説明

ハンズフリー携帯電話システム及び携帯電話機出力制御方法

【課題】 特定の環境下においては、ユーザーがメニュー操作をすることなく、自動的にFMワイヤレスによるハンズフリー機能を利用できるハンズフリー携帯電話システムを提供すること。
【解決手段】 ハンズフリー機能を有する携帯電話機と当該携帯電話機を着脱可能なホルダを備え、前記携帯電話機は、スイッチのON/OFF機能により、ハンズフリー機能の有効・無効のハンズフリー使用条件設定の情報を検出する条件検出手段と、当該条件検出の有無にしたがってハンズフリー機能の有効・無効の切替え制御を行なうデータ処理手段を有し、前記ホルダは、前記携帯電話機を装着した状態で前記検出手段と近接する位置に設けられ、ハンズフリー使用条件設定を変えることにより前記条件検出手段に対して検出又は非検出の動作を行なわせる条件設定手段を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザーがメニュー操作をすることなく、自動的にFMワイヤレスによるハンズフリー機能を利用することができるハンズフリー携帯電話システム及び携帯電話機出力制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の携帯電話においても、FMワイヤレス機能を利用する方法として、外付けアダプターを取り付ける方法や、FMワイヤレス機能を内蔵し、ユーザーによるメニュー操作によって実現するものがあった。
【0003】
例えば、以下の特許文献1には、外付けアダプターを接続することによるFMワイヤレス機能を実現する技術が紹介されている。具体的には、ハンズフリーマイクロホンコードの一方を携帯電話に接続しその一方をワイヤレス音楽プレイヤー及びFM送信機能を有した装置に接続した構成である。携帯電話が受信した音声をワイヤレス音楽プレイヤー及びFM送信機能を有した装置によりその音声をカーラジオに送信してスピーカから携帯電話の音声を出力し電話の送信先とハンズフリーで通話を行うというものである。
【0004】
【特許文献1】特開2006−304245
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の外付けアダプターによる実現においては、アダプターを接続すれば、即使用することができるが、アダプターを準備していない環境下では機能を実現することができないという課題があった。
【0006】
また、従来の内蔵型による機能の実現においては、アダプターを持ち歩く必要がなく、いつでもその機能を利用することができるという利点があるが、常に同じ設定で使用できる特定の環境下であっても、機能を有効にするためには、ユーザーによるメニュー操作が必要であるという課題があった。
【0007】
FMワイヤレス機能を有する(内蔵する)携帯電話において、車へ搭乗した際にFMワイヤレスによるハンズフリー機能を有効にしようとした場合、ユーザー自身がメニュー操作により切り替え作業を実施する必要があった。また、FMワイヤレス機能を有しない(内蔵しない)携帯電話の場合は、FMワイヤレスモジュールを接続すればハンズフリー機能を実現することができるが、FMワイヤレスモジュールを忘れた場合、その機能すら実現することができなかった。
【0008】
本発明の目的は、特定の環境下においては、ユーザーがメニュー操作をすることなく、自動的にFMワイヤレスによるハンズフリー機能を利用することができるハンズフリー携帯電話システム及び携帯電話機出力制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
【0010】
本発明の第1の態様に係るハンズフリー携帯電話システムは、ハンズフリー機能を有する携帯電話機と当該携帯電話機を着脱可能なホルダを備えるハンズフリー携帯電話システムであって、
前記携帯電話機が、スイッチのON/OFF機能により、ハンズフリー機能の有効・無効のハンズフリー使用条件設定の情報を検出する条件検出手段と、当該条件検出の有無にしたがってハンズフリー機能の有効・無効の切替え制御を行なうデータ処理手段を有し、
前記ホルダが、前記携帯電話機を装着した状態で前記検出手段と近接する位置に設けられ、ハンズフリー使用条件設定を変えることにより前記条件検出手段に対して検出又は非検出の動作を行なわせる条件設定手段を有することを特徴とする。
【0011】
本発明の第2の態様に係る携帯電話機出力制御方法は、ハンズフリー機能を有する携帯電話機と当該携帯電話機を着脱可能なホルダを備えるハンズフリー携帯電話システムにおける携帯電話機出力制御方法であって、
前記ホルダ内の条件設定手段が、ハンズフリー機能の有効/無効設定に関するハンズフリー使用条件設定を変えることによりハンズフリー使用条件設定の情報を送出するステップと、前記携帯電話機内の条件検出手段が、前記ハンズフリー使用条件設定の情報をスイッチのON/OFF機能により検出するステップと、前記検出されたハンズフリー使用条件設定の情報にしたがってハンズフリー機能の有効・無効の切替え制御を行なうステップを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
