューを確認した後、特に操作を行うことなく自動で第2の画像へ切替えることができるという効果が得られる。
【0046】
また、その他の例として、表示制御手段4は、車両が交差点に接近したときに第1の画像から第2の画像とを切替えるようにすることができる。これにより、交差点付近での地図の視認性をあげることができるという効果が得られる。
【0047】
このとき、表示制御手段4は、第2の画像から第1の画像へ切替える際、第2の画像に表示されていた操作ボタンの画像を第1の画像における地図画像では消去して表示させることができる。これにより、第1の画像においてメニュー表示と操作ボタンが重複して表示されることがなく、かつ、第1の画像における地図画像の表示領域を大きくでき、ユーザの視認性および操作性を向上させることができるという効果が得られる。
【0048】
また、表示制御手段4は、第2の画像から第1の画像へ切替える際、第2の画像における地図画像で消去した操作ボタンの画像に対応する操作ボタンの画像を第1の画像のメニュー画像に表示させることができる。これにより、第2の画像で表示されていた操作ボタンの画像に対応する項目が第1の画像においてメニュー表示されるため、ユーザが混乱することなく円滑に操作を行うことができるという効果が得られる。
【0049】
また、表示制御手段4は、第2の画像から第1の画像へ切替える際、第2の画像の地図画像から細路を除いた画像を第1の画像における地図画像として表示させることができる。第1の画像はメニュー画像が合成されているため、表示装置6の画面に占める地図画像の領域が第2の画像と比べると小さくなる。このためユーザの視認性が低下する。そこで、上記のようにすることにより、太い道路のみの地図画像が表示されるため、地図画像が小さい場合でもユーザが地図画像の特徴を迅速に把握できるという効果が得られる。
【産業上の利用可能性】
【0050】
以上のように本発明は、ディスプレイユニットを安価に構成することができ、ナビゲーションユニットと地図画像を表示するディスプレイユニットとが物理的に分離され構成さ
れたナビゲーション装置等に有用である。
【符号の説明】
【0051】
1 ナビゲーション装置
2 ナビゲーションユニット
3 ディスプレイユニット
4 表示制御手段
5 内部メモリ
6 表示装置
7 入力手段
8 画像処理手段
9 記憶装置
10 位置検出手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地図画像を出力するナビゲーションユニットと、前記ナビゲーションユニットが出力した地図画像を表示するディスプレイユニットとを備えるナビゲーション装置であって、
前記ディスプレイユニットは、
地図画像を表示する表示装置と、
前記ナビゲーションユニットへ地図画像の属性を指定するための制御コマンドを出力する表示制御手段とを備え、
前記ナビゲーションユニットは、
地図情報を記憶する記憶装置と、
前記表示制御手段が出力した制御コマンドに基づいて前記記憶装置から読み出した地図情報を加工して地図画像として前記表示装置へ出力する画像処理手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
前記表示制御手段が出力する制御コマンドの地図画像の属性は、地図画像のアスペクト比、解像度、地図画像の縮尺、地図画像に含まれる文字のフォント、地図画像に含まれる文字のサイズ、地図画像のサイズ、地図画像に用いられる色数のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記表示制御手段が出力する制御コマンドの地図画像の属性は、地図画像に含まれるアイコンの表示の有無を含むことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項4】
前記表示制御手段は、前記画像処理手段が出力する地図画像とメニュー画像とを合成した第1の画像と、前記画像処理手段が出力する地図画像に操作ボタン画像を重畳した第2の画像とを切替えて前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項5】
前記表示制御手段は、第2の画像から第1の画像へ切替える際、第2の画像に表示されていた操作ボタンの画像を第1の画像における地図画像では消去して表示することを特徴とする請求項4に記載のナビゲーション装置。
【請求項6】
前記表示制御手段は、第2の画像から第1の画像へ切替える際に消去した第2の画像に表示されていた操作ボタンの画像に対応する操作ボタンの画像を第1の画像のメニュー画像に表示することを特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装置。
【請求項7】
前記表示制御手段は、第2の画像から第1の画像へ切替える際、第2の画像の地図画像から細路を除いた画像を第1の画像における地図画像として表示することを特徴とする請求項4に記載のナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−80829(P2011−80829A)
【公開日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−232359(P2009−232359)
【出願日】平成21年10月6日(2009.10.6)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】