説明

ユーカリ抽出物配合チューインガム

【課題】呈味、外観、製品としての物性および保存安定性といった、チューインガムに求められる性能を損なうことなく、噛むことによって歯周病予防効果が得られるチューインガムを得ることを目的とする。
【解決手段】本発明のユーカリ抽出物配合チューインガムは、マクロカルパールA、マクロカルパールBおよびマクロカルパールCのうち、少なくとも1種類を含有し、これらの含有量はそれぞれチューインガム全体の重量に対して、マクロカルパールAが0.001〜0.0045重量%、マクロカルパールBが0.003〜0.0045重量%、およびマクロカルパールCが0.0015〜0.0045重量%であることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーカリ抽出物を配合したチューインガムに関し、詳しくは、呈味、外観、製品としての物性および保存安定性といった、チューインガムに求められる性能を損なうことなく、噛むことによって歯周病予防効果が得られる、ユーカリ抽出物を配合したチューインガムに関する。
【背景技術】
【0002】
う蝕および歯周病は口腔内の二大疾患であり、いずれも特定の細菌による感染症であることが明らかにされている。歯周病は作用因子、環境および宿主からなる多因性疾患である。この中で最も病因的な役割を果たすのが細菌であり、近年の研究によりいくつかの病原菌およびその病原性因子などが報告されている。
【0003】
病原菌の中でもポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)は、歯周炎患者の歯周ポケットから高頻度に分離されることや、コラゲナーゼ、免疫グロブリン分解酵素、繊維芽細胞増殖阻害活性、揮発性硫化物等の強い病原性因子を有することから、歯周病の中でも最も多い成人性歯周炎の病原菌として有力視されている。その他、プレボテイラ・インテルメディア(Prevotella intermedia)、プレボテイラ・メラニノゲニカ(Prevotella melaninogenica)およびキャプノサイトファーガ・オクラセア(Capnocytophaga ochracea)などが有力な歯周病原因菌として明らかにされている。
【0004】
歯周病を予防するためには、病巣において病原菌類の生育を阻害することおよび病原菌の病原性因子を抑制することが重要である。病原菌の抑制という観点では、菌類に対して有効な抗菌性物質を適用するのが効果的である。従来ではテトラサイクリン、ミノサイクリン等の抗生物質が用いられていたが、これらは作用が強力である反面、耐性菌の出現、副作用等から日常的な利用に適しているとはいえない。
【0005】
そこで近年、天然物、特にユーカリの抽出物を歯周病の予防や治療に使用する試みがなされるようになってきた。ユーカリの精油成分(ユーカリ油)およびその主要成分であるシネオール(ユーカリプトール)に関しては防腐剤としての効果や抗菌活性物質の作用を増強することが知られている(特許文献1)。しかし、これらはユーカリ油やシネオール自体の歯周病原因菌に対する抗菌活性は弱く、またその強い独特の臭気により口腔内で使用するにあたり、用途や添加量においてかなりの制約を受けるという問題点がある。
【0006】
特許文献2は、ユーカリから抽出したマクロカルパール類およびその医薬的に許容される塩に関し、特にマクロカルパールAが抗菌活性を有することが記載されている。さらに、マクロカルパールがアルドースリダクターゼ阻害活性を有し、白内障、ニューロパシー、網膜症、腎障害のような糖尿病合併症の治療的処置のための薬剤としての価値があることが記載されている。しかし、特許文献2には口腔疾患である歯周病に関する記載がなく、試験を行った菌類にも、歯周病原因菌は一切記載がない。
【0007】
特許文献3には、ユーカリから抽出したフロログルシノール誘導体を有効成分とする、抗う蝕、歯周病剤、さらにこれらを含有する口腔用組成物が記載されている。フロログルシノール誘導体の具体例として、マクロカルパールA、マクロカルパールB、マクロカルパールCおよびマクロカルパールDが記載されている。抗う蝕、歯周病剤を食品または衛生用品に配合する場合は、0.001〜10重量%の割合が好ましいことが記載されており、これらの用途の例としてチューインガムが挙げられている。さらに、応用例にはマクロカルパールAが0.2%配合されているチューインガムの処方が記載されている。