以上説明したように、本発明においては、以下に記載するような効果を有する。
【0013】
第1の効果は、使用条件を検出する複数のセンサーとそれを有効とさせるための設定機能を有しているので、移動機本体の設定を変更することなく、使用条件によってハンズフリー機能の有効無効を任意に切り替えられることが可能なことある。
【0014】
第2の効果は、条件設定を記憶するための記憶装置を有しているので、ユーザーが使用条件に対応したFM周波数等を任意に定義することができることにある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0016】
図1に示されるように、本発明に係るハンズフリー携帯電話システムは、ホルダBに構成されている使用条件設定手段としての条件設定手段5と、携帯電話Aに条件を入力する手段としての条件検出手段3と、プログラム制御により動作するデータ処理装置1と、FMワイヤレス機能の設定を記憶する記憶装置2と、FMワイヤレス機能を実現するための出力制御部4と無線部6を含む。
【0017】
条件設定手段5は、複数の条件を設定するための条件設定部51と条件設定部52を備えている。条件検出手段3は、条件設定手段5からの入力情報を検出するためのセンサーとして条件検出部31と条件検出部32を備えている。
【0018】
記憶装置2は、ユーザーの設定条件を記憶するための設定記憶部21を備えている。出力制御部4は、外部出力手段として、FMワイヤレスモジュール41とスピーカ42を備えている。無線装置6は、無線部61とアンテナ62から構成されるが、本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
【0019】
次に図1、図2および図3を参照して本実施の形態の動作について詳細に説明する。条件検出手段3はセンサーであり、条件設定手段5の条件を検出できる素子で構成されている。本実施例では、条件検出部31および条件検出部32は、ホール素子で構成され、移動機Aの背面側に実装されている。
【0020】
条件設定手段5は、条件検出手段3を機能させるための部品で構成されている。本実施例では、条件検出手段3がホール素子で構成されているため、条件設定部51および条件設定部52はマグネットを保持できるような構造となっている。また、条件設定手段5は、携帯電話本体ではなく、携帯電話を固定するためのホルダBに構成されている。
【0021】
なお、条件検出手段3および条件設定手段5の構成例としては、メカニカルスイッチおよびスイッチを押下する突起の組み合わせであってもよい。
【0022】
条件検出手段3からの信号は、データ処理装置1に入力される。ここに入力される信号はホール素子のON/OFF情報となる。
【0023】
データ処理装置1は、入力された条件検出手段3の信号の組み合わせにより、設定記憶部21のデータを基にFMワイヤレス機能の設定を検索する。例えば、設定記憶部21に記憶されている情報とは、条件検出部31がOFFの場合にはFMワイヤレスによるハンズフリー機能のOFF設定であり、条件検出部31がONの場にはFMワイヤレスによるハンズフリー機能のON設定である。
【0024】
設定記憶部21に記憶されている情報はプログラム固有の設定であっても、ユーザーが任意に設定変更できるような情報であってもよい。データ処理装置1は、検索されたFMワイヤレス機能の設定を基に出力制御部4を制御する。
【0025】
次に上記した動作についてより具体例に説明する。本実施の形態では、ホルダBに構成されている条件設定部51にはマグネットがはめ込まれており、条件設定部52にはマグネットがはめ込まれていない。また、ホルダBは車内に設置されているものとする。
【0026】
設定記憶部21には、条件検出部31がONを検出時にはFMワイヤレスモジュール41によるハンズフリー機能を有効とし、条件検出部32のON/OFFにより、FMワイヤレスモジュールの出力周波数が記憶されているものとする。
【0027】
移動機AをホルダBに設置した場合、条件設定部51はマグネットがはめ込まれた状態であるため、条件検出部31のホール素子はON状態となる。一方、条件設定部52にはマグネットははめ込まれていないので条件検出部32のホール素子はOFF状態となる。
【0028】
条件設定手段5の情報は、条件検出手段3を通じてデータ処理装置1へと入力される。データ処理装置1は、記憶装置2内にある設定記憶部21から報知手段を検索する。結果、FMワイヤレスによるハンズフリー機能は有効となり、設定周波数は76MHzという設定を得る。
【0029】
この状態で(移動機AをホルダBに設置した状態で)移動機Aが通話状態になると、音声はFMワイヤレスモジュールを通じて出力され、車のFMチューナーを介して車のスピーカから音声が出力される。
【0030】
なお、複数台の車を有しているユーザー等は、条件設定部32の設定により周波数を切り替えることで、車のオーディオ設備にあわせた設定を実現することができる。
