説明

ハードコートフィルム及び印刷体

【課題】本発明は、傷つき防止性能及び、印刷適性を有するハードコート層を有するハードコートフィルム及び、当該フィルムに印刷を施した印刷体を提供することを目的とする。
【解決手段】(i)基材と、(ii)コーティング組成物を、前記基材表面に塗布して紫外線照射により硬化させたハードコート層からなり、前記コーティング組成物が光重合開始剤、(メタ)アクリレートモノマー、及びアルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマー及び/またはリン酸塩(メタ)アクリレートを含有し、前記(メタ)アクリレートモノマーの配合量と、前記アルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマー及び/またはリン酸塩(メタ)アクリレートの配合量との質量比が、100:5〜100:50であるハードコートフィルムを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハードコードフィルム及び当該フィルムに印刷を施した印刷体に関する。
【背景技術】
【0002】
プラスチックあるいはプラスチックフィルムの表面の傷つき防止のため、一般にフィルムにハードコートをしたハードコートフィルムが用いられている。また、フィルムの表面に印刷を施したグラフィックフィルムが用いられている。
【0003】
基材の表面に光硬化性物質とオリゴマー型光重合開始剤を含有する硬化性組成物を塗布し、光照射して硬化させたハードコート層を有するハードコートフィルムが開示されている(例えば、特許文献1。)。当該ハードコートフィルムは、液晶表示装置、CRT表示装置、プラズマ表示装置、エレクトロミック表示装置、発光ダイオード表示装置、EL表示装置などや、タッチパネルなどの表示装置部品などの保護フィルムとして使用でき、また、機能性フィルムとして使用できるものである。さらに、ハードコート層と基材間の加熱処理後の密着性に優れ、加熱処理時に発生するガスを抑制できるものである。
しかしながら、ハードコート層の表面に印刷を施すこと、あるいはハードコート層表面に紫外線硬化型インクによるインクジェット印刷を施すことについては、未だ詳細な検討はされていない。
このような背景の下、傷つき防止性能を有し、かつ印刷に適するハードコートフィルム、特に紫外線硬化型インク等を用いるインクジェット印刷によるインク付着性の良好なハードコートフィルムが望まれている。
【0004】
【特許文献1】特開2002−256092号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、傷つき防止性能及び、印刷適性を有するハードコート層を有するハードコートフィルム及び、当該フィルムに印刷を施した印刷体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち本発明は、(i)基材と、(ii)コーティング組成物を前記基材表面に塗布して紫外線照射により硬化させたハードコート層とからなり、
前記コーティング組成物が光重合開始剤、(メタ)アクリレートモノマー、及びアルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマー及び/またはリン酸塩(メタ)アクリレートを含有し、
前記(メタ)アクリレートモノマーの配合量と、前記アルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマー及び/またはリン酸塩(メタ)アクリレートの配合量との質量比が、100:5〜100:50であるハードコートフィルムを提供するものである。
【0007】
さらに本発明は、前記ハードコートフィルムのハードコート層の表面に、印刷を施した印刷体を提供するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明のハードコートフィルムは、基材にハードコート層を積層したフィルムである。
【0009】
前記基材は特に限定されないが、例えば、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、またはポリカーボネート樹脂などのフィルムを挙げることができる。
【0010】
前記基材の厚みは、特に限定されないが、例えば約10μm〜約350μm、約25μm〜約300μm、または約50μm〜約250μmとすることができる。前記基材はプライマー処理等、通常行われる表面処理を施すことができる。
【0011】
本発明のハードコート層は、光重合開始剤、(メタ)アクリレートモノマー、及びアルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマー及び/またはリン酸塩(メタ)アクリレートを含有するコーティング組成物を、まず前記基材表面に塗布し、続いて紫外線照射により硬化させた層である。前記アルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマーと前記リン酸塩(メタ)アクリレートは、そのどちらか一方のみが含有されていても良いし、両者が共に含有されていてもよい。
【0012】
