説明

マシンルームレスエレベータ

【課題】昇降路頂部の限られた空間内に巻上機を合理的に配置できるマシンルームレスエレベータを提供する。
【解決手段】本発明のマシンルームレスエレベータ100においては、昇降路2を鉛直方向上方から見たときに、巻上機25のメインシーブ26側の端部が釣合錘22の上方に位置し、かつその後端25aが乗りかご20の後端部20cの上方に位置しているため、巻上機25の配置の自由度を高めることができるとともに、乗りかごの上部に配設される様々な機器類が巻上機25と干渉しないように配置することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、昇降路の頂部に巻上機を有するマシンルームレスエレベータに関し、より詳しくは、昇降路の頂部に巻上機を合理的に配置することによって昇降路内の限られた空間を効率的に活用する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、建物に設けた昇降路の頂部に巻上機を有するマシンルームレスエレベータが種々開発され提案されている。
例えば、図3および図4に示したマシンルームレスエレベータ1においては、昇降路2に立設された左右一対のかご側ガイドレール3L,3Rに案内されて乗りかご4が昇降するとともに、昇降路2の左側面2Lに沿って立設された前後一対の錘側ガイドレール5f,5rに案内されて釣合錘6が昇降するようになっている。
また、昇降路2の頂部のうち乗りかご4の左側面4Lの上方に巻上機7が配設され、昇降路2を鉛直方向上方から見たときに昇降路2の左側面2Lと乗りかごの左側面4Lとの間の空間Sの内側に位置するメインシーブ8を、左右方向に延びる軸線の回りに回転駆動するようになっている。
【0003】
さらに、メインシーブ8に巻き掛けられている主ロープ9の一方の側は、メインシーブ8の前側下方に配設されているそらせシーブ9と、乗りかご4の下部に配設されている左右一対のかご側シーブ10L,10Rとにそれぞれ巻き掛けられてから昇降路頂部の右側にあるヒッチ部12に係止され、乗りかご4を2:1ローピングで懸架している。
また、主ロープ9の他方の側は、釣合錘6の上部に配設されている錘側シーブ6aに巻き掛けられてから昇降路頂部の左側にあるヒッチ部13に係止され、釣合錘6を2:1ローピングで懸架している(詳細は、下記特許文献1を参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2000−44147号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述した従来のマシンルームレスエレベータ1においては、図3に示したように昇降路2を鉛直方向上方から見たときに、巻上機7が乗りかごの左側面4Lから乗りかご4の中央部近傍にまで延びている。
これにより、巻上機7を支持している左側のかご側ガイドレール3Lや前後一対の錘側ガイドレール5f,5rには、大きな曲げモーメントが作用するため、充分な曲げ剛性を有するレールサイズを選定しなければならない。
【0006】
また、乗りかご4の上部には様々な機器類が配置されるが、乗りかご4が一杯に上昇したときにこれらの機器類と巻上機7とが干渉しないようにするために、これらの機器類の配置に制約が生じてしまう。
【0007】
加えて、図3に示したように、巻上機7と左側のかご側ガイドレール3Lとの位置関係に起因して、左右一対のかご側シーブ11L,11Rは乗りかご4の重心Gよりも前側に位置せざるを得ない。
これにより、主ロープ9によって懸架される乗りかご4には、左右一対のかご側ガイドレール3L,3Rの前側側面に押し付けようとする後ろ向きの力が作用するため、昇降の際に振動や摺動音が発生して乗りかご4内の乗客の快適性を損なうことになる。
【0008】
そこで本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消しつつ、昇降路の頂部に巻上機を合理的に配置することによって昇降路内の限られた空間を効率的に活用できるマシンルームレスエレベータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するための請求項1に記載した手段は、
昇降路の頂部に巻上機が配置されるとともに、乗りかごの左右いずれかの側面の側において釣合錘が昇降するマシンルームレスエレベータであって、
前記巻上機は、前記昇降路を鉛直方向上方から見たときに、そのメインシーブ側の端部が前記釣合錘の上方に位置し、かつその反対側の端部が前記釣合錘の近傍において前記乗りかごの後端部の上方に位置するように配設されていることを特徴としている。
【0010】
