説明

ヒドロフルオロカーボンポリマー組成物

エチレンとテトラフルオロエチレンとのコポリマーなどのヒドロフルオロカーボンポリマーと窒化ホウ素とのブレンドから製造された物品が、改善された耐掻取り磨耗性を示す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、改善された物理的性質を有するヒドロフルオロカーボンポリマーワイヤー絶縁材に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車の電気配線は、高温を受け、エンジン振動および自動車の移動によって起こされた機械的磨耗を受ける。絶縁材の磨耗は最終的に、ショート回路および絶縁破壊につながる。フルオロポリマーは、それらの良好な耐高温性および耐化学薬品性のために、しばしばワイヤー絶縁材として選択される。フルオロポリマーのうち、ヒドロフルオロカーボンポリマーは、その最も一般的なものがエチレンとテトラフルオロエチレン(ETFE)とのコポリマーであり、耐磨耗性などの概して良好な物理的性質を有するが、溶融加工可能なペルフルオロカーボンポリマーよりも要求のきびしい使用のために選択される。ETFEの耐磨耗性のさらなる改善は、ETFEを架橋することによって達成可能である。しかしながら、米国特許公報(特許文献1)に記載されているように、架橋ポリマーは、絶縁材の表面が切断、刻み目をつけられるか、あるいは他の方法で損傷された後に屈曲される場合に破損になりやすい。前記特許によって、この弱点は、内側の非架橋層および外側の架橋層の使用によって複雑さを増すことと引き換えに緩和される。別の方法は、より厚い絶縁材の使用であるが、ワイヤーがより剛性であり、より可撓性が低くなるという不利な点がある。
【0003】
将来、自動車は、電子装置がますます採用されてステアリングおよびブレーキ機構などの機械システムが電気によって取って代わられる時に、より多くの配線を有することが予想される。自動車フード下の温度定格は、改善された吸音と組合わせられた、より良いエンジン管理のために上がっている。このような自動車は、可撓性を損なわずに改善された耐磨耗性を有する高温配線を必要とする。改善された耐磨耗性組成物は、宇宙空間などの他の産業、および器具の他、管材料およびプッシュプルケーブルなどの他の適用においても有用である。
【0004】
【特許文献1】米国特許第5,059,483号明細書
【特許文献2】米国特許第4,123,602号明細書
【特許文献3】米国特許第5,688,457号明細書
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、絶縁材が非発泡で、上に押出コーティングされる絶縁ワイヤーを提供するものであり、前記絶縁材が、ヒドロフルオロカーボンポリマーと前記ワイヤー上の組成物のコーティングの耐掻取り磨耗性を改善させるための有効量の窒化ホウ素(BN)とを含み、前記量は、押出量を増加させて前記コーティングを形成するには効果がない。驚くべきことに、絶縁材の耐掻取り磨耗性の大きな改善を得るためにヒドロフルオロカーボンポリマー中にBNの少量しか必要とされず、この少量、例えば1重量%以下は概して、絶縁材の品質に著しい悪影響を及ぼさず、および好ましくはポリマーだけの押出量と比べて押出量に著しい悪影響を及ぼさない。耐掻取り磨耗性の改善は、7Nの負荷においてISO6722の手順による掻取り磨耗試験を行なう時に絶縁材が少なくとも200回の掻取り磨耗サイクルに耐えることを特徴としうる。前記改善はまた、BN添加剤によってヒドロフルオロカーボンポリマーに与えられた耐掻取り磨耗性の改善のパーセント、すなわち、7Nの負荷においてISO6722の手順によって測定されたとき、ヒドロフルオロカーボンポリマーだけと比較した場合、少なくとも100%、好ましくは少なくとも200%、より好ましくは少なくとも300%の改善を特徴としうる。
【0006】