【0031】
以下、本発明の他の実施の形態について説明する。その基本的構成は上記と同様であるが、条件検出手段3と条件設定手段5について構成を変更したものである。その構成を図4に示す。図4において、使用条件入力装置としてホルダBから棒状のスティックDへと変更している。ここで、スティックDは移動機Cに形成されている嵌合部に嵌めこみ可能な形状であり、本実施の形態ではスティックDは棒状であるので前記嵌合部はスティックDを受け入れる凹部形状(一端のみ開口している貫通穴)である。
【0032】
図4、図5および図6を参照して詳細に説明する。本実施の形態では、スティックDに形成されている溝にマグネットを挿入することで、使用条件を設定する構成とする。移動機Cの条件検出部33および条件検出部34はマグネットの磁力を検出するためのホール素子で構成される。
【0033】
本実施の形態では、スティックDに溝として構成されている条件設定部53および条件設定部54にはマグネットが挿入されているものとする。
【0034】
設定記憶部22には、条件検出部33がONかつ条件検出部34がONの場合に、FMワイヤレスモジュールから周波数78MHzにて出力するように定義されているものとする。
【0035】
スティックDを移動機Cに挿入した場合、条件設定部53および条件設定部54に挿入されているマグネットにより、条件検出部33および条件検出部34のホール素子がON状態となる。
【0036】
条件設定手段5の情報は、条件検出手段3を通じてデータ処理装置1へと入力される。データ処理装置1は、記憶装置2内にある設定記憶部22から出力手段を検索する。結果、FMワイヤレスモジュールから周波数78MHzにてハンズフリー出力するという設定を得る。
【0037】
この状態で(スティックDが移動機Cに挿入された状態で)移動機Cが通話状態になると、音声はFMワイヤレスモジュールを通じて出力され、車のFMチューナーを介して車のスピーカから音声が出力される。
【0038】
なお、上記した各実施の形態は、本発明を好適に実施した一形態に過ぎず、本発明は、その主旨を逸脱しない限り、種々変形して実施することが可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の一実施の形態に係るハンズフリー携帯電話システムの構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るハンズフリー携帯電話システムの構造を示した図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るハンズフリー携帯電話システムにおける条件検出部31,32のON/OFFの組み合わせとFMワイヤレス機能設定及び出力周波数の組み合わせの一例を示した図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係るハンズフリー携帯電話システムの構成を示したブロック図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係るハンズフリー携帯電話システムの構造を示した図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係るハンズフリー携帯電話システムにおける条件検出部31,32のON/OFFの組み合わせとFMワイヤレス機能設定及び出力周波数の組み合わせの一例を示した図である。
【符号の説明】
【0040】
1 データ処理装置
2 記憶装置
3 条件検出手段
4 出力制御部
5 条件設定手段
6 無線装置
21,22 設定記憶部
31,32,33,34 条件検出部
41 FMワイヤレスモジュール
42 スピーカ
51,52,53,54 条件設定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハンズフリー機能を有する携帯電話機と当該携帯電話機を着脱可能なホルダを備えるハンズフリー携帯電話システムにおいて、
前記携帯電話機は、
スイッチのON/OFF機能により、ハンズフリー機能の有効・無効のハンズフリー使用条件設定の情報を検出する条件検出手段と、
当該条件検出の有無にしたがってハンズフリー機能の有効・無効の切替え制御を行なうデータ処理手段を有し、
前記ホルダは、
前記携帯電話機を装着した状態で前記検出手段と近接する位置に設けられ、ハンズフリー使用条件設定を変えることにより前記条件検出手段に対して検出又は非検出の動作を行なわせる条件設定手段
を有することを特徴とするハンズフリー携帯電話システム。
【請求項2】
ハンズフリー機能を有する携帯電話機を備えたハンズフリー携帯電話システムにおいて、
前記携帯電話機は、
スイッチのON/OFF機能により、ハンズフリー機能の有効・無効のハンズフリー使用条件設定の情報を検出する条件検出手段と、
当該条件検出の有無にしたがってハンズフリー機能の有効・無効の切替え制御を行なうデータ処理手段を有し、