すなわち、請求項1に記載したマシンルームレスエレベータにおいては、昇降路を鉛直方向上方から見たときに、巻上機のメインシーブ側の端部が釣合錘の上方に位置し、メインシーブとは反対側の端部(以下、後端と言う)が乗りかごの後端部の上方に位置しているので、巻上機の重心が釣合錘から大きく離れることがない。これにより、錘側ガイドレールが巻上機を支持している場合に、錘側ガイドレールに大きな曲げモーメントが作用することがない。
また、乗りかごの後端部の上方に巻上機の端部が位置しているため、乗りかごの上部に配設される様々な機器類を巻上機と干渉しないように容易に配置することができる。
さらに、巻上機の後端を乗りかごの後端部の上方に位置させることにより、巻上機の配置の自由度を高めることができる。これにより、昇降路を鉛直方向上方から見たときに、乗りかごを懸架する主ロープが乗りかごの重心の上方を通るように、主ロープを引き回すことが可能となる。
加えて、巻上機の後端を乗りかごの後端部の上方に配置するから、巻上機が乗りかごの後端部を越えてさらに後方に延びる場合のように、巻上機を昇降路内に収納するために昇降路の前後方向寸法を拡大する必要がない。
【0011】
また、請求項2に記載した手段は、請求項1に記載したマシンルームレスエレベータにおいて、
前記巻上機が、前記昇降路を鉛直方向上方から見たときに、その軸線が前記左右いずれかの側面に対して傾斜して延びるように配設されていることを特徴とする。
【0012】
すなわち、請求項2に記載したマシンルームレスエレベータにおいては、巻上機が直線状に延びるものであり、メインシーブの外径よりも巻上機の軸線方向の全長の方が長い小径長軸のものとすることができる。
【0013】
また、請求項3に記載した手段は、請求項1または2に記載したマシンルームレスエレベータにおいて、
前記巻上機が、前記釣合錘の昇降を案内する前後一対の錘側ガイドレールの上端部に掛け渡された巻上機支持体によって支持されており、
かつ前記釣合錘を懸架している主ロープの端部が、前記巻上機の前記反対側の端部に隣接して前記巻上機支持体に係止されていることを特徴とする。
【0014】
すなわち、請求項3に記載したマシンルームレスエレベータにおいては、巻上機の後端が乗りかごの後端部の上方に位置していて、釣合錘の上方には位置していない。
これにより、釣合錘を懸架している主ロープの端部を係止するためのヒッチ部を、巻上機と同じ高さレベルにおいて巻上機支持体に設けることができる。
したがって、巻上機の後端が釣合錘の上方に位置している場合のようにこのヒッチ部を巻上機の下方に設ける必要がないから、釣合錘の上下方向寸法を延長してその水平断面積を減少させることにより、昇降路内の空間をより一層有効に活用することが可能となる。
【0015】
また、請求項4に記載した手段は、請求項1乃至3のいずれかに記載したマシンルームレスエレベータにおいて、
前記乗りかごが、昇降路を鉛直方向上方から見たときに、前記乗りかごの重心を挟んで対称に配置された左右一対のかご側シーブをその上部に有していることを特徴とする。
【0016】
すなわち、請求項4に記載したマシンルームレスエレベータにおいては、巻上機のうち、メインシーブ側の端部が釣合錘の上方に位置しており、かつその後端が乗りかごの後端部の上方に位置している。
これにより、乗りかごの上部に左右一対のかご側シーブを配設する場合でも、これらのかご側シーブやシーブ支持梁といった構造物に巻上機が干渉することはない。
さらに、左右一対のかご側シーブが重心に対して対称となるように配置して重心吊りとすることにより、乗りかごを水平に懸架し、昇降の際にガイドレールとの間に生じる振動や摺動音を低減し、乗りかご内の乗客の快適性を向上させることができる。
【発明の効果】
【0017】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、昇降路の頂部に巻上機を合理的に配置することによって昇降路内の限られた空間を効率的に活用できるマシンルームレスエレベータを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図1および図2を参照し、本発明のシンルームレスエレベータの一実施形態について詳細に説明する。
なお、以下の説明においては、乗りかごのドアが開閉する方向を左右方向と、乗客が乗りかご内から出る方向を前方と、乗客が乗りかご内に入り込む方向を後方と、鉛直方向を上下方向と言う。
【0019】
図1および図2に示したマシンルームレスエレベータ100において、乗りかご20は、左右一対のかご側ガイドレール21L,21Rに案内されて昇降路2の内部を昇降するとともに、その前面には左右方向に開閉する左右一対のドア20a,20bが設けられている。
また、乗りかご20の左側面20Lの側に配置されている釣合錘22は、前後一対の錘側ガイドレール23f,23rに案内されて昇降路2の内部を昇降する。
【0020】
前後一対の錘側ガイドレール23f,23rの上端部間には巻上機支持体24が掛け渡されており、その上面には巻上機25が載置され固定されている。