前記光重合開始剤としては、従来公知のものを用いることができ特に限定されない。例えば、アセトフェノン類、ベンゾフェノン、ミヒラーズケトン、ベンゾイン、ベンジルメチルケタール、ベンゾイルベンゾエート、α−アシロキシムエステル、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、もしくはチオキサンソン類等を挙げることができる。これらは単独でも、二以上を併用してもよい。
【0013】
前記光重合開始剤の配合量は、通常用いられる量を採用することができ特に限定されない。例えば、前記コーティング組成物全体を100質量部としたとき、約0.5質量部〜約5.0質量部とすることができる。
【0014】
前記(メタ)アクリレートモノマーは、紫外線照射により硬化可能なモノマーであれば良く、特に限定されない。本明細書において、「(メタ)アクリレート」とは、アクリレートまたはメタクリレートを意味する。
【0015】
前記(メタ)アクリレートモノマーの例として、ウレタンアクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、グリセリルトリ(メタ)アクリレート、またはビスフェノールAエチレンオキシド変性ジ(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
【0016】
前記(メタ)アクリレートモノマー配合量は、通常用いられる量を採用することができ特に限定されない。例えば、前記コーティング組成物全体を100質量部とした場合、約 60質量部〜約95質量部とすることができる。
【0017】
本発明のアルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマーとは、(メタ)アクリルモノマーのうち、アクリルアミド基を有するものを意味する。例えば、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、エチルメチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、またはイソプロピル(メタ)アクリルアミド等を挙げることができる。
【0018】
本発明のリン酸塩(メタ)アクリレートとしては、リン酸(メタ)アクリレート、リン酸ジ(メタ)アクリレート、またはエチレンオキサイド変性リン酸ジ(メタ)アククリレート等を挙げることができる。
【0019】
本発明において、前記(メタ)アクリレートモノマーの配合量と、前記アルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマー及び/または前記リン酸塩(メタ)アクリレートの配合量は、質量比で約100:約5〜約100:約50とすることができる。かかる質量比とすることにより、紫外線硬化型インジェットによる印刷に適したハードコート層を有するハードコートフィルムを得ることができる。
【0020】
本発明のハードコート層は、さらにコーティング組成物中に(メタ)アクリレートオリゴマーを含んでもよい。前記(メタ)アクリレートオリゴマーは、前記(メタ)アクリレートモノマーとして例示したモノマーを構成成分とすることができる。
【0021】
本発明のハードコート層が、さらに(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する場合、(i)前記(メタ)アクリレートモノマー及び前記(メタ)アクリレートオリゴマーの配合量の合計と、前記アルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマーの配合量との質量比は、約100:約5〜約100:約50と、
(ii)前記(メタ)アクリレートモノマー及び前記(メタ)アクリレートオリゴマーの配合量の合計と、前記リン酸塩(メタ)アクリレートの配合量との質量比は、約100:約5〜約100:約50と、さらに、
(iii)前記(メタ)アクリレートモノマー及び前記(メタ)アクリレートオリゴマーの配合量の合計と、前記アルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマー及び前記リン酸塩(メタ)アクリレートの配合量の合計との質量比は、約100:約5〜約100:約50とすることができる。
かかる質量比とすることにより、紫外線硬化型インジェットによる印刷に適したハードコート層を有するハードコートフィルムを得ることができる。
【0022】
本発明のハードコート層の厚みは、特に限定されないが、例えば約0.1μm〜約10μm、約0.5μm〜約5μm、または約1μm〜約3μmとすることができる。
【0023】
本発明の印刷体は、前記本発明のハードコートフィルムのハードコート層の外側表面に印刷を施したものである。
【0024】
前記印刷は、従来公知の方法を用いて施すことができ、特に限定されない。例えば、従来公知の紫外線硬化型等の各種インクを用いたインクジェット印刷等を用いることができる。
【0025】
本発明のハードコートフィルムは、次のようにして得ることができる。まず、前記ハードコート層の各成分を、溶媒を用いてまたは溶媒を用いずに混合してコーティング組成物を製造する。続いて得られた組成物を従来公知の方法により前記基材表面に塗布した後、紫外線を照射して硬化し、溶媒を用いた場合はさらに乾燥する。
