説明

ローカライズされたオーディオ・ネットワークおよび関連するディジタル・アクセサリ

【課題】 ローカライズされたオーディオ・ネットワーク及び関連するディジタル・アクセサリを実施する装置及び方法を提供すること。
【解決手段】 元のブロードキャスト・ユニットと少なくとも一つの受信ユニットとを含むクラスタを提供する。元のブロードキャスト・ユニットは、メディア・コンテンツを少なくとも一つの受信ユニットに送信する。少なくとも一つの受信ユニットからの受信ユニットに、元のブロードキャスト・ユニットからブロードキャスト制御を転送する。それにより、受信ユニットがクラスタの新たなブロードキャスト・ユニットとなって、メディア・コンテンツを、クラスタにおける新たな受信ユニットとなる元のブロードキャスト・ユニットと、少なくとも一つの他の受信ユニットからの一つ以上の他の受信ユニットとのうちの少なくとも一つに送信する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
元のブロードキャスト・ユニットと少なくとも一つの元の受信ユニットとを含むクラスタを提供するステップであって、前記元のブロードキャスト・ユニットが、メディア・コンテンツを前記少なくとも一つの元の受信ユニットに送信する、前記クラスタを提供するステップと、
前記少なくとも一つの元の受信ユニットからの元の受信ユニットに、前記元のブロードキャスト・ユニットからブロードキャスト制御を転送し、それにより、前記元の受信ユニットが前記クラスタの新たなブロードキャスト・ユニットとなって、メディア・コンテンツを、前記クラスタにおける新たな受信ユニットとなる前記元のブロードキャスト・ユニットと、前記少なくとも一つの元の受信ユニットからの一つ以上の他の元の受信ユニットとからなる群の少なくとも一つに送信するように機能する、前記ブロードキャスト制御を転送するステップとを含む、方法。
【請求項2】
前記ブロードキャスト制御を転送するステップは、前記元の受信ユニットが前記新たなブロードキャスト・ユニットとなるように、ブロードキャスト制御を前記元のブロードキャスト・ユニットから前記元の受信ユニットに自動的に転送するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ブロードキャスト制御を自動的に転送するステップは、前記元のブロードキャスト・ユニットが利用不可能になることに応じて、ブロードキャスト制御を前記元のブロードキャスト・ユニットから前記元の受信ユニットに自動的に転送するステップを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記元のブロードキャスト・ユニットは、メディア・コンテンツをローカル無線通信を介して前記クラスタ内の前記少なくとも一つの元の受信ユニットに送信し、前記元のブロードキャスト・ユニットが一つ以上の前記少なくとも一つの元の受信ユニットのローカル無線通信の範囲外にある場合に、前記元のブロードキャスト・ユニットが利用不可能になる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記元のブロードキャスト・ユニットの電源が切られた場合に、前記元のブロードキャスト・ユニットが利用不可能になる、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記ブロードキャスト制御が転送される前記元の受信ユニットは、前記少なくとも一つの元の受信ユニットからランダムに選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ブロードキャスト制御が転送される前記元の受信ユニットは、投票処理を介して選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記クラスタに最も長く存在する前記少なくとも一つの元の受信ユニットのうちの一つが、前記ブロードキャスト制御が転送される前記元の受信ユニットとして自動的に選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記ブロードキャスト制御を転送するステップは、前記元の受信ユニットのユーザによる手動要求に応じて、ブロードキャスト制御を前記元のブロードキャスト・ユニットから前記元の受信ユニットに転送するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記元のブロードキャスト・ユニットから前記元の受信ユニットにブロードキャスト制御を転送する前に、ブロードキャスト制御を転送するための承認を前記元のブロードキャスト・ユニットのユーザから取得するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記ブロードキャスト制御を転送するステップは、
前記一つ以上の他の元の受信ユニットが、前記新たなブロードキャスト・ユニットがメディア・コンテンツを送信する通信チャネルに合わせることを可能とするように、前記新たなブロードキャスト・ユニットを前記少なくとも一つの元の受信ユニットから前記一つ以上の他の元の受信ユニットに通知するステップと、 前記元のブロードキャスト・ユニットからメディア・コンテンツを送信することを中止するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記新たなブロードキャスト・ユニットは、メディア・コンテンツを送信するマルチキャスト・チャネルを構築し、前記新たなブロードキャスト・ユニットを前記一つ以上の他の元の受信ユニットに通知するステップは、前記マルチキャスト・チャネルのマルチキャスト・アドレスを前記一つ以上の他の元の受信ユニットに提供するステップを含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
元のブロードキャスト・ユニットの操作方法であって、
メディア・コンテンツを少なくとも一つの元の受信ユニットに送信するステップと、
ブロードキャスト制御を前記少なくとも一つの元の受信ユニットのうちの元の受信ユニットに転送し、それにより、前記元の受信ユニットが新たなブロードキャスト・ユニットとなって、メディア・コンテンツを、新たな受信ユニットとなる前記元のブロードキャスト・ユニットと、前記少なくとも一つの元の受信ユニットからの1つ以上の他の元の受信ユニットとからなる群の少なくとも一つに送信するように機能する、前記ブロードキャスト制御を転送するステップと、を含む方法。
【請求項14】
前記ブロードキャスト制御を転送するステップは、前記元の受信ユニットが前記新たなブロードキャスト・ユニットとなるように、ブロードキャスト制御を前記元の受信ユニットに自動的に転送するステップを含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記ブロードキャスト制御が転送される前記元の受信ユニットを、前記少なくとも一つの元の受信ユニットからランダムに選択するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記ブロードキャスト制御が転送される前記元の受信ユニットを、投票処理を経て選択するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記元のブロードキャスト・ユニットと最も長い間関係している前記少なくとも一つの元の受信ユニットうちの一つを、前記ブロードキャスト制御が転送される前記元の受信ユニットとして自動的に選択するステップをさらに備える、請求項13に記載の方法。
【請求項18】
前記ブロードキャスト制御を転送するステップは、
ブロードキャスト制御を前記元の受信ユニットに転送するよう前記元の受信ユニットのユーザによって開始される前記元の受信ユニットからの要求を受信するステップと、
前記要求に応じて、前記元のブロードキャスト・ユニットから前記元の受信ユニットにブロードキャスト制御を転送するステップと、を含む、請求項13に記載の方法。
【請求項19】
前記ブロードキャスト制御を転送するステップは、