【0008】
特許文献4にはマクロカルパールA、マクロカルパールB、マクロカルパールCおよびマクロカルパールD等を含有する、喉炎症、溶血毒の予防、治療剤とする口腔用組成物が記載されている。また、用途としてチューインガムが挙げられており、食品に配合する場合は0.001〜10重量%の割合が好ましいことが記載されている。さらに、応用例には実施例で製造したユーカリ抽出物が0.2%配合されているチューインガムの処方が記載されている。しかし、歯周病に関する記載は一切ない。
【0009】
一方、ユーカリ抽出物は一定量を超えて増量すると、特有の香りがきつくなり製品の呈味に悪影響を及ぼす、ガムの表面の色が変わり外観が悪くなる、製造工程でチューインガムを乾燥することが困難になり形状が悪くなる、さらに、製造後も吸湿により保存安定性が劣る、といった悪影響が出てくる。
【0010】
特許文献3の応用例に記載されたチューインガムでのマクロカルパールAの含有量の0.2%、および特許文献4の応用例に記載されたユーカリ抽出物0.2%は、チューインガムという製品に含まれる量としては、明らかに高含有であり、上述したような問題点を有しており実用的ではない。
【0011】
よって、抗菌活性を有するマクロカルパールをチューインガムに含有させ、従来のチューインガムの特性を損なうことなく、噛むという簡易な行為で歯周病が予防できるというチューインガムに対する市場のニーズは大きいと考えられる。
【0012】
【特許文献1】特開昭62−289511号
【特許文献2】特開平5−306252号
【特許文献3】特許第2804232号
【特許文献4】特許第3547835号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、歯周病を予防することができるとともに、呈味に影響を与えず、チューインガムの外観を損なわず、チューインガムの製造においても悪影響を及ぼさず、また製造後においても保存安定性を損なわない、チューインガムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の一態様としてのユーカリ抽出物配合チューインガムは、チューインガム全体の重量に対して、マクロカルパールAを0.001〜0.0045重量%含有することを特徴とする。
【0015】
また、別の本発明の一態様としてのユーカリ抽出物配合チューインガムは、チューインガム全体の重量に対して、マクロカルパールBを0.003〜0.0045重量%含有することを特徴とする。
【0016】
また、別の本発明の一態様としてのユーカリ抽出物配合チューインガムは、チューインガム全体の重量に対して、マクロカルパールCを0.0015〜0.0045重量%含有することを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明においては、上記のように、マクロカルパールA、BまたはCのいずれか1種類を配合することで歯周病予防効果を十分得ることができるが、さらに、効果を高めるため、上記態様の組み合わせであってもよい。すなわち、別の一態様として、本発明のユーカリ抽出物配合チューインガムは、マクロカルパールA、マクロカルパールBおよびマクロカルパールCのうち、少なくとも2種類を含有し、これらの含有量はそれぞれチューインガム全体の重量に対して、マクロカルパールAが0.001〜0.0045重量%、マクロカルパールBが0.003〜0.0045重量%、およびマクロカルパールCが0.0015〜0.0045重量%であることを特徴とする。
【0018】
本発明のチューインガムに配合されるマクロカルパールA、BおよびCはフロログルシノール誘導体であり、それぞれ下記式で表される化合物である。これらのマクロカルパールは特許文献4に記載された方法により、ユーカリの葉から抽出することができる。
【化1】