【0026】
前記コーティング組成物を塗布する方法としては、ワイヤーバー、ナイフ、あるいはバーコータ等を用いる従来公知のコーティング方法を使用することができる。
【0027】
また、前記紫外線照射は、UVオーブン等の紫外線照射装置を用いて行うことができる。この際、必要に応じて窒素充填しながら紫外線照射を行っても良い。
【0028】
本発明の印刷体は、上述のようにして得られたハードコートフィルムのハードコート層の外側表面に、従来公知のインクを用いたインクジェット印刷によって印刷を施すことによって得られる。
【0029】
本発明のハードコートフィルムは、マド、ドア、壁、車輌、または床等の保護フィルムや機能性フィルムとして用いることができる。さらに本発明のハードコートフィルムは、液晶表示装置、CRT表示装置、LED表示装置、またはEL表示装置などの各種表示装置の保護フィルムや機能性フィルムとして用いることができる。あるいはまた、本発明のハードコートフィルムは、フィルム表面にインクジェット等により印刷を施してグラフィックスフィルムとすることができる。この場合、グラフィックスフィルムは、マド、ドア、壁、車輌、床、または上記各種表示装置等に適用することができる。
【0030】
本発明の印刷体もまた、マド、ドア、壁、車輌、または床等、あるいは液晶表示装置、CRT表示装置、またはEL表示装置などの各種表示装置に適用することができる。
【0031】
本発明のハードコートフィルムまたは印刷体は、基材のハードコート層とは反対側の面に、粘着剤層を設けることができる。前記粘着剤層としては、従来公知の粘着剤、例えば、アクリル系粘着剤、シリコン系粘着剤、またはゴム系粘着剤等を用いることができる。必要に応じて公知の添加剤を配合することができる。
【0032】
前記粘着剤層の外側の面、すなわち前記基材に接している面と反対側の面に剥離紙(ライナー)を設けることができる。このような剥離紙は、粘着テープなどの分野で一般的に使用されているものでよく、特定の部材に限定されるものではない。好適な剥離紙としては、例えば、紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、または酢酸セルロース等のプラスチック材料、あるいはこのようなプラスチック材料で被覆又はそれを積層された紙やその他の材料などを挙げることができる。これらの剥離紙は、表面に凹凸を有し、かかる凹凸により前記粘着剤層表面の凹凸を設けることができる。また、これら剥離紙は、そのまま使用してもよいが、シリコーン処理あるいはその他の方法で処理して剥離特性を向上させた後に使用することができる。
【実施例】
【0033】
実施例1
ウレタンアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、及び光重合開始剤(1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド)との混合物(日本化薬株式会社製KAYANOVA FOP4000)を固形分100質量部、及びN,N−ジメチルアクリルアミド(株式会社興人製DMAA)を7質量部混合してコーティング組成物を製造した。得られたコーティング組成物を、片面が易接着処理された厚さ100μmのポリエステルフィルム(東洋紡績株式会社製 登録商標コスモシャイン A4100)の易接着面に、ワイヤーバーにより塗布し、UVオーブン(Fusion UV System製 VPS6及びHbulb)で硬化させてハードコート層とし、ハードコートフィルムを作成した。硬化は、窒素充填下、照射量0.7W/cm(EIT製 登録商標UVICURE Plusで測定)で行った。硬化後のハードコート層の厚さは2μmであった。このようにして、印刷可能なハードコート層を有するハードコートフィルムを得た。
【0034】
実施例2
N,N−ジメチルアクリルアミドの代わりにエチレンオキサイド変性リン酸アクリレート(日本化薬株式会社製KAYAMER PM−21)7質量部を用いた以外は、実施例1と同様にしてハードコートフィルムを作成した。硬化後のハードコート層の厚さは2μmであった。このようにして、印刷可能なハードコート層を有するハードコートフィルムを得た。
【0035】
実施例3〜6
KAYANOVA FOP4000(日本化薬株式会社製)を固形分100質量部、DMAA(株式会社興人製)、及びKAYAMER PM−21(日本化薬株式会社製)を混合してハードコート組成物を作成した。各成分の含量は表1に記載のとおりである。得られたハードコート組成物を実施例1と同様に、基材に塗布、硬化してハードコートフィルムを得た。硬化後のハードコート層の厚さは2μmであった。このようにして、印刷可能なハードコート層を有するハードコートフィルムを得た。
【0036】
実施例7〜8
ペンタエリスリトールジアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、及び光合開始剤との混合物(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン製UVHC8558)、DMAA(株式会社興人製)、及びKAYAMER PM−21(日本化薬株式会社製)を混合してハードコート組成物を作成した。各成分の含量は表1に記載のとおりである。つづいて、実施例1と同様に基材に塗布、硬化してハードコートフィルムを作成した。硬化後のハードコート層の厚さは2μmであった。このようにして、印刷可能なハードコート層を有するハードコートフィルムを得た。