本発明の別の実施態様は、上述の実施態様において改善された耐掻取り磨耗性によって可能にされる極薄絶縁材であり、すなわち、この改善は絶縁材を非常に薄くすることを可能にし、さらに、特定の製品、例えば絶縁ワイヤーが使用される自動車、器具、または航空機において絶縁ワイヤーの通路および配置を形成するフレーミングの開口部を通して絶縁ワイヤーが引っ張られる時に生じるような、掻取り磨耗を絶縁材が受ける適用において絶縁材が有用であることを可能にする。この実施態様において、絶縁材は厚さ6ミル(0.15mm)以下であり、改善された耐掻取り磨耗性の他に、絶縁材中のBNの存在は、この極薄絶縁材についておよびより厚い絶縁材についても、必要とされる耐電圧および耐応力亀裂性を損なわない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明において用いられた好ましいヒドロフルオロカーボンポリマーはETFEである。本発明においてETFEと称されるポリマーは、ペルフルオロブチルエチレン(CH=CH(C)またはPFBE)、ヘキサフルオロイソブチレン(CH=C(CF)またはHFIB)、ペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)(PAVE)、またはヘキサフルオロプロピレン(hexfluoropropylene)(HFP)など、エチレン、テトラフルオロエチレン(TFE)、および少なくとも1つの他のモノマーのコポリマーである。この第3のモノマー、ターモノマーは、全ポリマー重量の約10重量%まで存在する。エチレンの、TFEに対するモル比は、約30:70〜70:30、好ましくは約35:65〜65:35、より好ましくは約40:60〜60:40の範囲である。D1238を参照する、ASTMD3159によって測定された時のポリマーの溶融流量(MFR)は、約2g/10分〜50g/10分、好ましくは約5g/10分〜約45g/10分、より好ましくは約10g/10分〜40g/10分、最も好ましくは約25g/10分〜40g/10分である。ETFEポリマーは、米国特許公報(特許文献2)に記載されている。ETFEの代わりに本発明において用いることができる他の公知のヒドロフルオロカーボンポリマーはポリフッ化ビニリデン(PVDF)およびエチレン/クロロトリフルオロエチレン(ECTFE)であり、耐磨耗性のその最良の組合せのために、ETFEが好ましい。従って、本発明において用いられたヒドロフルオロカーボンポリマーは、反復−CH−および−CF−単位をポリマー鎖に有し、好ましくは反復CH−CH−単位をポリマー鎖に有する。
【0008】
本発明の窒化ホウ素(BN)は、米国、ニューヨーク州、アムハーストのセイント・ゴベイン・セラミックス(Saint−Gobain Ceramics,Amherst New York USA)の製品である。窒化ホウ素の1つの好ましいタイプは、黒鉛形状としても周知のラメラである。好ましい銘柄はUHPであり、より好ましいのは、セイント・ゴベイン・セラミックスから入手可能なUHP500である。BNの平均粒度は約0.10μm〜100μm、好ましくは約0.5μm〜50μm、より好ましくは約2μm〜10μmである。
【0009】
ヒドロフルオロカーボンポリマー中のBNの重量%は、BNとヒドロフルオロカーボンポリマーとの全重量を基準にして、少なくとも約0.01、好ましくは少なくとも約0.05、より好ましくは少なくとも約0.1、最も好ましくは少なくとも約0.2重量%である。ヒドロフルオロカーボンポリマー中のBNの重量%は、約1以下、好ましくは約0.9以下、より好ましくは約0.75以下、最も好ましくは約0.6重量%以下であるのがよい。従って、ヒドロフルオロカーボンポリマー中のBNの好ましい範囲は約0.2〜0.6重量%である。使用された特定のヒドロフルオロカーボンポリマーおよびBNに応じて、BNの比率が0.6重量%および1重量%の最大量から増加するとき、ポリマーから絶縁材を押出成形するための押出量は、押出された絶縁材の外面の表面粗さの形成を避けるために、減少されなければならない。
【0010】
ポリエチレンなどの熱可塑性ポリマー中で、およびフルオロポリマー中で押出助剤として窒化ホウ素を使用することは、米国特許公報(特許文献3)において主張されている。TFEとヘキサフルオロプロピレンとのコポリマー(FEPとしても公知であるTFE/HFP)が例示されているが、ETFEの併用が提案されている。驚くべきことに、押出量にはっきりと影響を与える(増加させる)のに不十分である濃度のETFE中の窒化ホウ素は、耐掻取り磨耗性を改善するのに有効であることがわかった。粗さが押出物の表面に見える前の最大押出量は、窒化ホウ素がETFEコポリマー中に存在するか否かにかかわらず大体同じであるが、ただし、上述のように、過度の量のBNは、表面粗さを避けるために押出量が減少されることを必要とする。ECTFEもまた、米国特許公報(特許文献3)に提案されており、耐掻取り磨耗性を改善するためにこのポリマー中でならびにPVDF中で用いられたBNの比率もまた、このポリマーの押出量を増加させるには効果がない。