マクロカルパール A
【化2】

マクロカルパール B
【化3】

マクロカルパール C
【0019】
上述したように、本発明の一態様では、マクロカルパールAは、チューインガム全体の重量に対して、0.001〜0.0045重量%含まれる。0.001重量%未満では、歯周病原因菌に対する十分な抗菌効果が得られず、一方、0.0045重量%を超えると、呈味が劣り、製品としての外観が悪くなり、また、製造後の保存安定性に劣る。また、本発明の別の一態様では、マクロカルパールBは、チューインガム全体の重量に対して、0.003〜0.0045重量%含まれる。0.003重量%未満では、歯周病原因菌に対する十分な抗菌が効果得られず、一方、0.0045重量%を超えると、呈味が劣り、製品としての外観が悪くなり、また、製造後の保存安定性に劣る。さらに、本発明の別の一態様では、マクロカルパールCは、チューインガム全体の重量に対して、0.0015〜0.0045重量%含まれる。0.0015重量%未満では、歯周病原因菌に対する十分な抗菌効果が得られず、一方、0.0045重量%を超えると、呈味が劣り、製品としての外観が悪くなり、また、製造後の保存安定性に劣る。
さらに、本発明においては、これらマクロカルパールA、B、Cの組み合わせて用いてもよい。
【発明の効果】
【0020】
本発明のチューインガムによれば、以下のような顕著な効果を得ることができる。
1)歯周病原因菌の生育を阻止することができるため、チューインガムを噛むという簡易な行為により、チューインガムを噛むことを楽しみながら、歯周病を予防することができる。
2)ユーカリの抽出物に特有の香りがしないため、チューインガムの呈味を損なうことがない。
3)ユーカリの抽出物が製品としてのチューインガムの表面の色をまだらにしたり、凹凸になって外観を損なうということがない。
4)チューインガムの製造工程においても、物性に変化を及ぼすことがないためチューインガムとしての形状を損なうことがない。
5)製造後において、吸湿等による経時変化を起こすことがなく、保存安定性を損なうことがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
本発明にいうチューインガムとは、ガムベースに必要に応じ甘味原料、酸味原料、香料などを混合し、さらに必要な場合、成型、糖衣を施したものをいい、たとえば、糖衣ガム、板状ガム、ブロックガム、チューブ状ガム、棒状ガム等をいう。
【0022】
本発明のチューインガムは、従来のチューインガムに対し、マクロカルパールA、マクロカルパールBおよびマクロカルパールCを少なくとも1種類配合することで得ることができる。
【0023】
本発明のチューインガムとしての原料としては、従来からチューインガムに用いられているものが使用できる。たとえば、ガムベース、アセスルファムKやアスパルテーム等の高甘味度甘味料、キシリトール、マルチトール、還元麦芽糖水飴、スクラロース、グルコース等の甘味料、アラビアガム、ペクチン、グアーガム等の増粘剤、香料、光沢剤や色素といったその他の配合剤を挙げることができる。
【0024】
マクロカルパールA、マクロカルパールBおよびマクロカルパールCは以下のようにして得ることができる。
【0025】
先ず、ユーカリ属植物、たとえば、ユーカリの葉を粉砕機等の適当な粉砕手段で粉砕し、好ましくは通常精油抽出で使用する水蒸気蒸留装置を用いて精油成分を除去する。この精油成分の除去はn−ヘキサン、石油エーテル等の低極性溶媒を用いて常温で抽出することもできる。
【0026】
このようにして得られた精油抽出残渣に酢酸エチル、アセトン、エタノール、メタノール、水等の極性溶媒の少なくとも1つの溶媒を適用して抽出を行い、得られた抽出液を減圧濃縮することにより抽出物を得る。この抽出物を、さらにカラムクロマトグラフィ等の適当な分離精製手段を用いて分離精製することにより化合物の形態であるフロログルシノール誘導体である、マクロカルパールA、マクロカルパールBおよびマクロカルパールCを得ることができる (特許文献4参照)。
【0027】
本発明においては、マクロカルパールAを配合する場合は、チューインガム全体の重量に対し、0.0005〜0.007重量%、好ましくは0.001〜0.0045重量%配合することが好ましい。また、マクロカルパールBを配合する場合は、チューインガム全体の重量に対し、0.0008〜0.007重量%、好ましくは0.003〜0.0045重量%配合することが好ましい。また、マクロカルパールCを配合する場合は、チューインガム全体の重量に対し、0.0005〜0.007重量%、好ましくは0.0015〜0.0045重量%配合することが好ましい。
【0028】
マクロカルパールの他、従来使用されている配合剤を、それぞれ求められているチューインガムの特性に応じて種類と量を選択して、配合、ミキサー等で混合した後、板ガムやブロックガムなどに成形し、最終的な製品としてのチューインガムが得られる。
【実施例】
【0029】
以下、実施例を挙げて具体的に本発明を説明するが、実施例は例示であり、本発明はこれらに限定されるものではない。
[実施例1]
マクロカルパールA、マクロカルパールBおよびマクロカルパールCのインビトロにおける抗菌活性評価を以下の手順に従って行った。まず、培地25mlに前培養した下記の各種歯周病原因菌2.5mlを添加し、よく混合した。試料液は96穴プレート上にて希釈溶液を用いて試料原液を2段階希釈して調製した。96穴プレートの各ウェル中で試料液100μlと菌液100μlとを混合して、37℃、嫌気条件下で24〜48時間培養した。マイクロプレートリーダーを用いて各ウェルの濁度(550nm)を測定して、菌の生育を判定し、その最小発育阻止濃度(MIC)を求めた。結果を表1に示す。
(使用菌株)
a:ポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)
ATCC33277
b:プレボテイラ・インテルメディア(Prevotella intermedia)
ATCC25611
c:プレボテイラ・メラニノゲニカ(Prevotella melaninogenica)
ATCC25845
d:キャプノサイトファーガ・オクラセア(Capnocytophaga ochracea)
ATCC33596
【0030】
【表1】