【0037】
比較例1
片面が易接着処理された厚さ100μmのポリエステルフィルム(東洋紡績株式会社製 登録商標コスモシャイン A4100)を評価した。
【0038】
比較例2〜6
UVHC8558(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン製)、DMAA(株式会社興人製)、及びKAYAMER PM−21(日本化薬株式会社製)を表1の通り混合してハードコート組成物を作成し、実施例1と同様にしてハードコートフィルムを作成した。硬化後のハードコート層の厚さは2μmであった。このようにして、ハードコート層を有するハードコートフィルムを得た。
【0039】
比較例7
UVHC8558(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン製)を、片面が易接着処理された厚さ100μmのポリエステルフィルム(東洋紡績株式会社製 登録商標コスモシャイン A4100)の易接着面に、ワイヤーバーにより塗布し、実施例1と同様の条件で硬化させてハードコートフィルムを得た。硬化後のハードコート層の厚さは2μmであった。このようにして、ハードコート層を有するハードコートフィルムを得た。
【0040】
【表1】

【0041】
スチールウール試験
1000gの重りを乗せたスチールウール#00000を実施例1〜8及び比較例1〜7で得られた各フィルムの上に乗せた。つづいて、その重り付きスチールウールをフィルムの表面で10往復させた。目視にて傷が見えた場合は不合格(Poor)、目視にて傷が見えない場合は合格(Good)とし、結果を表2に示した。
【0042】
UVインク付着試験
実施例1〜8及び比較例1〜7で得られたフィルムに、UV硬化型インク(Vutek社製 PressVu200 UVC white ink)を硬化させた。得られたフィルムのサイズは、210mm×300mm、硬化させたインクの厚さは10μmであった。得られたフィルムを150mm×70mmの大きさにカットし、粘着剤を塗布して、150mm×70mmのアルミ板に、スキージで貼り付けた。続いて、1)20℃、2)65℃、3)65℃、相対湿度(RH)95%の3種類の条件でそれぞれ5日間養生した。養生後、フィルム(試験片)に、長さ約10mmの切込みを1mm間隔で6本入れ、続いてこの6本の切込みと直角に交わるようにさらに長さ約10mmの切込みを1mm間隔で6本入れた。続いて、これら試験片に住友スリーエム株式会社製メンディングテープ#810を貼り付けてスキージで圧着させ、手で勢いよく剥がした。インク層が残っている面積の割合を目視で確認し、結果を表2に示した。3条件全てにおいて70%以上の場合を合格、3条件のうち1つでも70%未満の場合は不合格とした。
【0043】
【表2】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
(i)基材と、(ii)コーティング組成物を、前記基材表面に塗布して紫外線照射により硬化させたハードコート層からなり、
前記コーティング組成物が光重合開始剤、(メタ)アクリレートモノマー、及びアルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマー及び/またはリン酸塩(メタ)アクリレートを含有し、
前記(メタ)アクリレートモノマーの配合量と、前記アルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマー及び/またはリン酸塩(メタ)アクリレートの配合量との質量比が、100:5〜100:50であるハードコートフィルム。
【請求項2】
前記ハードコート層が、さらに(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する請求項1に記載のハードコートフィルム。
【請求項3】
前記(メタ)アクリレートモノマー及び前記(メタ)アクリレートオリゴマーの配合量の合計と、
前記アルキルアミド基を有する(メタ)アクリルモノマー及び/または前記リン酸塩(メタ)アクリレートの配合量との質量比が、100:5〜100:50である請求項2に記載のハードコートフィルム。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載のハードコートフィルムのハードコート層の表面に、印刷を施した印刷体。
【請求項5】
前記印刷が、紫外線硬化型インクによるインクジェット印刷により得られた印刷である請求項4に記載の印刷体。

【公開番号】特開2009−161609(P2009−161609A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−340322(P2007−340322)
【出願日】平成19年12月28日(2007.12.28)
【出願人】(599056437)スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー (1,802)
【Fターム(参考)】