前記携帯電話機に形成された嵌合部に装着可能な形状を有し、前記嵌合部に嵌合した状態で前記検出手段と近接する位置に設けられ、ハンズフリー使用条件設定を変えることにより前記条件検出手段に対して検出又は非検出の動作を行なわせる条件設定手段を有することを特徴とするハンズフリー携帯電話システム。
【請求項3】
前記条件設定手段はマグネットのはめ込み/取り外しが可能な構造であり、前記条件検出手段は前記マグネットの磁力の有無によってON/OFF動作する磁気センサーであり、当該磁気センサーによって前記ハンズフリー使用条件設定の情報が検出されることを特徴とする請求項1又は2記載のハンズフリー携帯電話システム。
【請求項4】
前記条件設定手段は前記マグネットをはめ込むための少なくとも2つの条件設定凹部からなり、前記各条件設定凹部におけるマグネットの有無の組み合わせとFMワイヤレスによるハンズフリー機能のON/OFF及び出力周波数の組み合わせからなるFMワイヤレス機能設定データをあらかじめ記憶する記憶装置を有することを特徴とする請求項3記載のハンズフリー携帯電話システム。
【請求項5】
前記データ処理装置は、前記条件検出手段で検出されたハンズフリー使用条件データに基づき、前記記憶装置に保存されているFMワイヤレス機能設定データを検索し、検索されたFMワイヤレス機能設定データに基づいてFMワイヤレスによるハンズフリー機能を有効/無効とし、ハンズフリー機能を有効とした場合には検出された出力周波数で設定を行い、
前記携帯電話機を前記ホルダに設置した状態で通話状態になると、通話音声はFMワイヤレスモジュールを介して出力される
ことを特徴とする請求項4記載のハンズフリー携帯電話システム。
【請求項6】
前記磁気センサーはスイッチング素子であることを特徴とする請求項5記載のハンズフリー携帯電話システム。
【請求項7】
ハンズフリー機能を有する携帯電話機と当該携帯電話機を着脱可能なホルダを備えるハンズフリー携帯電話システムにおける携帯電話機出力制御方法において、
前記ホルダ内の条件設定手段が、ハンズフリー機能の有効/無効設定に関するハンズフリー使用条件設定を変えることによりハンズフリー使用条件設定の情報を送出するステップと、
前記携帯電話機内の条件検出手段が、前記ハンズフリー使用条件設定の情報をスイッチのON/OFF機能により検出するステップと、
前記検出されたハンズフリー使用条件設定の情報にしたがってハンズフリー機能の有効・無効の切替え制御を行なうステップ
を有することを特徴とする携帯電話機出力制御方法。
【請求項8】
ハンズフリー機能を有する携帯電話機を備えたハンズフリー携帯電話システムにおける携帯電話機出力制御方法において、
前記携帯電話機に装着可能な条件設定手段が、ハンズフリー機能の有効/無効設定に関するハンズフリー使用条件設定を変えることによりハンズフリー使用条件設定の情報を送出するステップと、
前記携帯電話機内の条件検出手段が、前記ハンズフリー使用条件設定の情報をスイッチのON/OFF機能により検出するステップと、
前記検出されたハンズフリー使用条件設定の情報にしたがってハンズフリー機能の有効・無効の切替え制御を行なうステップ
を有することを特徴とする携帯電話機出力制御方法。
【請求項9】
前期条件設定手段を構成するマグネットのはめ込み/取り外しにより前記条件設定を変更し、前記条件検出手段を構成する、前記マグネットの磁力の有無によってON/OFF動作する磁気センサーが前記ハンズフリー使用条件設定の情報を検出することを特徴とする請求項7又は8記載の携帯電話機出力制御方法。
【請求項10】
前記条件設定手段を構成するマグネットをはめ込むための少なくとも2つの条件設定凹部におけるマグネットの有無の組み合わせとFMワイヤレスによるハンズフリー機能のON/OFF及び出力周波数の組み合わせとからなるFMワイヤレス機能設定データをあらかじめ記憶装置に記憶することを特徴とする請求項9記載の携帯電話機出力制御方法。
【請求項11】
前記条件検出手段で検出されたハンズフリー使用条件データに基づき、前記記憶装置に保存されているFMワイヤレス機能設定データを検索するステップと、
検索されたFMワイヤレス機能設定データに基づいてFMワイヤレスによるハンズフリー機能を有効/無効とし、ハンズフリー機能を有効とした場合には検出された出力周波数で設定を行うステップと、
前記携帯電話機を前記ホルダに設置した状態で通話状態になると、通話音声を、FMワイヤレスモジュールを介して出力するステップ
を有することを特徴とする請求項10記載の携帯電話機出力制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−252539(P2008−252539A)
【公開日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−91391(P2007−91391)
【出願日】平成19年3月30日(2007.3.30)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】