【0031】
表1に示すように、マクロカルパールA、B、Cはそれぞれ0.78μg/ml、3.13μg/ml、1.58μg/mlで、歯周病原因菌の生育を阻止できることが確認できた。
【0032】
[実施例2]
チューインガムにおけるマクロカルパールA、BおよびCの適正な配合濃度の検討を行うため、下記の配合でチューインガムA、BおよびCを作製した。なお、単位は重量%である。
下記配合におけるマクロカルパールAの具体的な配合量は表2に、マクロカルパールBの具体的な配合量は表3に、マクロカルパールCの具体的な配合量は表4にそれぞれ記載してある。
<チューインガムA>
キシリトール 45.0
マルチトール 33.0
ガムベース 14.0
香料 1.0
色素 0.1
アラビアガム 残量
マクロカルパールA 0.00050 〜 0.00552
合計 100.0
<チューインガムB>
キシリトール 45.0
マルチトール 33.0
ガムベース 14.0
香料 1.0
色素 0.1
アラビアガム 残量
マクロカルパールB 0.00120 〜 0.00556
合計 100.0
<チューインガムC>
キシリトール 45.0
マルチトール 33.0
ガムベース 14.0
香料 1.0
色素 0.1
アラビアガム 残量
マクロカルパールC 0.00090 〜 0.00495
合計 100.0
【0033】
[実施例3]
チューインガム咀嚼時における唾液中のマクロカルパール濃度を測定するために、実施例2で作製した試験チューインガム3gを5分間咀嚼し、咀嚼開始から5分までの全量唾液を採集した。回収した唾液にアセトニトリルを加えてよく撹拌することによりタンパク質を変性させて50mlとした。その溶液を遠心処理した後、上清をフィルターろ過し、ろ液を試験溶液とした。求めた唾液中のマクロカルパール濃度の結果を表2〜4に示す。
【0034】
[実施例4]
チューインガム咀嚼唾液のマクロカルパールの抗菌性を検討するため、実施例1の結果から得られた最小発育阻止濃度(MIC)と実施例2からマクロカルパール類の唾液中の濃度とを比較した。評価は、抗菌性を示すものを○、抗菌性を示さないものを×とした。結果を表2〜4に示す。
表2〜4から、マクロカルパールA、B、Cの適切な最小配合濃度は、それぞれ0.001重量%、0.003重量%、0.0015重量%であることが分かる。
【0035】
[実施例5]
ユーカリは特有の香りを有していることから増量することにより呈味に悪影響を与える。また、チューインガム表面に色がついて外観が悪くなる。一方、物性面から見てもチューインガムを乾燥することが困難になり、形状不良が多くなる。さらに、製造後も吸湿により保存安定性に悪影響を及ぼす。これらを評価するために製造直後及び室温で2年間保存した後の外観及び官能評価を行い、さらに2年後の保存安定性については下記の保存劣化試験の方法にて評価した。結果を表2〜4に示す。
【0036】
(外観評価)
色や形状などについて、チューインガムとして良好か否かを目視で総合的に評価した。良好なものを○、不良なものを×とした。
(官能評価試験)
チューインガム専門のパネラー4名が、1分間当たり80回の咀嚼を5分間連続して行い、噛み心地、味の良さ等について感覚的に評価した。なお、今回は比較対照とするチューインガムがないため、チューインガムとして良好か否かで絶対評価を行った。良好なものを○、不良なものを×とした。
(保存劣化試験)
室温で2年間保存後のチューインガムについて、硬度をレオメーターで測定し、品質の劣化の指標とした。製造直後と比較して±20%以上の変化を示したものについては品質不良であると判断した。
レオメーター :サン科学 RUD−J型
感圧軸 :直径 3mm
荷重範囲 :10kg
テーブル速度 :40mm/min
サンプル前処理 :測定24時間前に20℃の恒温室に置き、品温を一定とした。
【0037】
表2〜4から、マクロカルパールA、B、Cの適切な最大配合濃度はそれぞれ0.0045重量%、0.0045重量%、0.0045重量%であることが分かる。
【0038】
【表2】

【0039】
【表3】

【0040】
【表4】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
チューインガム全体の重量に対して、マクロカルパールAを0.001〜0.0045重量%含有することを特徴とするユーカリ抽出物配合チューインガム。
【請求項2】
チューインガム全体の重量に対して、マクロカルパールBを0.003〜0.0045重量%含有することを特徴とするユーカリ抽出物配合チューインガム。
【請求項3】
チューインガム全体の重量に対して、マクロカルパールCを0.0015〜0.0045重量%含有することを特徴とするユーカリ抽出物配合チューインガム。
【請求項4】
マクロカルパールA、マクロカルパールBおよびマクロカルパールCのうち、少なくとも2種類を含有し、これらの含有量はそれぞれチューインガム全体の重量に対して、マクロカルパールAが0.001〜0.0045重量%、マクロカルパールBが0.003〜0.0045重量%、およびマクロカルパールCが0.0015〜0.0045重量%であることを特徴とするユーカリ抽出物配合チューインガム。

【公開番号】特開2009−209065(P2009−209065A)
【公開日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−52267(P2008−52267)
【出願日】平成20年3月3日(2008.3.3)
【出願人】(307013857)株式会社ロッテ (101)
【Fターム(参考)】