【0011】
本発明の組成物の押出は、押出機に注入された窒素などのいずれかの発泡剤または組成物に添加された発泡性化合物の存在を必要とせず、これによって、押出されたワイヤー絶縁材は非発泡である。前記組成物中に発泡剤は存在しない。従って窒化ホウ素が押出量の改善に寄与しない押出方法において非発泡ワイヤー絶縁材を作製するためにヒドロフルオロカーボンポリマー/窒化ホウ素組成物を使用することは、このような組成物の新規な使用である。
【0012】
乾燥ブレンディングによって、例えば容器内で窒化ホウ素粉末をヒドロフルオロカーボンポリマーペレットと共に振ることによって窒化ホウ素をヒドロフルオロカーボンポリマーと配合してもよい。この乾燥ブレンドは、ヒドロフルオロカーボンポリマー+BNの完成物品を製造する溶融加工装置、例えばワイヤーをコーティングするための押出機に直接に添加されてもよい。あるいは、ヒドロフルオロカーボンポリマーとBNとを溶融ブレンドしてヒドロフルオロカーボンポリマー+BNのペレットを製造することができ、次いで加工して所望の物品、例えばワイヤーコーティングを作製して絶縁ワイヤーを形成する。溶融ブレンドされたヒドロフルオロカーボンポリマー+BNペレットを、完成物品において望ましいよりも多いBNを用いて製造し、濃厚物として知られているものを製造してもよい。次に、この濃厚物を付加的なヒドロフルオロカーボンポリマーで溶融加工して、完成物品の改善された耐掻取り磨耗性のために有効な濃度までBNを下げてもよい。
【0013】
本発明によるワイヤー絶縁材は、厚さ約3〜20ミル(0.075〜0.5mm)であり、好ましくは厚さ約5〜15ミル(0.125〜0.375mm)、より好ましくは一般的な用途について、8〜12ミル(205〜305μm)である。しかしながら、極薄絶縁材の厚さについては、絶縁材の厚さ、4ミル〜6ミル(0.1mm〜0.15mm)である。これらの極薄絶縁ワイヤーのワイヤーは概して、18〜22ゲージのワイヤー(40.3〜25.3ミル(1.02〜0.64mm))である。
【実施例】
【0014】
本明細書ににおいて用いられた掻取り磨耗試験は、MILW583(試験計測器A)およびISO6722(試験計測器B)において記載されている。
【0015】
試験計測器Aにおいて、試験リグは、4.5Nの負荷を使用する、2つの90°のエッジを有する、厚さ0.027インチ(686μm)および幅0.543インチ(13.8mm)の硬化炭化タングステン刃で改善された反復掻取り磨耗試験機である。4つの試料を試験し、4回の測定の平均を記録する。
【0016】
試験計測器Bは、主に、刃の代わりにニードルを有することにおいて試験計測器Aと異なる。ニードルを基準にして7Nの負荷で試験計測器Bを使用することによって、計測器Aよりも過酷な掻取り磨耗を絶縁ワイヤーに適用し、この理由のために、計測器B(ISO6722)の試験結果は、耐掻取り磨耗性の評価のために絶縁ワイヤーを使用する自動車および航空宇宙産業によってより一層信頼されている。
【0017】
実施例において使用されたETFEは、本願特許出願人によって販売されているテフゼル(Tefzel)(登録商標)である。使用されたポリマーは、15重量%(39.5モル%)のエチレン、80重量%(59モル%)のTFE、および5重量%(1.5モル%)のPFBEである。MFR=7g/10分(MFRは、ASTM D−3159によって測定された溶融流量であり、ASTM D−1238を参照する)。
【0018】
使用された押出機は、30/D45mmである。使用された押出ラインは、溶融ポリマーと接触した時の耐腐蝕性金属、ならびに高温加工能力<300℃など、フルオロポリマー樹脂の加工に適している。押出機は、米国特許公報(特許文献3)に記載された装置に似たワイヤーコーティング装置を取付けられている。28:1の引落比が全ての試料の製造のために用いられる。
【0019】
(比較例1)
22gaの錫めっき銅ワイヤーを0.098ミル(250μm)の厚さにおいてETFEだけでコーティングする。ダイ出口においてのポリマーの温度は、325〜351℃である。ワイヤーを100〜510m/分までのライン速度において製造する。この絶縁ワイヤーの試験計測器A掻取り磨耗試験の結果を表1に記載する.