ブロードキャスト制御を前記元の受信ユニットに転送するための承認を、前記元のブロードキャスト・ユニットのユーザから得るステップと、
前記元のブロードキャスト・ユニットの前記ユーザからの承認を受信することによって、前記元のブロードキャスト・ユニットから前記元の受信ユニットにブロードキャスト制
御を転送するステップとを含む、請求項13に記載の方法。
【請求項20】
前記ブロードキャスト制御を転送するステップは、
前記一つ以上の他の元の受信ユニットが、前記新たなブロードキャスト・ユニットがメディア・コンテンツを送信する通信チャネルに合わせることを可能にするように、前記新たなブロードキャスト・ユニットを前記少なくとも一つの元の受信ユニットから前記一つ以上の他の元の受信ユニットに通知するステップと、
メディア・コンテンツを前記少なくとも一つの元の受信ユニットに送信することを中止するステップとを含む、請求項13に記載の方法。
【請求項21】
前記新たなブロードキャスト・ユニットは、メディア・コンテンツを送信するためのマルチキャスト・チャネルを構築し、
前記新たなブロードキャスト・ユニットを前記一つ以上の他の元の受信ユニットに通知するステップは、
前記マルチキャスト・チャネルのマルチキャスト・アドレスを前記新たなブロードキャスト・ユニットから受信するステップと、
前記マルチキャスト・チャネルの前記マルチキャスト・アドレスを前記1つ以上の他の元の受信ユニットに提供するステップとを含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
元のブロードキャスト・ユニットが、
ユニット間送受信機と、
メディア・コンテンツを再生するように構成されたメディアプレイヤと、
前記ユニット間送受信機と前記メディアプレイヤとに関連するコントローラと、を備え、
該コントローラが、
前記メディアプレイヤによって再生される前記メディア・コンテンツを、前記ユニット間送受信機を介して少なくとも一つの元の受信ユニットに送信するように構成されるとともに、
ブロードキャスト制御を前記少なくとも一つの元の受信ユニットのうちの元の受信ユニットに転送するように構成され、それにより、前記元の受信ユニットが新たなブロードキャスト・ユニットとなって、メディア・コンテンツを、新たな受信ユニットとなる元のブロードキャスト・ユニットと、前記少なくとも一つの元の受信ユニットからの一つ以上の他の受信ユニットとからなる群の少なくとも一つに送信するように機能する、元のブロードキャスト・ユニット。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12A】
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【図12B】
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【図12C】
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【図13A】
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【図13B】
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【図13C】
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【図13D】
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【図13E】
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【図13F】
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【図14A】
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【図14B】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18A】
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【図18B】
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【図19】
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【図20】
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【図21A】
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【図21B】
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【図21C】
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【図21D】
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【図22A】
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【図22B】
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【図22C】
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【図23A】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29A】
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【図29B】
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【図30】
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【図31】
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【図32A】
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【図32B】
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【図33】
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【図34A】
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【図34B】
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【図35】
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【図36】
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【公開番号】特開2010−92064(P2010−92064A)
【公開日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−272563(P2009−272563)
【出願日】平成21年11月30日(2009.11.30)
【分割の表示】特願2004−502107(P2004−502107)の分割
【原出願日】平成15年5月6日(2003.5.6)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WINDOWS
2.Bluetooth
3.GSM
【出願人】(508240982)シンクロネイション インコーポレイテッド (3)
【氏名又は名称原語表記】SYNCRONATION,INC.
【Fターム(参考)】