この巻上機25が回転駆動するメインシーブ26は、その外径が主ロープ27の外径から定まる必要最小限の寸法に設定されており、かつ巻上機25はこのメインシーブ26とほぼ同径で長軸なものとなっている。
また、図2に示したように昇降路2を鉛直方向上方から見たときに、巻上機25のメインシーブ26側の端部が釣合錘22の上方に位置しており、メインシーブ26とは反対側の端部(後端)25aが乗りかご20の後端部20cの上方に位置している。
さらに、巻上機25およびメインシーブ26は同軸であり、その軸線は図2に示したように乗りかご20の左側面20L、言い換えると昇降路2の左側の内壁面2Lに対して角度αをなして傾斜して延びている。角度αの値は約5〜15度であるが、この値には限定されない。
加えて、メインシーブ26には主ロープ27が巻き掛けられており、乗りかご20および釣合錘22を釣瓶状に懸架している。
【0021】
一方、乗りかご20の上部には、かご枠の一部を構成している上梁28が左右方向に水平に延びている。
また、この上梁28と乗りかご20の上面20dとの間の隙間には、図2に示したように鉛直方向上方から見たときに上梁28に対してX字形をなすように水平面内で前後左右方向に傾斜して延びるシーブ支持梁29が配設されている。
このシーブ支持梁29は、その長手方向中央部の上面が上梁28の長手方向中央部の下面に密着するように上梁28に接続されている。
さらに、このシーブ支持梁29の両端部には、左右一対のかご側シーブ30L,30Rをそれぞれ回転自在に支持されている。これらのかご側シーブ30L,30Rは、図2に示したように乗りかご20の重心Gに対して対称に配置されている。
さらにまた、左側のかご側シーブ30Lの回転軸線30aは、図2に示したように鉛直方向上方から見たときに、巻上機25およびメインシーブ26の軸線25aに対して角度βをなすように延びている。この角度βの値は約0〜10度であるが、この値には限定されない。
【0022】
主ロープ27のうち乗りかご20を懸架する部分は、メインシーブ26から下方に延びる部分27aと,左右一対のかご側シーブ30L,30Rの間で水平に延びる部分27bと、右側のかご側シーブ30Rから上方に延びて右側のヒッチ部31に係止される部分27cとを有し、乗りかご20を2:1ローピングで懸架している。
また、主ロープ27のうち釣合錘22を懸架する部分は、メインシーブ26から下方に延びる部分27dと,前後一対の錘側シーブ22a,22bの間で水平に延びる部分27eと、後側の錘側シーブ22bに巻回されてから上方に延びて左側のヒッチ部32に係止される部分27fとを有し、釣合錘22を2:1ローピングで懸架している。
なお、左側のヒッチ部32は、巻上機25の後端25aの近傍において巻上機支持体24の上面に配設され、巻上機25と同じ高さレベルにある。
【0023】
すなわち、本実施形態のマシンルームレスエレベータ100においては、昇降路2を鉛直方向上方から見たときに、巻上機25のメインシーブ26側の端部が釣合錘22の上方に位置し、かつその後端25aが乗りかご20の後端部20cの上方に位置しているので、巻上機25の重心が釣合錘22から大きく離れることがない。
これにより、巻上機25を支持している前後一対の錘側ガイドレール23f,23rに大きな曲げモーメントが作用することがないから、そのレールサイズを有利に選択することができる。
【0024】
また、図2に示したように、巻上機25の後端25aは乗りかご20の後端部20cの上方に位置している。
これにより、図3に示した従来技術のマシンルームレスエレベータ1のように乗りかご4の中央部分において巻上機7が左右方向に延びる場合とは異なり、乗りかご20の上部に配設される様々な機器類を巻上機25と干渉しないように配置することができる。
【0025】
さらに、巻上機25は、その後端25aが乗りかご20の後端部20cの上方に位置するとともに、巻上機25の軸線25bが乗りかご20の左側面に対して角度αをなして傾斜して延びている。
これにより、巻上機25の後端25aが乗りかご20の後端部20cを越えてさらに後方に延びることがないから、巻上機25を昇降路2の内側に収納するために昇降路2の前後方向の寸法を拡大する必要がない。
【0026】
さらにまた、本実施形態のマシンルームレスエレベータ100においては、巻上機25の後端25aが乗りかご20の後端部20cの上方に位置していて、釣合錘22の上方には位置していない。
これにより、釣合錘22を懸架している主ロープ27の端部を係止する左側のヒッチ部32を、巻上機25と同じ高さレベルにおいて巻上機支持体24に設けることができる。 したがって、巻上機25の後端25aが釣合錘22の上方に位置している場合のようにヒッチ部32を巻上機25の下方に設ける必要がないから、釣合錘22の昇降ストロークを制限することがない。
これにより、釣合錘22の上下方向寸法を延長してその水平断面積を減少させることにより、昇降路2内の空間をより一層有効に活用することが可能となる。
【0027】