【0020】
(実施例1〜3)
比較例1の条件を0.05、0.1、および0.5重量%のBN濃度においてETFEと窒化ホウ素、銘柄UHP−500とのブレンドを用いて繰り返した。BNの平均粒度は6μmである。ワイヤー絶縁材に計測器Aの掻取り磨耗試験を行なう。結果を表1に記載する。耐掻取り磨耗性は、0.05重量%のBNによって2倍より大きくなり、より大きな充填量においてさらに大きくなることが見られる。BNの充填量が0.5重量%よりも増加するとき、得られた組成物の押出量は、ワイヤー絶縁材の表面の粗さの形成を避けるために徐々に低減されなければならない。
【0021】
これらのETFE+BNブレンドの押出量を比較例1のETFEだけで達成された押出量よりも増加させる試みは不成功である。これは、実施例1、2、および3の窒化ホウ素濃度は押出量にはっきりと影響を与えるには不十分であることを示す。すなわち、ETFE中でこれらの濃度において窒化ホウ素が押出助剤として作用していない。
【0022】
【表1】

【0023】
刃が全絶縁材厚さをバー銅導体まで磨耗した時に破損までのサイクルが記録される。次いで試験リグが自動停止されおよび値が記録される。破損までのサイクルは、試験されている物品の耐掻取り磨耗性である。
【0024】
(実施例4)
実施例1において用いられたETFEと以下の表2に記載された添加剤との組成物の比較例1の手順によって作製された絶縁ワイヤーを、7Nの負荷において試験計測器Bで試験する。結果を表2に記載する。試験計測器Bはより過酷であるが、絶縁材の耐掻取り磨耗性を改善するために他の添加剤よりも添加剤として窒化ホウ素が優れていることは明らかである。それは、対照標準の、添加剤を用いないETFEよりも約4×良好である。他の添加剤の効果は有害であり、耐掻取り磨耗性を低減する。
【0025】
【表2】

【0026】
破損までのサイクルは、試験されている絶縁ワイヤーのワイヤーにニードルが達するまでのサイクル数であり、これは、示された負荷においてのISO6722の手順による耐掻取り磨耗性である。
【0027】
ペルフルオロカーボンポリマー、FEPおよびPFA(それぞれ、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンおよびペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)とのコポリマー)がETFE+0.5重量%BN組成物のETFEの代わりに用いられるとき、得られた組成物の耐掻取り磨耗性は不十分であり、すなわち16サイクル未満である。
【0028】
ヒドロフルオロカーボンポリマー/窒化ホウ素組成物がそれから作製されたワイヤー絶縁材に与える改善された耐掻取り磨耗性は、改善された耐掻取り磨耗性が望ましい、押出、射出成形、または圧縮成形などによってヒドロフルオロカーボンポリマー+窒化ホウ素の組成物から溶融加工されたどんな非発泡物品においても有用であることは理解されよう。ホースおよびプッシュプルケーブルまたはオフショア管として用いられる管材料が実施例である。組成物を押出して絶縁ワイヤーを作製する場合のように、溶融加工が押出であるとき、組成物中に存在する窒化ホウ素の量は、押出量を増加させて物品を作製するには効果がない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
絶縁ワイヤーであって、その絶縁材が非発泡で、前記ワイヤー上に押出コーティングされ、前記絶縁材が、ヒドロフルオロカーボンポリマーと前記ワイヤー上の組成物のコーティングの耐掻取り磨耗性を改善させるための有効量の窒化ホウ素との組成物を含み、押出量を増加させて前記コーティングを形成するには前記量は効果がないことを特徴とする、絶縁ワイヤー。
【請求項2】
前記絶縁材中の前記窒化ホウ素の量が、前記ポリマーと前記窒化ホウ素との全重量を基準にして約0.01〜1.0重量%であることを特徴とする、請求項1に記載の絶縁ワイヤー。
【請求項3】
前記ヒドロフルオロカーボンポリマーが、約25g/10分〜約35g/10分の溶融流量を有するエチレン/テトラフルオロエチレンコポリマーであることを特徴とする、請求項1に記載の絶縁ワイヤー。
【請求項4】
ヒドロフルオロカーボンポリマーコポリマーと前記物品の耐掻取り磨耗性を改善させるための有効量の窒化ホウ素とから構成され、押出によって形成される場合、押出量を増加させて前記物品を形成するには前記量は効果がないことを特徴とする、非発泡溶融加工物品。
【請求項5】
前記物品中の前記窒化ホウ素の量が、前記ポリマーと前記窒化ホウ素との全重量を基準にして約0.01〜1重量%であることを特徴とする、請求項4に記載の物品。
【請求項6】
ヒドロフルオロカーボンポリマーと前記物品の耐掻取り磨耗性を改善させるための有効量の窒化ホウ素とを含む物品を溶融加工する方法を含み、前記溶融加工が押出であるとき、前記押出量を増加させて前記物品を形成するには前記窒化ホウ素の量が有効ではないことを条件とすることを特徴とする、方法。
【請求項7】
前記溶融加工が押出であることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記ヒドロフルオロカーボンポリマーが、約25g/10分〜約35g/10分の溶融流量を有するエチレン/テトラフルオロエチレンコポリマーであることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記絶縁材が0.15mm以下の厚さであることを特徴とする、請求項1に記載の絶縁ワイヤー。
【請求項10】
耐掻取り磨耗性の改善が、7Nの負荷においてISO 6722掻取り磨耗試験を行なう時に少なくとも200回の掻取り磨耗サイクルに耐えることを特徴とする、請求項1に記載の絶縁ワイヤー。

【公表番号】特表2007−519180(P2007−519180A)
【公表日】平成19年7月12日(2007.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−544087(P2006−544087)
【出願日】平成16年12月8日(2004.12.8)
【国際出願番号】PCT/US2004/041720
【国際公開番号】WO2005/057592
【国際公開日】平成17年6月23日(2005.6.23)
【出願人】(390023674)イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー (2,692)
【氏名又は名称原語表記】E.I.DU PONT DE NEMOURS AND COMPANY
【Fターム(参考)】