加えて、本実施形態のマシンルームレスエレベータ100においては、乗りかご20の上部に左右一対のかご側シーブ30L,30Rを配設する場合でも、巻上機25がこれらのかご側シーブ30L,30Rやシーブ支持梁29、上梁28といった構造物と干渉することがない。
これにより、左右一対のかご側シーブ30L,30Rを乗りかご20の重心Gに対して対称に配置することが可能となるから、いわゆる重心吊りによって乗りかご20を水平に懸架し、昇降の際に左右一対のかご側ガイドレール21L,21Rとの間に発生する振動や摺動音を低減して、乗りかご20内の乗客の快適性を向上させることができる。
【0028】
さらに、巻上機25の軸線25bが乗りかご20の左側面20Lに対して角度αをなして延びているから、巻上機25の軸線25bと左側のかご側シーブ30Lの回転軸線30aとがなす角度βの値を小さくすることができる。
これにより、巻き上げロープ27のうち、メインシーブ26と左側のかご側シーブ30Lとの間で延びる部分27aのねじれ角度を最小限に抑えることができる。
したがって、乗りかご20が最上方位置まで上昇してメインシーブ26と左側のかご側シーブ30Lとの間の上下方向間隔が狭まったときに、メインシーブ26および左側のかご側シーブ30Lの外周面にそれぞれ凹設されているロープ溝が延びる方向と、主ロープ27を構成している各ロープが延び出る方向との角度のずれを小さく保つことができる。
その結果、メインシーブ26および左側のかご側シーブ30Lのロープ溝と撚り線から構成される各ロープとの接触に伴って騒音や振動が発生することを防止できるとともに、主ロープ27の耐久性をも向上させることができる。
【0029】
以上、本発明に係るマシンルームレスエレベータの一実施形態ついて詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、昇降路2の左側の内壁面2Lに沿わせて巻上機25およびメインシーブ26を配設しているが、昇降路2の右側の内壁面2Rに沿わせて配設することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】一実施形態のマシンルームレスエレベータを示す斜視図。
【図2】図1に示したマシンルームレスエレベータの平面図。
【図3】特開2000−44147号公報に記載のマシンルームレスエレベータを示す水平断面図。
【図4】図3に示したマシンルームレスエレベータの左側面図。
【符号の説明】
【0031】
1 従来のマシンルームレスエレベータ
2 昇降路
20 乗りかご
21L,21R かご側ガイドレール
22 釣合錘
22a,22b 錘側シーブ
23L,23R 錘側ガイドレール
24 巻上機支持体
25 巻上機
26 メインシーブ
27 主ロープ
28 上梁
29 シーブ支持梁
30L,30R かご側シーブ
31,32 ヒッチ部
100 一実施形態のマシンルームレスエレベータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
昇降路の頂部に巻上機が配置されるとともに、乗りかごの左右いずれかの側面の側において釣合錘が昇降するマシンルームレスエレベータであって、
前記巻上機は、前記昇降路を鉛直方向上方から見たときに、そのメインシーブ側の端部が前記釣合錘の上方に位置し、かつその反対側の端部が前記釣合錘の近傍において前記乗りかごの後端部の上方に位置するように配設されていることを特徴とするマシンルームレスエレベータ。
【請求項2】
前記巻上機は、前記昇降路を鉛直方向上方から見たときに、その軸線が前記左右いずれかの側面に対して傾斜して延びるように配設されていることを特徴とする請求項1に記載したマシンルームレスエレベータ。
【請求項3】
前記巻上機は、前記釣合錘の昇降を案内する前後一対の錘側ガイドレールの上端部に掛け渡された巻上機支持体によって支持されており、
かつ前記釣合錘を懸架している主ロープの端部は、前記巻上機の反対側の端部に隣接して前記巻上機支持体に係止されていることを特徴とする請求項1または2に記載したマシンルームレスエレベータ。
【請求項4】
前記乗りかごは、昇降路を鉛直方向上方から見たときに、前記乗りかごの重心を挟んで対称に配置された左右一対のかご側シーブをその上部に有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載したマシンルームレスエレベータ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−246194(P2007−246194A)
【公開日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−69284(P2006−69284)
【出願日】平成18年3月14日(2006.3.14)
【出願人】(390025265)東芝エレベータ株式会社 (2,543)
【Fターム(参考)】